一昔前に「不倫は文化」と言って話題を呼んだ石田純一さんも、今では立派なパパとなりました。
また、最近では映画化までした「ドラマ昼顔」や「ゲス不倫」という言葉が流行語大賞にノミネートされるほど、不倫という言葉の敷居が低くなってきています。
私の友人は、20代前半の頃職場の先輩と不倫関係にありました。
「不倫はいけないこと」だと認識はあったようですが、既婚者であるその先輩に恋心を抱いたようです。
その先輩も断ればいいものの、奥さんよりも若い女の子が都合よくやってくれば、懐柔もしますよね。
その結果、彼女はなかなか抜け出せず相手を忘れるために彼氏を作っていましたが、結局職場が同じなので別れることができずに二股状態になり、底なしの泥沼にどっぷりとはまっていったんです。
不倫や浮気をする人は、その場では改心してもいつかは繰り返すといいます。
では、その浮気と不倫の違いとはなんなのでしょうか?
付き合ってきた相手に浮気をされたことがある人や既婚者に恋心を抱いてしまった人、もしくは現在進行形な人にご忠告です。
相手が既婚者であった場合、あなたは今後かなりツライ目にあうことがあるかもしれません。
もう一度考え直す時間として、この記事を読んでみてはいかがでしょうか?
不倫と浮気の違い
「こないだ彼氏に浮気されちゃって~」
このように彼氏の浮気話を、おもしろおかしく話す子が居ました。
浮気とは、読んで字のごとく「気持ちが浮つく」という事を指します。。
ですので、体の関係がなくても、少しでも気持ちが揺らいでしまえば、それは「浮気」になってしまうわけです。
また、個人的な意見ですが、このようにおもしろおかしく話しているような人は、本人も浮気の経験がある人が多い気がします。
浮気されて、本当に浮気されてショックであれば、そんなおもしろおかしく不特定多数に聞こえるようには、話さないはずです。
そうなると、不倫も浮気も意味が同じような気がしますよね?
「浮気相手、もしくは両者が既婚者であれば、それは浮気ではなく不倫になる」と、私は思っていました。
ですが、その違いを調べていくと浮気と不倫には明確な違いがあるのを知ることができたのです。
不倫とは本来「倫理(道徳的なこと)から逸脱する」という意味で、既婚者がパートナーではないものと不貞行為に及ぶことを指します。
つまり、不倫というのは男女どちらか(もしくは両者)が既婚者である事は大前提で、そこに「体の関係がある」ということも含まれるのです。
ですので、好きになった相手は既婚者だけど体の関係は無く食事したりするだけであればそれは不倫ではなく浮気という事になります。
不倫や既婚者の浮気は慰謝料を請求されることもある
法律番組を見ていると「浮気や不倫で慰謝料などを請求できるか?」というような内容がやっている時があります。
その際、どちらも慰謝料を請求されることもあれば、請求できないこともあるそうです。
なぜ違いが出るのかというと、それもまた不倫と浮気の違いでもありました。
私が見たのは、「夫に浮気をされた妻が慰謝料を請求できるか?」という内容でした。
夫は、仕事で知り合った女性と食事をしたりして、それをたまたま携帯のメールで知ってしまった妻が「離婚よ!慰謝料とってやる!」と鬼の形相で叫んだところで再現VTRが終わりました。
結果を先に話すと、ほとんどの場合慰謝料は取れず、逆に妻が訴えられる可能性があるという結果でした。
「なぜ?」と思った方、私も同じです。
その結果を聞いた時は、私も疑問を持ちましたが、理由を聞いて納得しました。
- 夫は食事に行っただけで、不貞行為(体の関係)は無かった
- 妻は、夫の携帯を勝手に見てしまった
以上の2点により、慰謝料ももらえず逆に訴えられてしまうかもしれないという結果になったのです。
ですが、不貞行為がなくても、慰謝料を請求される場合もあると捕捉していました。
また、今回のケースはあくまで夫婦であることが前提となり、もしも婚姻関係がない交際中の場合では、慰謝料の請求はできないそうです。
現在不倫関係にある方は、もしかしたら慰謝料を請求される可能性があることを頭に入れておいてください。
「バレなきゃいいや」と思って、安心していると痛い目を見るかもしれませんよ?
なぜ人は不倫してしまうのか?
不倫はいけないことであるというのは、世界的にも周知のことだと思います。
外国では、不倫をすると懲役を科せられたり、死刑にするところもあるそうです。
それほどまでに不倫はいけないことであるのに、人はなぜ不倫をしてしまうのでしょうか?
