みなさんは、浴衣といえば何をイメージしますか?
私は、やっぱり花火大会や夏祭りです。
浴衣を着るのはとっても手間がかかるし暑いですが、その苦労の分だけ一気に身が引き締まって女子力がアップするような気がします。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]そういえば浴衣って男女で違うけど、具体的にどんな違いがあるか知っている?[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]帯とか?あとは、衿の合わせとかも違うんじゃない?[/voice]今回の記事では気になる男女の浴衣の違い、衿の合わせは男女で違うのかを徹底解説します!
男女それぞれの浴衣の着付けの方法や浴衣の時のヘアアレンジ、おすすめの花火大会も合わせてご紹介します!
浴衣は男女でどう違う?
男女の浴衣はどう違うのか、調べてみるとまず仕立ての段階から大きく違いがあるようです。
さらに詳しく、具体的にどんな違いがあるかを調べました。
浴衣について調べていて知ったちょっとした雑学も合わせてご紹介します!
衣紋(えもん)
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]みなさんは、衣紋が何か知っていますか?[/voice]私は今回この記事を作るために色々と調べていて初めて知りました!
衣紋と言うのは、浴衣の後ろ衿(首の部分)のことなんです。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]さて、そんな衣紋の男女の違いについてご紹介します。 [/voice]
まず1番の違いは衣紋を抜くかどうかです。
衣紋を抜くと言うのは、衿の後ろの部分を首から放して少し間をあける着こなしのことで、シャツの抜き襟のようなちょっと色っぽいイメージに仕上がります。
女性は衣紋を抜きますが、男性は衣紋を抜きません。
その違いから男性と女性の衣紋は仕立て方が違います。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/09/サイトキャラクター.png” name=”友人” type=”l”]衿と襟って読みは一緒だけど、漢字は違うよね。
何が違うの?[/voice]
どちらも読み方は同じえりですが漢字で書くと和服の場合は衿、洋服の場合は襟と書くそうです。
女性の場合、首と浴衣に隙間がありますが、男性には隙間がないのが特徴です。
余談ですが、ハンガーのことを衣紋掛け(えもんかけ)とも言いますよね。
衣紋を掛けるというのが由来だったようです。
聞きなじみのない言葉でも意外な雑学があるものですね。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]衣紋を抜く場合、やりすぎるとだらしなく見えたり下品に見えてしまうのでほどほどにしましょう。[/voice]
帯を結ぶ位置や種類
帯を結ぶ位置
男性は腰骨の位置に少し前下がりにして帯を結びます。
それに対して女性は、胸下のかなり高めの位置で帯を結びます。
ちなみに帯について調べていた時に知ったのですが、『帯を締める』と『帯を結ぶ』は意味が違い、帯を締めるはお葬式などの悲しい席、帯を結ぶはお祝いなどの席を意味するそうです。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]
私はなんとなく帯を締めると言っていた気がします。
今日から帯を結ぶに言い替えたいと思います。
日本語って本当に難しい![/voice]
帯の種類
男性は、少し硬めの角帯(かくおび)と柔らかめの兵児帯(へこおび)があります。
女性は、オーソドックスな浴衣帯と筒状になっている半幅帯(はんはばおび)、男性同様に兵児帯などがあります。
帯の幅も少し違いがあり、男性は幅が狭め女性は幅が太めです。
[box class=”blue_box” title=”男性”]
- 角帯
- 兵児帯[/box]
[box class=”pink_box” title=”女性”]
- 浴衣帯
- 兵児帯
- 半幅帯[/box]
個人的に、男性は角帯のイメージが強かったのですが調べると意外に兵児帯も人気でした。
女性も若い方を中心に兵児帯の人気が高まっているようです。
でも、定番の浴衣帯も根強い人気があります。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/09/サイトキャラクター.png” name=”友達” type=”l”]その他だと好みは分かれるけど、作り帯もあるね。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]そうだね!帯でけっこう浴衣の印象が変わるから、私は浴衣は1枚しかないけど帯はいくつか持っているんだ♪ [/voice]
帯と言えば、結び方でも男女の違いがあったり、いろんな結び方がありますよね。
気になる帯の結び方については、後ほど着付けの方法と合わせてご紹介します。
浴衣の丈
浴衣の丈も男女で違いがあり、男性は短めで女性は少し長めです。
理由としては、女性はおはしょりを作るのでその分浴衣の丈が長く作られているんです。
おはしょりと言うのは、腰の部分の折り返しのことです。
男性はおはしょりは作りませんが、女性はおはしょりを作ります。
おはしょりを作ることで、着崩れしにくくなるそうです。
おはしょりについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください!
