そろそろ本格的に寒くなってきて、衣替えを済ませた方も多いのではないでしょうか?
家事も仕事も年末に向けて忙しくなってきますが、「今年の汚れは今年のうちに」ということで、大掃除の準備をしなくてはなりませんね。
皆さん、大掃除は計画を立ててするタイプですか?
それとも年末に一気に済ませるタイプですか?
私の場合、計画を立てるのは立てるけど…面倒くさくてつい後回しにしちゃって…そのまま年を越してしまうタイプです(笑)
だって掃除って、やりだしたら夢中になるけど、やり始めるまでがなかなかやる気がでないんですもん!
(え?究極のズボラだなって?…否定はしません笑)
なので「今日は別にいいや」と思う日が続いてしまったのですが…
ついに…ついにトイレに出てきてしまったのです…
「サボったリング」!!!
わーー!やってしまったーーー!
サボったリング、知ってますか?
トイレの水溜りにできるリング状の黒い輪っかのことです。
尿石と水垢が混ざったもので、私のように掃除を怠ると出てきます。。。
サボったリングに改めてズボラのレッテルを叩きつけられた私は「今年の大掃除は徹底的にやるぞ!」と奮起し、掃除方法について徹底調査をしました!
実はサボったリングができたことがあるよという皆様!もしくは今一度トイレ掃除のやり方を確認したいという皆様!
この記事を読み終えた後、是非一緒にトイレブラシを握りましょう!
トイレの雑菌の量
まず重い腰を上げるためにも、トイレにどれくらいの雑菌がいるかを調べてみました。
目に見えない汚れを視覚化してみると…
私がトイレ掃除をさぼってしまっていた理由がですね…
「パッと見、汚れていないから」なんです。
だから「今日はいいや」って後回しにしちゃったり
「今すぐやらなくても死なないし」と目の前の現実から目をそらしていました。
しかしですね…ブラックライトでトイレ内を照らし、尿や汚れがどれだけ飛び散っているか確認してみると…
引用元:マイカジ by Kao
ギャーーーーー!!!!!!!
お、恐ろしいものを見てしまった感ありますよね…。
実際に尿は想像していた以上に、トイレ内に飛び散っていたのです。
サボり癖のある我が家のトイレはこの画像以上に汚い可能性が…!
これらの汚れは肉眼で確認することはできません。
だからつい放っておいてしまいがちに…。
ですがきちんと掃除をしないと汚れが蓄積し、トイレの嫌な臭いの原因となるのです。
雑菌がいるのは便器だけじゃない!
トイレの室内の中で、一番雑菌の多い場所って知っていますか?
「え?そんなの便器の中なんじゃないの?」
そう思いますよね。私も実際そうだと思っていました。
しかし一番雑菌数が多く検出されるのは、便器の掃除をするトイレブラシだったのです。
引用元:ジョンソン株式会社
一番雑菌が多いと思っていた便器の菌数が約1~83個に対して、トイレブラシの菌数は8千万~23億!
ブラシに付着している細菌とカビは汚い川、または下水道に匹敵するレベルらしいです。
雑菌だらけのブラシで磨いても、雑菌をこすりつけるだけになるという結果に…。
ちなみに皆さんはトイレブラシを使い終わった後ってどうしていますか?
私は便器の中で軽くペッペッペと水切りをしてからブラシケースに収納していたのですが…これが一番雑菌の増える原因で、湿った状態で保管するとケースの中でどんどんと菌が繁殖していくのです。
さらに私のように便器の中で水切りをすれば、目には見えていなくても汚水が前と左右に1メートル以上飛び散り、トイレの室内、マットやタオルに最近ウやカビが付着し、せっかく綺麗になったトイレが再び雑菌だらけになってしまうということに…。
グサッときた方、来年もこのままの状態のトイレを使い続けたいと思いますか?
さてここからは、便器、室内、そしてトイレブラシの掃除方法、そして清潔を保つコツをご紹介します。
[box class=”pink_box” title=”あわせて読みたい”]大掃除のコツは正しい順番を考えて計画的に進めるだけ![/box]
トイレの大掃除をしよう!
調べていて掃除方法や手順もいろいろあるな~と思ったのですが、すごくいい動画を見つけました。
この動画を見たらトイレの大掃除の手順もわかる上に「私もトイレ掃除したくなってきた!」と思うはずです!
