いきなりですが、皆さんはお月見の時何かしていますか?
気づいたら中秋の名月とかニュースでやってたな、とかになってませんか?私はなってます(笑)
秋のイベントは今やハロウィンが主流ですよね。
仮装なんにしようかなぁ~って考えたり、スーパーに行ってもハロウィン使用のお菓子が店頭に並んでいて、世の中もお月見よりハロウィンって感じです。
私も子供が出来たので、来年あたりのこの時期はハロウィンなに着させよう、とすでに考えています。
そもそもお月見というのは、月の形に似た丸い団子をピラミッド型に重ねて月にお供えし、収穫の感謝をする行事なので、イベントとしては盛り上がりに欠けるというのもあるのかもしれませんね。
そんな疎遠になりがちなお月見イベントを少し華やかに演出するために、ただの丸い団子だけでなく、お月見とペアで連想されるウサギをモチーフにした簡単レシピをご紹介します。
お月見になぜウサギが連想されるのか
諸説あるそうですが、月の模様がウサギがお餅をついているように見える、という説を知っている方が多いのではないでしょうか?
私も子供のころよく満月を見ては、ウサギを探していました(笑)
もう一つはインドの仏教説話「ジャータカ神話」というものにウサギの話があり、それが元となり日本の今昔物語に、「月の兎」というお話があるそうです。
ウサギがあるお爺さんのために食料を探しますが、見つけることが出来ず、自分の身を火に投げて自分を食べてくださいという、なんとも悲しいお話ですね。
そのお爺さんは実は神様で、亡くなったウサギを月に蘇らせた…など、月とウサギの関係性がこの話で語り継げられているのです。
ウサギは月に蘇っても、お爺さんが食べ物に困らないようにお餅をついているなどの話もあるそうです。
お月見とウサギの繋がりをご紹介したところで、次はお待ちかねアレンジレシピのご紹介です。
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お月見スイーツのアレンジレシピ
お月見自体がそもそも収穫を感謝する行事なので、美味しく食べ物を残さず食べる事も大切ですよね。
お月見にはお団子のイメージがあるように、作るならお団子かな~って思いますよね。
王道の白玉から変わり種までアレンジスイーツをまずはご紹介します。
王道白玉レシピ
まずは王道の白玉粉を使ったアレンジレシピをご紹介します。
お月見といえば、王道の白玉ですよね。丸くこねて茹でたらはい完成。
めっちゃ簡単!簡単過ぎてちょっと飽きてません?
「いやいや、簡単だからいいのよ」という方も、子供と一緒にウサギさん作りなんていかがでしょう?
- いつもより少し横長に丸めて茹でる
- 茹でた白玉に食紅と爪楊枝を使って目を書く
- 鉄串を熱して焼印をいれる
ほんのちょっと一手間加えるだけで、可愛いウサギ白玉の完成です!
耳は焼印で入れてますので、お子さんと作られる方は気を付けてくださいね。
食紅がない方は、わざわざ買わなくても家にある黒ゴマで代用もできますよ。
滑り止めで目のところに少しはちみつを塗って黒ゴマをちょんとのせてください。
焼印ではなく、少し平べったくして耳のくぼみを作るやり方もあります。
ウサギの他にかぼちゃを使って白玉に練りこんだら、満月のようになってさらに彩にもなりますよ。
白玉だけでは味気ないかもしれないので、お汁粉を作ってウサギ白玉を浮かべてもいいかもですね!
最近は小豆から煮なくても小豆缶が売ってるので、ちょっと自分好みに砂糖足したりして煮たらすぐ出来ますよ。
さらに少し手をかけるなら、白玉自体を食紅で薄くピンクに色づけて、ウサギを作ってもさらに可愛くなりそうですね。
インスタ映えを狙うなら白、ピンクなどカラフルうさぎを作るべしです。
色遣いを駆使すれば、こんな白玉も出来ちゃうんですよ。
サツマイモレシピ
次にご紹介するのはサツマイモを使ったレシピです。
秋はお芋も美味しくて、お店に行くと沢山売られてますよね。
白玉よりは少し時間がかかりますが、これも簡単でオススメです!
