海や山へ出かけたり、BBQなどのアウトドアが楽しい季節になりましたね!
子供たちももうすぐ夏休みに入るので、たくさん遊びに連れてってあげたいなーと考えているお父さんお母さんも多いはず。
ただこの暑い時期は虫も増え、すぐに刺さされてしまうのがとても厄介です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]昨日も子供と一緒に公園に行ったら、私は全く蚊に刺されないのに子供は数か所刺されちゃったわ。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]ていうか、何で刺されないの?血がマズ…いや、子供といるとそっちに寄って行くのかな。[/voice]確かに子供って蚊に刺されやすいですよね。
小さな子供は大人よりも肌がデリケート。大人には何でもない虫刺されも、子供だと皮膚の炎症を起こしたり、かきむしってとびひ(皮膚の感染症)になってしまう場合もあります。
そうならないために、子供にはしっかりとした虫除け対策をして守ってあげる必要があります。
そこで今回は、子供におすすめの虫除け対策と、小さい子供でも使える虫除けグッズついて書きたいと思います。
ぜひみなさんのご参考にしてみてください♪
子供が蚊に刺されやすいのはナゼ?
そもそも、子供が蚊に刺されやすいのはなぜでしょう?
気になったので、蚊の習性について少し調べてみると…。
「蚊はにおいや二酸化炭素、熱を感知し、吸血対象を探す」ということが分かりました。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]なるほど!だから大人より体温の高い子供が蚊のターゲットにされやすいんだね。[/voice]そして、「体温が高い」という以外にも、蚊が寄ってきやすい条件があります。
[box class=”blue_box” title=”蚊に刺されやすい人”]- 血液型がO型
- やや汗かき
- 黒い服を着ている
- お酒を飲んでいる
[/box]
こういった噂は皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
O型の人が他の血液型の人と比べて蚊に刺されやすいというのは、実験の結果で出ているようです。
「やや汗かき」というのは、滝のようにダラダラ汗をかく人よりも、ほどほどで肌が湿っている程度の方が刺されやすいとか…。
また、黒や紺などの暗い色を好み、寄ってくるとも言われているので、黒色の服などは避けた方が良さそうですね。
お酒を飲むと体温が上がりますよね。そして体内でアルコールを分解する動きにより、呼吸数が通常より多くなります。
呼吸が多くなるということは、二酸化炭素を多く吐き出すことになるので、蚊に見つかりやすくなってしまいます。
そういう意味では、「運動後も蚊に刺されやすい」ということになりますね。
ただしこれらの諸説には、それぞれ異論が寄せられているのも事実です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]因みに私はO型でやや汗っかきですが、蚊に殆ど刺されません。[/voice]もちろん害虫は蚊だけではありません。山や渓流、海辺などに出かける人は、ブヨ等にも注意が必要です。
ブヨは体質によっては強い腫れやかゆみを引き起こす厄介な虫。完全に治るまで1~2週間かかる場合もあります。
その他ハチ、アブ、毛虫、ムカデなども子供が刺されないように注意したい虫です。
子供への虫除け対策はこれ!
では今から、子供におすすめの虫除け対策についてお伝えしていきます。
肌の露出を減らす
当たり前かもしれませんが、一番の虫対策は「肌を露出しないこと」です。なるべく長袖.長ズボンを着せてあげましょう。
靴はサンダルではなくスニーカーを。長ズボンを履いていても足首の隙間を狙われることも多いので、靴下を着用することも大事です。
無防備に草むらに入ってしまうと虫の標的になってしまいます。子供の遊び場にも注意を払ってあげたいですね。
虫除けウェアを着用する
普通の長袖の服だと夏は暑がって子供が着てくれない…という方にはこちらの虫除けパーカーがおすすめ!
繊維に特殊な虫除け加工が施されているため、着るだけで不快害虫を寄せ付けず身を守ってくれます。
しかも70回洗濯しても効果が持続するという優れもの!
メッシュ調の素材のため風通しが良く、夏場でも涼しく着れそうですね♪
更には、虫除け加工をした帽子も見つけました。
殺虫成分ではなく、虫が嫌がる成分を生地に配合することで虫刺されを軽減します。
更にはUVカット加工、速乾機能付き!
