防災の日に意識を高めよう〜防災グッズのオススメをご紹介〜

  • 2018年10月10日

みなさん防災について意識してますか?

ここ数年、台風や大雨などで命に関わる危険、観測史上最大などの言葉をよく聞きますよね。

命に関わるといいつつ、意外と被害が少なくてそぉでもないやん、って思う事もあったり…。

油断してると意外と被害が大きかったり…。

それに大地震が東京周辺で何年かの間に必ず来る、なんて事も囁かれてますよね。

幸いなことに、私が住んでいる地域では大きな被害は未だありません。

一応避難バッグは作ってるけど、これ持って逃げれるの?いつ作ったっけ?中身これでいいの?ってなってます。

こんなに自然災害が多い国に住んでるのに、私の防災意識の低さったら…。

なので私なりに防災意識をもっと高める為に、防災についてや、オススメ防災グッズを調べてみました

防災の日っていつ

 

防災の日っていつ?と聞かれたらすぐに答えられますか?

大半の人が、いつだっけ??ってなると思います。

正解は9月1日です。

この日は祝日になってるわけでもないですからね。祝日とかなら覚えてたりするんだと思いますけど(笑)

なぜ防災の日が出来たのか

詳しく言うと、1960年の6月11日に閣議で制定されました。

じゃあなぜ9月1日になったのか。以下のことが挙げられるそうです。

  • 関東大震災が発生した日(1923年9月1日)
  • 暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期

また、1959年9月26日の伊勢湾台風によって、戦後最大の被害が起きた事が制定に繋がったそうです。

二百十日とは

立春(2月4日か5日) から数えて 210日目の日。9月1日頃にあたるが,この頃はちょうどイネの果時期であるうえに,台風の来襲する季節とも一致するので,昔から農家には厄日として警戒されている。 10日過ぎた頃も台風の来襲することが多いので,二百二十日として警戒されている。雑節の一つである。

引用:コトバンク

いろいろある防災関連の日

台風上陸国や地震大国である日本ですが、防災の日以外にも防災意識を高める為に作られたものがあります。

・防災週間

防災の日である9月1日を含む8月30日から9月5日の1週間のことです。

国が定める啓発週間であり、防災に関する正しい知識の普及を目的としています。

各自治体などが、実際の防災行動に結びつくさまざまな啓発イベントを行い、日頃の備えなどの強化を呼びかけたりします。

街頭運動や、大規模避難訓練などがニュースで取り上げられたりしてますよね。

そういったものが、この週間に行われる事が多いみたいです。

・津波防災の日

平成23年6月に「津波対策の推進に関する法律」が制定され、11月5日が「津波防災の日」と定められました。

1854年の安政南海地震による津波が和歌山県を襲いましたが、

収穫後の稲の束に火をつけて避難を促したと言われる「稲むらの火」の逸話にちなんで、11月5日になったそうです。

日本は世界有数の地震大国

最近地震速報をよく目にしませんか?

実は日本は、世界的にみても上位に入るほど地震が多い国なんです。

いまや震度3位なら目にしても驚かなくなるくらい、頻繁に地震が起きてますよね。

それもそのはずです。ここ数年気象庁の地震データベースをみてみると、毎年震度3以上の揺れが日本各地で100回以上起きているんです。

どこかに偏っているわけでもなく、日本のあちらこちらで起きているので、どこで地震が起きても不思議ではありません。

日本は大きく分けて4つの大陸プレートがありますが、大袈裟にいうと、本州真っ二つになる可能性だってあるという事です。(大袈裟に言うとですよ)

いつくるか分からない地震に備えておかないと、大変な事になるのは目に見えてますよね。

台風上陸の有数国

地震が多いと先程言いましたが、実は台風もなんです。

こちらも地震同様、世界的にみても上位に食い込んできます。

なんとまぁ日本という国は大変な位置にありますね(笑)

しかも最近は温暖化の影響もあり、台風が発生しやすかったり、大型で強かったり、急カーブして日本にやってきたりと…。

地震同様こちらも読みにくい感じになってきましたね。

ただ上陸数を調べてみると意外と少ないんですよね。

平均が3~4つ位の台風が毎年上陸しているようです。

もっと来てる気がすると思いますよね。実は、上陸というのは台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を言うそうです。

小さい島や半島を横切って短時間で再び海に出る場合は「通過」としているそうで、上陸とする台風は少なく感じますが、それでも世界的にみると台風による被害も多いのが現実です。

地震、台風だけじゃない

地震や台風が世界的にみても多い事は先程述べましたが、それだけじゃありません。

それは雨です。

豪雨災害で川が氾濫して、津波並の被害が起きてます。

地震や台風よりも、雨雲はどこにだって出来ます。

そして梅雨という季節があるように、雨が沢山降る季節もあります。

という事は、いつどこで災害にあってもおかしくないのです!

