


自覚はあるんだよ。

(…でも最近、本当に臭いの…)
みなさんも一度くらいは自分自身の足の匂いが気になったことってありますよね?
お仕事で1日中パンストにパンプスを履いたり、ブーツで1日歩き回ったりした後に靴を脱ぐとプーンと匂ってくるあの独特な納豆に似た臭い。
足臭いこともスルーするぐらいバタバタ!暇よりいいかー! pic.twitter.com/4qWX3PPdRn
— 人妻ききこ*OL (@myty2222) July 5, 2019



今回の記事では、季節や性別を問わず悩みの絶えない「足の匂いをなんとかしたい!」という切実なテーマでお届けします。
足の匂いに効果があると評判のミョウバンと重曹の気になる効果についてもご紹介します。
目次
なぜ足は匂うか?


そもそもなぜ足は匂うのかということです。
みんな足の匂いが気になっているからこそ、しっかり足を洗っているはずなんです。
それなのに気づけばあの匂いがしてくるのはなぜなのでしょうか。
足の匂いの原因は雑菌

足の匂いの原因は、汗・角質・雑菌の3つです。
まずは、この3つがどのようにして匂いの原因につながるのかをご紹介していきます。
1つ目の汗についてですが、足はとっても汗っかきなので1日で約コップ1杯分の汗をかきます。
ただし足の裏の汗の成分には、匂いを放つ成分はほとんどないそうです。
つまり汗は、匂いの直接的な原因にはならないのです。
では2つ目の角質はどうでしょうか。
足の裏の角質は、常に刺激をうけているのでとにかく固いです。
その固くなった角質が古くなると剥がれて垢になり、雑菌が増殖していくというワケです。


どうりで納豆臭いと思ったよ。

そして3つ目の雑菌については、古い角質を餌にします。
靴や靴下で密閉されることで、さらに勢いを増してどんどん増殖していきます。
なんだがゾッとする話ですよね!
足の匂いを撃退するには?

では、増殖してしまった足の裏の雑菌をどうやって撃退すればいいでしょうか?
意外にすぐに実践できる簡単な方法で撃退できることがわかりました。
足を清潔に保つだけで雑菌を撃退できるので、ぜひ気になった方は試してみてくださいね。
足を洗う


なんだか足を洗うと聞くと悪いことをしていたような気がしますが、まずは足を清潔にするのが1番大事だということをお伝えしたかったのです。
足を洗うときは固形石鹸がおすすめです。
なぜかというと、ボディーソープには保湿成分が多く含まれているためです。
ボディーソープで足を洗うと足が蒸れる原因になってしまうんです。
私は、今まで普通にボディーソープで足を洗っていました。
むしろお風呂場に色々置くのが、あまり好きではなかったので石鹸は置いていなかったのです。
でもこの事実を知って、真っ先に石鹸を買いにいきました。
- まずは、3分くらい足をお湯につけて温め角質を柔らかくします。
- 石鹸をよく泡立てて優しく洗います。(足の指の間は特に念入りに。)
- 爪の間も汚れがたまりやすいので爪ブラシを使って洗いましょう。
- 洗い終わったら水分をしっかりふき取り足の裏を乾燥させましょう。
重要なのは洗い終わったあと、しっかり乾燥させることです。
完全に足が乾く前に、靴下やスリッパを履いてしまったら今までの苦労が水の泡になります。
なぜなら、生乾きは雑菌にとってとても住みやすい環境だからです。
- 固形石鹸で洗う
- 足の指、爪の間もキレイに洗う
- 洗い終わったらしっかり乾燥させる
足を蒸れさせない
雑菌を繁殖させないために、足を蒸れさせないようにとにかくサラサラにしておくことが重要です。
例えば、会社勤めの方は会社用の靴を用意しておくのがと良いと思います。
万が一足が蒸れてきてしまったら、靴下やパンストを履き替えることで蒸れは解決します。
予備の靴下やパンストを持ち歩くか会社にストックしておくと良いかもしれませんね。
靴も乾燥させておく必要があるので、毎日同じ靴を履いているという方は要注意です!
靴はローテーションをして履くようにするだけでも、かなり違ってきますよ。