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]首の後ろもしっかりガードされてるし、デザインも可愛くて言うことなしですね!紫外線対策にも帽子は必須だし、買おうかなぁ。[/voice]虫除けグッズを使う
出典 Rakuten
長袖や防虫ウェアを着用していても、すぐに脱ぎたがったりするのが子供…。
やはり、虫除けグッズもプラスで使用するのが効果的です。
虫除けと言えば、身体に吹きかけるスプレータイプのものが定番ですよね。
大人の場合、虫除けスプレーをシューっと吹きかければいい話ですが、小さい子供の場合は抵抗のある方も多いと思います。
実際、虫除けスプレー等には子供の使用に制限があるものもありますので、よく確認してから使用する必要があります。
では、どんなものに制限があってどんなものにないのか?子供用におすすめなのは?
ここからは虫除けグッズについて詳しくみていきます。
虫除けの成分の違い
一口に「虫除け」といってもその成分はどれも同じではありません。
大きく分けて次の3種類があり、それぞれに効果が違ってきます。
- 「ディート」
- 「イカリジン」
- 「天然成分」
どんなものなのか順番にみていきましょう。
最強の虫除け成分!「ディート」
身体に使用する虫除けの多くは「ディート」と呼ばれる成分が含まれています。
ディートは虫除け剤として最も効果的で、効力も長持ちするとされています。
日本ではディートの成分が10%以下のものを「医薬部外品」、それ以上の濃度の高いものを「医薬品」と定められています。
「濃度が高い=効果が高い」と思われがちですが実はこれは間違いで、正しくは「濃度が高い=持続時間が長い」です。
子供でも使える虫除けとして販売されている商品は、殆どがディート成分10%前後のものですが、子供の使用に関しては以下のような制限があります。
小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。
・6か月未満の乳児には使用しないこと。
・6か月以上2歳未満は、1日1回
・2歳以上12歳未満は、1日1~3回
引用 厚生労働省「ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について」
これはディート成分を含む虫除け商品の裏面に書かれてあるので、目にしたことのある方も多いと思います。
こういう表記があると「体に良くないんだわ。」「危険だわ。」と思ってしまい、どうしても敬遠したくなりますよね。
そういった理由からも最近は「ディート不使用(フリー)」と書かれた商品が多く出回り、人気があるように思います。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]個人の考え方だとは思いますが、私はディートを使用しているものでも「制限を守ってさえいれば安全なもの」と捉え、必要であれば子供にも使いたいと思っています。[/voice]安心かつ効果的!「イカリジン」
「イカリジン」または「ピカリジン」といいます。
あまり聞きなれないかもしれませんが、近年この成分から作られた虫除けが増えてきました。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]54ヶ国以上で虫除けとして販売されているとか。30年以上前に開発されたものが、日本では2015年にやっと入ってきたんだね。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]ディートと違って子供の使用制限が無いのがいいな。ということは、ディートより効果が弱いのか?[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]それが、イカリジンはディートと同等の効果があると報告されているみたいだよ![/voice]「イカリジン」とは、1980年代にドイツで開発された虫よけ成分です。
現在ではヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど様々な地域で製品化されています。
日本では、2015年に初めて金鳥が、「イカリジン」を配合した製剤の製造販売承認を取得しました。従来からある虫よけ成分の「ディート」は、12歳以下のお子様には、年齢に応じて1日に使用できる回数に制限がありましたが、「イカリジン」にはそれがありません。そのため、小さなお子様からお年寄りまで安心してお使いいただけます。
ディートと同等の効果があって、小さな子供でも安心。なら、イカリジンが一番いいのでは?ディートいらないじゃない!って思ってしまいました。
でも調べると効果のある対象の虫がちょっと違っていました。
ディート | イカリジン | |
忌避できる虫の種類 | 蚊、ブヨ、ノミ、イエダニ
(商品によっては、アブ、マダニ、トコジラミ) |
蚊、ブヨ、アブ、マダニ |
ディート成分の方が対象となる虫の種類が多い、という訳ですね。
虫除けの効能をよく見て、使用する環境に適したものを購入するのがよいと思いますが、日常のお出かけの蚊対策ならイカリジンで十分だなぁと感じました。
ナチュラル派におすすめ!「天然成分」
そうはいっても化学物質を含むものは使いたくない!というナチュラル派の方や、「ディート」や「イカリジン」の使用には漠然とした不安を抱いてしまう。という方はいらっしゃると思います。
そんな方には「天然成分」配合の虫除けがおすすめ。
天然成分配合の虫除けは主に、次のようなハーブから作られています。
- シトロネラ
- ゼラニウム
- ラベンダー
- レモンユーカリ
- レモングラス
これらのハーブには虫の嫌いな成分が含まれていて、虫を寄せ付けにくくするといわれています。
柑橘系の爽やかな香りのものが多く、ディートの虫除けの臭いが苦手な方にもおすすめです。
ただこれらの天然成分は人に害がなく安全ですが、その分虫に対しても効果は弱めと思われます。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]アウトドアには不十分かもしれませんが、日常使いには良さそうですね![/voice]子供におすすめの虫除け10選!
