突然ですが子どもの傘ってどうしてますか?上の子は幼稚園なので子ども用の傘を持たせるのですが、
問題は下の子!いつもならレインポンチョを付けて歩いていたんですが、
上の子の真似をしたがって傘を差したがるようになりました。
もうそんな年頃なの!?大きすぎても差せないしそもそも傘を上手に持てない・・・(笑
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”l”]おかあさん、僕も傘がほしい〜〜[/voice][voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”]こないだかっこいいレインポンチョ買ったばかりだよ?[/voice]
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子泣き顔.png” name=”息子” type=”l”]やだやだやだ〜〜〜[/voice]
いやいや期に差し掛かっている事もあり、終始イヤイヤモード・・・。
辛いですね・・・・。
傘を持ちたい!と、駄々をこねるのも上の子の真似をしたがるから余計にって、所もあるかもしれませんねぇ。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”]仕方ない。面倒だけど傘を買ってあげるしかないかぁ。[/voice]と、思ったものの子どもの傘ってどんな物がいいんだろう?
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]なにか注意する事ってあったっけ?[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”l”]上の子の時はどうだったかな〜〜。[/voice]・・・・・・・・。という事で今回は子どもの傘の選び方やお勧め、安全に扱う為のルールなどを調べていきたいと思います!
最後までよろしくお願いします〜!
傘の歴史
傘には和傘と西洋傘の2種類あるのはご存知でしょうか?
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]和傘は時代劇に出てきたり舞妓さんが持っていたりするやつね![/voice]そして西洋傘はいつも私たちが使っている傘の事を指します。
ではそれぞれの歴史はどうなんでしょう?意外と知らない事が出てくるかもしれませんよ!
西洋傘について
古くは古代オリエント時代が発祥とされています。壁画にも残されておりその時代での傘は、
雨傘ではなく飾りの一種として使われていたようです。
またそれは[王様たちの権威の象徴]とされていました。
紀元前6世紀頃から身分の高い女性が使用するようになっていったようです。
雨傘として使われるようになったのは、18世紀頃旅行家のジョナス・ハンウェーさんが
ペルシャを旅行中に中国製の傘が雨に使える事に感激して自国イギリスへ広めてからです。
しかし傘は女性が使うものという時代だった為中々広まる事はなかったそう。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”]男性がスカートを履くという状況に似ていたみたいね。[/voice]男性のスカートがファッションと現代では認められていったように、ジョナス・ハンウェーさんが傘を持ち歩くようになって
30年以上経つ頃にようやく認知されていったそうです。
和傘について
和傘は平安時代に中国から伝わってきたとされています。
西洋傘と同じく身分の高い人の象徴として使われており、形も天蓋状だったり覆い状の物だったようです。
開いたまま使っていたのだとか。
和傘が閉じられるようになったのは、堺の商人が外国より洋傘を持ち込んだ事で、
安土桃山時代に傘が閉じられるように改良されていきました。
江戸時代中期になりようやく一般の人に広く使われるようになりました。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”l”]江戸中期といえば徳川吉宗ぐらいの時代!結構昔から折り畳めてたのね。[/voice]和傘と西洋傘の構造の違い
[box class=”pink_box” title=”和傘と西洋傘構造について”][/box] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/驚き.png” name=”かな” type=”l”]傘の骨数を見ると和傘はすごく沢山あって複雑に見えますね〜〜[/voice]洋傘と和傘、同じ傘でも構造・使い方がかなり異なっております。まず材料は洋傘が通常
ビニールやポリエステル、スチール等の人口素材であるのに対し、和傘は和紙・竹・木等の自然素材を主にしております。
また、洋傘は骨数が通常8本であるのに対して和傘は30本~70本と非常に多くなっております。
これは洋傘が骨の針金の張力で生地を内側から押し上げて開くのに対し、
和傘は細く割った多くの竹骨で和紙を支えるようにして開く為です。
その為開いた時のシルエットが洋傘は丸みを帯びて深いアールを描くのに対し、
和傘はすっきりと末広がりに真っ直ぐに広がります。生地の畳み方も洋傘は生地を骨の外側に巻きつけるように畳むのに対し、
和傘は生地が骨の内側に畳みこまれ、まるで1本の棒のような独特の姿になります。
ちなみに何故西洋傘の持ちてがJになっているのかわかりますか?
先程ジョナス・ハンウェーさんの話をしましたが、雨傘を広める為に傘の見た目をステッキに見えるように工夫して作ったからなんですね。
和傘がまっすぐなのは実は西洋傘と違って持ち手の方が実は下でろくろを上にして持つためでした。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”l”]同じ傘なのに持ち歩き方にも個性が出ますね![/voice]子ども用傘の選び方
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和傘と西洋傘違いについて分かった所で、ここからは本題の子ども傘の選び方について学んでみたいと思いますよ〜。
子ども用にもサイズが色々あって分かりづらいですよね。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]買い替えも面倒だから少し大きめでもいいかな〜?[/voice]と、思ってしまいがちですがあまりよくありません。体が小さいのに大きな傘を持たせてしまったら、重みできちんと差せないからです。
また、突風で傘が飛ばされる可能性もあります。
それに小さなお子さんの場合きちんと差せない事もあり、前が見えづらいという欠点もあります。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]そっか〜きちんと身長に見合った傘がいいんだね。[/voice]どんなサイズがいいの?
