お子さんが小さければ小さいほど
子供用の靴を選ぶのって本当に難しくないですか?
我が家には2歳の子どもがいますが、
「サイズ大きいかな~?」と聞いた所で、「これ、ちょっと大きいよ!」
なんてしっかりした答えが返ってくるはずもなく。
「さいじゅおおきいかなぁ~」と私の真似をして隣で笑っています(+o+)
足は第二の心臓とも言われますよね。
これから成長していく子供の足のためには、正しいサイズの靴が必要ですし、
できれば快適な靴を履かせてあげたい! というのが親心ですよね。
そこで今回は、子供の足のサイズ平均をもとに
足のサイズの測り方、靴を買う際のポイントなどをご紹介したいと思います。
子供の足のサイズの平均
まずは足のサイズの平均から。
ただし、あくまで目安です。
サイズ通りに履いてみても、メーカーによって「あれ? 大きいな (小さいな) 」ということは
よくありますのでご注意くださいね。
新生児から3歳までのサイズの平均はこちら
3歳から12歳までのサイズの平均はこちら
子供の足の成長速度
子供の足の成長って本当に早いですよね。
私も毎シーズンごとに子供の靴を買っているような気がします…
でも、それもそのはず。
特に3歳までの足の成長が非常に早く、1歳~2歳半頃までは
なんと! 半年で約1cmも伸びます。
それ以降は若干緩やかになりますが、それでも半年で0.5cmは伸びます。
ということは、このタイミングで靴のサイズを
チェックしないといけないということですね!
出費がかさむ~(涙)
だけど、靴はケチったらだめですね。
足の健康は、身体全体の健康ですからね♪
サイズが合っていない時のサイン
- つま先の部分に余裕がない ( 最低でも5mmくらいの余裕があるのが望ましいです )
- 歩き方が不自然
- かかとや指が赤くなっている
- タコができている
- 本人が「痛い!」と言っている
- かかとがすぐ抜ける
これは友人のお子さんの話なんですが、とてもとても気に入っていた靴があったそうです。
靴は小さくなっていたのですが、大のお気に入りだったので
本人はまだそれを履いていたかったらしく
かたくなに小さいサイズの靴を履き続けていたそうです。
子供ってお気に入りのものをずっと使いたがりますよね?
私の友人は、靴のつま先の部分が破ける寸前でようやく気が付いたんだとか。
このお子さんのように自分では申告してこない場合もあるので
ちょこちょこ確認しても良いかもしれませんね。
サイズの合わない靴を履き続けるとどうなる
サイズが小さい
人間は歩く時、足全体を使いますが
サイズが小さい靴はそれができなくなるんです。
その結果、足に様々な負担がかかってしまいます。
- 足の親指が小指の方へ曲がってしまう外反母趾になる
- 歩く際、靴の中で適切な重心移動ができず、親指の付け根部分にある母趾球に負担がかかる
- 扁平足になる( その結果、土踏まずがなくなるため、歩く時の衝撃を受け止めることができず、すぐに足が疲れる )
- 骨が正しく成長せず、骨が変形したり姿勢が悪くなったりする
- 姿勢が悪いことで、腰痛や肩こりの原因になる
サイズが大きい
- 靴の中で足が動きすぎてしまうため、指を痛める原因になる
- 靴が脱げないように歩こうとするため、指に余計な力が入り変形していく
- 正しい歩き方ができないので、足が変形する
- 骨が正しく成長せず、骨が変形したり姿勢が悪くなったりする
- 姿勢が悪いことで、腰痛や肩こりの原因になる
筋力が女性の方が弱いので、男性よりも女性の方が
外反母趾になる確率は高いです。
例にもれず私も外反母趾だし姿勢も悪いし腰痛持ちです。
靴のサイズが全ての原因ではないにしても、
やはり不便な部分は沢山あります!
せっかく「可愛い!」と思える靴に出逢えても
外反母趾が原因で泣く泣く諦めることもありますし、
腰痛というだけで、日常生活がとっても大変になります!
皆さんのお子さんが私のようにならないためにも、
正しいサイズの靴を履かせてあげてくださいね。
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赤ちゃんの靴選びは最も大切
1歳前の赤ちゃんの足は、やわらかい軟骨の状態です。
成長に従って徐々にカルシウムが蓄積されて、骨は成長していきます。
1歳を過ぎたら歩き始めますが、その頃の足の骨は数本しかない上に
非常にもろいんです。
足が成長を始める最も大切な時期にサイズの合わない靴を履いていると
足が正しく成長できなくなってしまうので
足の骨が揃う4歳くらいまでは、特に慎重に靴を選んであげましょうね。
お下がりの靴は大丈夫?