成分の違いも踏まえ、子供におすすめの虫除けをシールタイプとスプレータイプ別にご紹介したいと思います。
シールタイプの虫除け
シールタイプの虫除けは服や帽子、ベビーカーなどにペタッと張るだけ。
手の届かない位置に貼っておけば口に入る心配がなく、ディート不使用でもあるため赤ちゃんから安心して使えます(直接肌に貼ってはいけません)。
我が家も子供たちが赤ちゃんの頃にはシールタイプをよく使っていましたし、シールだと子供が喜ぶので今でも使うことがあります。
使い方のポイントは、1枚だけでなく複数貼ること。虫に刺されやすい首筋や足首近くに貼ると効果的です。
それでは、シールタイプの虫除けのおすすめ商品をご紹介します。
1. ピジョン 虫くるりん シールタイプ虫よけ(60枚入)
虫が嫌うといわれている天然ハーブの精油を染み込ませた、衣服やベビーカーに貼るタイプのシールです。
楽しい3つの動物イラスト入り!
2. 虫よけキャラシール アンパンマン(45枚入)
ちびっ子が大好きなアンパンマンの虫除けシール。
天然ラベンダーエッセンシャルオイルを使用しており、肌が露出している近くの衣服に貼ると、虫が寄り付きにくくなります。
3. アース 虫よけパッチαシールタイプ くまのプーさん(72枚入)
天然レモンユーカリオイル配合の、可愛いプーさんのイラスト付きシール。
レモンユーカリには、虫が嫌うシトロネラールという芳香成分を多く含んでいます。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]シールタイプは肌に直接付けなくていいので、小さな子供にも安心して使えますね。[/voice][the_ad id=”11303″]
スプレータイプの虫除け
肌が露出している部分をしっかりと守ってあげたい!という場合には、虫除けスプレーやミストなど、肌に直接つけるタイプがおすすめ。
使い方のポイントは、ムラができないように、スプレーしてからしっかりと手で伸ばしてやること。
汗をかくと流れてしまうので、数時間ごとに塗り直しが必要です(ただし商品によって使用回数に制限があるので注意)。
またスプレーは飛び散りやすく、散布する際に吸い込んでしまう恐れがあるため、赤ちゃんや小さい子供に使用する場合は、一旦大人の手のひらに出してから肌に塗ってあげるようにしましょう。
色々な成分のものがあるので、使用シーンやお子さんの年齢に合ったものを選んでくださいね。
スプレータイプの虫除けのおすすめはこちら!
1. 【ディート成分10%】フマキラー スキンベープ 虫よけスプレー ミストタイプ
ディート成分10%配合で5時間以上、虫からお肌をガードします。
ミストタイプなので舞い散りが少なく、ウォーターベース処方でお肌への刺激も少なくなっています。
香りがきつくない上に蚊が寄ってこないと評判の商品です。
2. 【ディート成分10%】アース製薬 サラテクト 虫よけスプレー 無香料
サラサラ優しいつけ心地&むせにくい虫除けスプレーです。無香料なので、虫除けのにおいが苦手な人にもおすすめ。
ディート配合なので効果も期待できます。緑の多い場所へのお出かけに♪
小さなお子様から使える、ミストタイプのお肌に優しい虫除けスプレーです。何回でも塗りなおしOK。
イカリジン成分配合で、蚊やマダニなどに優れた虫よけ効果を発揮!