これは、男性と女性で理由が分かれるようです。
不倫の理由(男性編)
- 物足りなさを埋める
妻との関係が少なかったり、性欲が強いために妻だけでは物足りないと感じ、不倫してしまうことがあるようです。
本来であれば子孫繁栄のために、本能的な面で性交渉をするわけですが、それが異常に強すぎてしまうのかもしれませんね。 - 妻に魅力を感じない
妻だけEDという言葉もあるように、妻を女性として見れなくなってしまい不倫してしまうことがあるようです。
不倫の理由(女性編)
- そんなに悪いと思っていない
これは、意識的な問題ですが、バレなきゃいいと思ったり、いけないことをしているという意識が低い方が不倫をする傾向があるようですね。
よく万引きG面の特番で捕まっている万引き常習犯と似ているように思います。 - 依存心が強い(孤独が怖い)
私の不倫していた友人は、このパターンでした。
交際相手の時もそうでしたが、かなりの依存体質で束縛癖もありました。
ですので、彼氏が別の女性と話しをしているのを見るだけでもイライラするそうです。また、そういった人に限って独りになるのが怖い傾向にあります。
そのため、独りになるくらいなら誰でもウェルカムなのかもしれませんね。
急にパートナーの態度が変わったら要注意!!
あなたのパートナーの態度が急に変わったら、それは浮気や不倫の可能性があります。
- 今までは机にスマホを置いてトイレに行って旦那が、トイレにまでスマホを持って行くようになった
- 毎日LINEをくれていた彼女が、急に1日数件しか返信してくれなくなった(寝落ちが増えた)
- 妻のスマホ、前はロックなんてかかってなかったし、マナーモードでもなかったのに今では常にマナーモードとロックがかかっている
- 前は私の行動なんてそこまで気にしていなかった彼氏が、最近は事細かに予定を聞いてくるようになった
もしもこんなことがあれば、ほんの少しだけ浮気や不倫を疑ってみてください。
ですが、絶対に他人のスマホや財布を相手の許可なく覗くことはしないでくださいね。
喉から手が出るくらい気になりますが、それは違法行為になりもし訴えられればほぼ確実に罪に問われます。
いくら怪しくても、勝手に見るのだけはやめましょう。
もしも怪しいと思ったら、関係が悪化するのを覚悟して「浮気してる?」なんて、軽いノリで聞いてみてください。
本当に浮気や不倫をしている人は、大抵しどろもどろになったり、逆ギレしてきます。
本当にしていなければ「なに言ってんの?」と軽いノリで返してくれるはずです。
まとめ
- 男女どちらか(もしくは両者)が既婚者であり、そこに体の関係がある場合を不倫と言います。
既婚者がパートナー以外の相手と体の関係までは至らず、食事をとったりデートしたりというのは浮気の範囲と言えますね。また、浮気や不倫をしたのが既婚者の場合、パートナーから慰謝料を請求されることがありますが、これは婚姻関係がある場合のみに適用されるので、いくら交際中の相手が浮気や不倫をしたとしても、慰謝料の請求をすることできません。 - 男性が不倫をする場合、妻に対して物足りなさを感じたり、魅力を感じなくなってしまったことが原因となっているようです。
- 女性の場合ですと、不倫をしていることに対して罪の意識が低かったり、依存心が強く独りになるのを恐れていることが多いので、不倫をしてしまう傾向にあります。
- 不倫や浮気をしている人は、急に態度が変わる傾向があるので、普段と違う態度をとるようなら軽いノリで「浮気してる?」と聞いてみてください。
本当にしていなければ「してるわけないじゃん」と軽いノリで返してくれますよ。
既婚者が不倫や浮気をすると、社会的にも経済的にもかなりツライです。
私の友人は、相手の奥さんが疑っているという事で、私と遊んでいた時に不倫相手の携帯から電話が来ました。
奥さんと直接話して怖くなったのか、それ以来、きっぱりとその先輩との関係は切れたそうです。
ですが、その後も交際しても浮気して別れての繰り返しとなり、だんだんと疎遠になってしまいました。
風の噂で、いまだにちゃんとした交際相手もいないそうで、あの時慰謝料でも請求されるような痛い目を見ていれば、しっかりと改心したのかなと思いました。
まあ、今更そんなことを思っても、後の祭りですね。
絶対にしないでくださいとは言いませんが、交際相手がいるなら、その方を大切にしてあげてください。
それがイヤなら、別れた方がアナタのためにも相手のためにもなります。
今一度、自分の立場を考え直してみては、いかがでしょうか?
[box class=”pink_box” title=”関連記事”]生活雑学まとめ 日常に必須の情報あるかも便利な知識あります[/box]