そのほかに私が、足をサラサラにする秘訣としておすすめしたいのがベビーパウダーです。
足に直接つけておいてもいいですし、靴の中に直接入れておくのも効果的です。
赤ちゃんにも使える商品なのでお肌にも優しいのが嬉しいポイントです!
足が蒸れやすい方はぜひお試しください。
- 蒸れてきたと感じたら、靴下やパンストを履き替える。
- 蒸れやすい方はベビーパウダーも併用するのがおすすめ。
- 靴は同じものばかり履くのではなくローテーションさせる。
角質ケア
古い角質は雑菌のもとになってしまうのでこまめなケアをしましょう。
足の角質を除去するだけでも匂いは違ってきます。
ただし、やりすぎは逆効果なので月に1回程度のスペシャルケアとして取り入れましょう。
- かかと用やすり
角質が分厚くなっている部分をこすることですぐにツルツルになります。
- お風呂で足をふやかしてから使う。
- 一気に削りすぎない。
- 一方向にやすることを意識する。
- お風呂上りに保湿する。
スムースフット
40分履くだけで足の古い角質がツルンと剥けます。
私も使ったことがありますが、本当に楽ちんですよ♪
足の匂いに対抗するべく基本的な撃退方法をご紹介しました。
これだけで匂いを撃退できれそば一番ですが、まだ匂いが…という方もいらっしゃると思います。
ここからは、ミョウバンや重曹を使った撃退方法をご紹介します。
ミョウバン




足の匂いについて調べてみると、ミョウバンは足の匂いに効くという情報がとても多かったです。
ミョウバンはスーパーでお安く、簡単に手に入るのが魅力的ですよね。
では、ミョウバンの効果やメリットからご紹介していきます。
ミョウバンの効果とメリット

ミョウバンの効果とメリットについてお話していきたいと思います。
ミョウバンには、足の匂い撃退のための3つの嬉しいメリットがあります。
- 殺菌効果
- 消臭効果
- 制汗効果

まずは、殺菌効果からお話します。
雑菌は弱酸性の環境で生きることができないそうです。
ミョウバンは水に溶かすと、弱酸性になるので殺菌作用が期待できるんです。
弱酸性にはアルカリ性の匂いの消臭効果と制汗作用があります。

ミョウバン水

ミョウバンの効果やメリットがわかったところで、いよいよ本題に入ります。
ミョウバンでどうやって足の匂いを撃退するのかをご紹介していきます。
まずは、基本となるミョウバン水を作ります。

ミョウバン水の作り方

- デオドラントと殺菌作用 ミョウバン水の作り方
- 焼きミョウバン 10g
- 水 300ml
- 空のペットボトル
とっても簡単にミョウバン水ができました。
焼きミョウバンはスーパーの塩やお漬物系のコーナーで売っています。
動画のようにミョウバンをペットボトルに入れるときに漏斗(ろうと)があると便利ですね。
出来上がったミョウバン水には、どんな活用方法があるのでしょうか。
やはり代表的な活用方法は、ミョウバンスプレーです。

ミョウバンスプレーの作り方はとっても簡単です。
ミョウバン水を10倍に薄めてスプレー容器に入れるだけで完成です。
- ミョウバン水は、そのまま使わず薄めて使う。
- スプレーをする前によく振って使う。
- お肌に異常があった場合は、使用は控える。
その他にもミョウバンスプレーと同じように10倍に薄めたミョウバン水でフットバスをしたり、動画のように入浴剤として使うのもおすすめです。
ちなみにこのミョウバン水は、加齢臭対策としても有名なのでご家族で加齢臭が気になる方がいる場合こっそりお風呂に入れてあげると良いかもしれませんね。
ミョウバン水のデメリット
これだけたくさんのメリットがあるミョウバン水でも、やはりデメリットも存在します。
どんなデメリットがあるのか知っておいて損はないはずです。
ミョウバン水の最大のデメリットは、速乾性がなく乾きにくいということです。
肌に吹きかけても乾くのに時間がかかるので、しばらく乾燥させる必要があります。
もしも乾燥させずに靴下やスリッパを履いてしまったら、そこは途端に雑菌達の楽園となってしまうのです。

もう1つデメリットがあり、納豆のような臭いの原因イソ吉草酸はもとが酸性なのです。
ミョウバンは酸性で、中和できるのはアルカリ性です。
つまり、ミョウバンとイソ吉草酸は同じ酸性なので撃退することはできないのです。

一体どうすればいいんだ!