また、衣類にやさしい虫除け成分なので、服の上からでも安心して使えます。
イカリジン成分を高濃度に配合しており、虫除け効果が約8時間持続します。
使用回数に制限が無いので、汗をかいても安心して塗り直しができます。
様々なアウトドアシーンにおすすめの商品です!
同じくイカリジンを高濃度に配合しており、虫除け効果長持ち。
ミストタイプなので舞い散りが少なく、吸い込みにくくなっています。
肌に優しいヒアルロン酸ナトリウム配合なので、敏感肌の人にもおすすめ。
ディート不使用、100%天然成分のアロマスプレー。
ケミカルにも負けない植物精油の力を発揮し、付けてすぐの効果が4時間後も変わらず維持します。
爽やかな香りなので、ボディスプレーとしてシュッとひと吹きすれば気分もリフレッシュ!
100%天然成分の虫よけスプレーです。
こちらは肌に直接吹き付けるのではなく、服や帽子にスプレーして使うタイプ。
UVカット効果もプラスされているので、夏のお出かけにピッタリなアイテムです。
虫除けと日焼け止めは併用できる?
夏のお出かけでは、虫と共に紫外線からも子供を守ってあげたいもの。
そこで湧いてくるのが、「虫除けと日焼け止めは併用できるのか?」という疑問です。
我が家は日焼け止めと併用する場合、子供には虫除けシールと使ってきました。
ですが、もっとしっかりガードしたい場合に、虫除けスプレーと日焼け止めを一緒に使って大丈夫なのかな?と思い調べてみました。
結果、「虫除けと日焼け止めは併用しても問題ない」ようです。
ただ、子供の肌は大人の肌よりデリケートでかぶれやすいので、刺激の少ないタイプを選んだ方が良さそうですね。
また、付ける順番は
- 日焼け止め
- 虫除け
が良いとされています。
日焼け止めはどの順番に塗っても肌に膜を張っていれば紫外線をブロックできますが、虫除けは虫の嫌なにおいを漂わせて初めて効果を発揮できるからです。
虫除けの上に日焼け止めを塗ってしまうと、虫除けの成分に蓋をしてしまうということなんですね。
しかし、虫除けと日焼け止めを2人の子供に両方塗るのは面倒臭い…なんて思ってしまった私。
先ほどご紹介したスプレーの中にも紫外線カット効果がプラスされた虫除けがありますし、虫除け効果のある日焼け止めも見つけました。
虫が嫌うと言われている100%天然由来の精油を配合した、赤ちゃんから大人まで使える汗や水に強い全身用UVミルクです。
毎朝、保育園に行く子供に2つも塗る時間がない!という忙しいお母さんに嬉しい商品ですね♪
まとめ
- 子供は体温が高いので大人よりも蚊に刺されやすい。
- 一番の虫除け対策は、肌を露出しないこと。虫除けグッズも使用しよう。
- 虫除けには「ディート」「イカリジン」「天然成分」の3つの成分がある。
- 日焼け止めと併用する場合は、日焼け止め→虫除けの順に塗る。
虫除けを使うそもそもの目的は、「虫に刺されない」ということ。
安心安全の天然成分を使っているからといっても、虫除けの効果が殆どないなら意味がないかな…と私は思います。
近頃は虫刺されによる感染症を招く恐れも考えられるので、虫の多い場所ではしっかり効果があるものを使っていきたいですね!
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]「少しのお出かけなら身体に優しいもの、自然の多いところに出かけるなら強力なもの」という風に、使い分けするのが一番かもしれませんね。[/voice] [box class=”pink_box” title=”関連記事”]- 海水浴の必需品って?荷物を減らすと子供連れも楽になる
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