


今回は、お困りのパパのために、最近よく耳にするようになった「セルフィー」に関することを詳しく調べてみました。
目次
セルフィースマホって一体どういうもの?

最近「セルフィー」という言葉を、会話の中で普通に使っている若者が増えていますよね。これっていったい何なのでしょうか?詳しく調べてみました。
セルフィーとは?
アメリカなどの英語圏では、自分自身の画像を撮影するという意味で用いられるインターネットスラングだそうです。
インターネットスラングについて面白い記事がありますので、こちらの記事もご覧くださいね。
セルフィースマホとは?
セルフィースマホとは、インカメラ(内側の自撮りするときのカメラ)の性能をあげて、高い画素数を実現したスマホの事をいいます。
つまり、セルフィー(自撮り)に特化した自撮り性能の高いスマホのことです。
スマホのカメラは通常、アウトカメラ(背面のカメラ)とインカメラ(内側のカメラ)の両方についています。
一般的に〇〇万画素といわれる高い画素数は、アウトカメラのことをさしていますので、インカメラにはそこまでの画素数はないものがほとんどでした。
最近はSNSなどに、自撮りした写真をアップして楽しむことが増えている事もあり、インカメラにも高画質が求められるようになり、より美しく撮影できる機能も必要となってきました。
そこで登場したのが、このセルフィースマホです。
セルフィースマホの特徴とは?

それではセルフィースマホの特徴とはどのようなものなのでしょうか?
セルフィー(自撮り)に役立つ機能が充実
まずは、自撮りに欠かせない便利な機能が充実していることです。
そのなかでも、「ポートレート」と呼ばれる機能は必須なようです。
SNS映えするような写真を撮影したい場合、自分以外の背景をキレイにぼかすことができれば、余計なものが写り込むことを防止できますし、主役を引き立たせることができてとても重宝しますよね。
また、美肌や目の大きさなどを補正してくれる美肌機能や被写体の笑顔を感知するとシャッターが切れる「スマイルシャッター」や自撮り棒なしでもみんなの顔が写せる「グループ自撮りモード」など、その他にもたくさんの自撮りに便利な機能が充実しています。
広角レンズを搭載
広角レンズは、通常のスマホレンズより広い視界の光を捉えることができますので、手を伸ばしてセルフィーを撮影する際、ギュッと人が集まる必要はなく、広い範囲の撮影が可能です。
インカメラの画素数が多い
画素数が多いほど写真はよりなめらかにきれいに撮れます。一般的なインカメラがおおよそ700万画素くらいですが、セルフィースマホは800万画素以上を採用しているようです。
F値が小さい
F値の数字が小さいほど、暗い場所でも多くの光を取り込めるので、より明るく撮ることができます。
また、速いシャッターが切れるのでブレにくく、暗い場所でも手ブレせず、きれいにはっきりと撮ることができます。
デュアルレンズ採用
2つのレンズで撮影したイメージを合成することで、より繊細な色彩を表現することができます。
また、まるで一眼レフカメラで撮ったような自然なボケ感のある写真が撮影でき、スマホカメラとは思えない立体感と奥行きのある写真を撮ることができます。
そんなセルフィースマホは、いろいろなものをきれいに撮ってくれます。こちらの記事もどうぞ。
代表的なセルフィースマホ
セルフィー機能が充実した代表的なスマホを3つご紹介します。
Google【Pixel3】

アウトカメラの画素数は1220万画素。インカメラの画素数は800万画素で、F値1.8で視野角75°の標準視野カメラと、F値2.2で視野角97°の広角カメラが搭載されています。
アウトカメラ | インカメラ | |
レンズ | シングルレンズ | デュアルレンズ(標準+広角) |
F値 | 1.8 | 1.8+2.2 |
解像度 | 1220万画素 | 800万画素 |
セルフィー機能 |
|
iphone【iPhoneXS/XSMax】

アウトカメラの画素数は1200万画素。デュアルレンズで広角のF値は1.8、望遠のF値は2.4。インカメラの画素数も700万画素、F値2.2と高スペックを備えています。
アウトカメラ | イントカメラ | |
レンズ | デュアルレンズ(広角+望遠) | シングルレンズ(広角) |
F値 | 1.8+2.4 | 2.2 |
解像度 | 1200万画素 | 700万画素 |
セルフィー機能 |
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【GalaxyNote9】