前の持ち主が全く履いておらず、サイズがぴったり合えば問題ないです。
その場合は、靴の中敷き( インソール )の部分だけでも新しくすることによって
衛生的にもより安心ですよ♪
しかし、少しでも使用していたら要注意です !
問題は靴のソール (地面に直接付く部分) です。
歩き方にも色んなクセがありますから
靴は持ち主によってソールのすり減り方が変わります。
お下がりの靴だと、この「クセ」がうつってしまう
可能性が高いので十分気を付けましょう。
正しい靴のサイズの選び方
- 靴を履いて、かかとを軽く地面に打つ。 その状態で1cm程つま先に余裕がある
- 靴の中敷きが外せる場合は、直に足をのせてみる
- サイズ表記は同じでも、メーカーによって大きさが変わるので 必ず試着する
私はネットで買う場合でも、一度店舗で試着して
実際のサイズを確認してから買うようにしていますよ。
そうすると失敗はほとんどないです♪
とにかく柔らかい足の骨を保護すべし
- 素材は柔らかめを選ぶ
- かかとから2/3くらいの所で柔らかく曲がる
- かかと部分が固い
- 足首まで高さがある
- つまずかないようつま先部分が少し上がっている
- マジックテープなどで足が固定できる
履きやすさ、動きやすさを重視すべし
- 通気性、吸湿性が良い
- かかとから2/3くらいの所で柔らかく曲がる
- かかと部分が固い
- 地面からの衝撃を吸収してくれる良いクッションの靴底
- 靴底が滑りにくい
- ゴム紐やマジックテープで足が固定できる
本人の意思を尊重すべしだんだん歩行が安定してきます。が、自我も芽生えます。
子供の「やりたい!」を制限しない靴がおすすめです。
- 履きやすくゴム紐やマジックテープで足が固定できる
- 地面からの衝撃を吸収してくれる良いクッションの靴底
- 靴底が滑りにくい
動きやすさ、丈夫さを重視すべし
- 通気性が良い
- 激しく動いても足を固定できる紐やバンドがついている
- 多い運動量に耐えられる丈夫なかかとやつま先部分
みなさんお気づきでしょうか!?
何歳の靴でも共通して入っている項目。
「ゴム紐やマジックテープで足が固定できる」という所!!
私は楽なので大好きですが、スリッパのようにかかとがなく
簡単に脱げてしまうような靴は小さい子には向きません。
こけたりケガをする可能性が高くなります。
必ずしっかり足を固定できる靴を選んであげましょう。
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子供の足の正しいサイズの測り方
ぴったりくる靴を履くためにも、足のサイズは
正確に知っておきたいですよね。
足のサイズを測る方法がいくつかあるので、ご紹介します♪
自分で測る場合
正しい足のサイズを測るのに便利なスケールがあります。
以下のページからダウンロードして計測してみてください。
asics 「 正確な足のサイズをあなたは、ご存じですか? 」
IFME 「 子どもの足の正しいはかり方 」
この手があったか! と目から鱗だったのですが、
安ければ300円程で足のサイズ測定器も売っていますので、
そちらもおすすめです。
かかとを合わせてスケールを動かすだけで簡単に測定できるので、
小さいお子さんでも素早く簡単に測れるので良いですよ♪
この記事を書いた後、私も早速ポチっと購入しました。
もっと早く買っていたらよかった…(;^ω^)
シューフィッターに測ってもらう場合
シューフィッターってご存知ですか?
私はドラマの陸王を見て知ったのですが、科学的な知識をもとに
最適な靴をアドバイスしてくれる専門職のことです。
サイズを聞かなくても、歩き方や足の形、手を見るだけで
ぴったりの靴が分かるというなんともすごい方々です。
長年、自分にぴったりの靴を探し続けて見つけきれなかった人が
たった一度シューフィッターさんに見てもらっただけで
運命の1足に出逢えたという方がネットを見ただけでも
沢山いらっしゃいました♪
その道のプロに聞くのが、一番正確で良いのかもしれませんね。
こちらのホームページからシューフィッターさんのいる店舗を
検索できますので、よかったらぜひ♪
一般財団法人 足と靴と健康協議会
「 シューフィッター検索 」
というページでお店を検索できます
まとめ
- 3歳までの足の成長が最も早い
- サイズが合っていないサインを見逃さないように
- 靴のサイズは大きくても小さくてもNG
- 1歳から4歳までの靴選びは最も大切
- おさがりの靴はソールを確認してから履く
- 正しい靴のサイズは、靴を履いた時つま先に1cm余裕がある状態
- スケールの使用やシューフィッターに正しいサイズを測ってもらうとより良い
大切な大切なお子さんの足を守るためにも
正しいサイズの靴を選びましょうね。
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