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/F-160atOzgk” mode=”normal” /]
ざっくりと手順を説明しますと
- 水の元栓を閉める
- タンク内の掃除
- 電源プラグのホコリ取り
- フタと便座本体を外して拭き掃除
- ノズルとノズル周りの掃除
- 壁や床を拭きまくる
- ブラシで便器内を磨く
この方はすごく細かいところまで丁寧にお掃除されているので、便器本体も取り外していましたね。
我が家も本体取り外しボタンを探してみたのですが見当たらず…説明書を確認してもよくわからず…下手に無理やり開けようとして壊れてしまったら大変なので、取り外しはやめておきました…。
フタならきっと皆さんも簡単に取り外せると思いますので、無理のない範囲でやればいいのではないかと思います☆
タンク内の掃除
きちんと便器を掃除していてもトイレが臭い…という方は、もしかしたらタンク内の汚れが臭いの原因になっているかもしれません。
タンクの中の黒カビがニオイの原因になり、その状態のタンクのまま水を流せば便器に雑菌が流れていってしまいます。
黒カビを放置するとアレルギー等の健康被害に繋がってしまう可能性もあるので、ブラシやメラミンスポンジでしっかりと汚れを落としましょう。
そしてもし洗剤を使うのであれば、必ず中性洗剤!
酸性・アルカリ性の洗剤を使うことでタンク内の金属やゴムが劣化してしまい、水漏れや故障の原因となってしまいます。
タンク上の水受けの、しつこい水垢には酸性洗剤を使うのが効果的です。
水垢の部分に酸性洗剤をつけてしばらく置いておき、そのあとスポンジ等で優しくこすり洗いをしましょう。(有毒ガスが発生するため、塩素系洗剤とは絶対に混ぜないようにしてくださいね)
クエン酸スプレーでも代用することができますよ!
フタと便座の拭き掃除
便器の裏を見てみると黄ばみがついていることがありますよね。
その黄ばみの原因は、尿に含まれるカルシウム等が結晶化した尿石なのです。
黄ばみは放置してしまうとなかなか落とすことができないガンコな汚れです。
尿には酸性の洗剤が有効なので酸性洗剤、もしくはクエン酸スプレーを吹きつけてふき取りましょう。
頑固な黄ばみには洗剤をつけたペーパーとラップでパックをし、しっかりと尿石を浮き上がらせ、こすりながら拭けばかなり汚れが取れるのではないかと思います。
ノズルの掃除
これからの季節、ウォッシュレットのシャワー機能を温水に切り替える方も多いのではないでしょうか。
温水タンク内の水温は36~37度。
温水になることで塩素が蒸発し、カビや大腸菌等の有害な細菌が増殖しやすい環境になるのです。
ウォッシュレットはデリケートな部分に当てて使うものなので、しっかりと汚れや菌を落とした状態で使いたいですよね。
ノズルを拭き掃除しますが、乾拭きノズルの傷つきの原因となるので、トイレ用ふき取りウェットティッシュや、中性のトイレクリーナーをトイレットペーパーや柔らかい布につけて優しく拭きましょう。
細かい汚れには綿棒や古歯ブラシを使いますが、歯ブラシが使えないノズルもあるので取扱説明書を確認してくださいね。
壁や床の掃除
トイレの壁や床も、実は便器と同じくらい汚れています。
基本的な掃除の流れは上から下に行うので、壁の上の方から拭いていきましょう。
髪の毛やホコリを落としたら掃除機をかけて、床と便器の境目も綺麗に拭き掃除していきましょう。
便器内の掃除
便器内にガンコな黄ばみや黒ズミがある場合には、便器裏の黄ばみ落としの時のように洗剤でシップして数分置いておくと汚れが落ちやすくなります。
私のようにサボったリングができてしまった方は重曹とクエン酸のW使いをすることをオススメします。
便器内に重曹をふりかけ、クエン酸は便器内の水溜りに入れて、便器内の水をクエン酸水にします。
クエン酸水をつけたブラシで重曹をふりかけた便器内をこすると泡が発生します。
この強い発砲効果により、黒ズミを綺麗に落とすことができますよ!
トイレブラシを清潔に保つコツ
トイレブラシには大量の雑菌が付着しているという話は先ほどしましたが、ここからはトイレブラシの洗浄方法と、清潔なブラシを保つコツをご紹介します。
洗浄と除菌
バケツにぬるま湯と漂白剤を入れ、30分程つけておきましょう。
ブラシだけでなく、ケースも一緒に除菌すると良いですね。
ブラシだけの場合だったら、トイレに溜まっている水に直接漂白剤を入れてブラシを浸けておけば、便器もブラシも綺麗にすることができます。
しっかり乾燥させる
除菌が終わった後は天日干しをしてしっかりと乾燥をさせます。
湿気がこもった状態では雑菌が増殖してしまうので、太陽の力で殺菌してもらいましょう。
この時にケースや除菌するときに使ったバケツも一緒に干してくださいね。
日常からブラシを清潔に
漂白の頻度は大体1~2週間に一度くらいですが、毎回使い終わったら天日干しをして雑菌の増殖を防ぎましょう。
なかなか外に干しに行くのは大変だという方は、使い終わったブラシにクエン酸スプレーをシュッシュと吹きかけるだけでも殺菌効果がありますので試してみてはいかがでしょうか?