アウトカメラは光の量を自動で判断し、暗い場所はF値1.5、明るい場所はF値2.4モードに自動的に切り替えてくれます。インカメラは顔認証してフォーカスするので、美しい写真をシンプルに撮影できます。
アウトカメラ | インカメラ | |
レンズ | デュアルレンズ(広角+望遠) | シングルレンズ |
F値 | 1.5+2.4 | 1.7 |
解像度 | 1200万画素 | 800万画素 |
セルフィー機能 |
|
「セルフィースマホ」というスマホは存在しない?
セルフィースマホをご紹介しましたが、実は「セルフィースマホ」という名称の機種自体は日本では存在していません。
というのも、セルフィー(自撮り)を主として作られているスマホは、中国の「Meitu(メイトゥ)」が先駆けでした。
Meituは、世界中の女性に支持されている美顔効果アプリ「BeautyPlus」(iPhoneやAndroid向け)の美顔テクノロジーを、自社のスマートフォンに標準搭載した「セルフィースマホ」を販売しました。
そのインカメラの画質も2400万画素と、ちょっと考えられないほどの高画質を採用しています。
しかし、現在では各メーカーよりセルフィー機能を標準的に搭載したスマホが販売されるようになった為、今やセルフィー機能だけでは他社との差別化は難しくなり、Meituはスマホの販売から撤退するようです。
一方、日本では「セルフィースマホ」と大々的に打ち出したスマホは少なく、カメラアプリも充実していることから、カメラ性能の高いスマホの機能の一部「セルフィー機能も充実しているスマホ」として紹介されているようです。
自撮り棒っていったい何?

セルフィーに欠かせないものと言えば、やはり自撮り棒ですよね。自分だけでなく、たくさんの人たちと一緒に写ったり、景色をバックに写真を撮りたい時には便利ですね。こちらではそんな自撮り棒について詳しくご紹介します。
自撮り棒とは?
発売当初はスマホを固定する機能しかなく、シャッターが押しづらいという難点がありましたが、最近では手元のスイッチでシャッターが押せるので、自撮りだけでなく高い位置や少し離れた場所を撮る時にもとても便利で、さまざまな使い勝手のよい製品が発売されています。
自撮り棒のメリットとは
自撮り棒のメリットは、やはりスマホを手に持つよりも遠くから撮影できることですね。手持ちの場合は、手を伸ばさないと入れたい景色が写らないですし、大人数の集合写真を撮る時には、ギューッと近づかなくてはいけませんでした。
でも、自撮り棒があればそんな問題も解決です!桜などの高いところに咲く花の背景のシーンもバッチリとれちゃいます。
- 旅行などでバックの景色と自分を同時に撮れる。
- 大人数の集合写真も簡単に撮影できる。
- 手の届かない離れた場所も撮影できる。
自撮り棒の種類と使い方
自撮り棒には「セット式」「ケーブル式」「Bluetooth式」の3種類があります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、選ぶときにはきちんと把握して選ぶとよいでしょう。
セット式
元祖自撮り棒です。スマホにセットするだけで使用するタイプ。
このタイプは自撮り棒にスマホを取り付け、スマホのセルフタイマーを使って撮影します。
- とにかく価格が安い
- 100円ショップでも買える
- 壊れやすい
- セルフタイマーなので、撮影の度、いちいち手元にもどして設定が必要
- シャッターのタイミングが合いずらい
【使い方】
ケーブル式
スマホのイヤホンジャックに自撮り棒のケーブルを差すことで、手元でのシャッター操作ができるタイプ。
このタイプはイヤホンジャックに差すだけで気軽に撮影ができるので、初心者にはおすすめです。
また、繋いだスマホから電源を撮る為、自撮り棒自体の充電が必要なく、買ってすぐに使えるのが便利です。
- 設定不要でイヤホンジャックに差すだけの簡単操作
- 充電不要で使える
- 買ってその場ですぐに使える
- イヤホンジャックがないものには使えない
- 大きい端末だとコードが届かない場合がある
- android機種では使えないタイプが多い
【使い方】
<おススメの自撮り棒>
使うときはこんな感じになりますので、動画を参考にしてくださいね。

Bluetooth式
「手元にシャッタースイッチがあるタイプ」と「リモコンで操作するタイプ」の2種類があります。 一度Bluetooth接続をしてしまえば、すぐにシャッターに連動されるので簡単に使うことができます。しかし、このタイプの自撮り棒はリモコンを充電する必要もあります。
- どんな端末(iPhone/android)でもOK
- ワイヤレスだから端末の大きさ関係なく使える
- 遠隔操作ができる(リモコン付属の場合)
- Bluetooth接続設定が必要
- リモコンの充電が必要(リモコン付属の場合)
- 少々値段が高い
【使い方】
リモコンタイプの自撮り棒を購入する際には、「技術基準適合証明マーク(通称:技適マーク)」が入っているかを確認しましょう!マークがないものは、電波法違反となり1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となります。
<おススメの自撮り棒>

マナーには気をつけよう!