避難場所の把握、土砂や洪水の危険区域把握、何かあった時の家族での取り決め。

みなさん出来てますか?

常日頃から防災を意識する事が、どれだけ重要な事か分かりましたよね

災害時に必要なもの

災害により、ライフラインが使えなくなったら…

避難場所へ避難したら…

いろんな場合がありますが最低限必要な量や物ってどれくらいなんでしょう。

考えだしたらあれもこれも…そこで優先順位も含めて考えてみましょう。

①水と非常食

生きていく為にはまず、水や非常食がないといけませんよね。

最低限3日分はあるといいそうです。

自衛隊の方からの炊き出しや、避難所ではお弁当やおにぎりなどが配られる時もありますが、これらをあてにしてるとキツイです。

なぜかというと、物資は沢山役所などに届いているのに、避難場所への供給がうまくいかないという事が考えられるからです。

[box class=”pink_box” title=”支援物資が行き届かない理由”]・被災により避難場所までの運ぶ事が困難
・どう振り分けたらいいのか手間取り時間がかかる(役所に慣れた人がいない)
なとなが考えられます。[/box]

水について

1人当たりに必要な量ですが、1人1日3リットルが目安で3日分は備えておく必要がある、と言われてます。

ただそれだと1人9リットル必要になり、2リットルのペットボトルが4〜5本は必要って事ですよね。

さすがに、その量はいざという時に持ち運べません。備蓄用として準備しておきましょう。

また、避難する用で500mlのペットボトルを何本か用意しておくといいですね。

ペットボトルとかそんなに大量に置けない…という方。

こちらを試してはいかがでしょう。

ウォーターサーバーです。意外と重宝しますよ。

普段使いも出来ますし、ガスが止まった時などはカップラーメン程度なら作れます。

私の家にもありますが、ウォーターサーバー代はレンタルで無料ですし、かかるのはお水代だけです。

私が使っているのは、熊本の阿蘇山天然水、12リットル1960円のものです。

1リットル換算すると160円で、ペットボトルのお水を買うより安く済みます。

夏場とかすぐに冷たい水が飲めるし、冬場はあったかいスープがすぐ作れるしで、結構活躍してます。

もし電気が止まってしまっても常温の水が飲めますので、災害時でも大丈夫です。

非常食について

避難所では自衛隊の炊き出しが行われたり、お弁当が配られたりされますが、それも初日からあるわけではないです。

場合によっては、避難所に行っても支援物資が届かなかったりする事もあります。

災害時にちゃんとした食事をとるのは難しいと思うので、日持ちするもの(すぐに腐らないもの)を考えて選んだ方がいいですね。

非常食といえば乾パンのイメージもありますが、普段食べ慣れないものです。

災害時に普段食べ慣れてないものを食べるのは、それだけでもストレスになり食べれなくなったりする事もあるので、普段から食べなれているものが良いです。

缶詰や、レトルト食品などを普段の食事にたまに取り入れて、いざという時に備えておくことも重要ですね。

赤ちゃんの食事について

大人は口にできる物が沢山あるのでなんとかなるかもですが、1番困るのは子供や赤ちゃんですね。

ミルクだったり、離乳食の場合は災害時ママが1番不安になるのではないでしょうか。

ミルクはあるけど哺乳瓶がない

哺乳瓶がなかったり、あるけど消毒できないから何度も使えないなんて事も考えられます。

そんな時は紙コップを使って下さい。

コップに粉ミルクを溶かして入れて、赤ちゃんの目が覚めているときに、たて抱っこの状態で飲ませます。

その時に、紙コップを赤ちゃんの下唇にあてて、少量ずつ飲ませる事で意外と飲んでくれるんです。

注意としては、ゆっくりゆっくりあげる事!