トイレの大掃除に使える!オススメアイテム
洗って使えるペーパータオル
動画でも使用されていたこちらのペーパータオルですが、トイレ掃除以外にも普段使いにかなり使える優秀アイテムなのです。
- かなり丈夫でコスパ最高
- 野菜の水切りにも使える
- お皿を拭いた後乾かして、翌日拭き掃除に使っても破れない
- 雑巾よりも衛生的
普通のキッチンペーパー等と比べたら少しお値段は高めかもしれませんが、丈夫で繰り返し使えるということで、使い方によってはキッチンペーパーよりもコストを抑えて使うことができますよ。
動画内でも壁をゴシゴシ拭いていましたが、全くへこたれることなく使えていましたよね!
私はもうすでにAmazonでポチりました(笑)
流せるトイレブラシ
こちらも動画内で使用されていましたね。
トイレブラシは不衛生だし、除菌するのも面倒くさいという方にはこちらがピッタリではないでしょうか?
ブラシに濃縮洗剤が染み込ませてあるため、洗剤不要で便器内の掃除をすることができ、使い終わったらそのまま流すことができてとても衛生的!
初めてこの商品を見たときは「こんなに便利なものがこの世に生まれただなんて!」と、かなり驚きました(笑)
普通のトイレブラシを使うよりは少しコストはかかるのかもしれませんが、それ以上に便利すぎて、手放せない人がほとんどだそうです!
動画内では専用のハンドルではなく、ステンレスの持ち手を使っていましたね。
それが何なのかを調べてみたのですが、無印良品の「柄付きスポンジ」のようです。
流せるトイレブラシとの相性が抜群で、今SNSでも話題になっているようですね!
元々は水筒などの細長いものを洗うためのものなのですが、この細い持ち手のシンプルなフォルムがインスタ女子に大ヒット。
長さが少し短いかもしれませんが、それが逆に力が入りやすくなって磨きやすいという意見も!
そして何よりステンレスなので洗いやすく、収納がしやすいというのがかなりのポイントです。
すごくシンプルなデザインなので、出しっぱなしにしていても清潔感がありますね。
トイレスタンプクリーナー
こちら、日々のトイレ掃除が劇的に楽になるという優れもの。
一週間に一回スタンプをポンッとするだけで掃除要らずでずっとピカピカの状態が保たれるのです。
仕事や家事に追われてなかなかトイレ掃除にまで手がいかない…とお悩みの方には最高ですね!
もちろん全く掃除をしなくてもいいというわけではありません。
便器にこびりついた便、フチ裏にこびりついた尿石等は取る必要がありますが、それでも普段の掃除回数は格段に減ります。
家事負担が少なくなることはイライラも少なくなり、精神衛生上も良くなるのではないでしょうか?
確かに毎日こまめに掃除した方が節約にはなるのかもしれません。
ただ個人的には楽をお金で買うというのも一つの手ではないかと思います♪
オキシクリーン
動画のトイレ掃除方法でたくさん使用されていたこちらのオキシクリーン、超強力な洗浄力でコストコ等でも大人気の商品ですね。
オキシクリーンは台所、食器、家具、洗濯等に使える酸素系の粉末漂白剤で、今回のようにトイレ掃除でも大活躍です。
洗浄力は強いですが、成分自体は過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(エキシレートアルコール)、水軟化剤(炭酸ナトリウム)、洗浄補助剤と、実にシンプルでエコの観点からも人気が高いです。
他にも大人気の理由としては
- 他の漂白剤と違い界面活性剤が含まれている為、汚れがしっかり浮いてくれる(日本製オキシクリーンには界面活性剤が含まれていないので、購入される際にはご注意を)
- 環境に優しく、使う場所を選ばない
- 漂白剤独特な臭いがない
- 塩素系漂白剤と違い衣類や布製品の漂白でも繊維を傷つけずに汚れを取ることができる
などなど…
オキシクリーン液をトイレに流してしばらく放置すると(所謂オキシ漬けというやつです!)オキシクリーンの発砲パワーでブラシが届かない場所の汚れもしっかり洗浄してくれます。
放置後、軽くブラシでこすって流すだけで驚くほど便器がピッカピカになります!
フチ裏の黒ズミや便座裏の汚れにはオキシ液をトイレットペーパーで湿布しておけばあっという間にツルンツルンです。
きっと今年の大掃除に大活躍すること間違いなしです!
トイレ大掃除の手順まとめ
- 水の元栓を閉める
- タンク内の掃除
- 電源プラグのホコリ取り
- フタと便座本体を外して拭き掃除
- ノズルとノズル周りの掃除
- 壁や床を拭きまくる
- ブラシで便器内を磨く
いろんなアイテムに頼ることも全然アリ☆です!
トイレは一日に何度も使う場所ですから、今年のうちにしっかり汚れを落として来年を迎えたいですね。
一緒に大掃除、頑張りましょう!