自撮り棒は気軽に使える為、使う人も年々増えていますが、トラブルも多く発生しています。そこで忘れていはいけないのが、マナーをきちんと守る事です。以下のような行為は絶対にやめましょう。
- 人の多い場所で使う
人混みや人通りの多いところでは、自撮り棒を使うというだけでなく、”撮影をする行為”そのものが迷惑になります。
また、自撮り棒自体が長い棒なので、当たってけがをさせてしまう恐れやトラブルの原因となる恐れもありますので、人ごみなどでは使わないようにしましょう。
- 自撮り棒をつけたまま電話する
これはまあ、ありえないと思いますが、危険なので絶対にやめましょう。
- 立ち入り禁止のフェンスを越えて撮影する
自撮り棒は、1メートル近く伸ばすことが出来ますが、どこにでも伸ばして良いという訳ではありませんよね。
以前、動物園でカワウソを撮影するために、自撮り棒を柵の中まで伸ばして、動物のギリギリまでカメラを近づけている写真がTwitterで話題となったそうです。
信じられない話ですよね。
公共の場では、キチンとルールを守り、ひとりひとりがマナーを守るよう心掛けたいですね。
自撮りをアプリで楽しもう!
自撮りをもっと楽しくする為のアプリをいくつかご紹介します。やってみるとすごく楽しくて、病みつきなりますよ。
B612- いつもの毎日をもっと楽しく

自撮りを撮るならコレ! 顎も足も美しくシェイプアップ
- 目を大きくしたり、頬をなめらかにしたり、美顔になれるカメラアプリ
- 1500種以上のスタンプ搭載! かわいい動物になりきれるものも
- ピンクやオレンジなどフィルターも豊富。一気にガーリーテイストに
ダウンロードはこちら⇒ iphoneの場合
ダウンロードはこちら⇒ Androidの場合


SNOW-ビューティー効果&メイク機能付き自撮りカメラ

キラキラ、おもしろ、ビューティー 豊富なスタンプで自撮りをよりかわいく
- 小顔な美人になれちゃう! かわいい加工が揃ったARカメラアプリ
- 3,000種以上の顔認証スタンプ、60種以上のフィルターなどとにかく多機能
- 曇り空が、虹のかかった青空に! ファンシーでキュートな空加工も
ダウンロードはこちら⇒ iphoneの場合
ダウンロードはこちら⇒ Androidの場合

カメラ360
世界が愛したカメラアプリ 美肌や200のフィルター、まさに「完璧」
- 200種以上のフィルター搭載。鏡面や幽霊モードなどバラエティも豊富
- 肌色調整やセルフタイマーで、美しさにこだわった「自撮り」ができる
- 整形、油絵風、ぼかし……多彩な加工ツールでとっておきの1枚を
ダウンロードはこちら⇒ iphoneの場合
ダウンロードはこちら⇒ Androidの場合

実際にどうやって加工しているかなども、この動画を見れば参考になると思うので、ぜひどうぞ。
【自撮りのちょっとしたコツ】
自撮りが上手な人は、斜め上から自分を撮るようにしているようです。
斜め上から撮ると、自然に上目遣いになりレンズから顎が遠くなることで顔の輪郭がシャープに写ります。
また、レンズに瞳が近くなるので、大きな瞳を強調できます。頭の15cmほど上から撮るとよいでしょう。
軽く顎を引いて、斜め45度くらいの角度を目安にすると良いみたいです。
個人でそれぞれきれいに写る角度は違うと思うので、鏡で確認したり、たくさん写真を撮って自分のベストポジションを探してみましょう!

まとめ
セルフィーには欠かせないスマホや自撮り棒について、ご紹介してきましたが、皆さんはマスター出来そうですか?
ぜひ、皆さんも楽しく自撮りにトライしてみてくださいね。最後におさらいです。
- セルフィースマホとは、インカメラの性能を上げたセルフィーに特化したスマホの事である。
- セルフィーに役立つ機能が充実
- 広角レンズを搭載
- インカメラの画素数が多い
- F値が小さい
- デュアルレンズ搭載
- Pixel3
- iphoneXS/XSMax
- GalaxyNote9
- 自撮り棒とは、スマホを取り付けて自撮りを行うための器具である。
- 旅行に便利
- 大人数も撮れる
- 離れた場所も撮影できる
- 自撮り棒には「セット式」「ケーブル式」「Bluetooth式」があり、それぞれにメリット・デメリットがある。
- 人ごみでは使用しない
- 自撮り棒をつけたまま電話しない
- 立ち入り禁止の場所に使わない
- B612-いつもの毎日をもっと楽しく
- SNOW-ビューティー効果&メイク機能付き自撮りカメラ
- カメラ360
- 自撮りにはちょっとしたコツがあり、自分なりのベストポジションを探しておくと便利である。