いわゆるスイートポテトですね。小さな丸いスイートポテトを作ってウサギのように形作ります。
- 皮を剥いたさつまいもを茹でるか蒸すかして、ポテトマッシャーで潰す
皮は耳になるので、とっておいて下さい - さつまいもが熱いうちに、砂糖とバターを入れる
生クリームはお好みで。今回は入れていません - バニラエッセンスを入れて、一口大に丸める
- 丸めたさつまいもに卵黄を塗る
- 皮を楕円形に型抜きし、それを半分にカットして耳にする
- トースターでお好みの色になるまで焼く
冷めたらチョコペンで目をかく
可愛いうさぎのスイートポテトの完成です。
ご紹介したレシピではチョコペンで目を書いてますが、白玉同様黒ごまをちょんちょんと乗せてもいいですよ。
チョコペンって、100均とかで簡単に買えるんですけど、ちょっとしか使わないから余っちゃいますよね。
黒ごまならこの為だけに買っても、普段の料理に使えるので困りません。
耳の部分はサツマイモの皮の部分を切って飾り付けるとかわいらしい感じに仕上がります。
引用:クックパッド
スイーツじゃない!?お月見ウサギレシピ
ここからさらに一風変わったデザートじゃないお月見レシピをご紹介します。
甘いのは苦手だから…という方もこれなら楽しめますよ!
ゆでたまウサギ
今度はゆで卵をウサギに変身させちゃいます。
- ゆで卵をつくったら半分に切る
- 耳の部分に切り込みを入れる
- 魚肉ソーセージを耳のように切る(または型抜きする)
- 白身の切り込みに魚肉ソーセージを差し込む
- 海苔で目や鼻をつくる(黒ゴマで目をつくってもOK)
- ケチャップでほっぺを可愛く
いろんなうさぎが出来ますね。動画を参考に自分好みのうさぎを作ってみてください。
おにぎりウサギ
子供も大好きおにぎりでウサギを作っちゃいましょ~。
見た目もカラフルなので、これは特にインスタ映えにもなるかも(笑)
- ごはんにデコふりをまぜて3色の丸いおにぎりを作ります。
- ピンクうさぎ…ソーセージ・海苔・ケチャップ
白うさぎ…チーズ・海苔・ケチャップ
緑うさぎ…スナップエンドウ・海苔・ケチャップ
各色パーツを組み合わせたら完成です。
引用:クックパッド
こちらで紹介するレシピは、目などを海苔を使って細かく作業してますが、黒ごまで代用ききますね。
ラップを使って丸めるので、お子さんと楽しく作れますし、普段のお弁当にも使えそうですね!
みどりウサギの耳は枝豆の豆を半分にしても良さそう…。
アレンジが効くので、是非カラフルなウサギおにぎりを作ってみてはいかがでしょう?
デコふりは100均にも売っててお手頃です。
かまぼこウサギ
普段の料理にお月見を演出。
最後にご紹介するのは、最も早く出来るうえに普段の料理に足すだけで華やかになります。
かまぼこ??と思われた方もいると思いますが、ピンクと白のかまぼこを使ったら可愛いウサギができちゃうんですよ!
月見うどんにかまぼこウサギを浮かべると、これだけでお月見みたいじゃないですか?
家の中でかまぼこウサギを浮かべた月見うどんを食べる、というのも良いかもしれませんね。
詳しい切り方は動画を参考にしてみてください。
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/W5lWqrYrta4″ mode=”normal” /]ストローで穴を開けなくてもケチャップで目を書いたり、爪楊枝で穴を開けて黒ゴマを埋め込んでもいいですよね。
まとめ
- 美味しく食べて収穫に感謝
- 白玉に一工夫してかわいいウサギに
- スイートポテトでマンネリ解消
- スイーツ以外でお月見を味わう
今回は定番のお団子から変わり種、ご飯物などをご紹介をしました。
白玉もただ丸めるだけじゃなくて、お絵かき感覚で楽しく絵を描いてみても楽しいですよね!
お子さんがいる家庭は、ご紹介したスイートポテトや白玉ぜんざいなどデザート系も良し!
大人だけで過ごす方は、飾りかまぼこのようにいつもの料理に少し季節を味わう程度で工夫を凝らすのもまた良し!
私も子供がもう少し大きくなったら一緒にお月見を楽しみたいと思います。
せっかく綺麗な月が見えるので、ご紹介したレシピを参考に、お月見を味わってみてはいかがでしょうか。