6/16は和菓子の日!由来とその歴史とは!?何のイベントをするの?

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”] パパどんなお菓子が好き? [/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”] 洋菓子もいいケド、年齢を重ねるごとに和菓子も好きになってきたね[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”] 和菓子って味もいいけど、見た目も綺麗なのがたくさんあっていいわよね [/voice]

実は2013年12月4日に和菓子を含む和食が世界無形文化遺産に登録されています。

そんな日本が誇る和菓子には6月16日に和菓子の日という日があります。

どんな由来や意味があるのか、どんなイベントがあるのかご紹介します。

 

和菓子の日の由来と歴史

和菓子の日の歴史はとても古く、平安時代にまで遡ります。

このころ、日本では疫病が流行っており甚大な被害がでていました。

当時の天皇である仁明天皇が16個のお菓子などをお供えすることで、疫病がなくなり、健康で幸せに暮らせるように祈ったということが起源です。

お供えをして祈願した日が西暦848年6月16日というわけです。

また、祈願すると同時に元号を嘉祥(かしょう)に変更しました。

その由来から6月16日に和菓子を食べるという習慣(嘉祥菓子)が、江戸時代まで続いていたそうです。

一度この習慣は下火になってしまいますが、1979年に全国和菓子教会がこの習慣を復活されるために6月16日を和菓子の日として制定とし、イベントなどを行い行うようになりました。

 

嘉祥菓子(かじょうがし)

和菓子を食べることで、厄を払って福を招く習慣を嘉祥の日(かじょうのひ)や嘉祥菓子(かじょうがし)などと呼びます。

豊臣秀吉が行事として嘉祥の日を祝っていたという記録もあります。

また、江戸幕府は、ある一定以上の身分がある人々に和菓子を配ったという伝えもあります。

さらには、一般庶民も嘉祥喰(かじょうぐい)といい、16文のお金で16種類の和菓子を購入して食す習慣もありました。

なお、現代では16種類の和菓子ではなく1+6で7種類を食べるところもあるそうです。

どちらにしろ数が決まってるだけで、何の和菓子を食べてもいいそうです。

 

和菓子の日にまつわるイベント

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”] 和菓子の日を楽しむことができる場所を一部紹介するわね。
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明治神宮で和菓子配布


明治神宮では和菓子の日に近い休日に和菓子を無料で配るイベントを行っています。

しかも、和菓子職人さんが目の前で練り切りを作ってくれるので、食べるだけでなくその過程も楽しむことができます。

 

大阪での笑わず餅


大阪府では和菓子の日に御餅を笑わないで食べるという行事があります。

これは「笑わず餅」といって江戸のころから行われていた一般庶民の行事だそうです。

 

東京製菓学校(新宿区高田馬場)で手作り和菓子教室

東京和菓子教会では「和菓子の啓発と和菓子業界の活性化」を目的に手作り和菓子教室が開催されます。

参加費は1,000円と安いので興味のある方はぜひ!

 

和菓子の日以外で和菓子を食べるタイミング

基本的には食べたいときに食べたい和菓子を食べていいのですが、和菓子は日本の歴史と深い関わり合いがあります。

そこで、一年の行事に合わせて食べられる和菓子をご紹介します。

 

1月の行事と和菓子

1月はお正月に菱葩餅(ひしはなびらもち)と呼ばれるごぼうと白味噌餡をピンク色の餅に包んだものです。

600年にわたり宮中のおせち料理の1つといわれ、長寿を祈願します。

 

2月の行事と和菓子

2月といえば節分ですね。

そのため節分の時期には豆菓子を食べてみてはいかがでしょうか。

 

3月の行事と和菓子

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3月はひな祭りで、定番のお菓子といえば菱餅(ひしもち)、ひなあられ、桜餅ですね。

また、3月はお彼岸もあるので、おはぎもこの時期のお菓子ですね。

 

4月の行事と和菓子

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4月といえばやっぱり桜!花見をしながら、お団子を食べたいものですね!

昔の人は白・赤・緑の三色の団子を食べて春が来るのを待ち望んだそうです。

 

5月の行事と和菓子

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5月は端午の節句があります。この時期はやっぱり柏の葉で餅をくるんだ柏餅ですね。

柏は若い葉が出ないと古葉が落ちないことから、跡取りが絶えないという縁起物です。

 

6月の行事と和菓子

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6月はこの記事のテーマでもある和菓子の日です!

和菓子の起源でもある嘉祥菓子でもいかがでしょうか。

 

7月の行事と和菓子

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7月というと土用の丑の日が定番ですが、和菓子の界では、あんころ餅が定番です。

あんこの甘さが夏の疲れを癒してくれるのです。

 

8月の行事と和菓子

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8月のお盆の時期では13日に到着膳、14日に白粥にお茶、15日に白蒸し(小豆を入れないおこわ)、16日に送り団子を食べることで先祖の霊を迎える地域があります。

 

9月の行事と和菓子

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9月は中秋の名月といわれるだけあり、ススキとお月見団子のセットが定番ですね。

秋の夜長、お団子を見ながら月を見るのも趣がありますね。

 

10月の行事と和菓子

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10月には重陽の節句(旧暦の9月9日)の前夜に菊の被せ綿と呼ばれる色あざやかな菊の花を作った練切で、不老長寿を願った和菓子です。

 

11月の行事と和菓子

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11月15日はこどもの成長の節目を祝う七五三があり、そのお祝いで食べる千歳飴があります。

この千歳飴にはこどもの長寿を祈願したものです。

 

12月の行事と和菓子

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12月13日頃は正月事始めといわれ、門松や正月用の餅をつきます。

鏡餅の他に偏平の丸餅を作るなどし、近隣住民の間で交換する風習があります。

ただ29日は苦餅、31日は一夜餅といわれ餅つきは避けます。

 

和菓子をよく食べる県民

ここまで和菓子の日にまつわる起源や和菓子と年中行事についてご紹介しましたが、最後に日本国民がどれくらい和菓子を食べているのかを総務省の統計局がまとめていましたのでご紹介します。

 

それを見ると那覇市が全体的に低い傾向いようです。

ただ、1位の件でも羊羹で数千円、おまんじゅうでも数千円とちょっと少ないです。

やはり今はケーキなど洋菓子の方が人気が高いようです。
出典:なるほど統計学

 

まとめ

  • 和菓子の日は6月16日で、その起源は平安時代にまで遡ります。
  • 仁明天皇が16個のお菓子などをお供えすることで、疫病がなくなり、健康で幸せに暮らせるように祈ったのが起源。
  • その後、江戸時代まで嘉祥の日として年中行事として行われていたが、次第に衰退
  • 和菓子を普及させるために1979年に全国和菓子教会がこの習慣を復活させ今日に至る

 

和菓子の日は、平安時代から伝えられてきた歴史のある日です。

最近は和菓子る機会が少ない人も多いとは思いますが、この日はくらいはおいしくてきれいな和菓子を堪能してはいかがでしょうか。




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