身長に対して持つべき傘のサイズを見つけたので表にまとめてみました。
親骨(おやぼね) | 対応身長 |
40cm | 80cm~95cm |
43cm | 85cm~100cm |
45cm | 90cm~105cm |
47cm | 95cm~110cm |
50cm | 105cm~120㎝ |
53cm | 115cm~130cm |
55cm | 120cm~140cm |
58cm | 135cm~160cm |
上記の表は傘メーカーさんが100人の親と150人の子どもを集めて面談をし、
実際にそれぞれのサイズを持たせてアンケートを取りまとめた物なのでかなり参考になると思います。
しかしここまで細かい傘は中々見つからないので、そこだけは一般的に市販されているサイズを見るといいですよ。
表に書いてある親骨(おやぼね)とは
傘の中心から端っこまでの部分を指します。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]傘を開いた全体のサイズだと勝手に解釈してたわ・・・。[/voice]安全に使う為には
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”l”]サイズが決まった〜!!買いに行くぞ〜![/voice]でも、待ってください!確かに身長に合ったサイズは確認出来たけれど、それだけで大丈夫なのかな?
サイズさえ合えば大丈夫!という事でもなさそうですよ。
子どもが危なくないように子ども傘は色々な工夫がされているんですよね。
派手なデザインや目立つ色
雨の日の自転車やバイク、自動車は視界が悪くなるため歩行者を視認しづらくなります。
小さなお子さんなら尚更目に入らないかもしれません。
そこで子ども傘を選ぶには目に付くデザインや色が明るめ色の傘を選んでみましょう。
そこを考慮してか幼児用の傘は目立つ物が多いですよね!
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]確かに暗い傘だと子どもが目線に入りづらいなぁ[/voice]透明の窓が付いている物
4歳くらいからきちんと傘を差せるようになってきますが、2歳〜3歳くらいではまだまだ傘を差すのも一苦労。大体の子が顔の前に傘を差す事になるのですが、
それでは前が全く見えません。前から人が歩いていたり、目の前に電柱があっても気づかずぶつかってしまいますね。
そんな時に傘の一部が透明だったら視界がふさがる事もありませんね!
イラストのこの部分の事を言います。大人が使う傘の露先(つゆさき)や石付(いしづき)は金具で尖っていますよね。
雨の日の人通りの多い場所で傘を差していると他の人の目元に露先がきたり自分の眼の前にきたりして危ない!って思う事ありませんか?
大人でさえそうなのに、子どもだともっと危なくありませんか?
サイズや柄が気に入っても露先や石付きの部分もきちんと見ておきましょう。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]大抵の子ども用の傘はプラスティックの丸いものだとは思うけれど一応確認は必要ね。[/voice]傘のデコレーション編
子ども用の傘も物によっては結構なお値段だったりしますが、小さいうちだときちんと閉められなかったり、傘に体重をかけちゃって曲がっちゃった。
など、よくある話だと思います。サイズも直ぐに変わるので買い替える事も考えるとお金が意外とかかりますよね。
そんな時にビニール傘などを使って可愛くデコってみるのはどうでしょうか?
デコレーションシール
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]娘はよく傘を壊して帰ってきちゃうのよね。[/voice]そんな時にビニール傘に100円ショップの傘用のデコレーションシールはいかがでしょう?
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傘の裏側から貼るだけなんですが、透明部分も沢山残りますし壊れてもがっかりする事もありません(笑
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種類も豊富ですしこんな感じに可愛く出来ますよ!
ただ大人気のシールなので百円ショップで見つけるには大変かもしれません。そんな時には楽天などで探してみてくださいね。
ペイント
ビニールやポリ袋に塗れる専用絵の具「ビニから」や油性のマジックなどを使います。マニキュアでも出来るようですよ!
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子どもたちが盛り上がってすごい作品に仕上がりそうですね!
シールを貼ったり絵の具を使ってのお絵かきは子どもも大好き!憂鬱になりやすい梅雨の時期でも傘をデコレーションすれば雨が降っても
みんなでデコった傘を差すのが楽しみになってきますね。
まとめ
- 傘の歴史 西洋傘は古代オリエンタルの時代から権力の象徴として存在していた。
- 和傘は中国から伝わってきて同じく権力の象徴として使われていた。
- 子ども用傘の選び方は身長によって持ちやすいサイズが決まる。
- デザインや色は目立つ物が良い。
- 透明窓がついている物が子どもの視界を確保しやすい。
- 露先や石付はプラスティック製の物が安全。
- 傘のデコレーションは市販のビニール傘に傘用シールを貼ったり、お絵かきしたりしてオリジナルの傘作りを楽しめる。
- どうでしたか?皆さんにとって傘の知らない事や子どもの傘の選び方について参考になったでしょうか?
あんまり子どもの傘について考えた事がなかったけれど、派手な色使いだったり透明窓がついていたりする理由がよくわかりました。
買い替えが面倒だから・・・
なんて事言わないできちんと息子の身長にあった傘を買ってあげられたらいいな〜!と、思います。
それではみなさん別の記事でお会いしましょうね!
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