ラップがあれば、紙コップをラップでコーティングして使うと、使い終わったらラップを捨てればいいだけなので、衛生面も安心です。

ミルクがない

赤ちゃんが、ミルクを飲めないので1番怖いのは低血糖になる事です。

普段母乳の方も、災害時にはかなりのストレスを受けるので母乳が出なくなる事も…。

普段母乳だからミルクなんて持ってないのに、と焦ると余計母乳は出なくなります。

まずは、母乳の方はなるべくリラックスする事を心がけて下さいね。

そして、ミルクがない方は水分と糖分を赤ちゃんにあげるようにして下さい。

例えば砂糖水です。100ccに対して小さじ一杯分の砂糖を溶かし入れたら完成です。

砂糖水などを作ることができない場合は、ジュースや果汁、スポーツドリンクなどを薄めたりして、水分と糖分を補うようにしましょう。

離乳食が足りない

離乳食が足りないときは、大人の食事をお湯で薄めたり、潰したりすれば代用が効きます。

基本的にはお米にお湯を少しずつ入れながら潰すといいですよ。

おかずは離乳食始めたばかりの赤ちゃんは、アレルギーとかが気になるところだと思うので、おかゆとミルクや母乳で栄養補給をさせましょう。

[box class=”pink_box” title=”赤ちゃんのオムツ事情”]豆知識として、赤ちゃんのオムツも災害時に不足して困りますよね。そんな時はタオルや大人用の生理用ナプキンなどで代用出来ます。綺麗なオムツを外側として、その中にタオルやナプキンを敷いておけば、中の物を替えれば済みます。またオムツがない場合は、ビニール袋にタオルやナプキンを敷いてくくりつける方法もあります。

[arve url=”https://www.youtube.com/embed/ptsCbGKuHVk” mode=”normal” /] [/box]

②ラジオ

最近の若い人はラジオの存在って知ってるんですかね〜。

携帯が普及してネット社会になった今、ラジオを聞く機会が減ったかも知れませんが

災害時の情報収集はラジオが1番です。

電池で動くのでライフラインが止まっても平気です。

携帯で情報得ようとしたら充電がなくなって、連絡が取れなくなったりする事も防げれます。

災害時は、正しい情報を入手する事が命に関わるので、ラジオは必須で持っておきたいものですね。

③ライト(懐中電灯)

灯りは大切ですね。災害時は夜も不安になりやすいですし、移動する時に灯りがあると安全です。

注意点としては、電池が昔のまま放置されてませんか?

いざという時につかなかったら意味ないですからね。また一家に一台ではなく、一人一台持っている方がいいですよ。

④常備薬

普段からお薬を処方してもらっている方は、災害時用に少し備えておく必要があります。

また処方箋やお薬手帳などがあれば、災害時にかかりつけ医に行けなくても、どんな薬を飲んでいたのかがわかるので、別の病院でも同じ薬を正しく処方してもらえます。

コピーなどをとって、避難用バッグに入れておいてもいいですね。

オススメ防災グッズ

非常食や水は準備出来るけど、他は何を用意したらいいの、とお困りの方にオススメです。

雨具や保温シートなどあると便利なグッズが沢山入っていて、カバン一つにまとまっています。

お水や非常食をメインに準備しておきたい方はこちらなんてどうでしょう。

子供用のサイズもあり、家族で揃える事もできますね。

トイレ事情も深刻ですよね。水が止まればトイレも使えないですし。

ちなみに私は、潰瘍性大腸炎という難病で、症状が出ているときはトイレに頻繁に行きます。

災害時同じ病気の人たちはどうしているのだろう、大丈夫なのだろうか・・・と思ってます。

トイレが使えないときは簡易トイレを持っていると少しは安心しますよ。

懐中電灯は手動充電式の物を持っていると、電池切れの問題も解消できます。

しかも携帯も充電できるものもあるんです。これなら安心して携帯で連絡をとりあったりすることも出来ますね。

なにか困った時のために、1冊サバイバル本などがあれば必ず役立つでしょう!

何か困った時の代用方法など、目から鱗のものが沢山ありますよ。

先程豆知識で紹介した、赤ちゃんのオムツの代用方法なども載ってるので、1冊持ってたら安心材料にもなりますね。

まとめ

  • 防災の日は、関東大震災や伊勢湾台風などを機に、防災意識を高めるために制定された。
  • 日本は至る所で災害が起きている
  • 地震台風だけでなく、雨の被害も大きい
  • 防災意識を高くもつべき
  • 災害時に必要なものの優先順位を考える
  • 防災グッズを備えておく

私自身大きな災害に遭ったことがなく、何かありそうな時にいつも慌ててます。

地震や雨など、最近は至る所で被害があっているので、いまのうちに備えておかないといけませんね。

特に私は3ヶ月の娘がいるので、災害時のミルクやオムツの事などをよく調べて、心構えをしておこうと思います。

避難バッグを持ってる方は、中身の確認を。

持ってない方は、今回ご紹介したオススメグッズを参考に準備をしてみて下さい。




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