(…娘と私のために!…)
重曹


足が臭いまま納豆の匂いと共に生きていくことにするよ。

重曹は、足の匂い対策でミョウバンと同じくらい効果があると評判です。
重曹は正式名称では、炭酸水素ナトリウムと言いスーパーで買えるお掃除アイテムとしても有名ですよね。
では、実際に重曹が足の匂いにどのような効果があるかをご紹介していきます。
重曹の効果とメリット

ミョウバンの章で、ミョウバンとイソ吉草酸は同じ酸性だということが分かりました。
では、ミョウバンと同じくらい足の匂いに効くと口コミの多い重曹はイソ吉草酸に打ち勝つことができるのでしょうか。

今度こそ足の匂いを消すことができるわ!

では、重曹の効果とメリットについてお話していきます。
重曹には主に2つのメリットがあります。
- 消臭効果
- 吸水効果
まず1つ目の消臭効果ですが、重曹は弱アルカリ性です。
つまり酸性のイソ吉草酸に打ち勝つことができるのです!
そして、吸水効果があるので水分も吸い取ってくれます。
重曹スプレー
- 水 200㏄
- 重曹(食用) 大さじ1杯
- スプレーボトル

重曹スプレーは、作っておけばお掃除にも使える優れものです。
足に直接かけるのは匂いが気になる時だけに留め、靴下や靴などの消臭に使いましょう。
その理由はのちほど、重曹のデメリットの章でご紹介します。
フットバス
- フットバスの手順
- 洗面器に重曹を大さじ1杯入れる。
- 38度から40度くらいのお湯を4cmくらい入れる。
- 10分くらい足をつける。
ちなみに、この重曹フットバスは、お酢やクエン酸をプラスすると炭酸フットバスになります。
炭酸フットバスにすることで古い角質をきれいにしてくれる効果も期待できます。
重曹にはその他にも活用方法があります。
動画で紹介されていたように、いらなくなったストッキングに重曹を入れて口を結び靴に入れておくだけで簡単消臭ができます。
また、洗っても臭い靴下は重曹を入れたお湯につけ置きしておけば臭い匂いが消えます。
重曹のデメリット
ミョウバンと違って殺菌効果がないのが重曹の特徴です。
残念なことに、匂いの原因である雑菌がなくなる訳ではないのでご注意ください。
さらに重曹を使いするぎると、皮膚がアルカリ性に変化してしまい雑菌が増殖してしまいます。
重曹スプレーを頻繁に足にかけるのをおすすめしなかったのはそのためです。
重曹の役割は、匂いの中和だということを覚えておきましょう!
ミョウバンや重曹も万能ではないので、1つを試すだけではなく併用するのもおすすめです。
クエン酸

レモンなどの柑橘類に含まれているクエン酸ですが、実は雑菌の繁殖を抑えるのに効果的なんです。
またクエン酸はアンモニアの匂いを中和してくれる効果もあります。
体内に取り入れるのもおすすめの方法なので、例えば飲み物や食事でクエン酸を取り入れてみるのも良いと思います。
お酢も同じような効果があるようですので、クエン酸がない方はお酢で試してみましょう。

クエン酸には足の匂い撃退の他にも、疲労回復などの嬉しい効果もあるので一石二鳥です。
ご紹介したミョウバン・重曹・クエン酸それぞれの良い部分を取り入れて足の匂いを撃退しちゃいましょう!

だっこして~!


(…これで私も娘も快適に過ごせるわ…)
まとめ
今回は足の匂い対策についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
意外と簡単な方法であのイヤ~な匂いを撃退することができることがわかりましたね。
では、記事の内容を簡単におさらいしてみましょう。
- 足の匂いの原因は汗・角質・雑菌。
- 足を蒸れさせないようにする。
- 毎日同じ靴は履かない。
- 角質除去はスペシャルケアとして取り入れる。
- ミョウバン・重曹・クエン酸それぞれ効果が違う。
- 1つを試して効果がでない場合は、併用してみる。
足の匂いは、老若男女問わず気になる悩みですよね。
少しでも匂いはじめたら早めの対策をして雑菌を撃退しましょう。
最近、足の臭さに拍車がかかっていない?