[box class=”green_box” title=”関連記事”]浴衣のおはしょりをきれいに!長い時、短い時の処理の仕方を紹介!
[/box]
身八つ口、振り、人形?
身八つ口、振り、人形と聞いてピンと来ない方も多いと思います。
もちろん私も初めて聞いたので、何のことかさっぱりわかりませんでした。
身八つ口と言うのは、脇の開いた部分のことで女性の浴衣にしかありません。
振りも女性の浴衣にしかないもので、袖のヒラヒラした部分のことを言います。
男性の浴衣には振りがなく、縫い塞がれているその部分を人形と言うそうです。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/09/サイトキャラクター.png” name=”友達” type=”l”]何気なく着ていた浴衣にこんな違いがあるなんて知らなかった![/voice]
浴衣の着付け
さて、いよいよ浴衣の着付けについてご紹介していきます。
「浴衣の着付けなんで、なんだかとっても難しそう」と思っている方もたくさんいると思います。
私も、いつもおはしょりを作るあたりで上手く行かず挫折してしまったことがあります。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]小学生の頃は祖母が上手に着せてくれたのですが、大人になってからは私も母も不器用なので浴衣の着付けはもっぱら美容室頼みでした。[/voice]
でも今はyoutubeなどでわかりやすい解説動画がたくさんあるので、不器用な私でも挑戦できそうな気がしています。
今年は花火大会に向けて今のうちから、着付けの練習をしてみようと思っています。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”l”]自分で着付けができる女性ってなんかいいよね。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]何より時短になるし、お金がかからないのがいいよね![/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]え、そこ?(ちょっと違うんだけど、まぁいいか…)[/voice]
右と左どちらが前?
私は、浴衣の着付けの前にいつもわからなくなることが2つあります。
- そもそも浴衣は左右どちらを前にするのか。
- 男女でその違いはあるのか。
実際に調べてみると、私と同じように悩んでいる方が多くて安心しました。
浴衣や着物は頻繁に着るわけではないので、たまに着るタイミングで迷うんですよね!
[box class=”yellow_box” title=”答え”]
男女で違いはなく、合わせは同じと言うのが正解です!
自分から見て右から先に合わせる『右前』が正しい着付けです。
着付けする場合の『前』とは、先に合わることを意味します。[/box]
ちなみに左前は死人を意味すると言うのは有名な話ですよね。
でも、なぜか男性は左前と言うイメージを持っている方も多いようです。
それには、ちょっとした理由があります。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]それは、男性の洋服のせいなんです。[/voice]
男性の洋服は左前に作られていて、女性の洋服は右前に作られています。
西洋の文化では男女の襟の合わせが逆に作られていて、東洋の和服は、男女同じ右前に作られています。
それが理由でなんとなく男性は左前と認識している方が多いようです。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]前に温泉に行った時には逆に着ていたかも!今度から気を付けよう。[/voice]
浴衣の着付け前の準備
いざ浴衣の着付けをする前に一体何を揃えておけばいいのかわからないと言う悩みもありました。
浴衣を着る当日に困らないようにしっかり準備しておきましょう!
男女で揃えるものが少し違うので、男女別でご紹介していきます。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”r”]まずは、男性からご紹介します♪[/voice] [box class=”blue_box” title=”男性:用意するものリスト”]
- 浴衣
- 帯
- 下駄
- 腰ひも
- 肌着
- 信玄袋
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]続いて女性もご紹介します♪[/voice] [box class=”pink_box” title=”女性:用意するものリスト”]
- 浴衣
- 帯
- 下駄
- 腰ひも
- ワンタッチベルト
- 伊達締め
- 肌着
- カゴバックや巾着
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]薄い色の浴衣を着ると下着が透けてしまうので、女性は必ず肌着を用意しましょう![/voice]
浴衣を持っていない方は、まずは浴衣セットを購入するのがおすすめです。
ちなみに肌着は入っていない場合が多いので、別で購入しておくことをおすすめします。
すでに浴衣をお持ちの方は、帯や小物を買い足すのがおすすめです。
帯や巾着、扇子などのアイテムを変えるだけで去年の浴衣でもガラッと雰囲気が変わります。
浴衣の着付けの方法
ここからは、いよいよ男女別の着付けの方法をご紹介していきます。
いくら動画を見て簡単にと言えども、備えあれば憂いなしと言いますので浴衣を着る日が決まったら事前にチェックしておくことをおすすめします。
男性の浴衣の着付け
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]それでは、先行!まずは、男性の着付け動画をご覧ください♪[/voice] [arve url=”https://www.youtube.com/embed/cV03V2frpxY” mode=”normal” /]
必要なものもから帯の結び方までを説明してくれているのでとてもわかりやすい動画です。
<帯の結び方>
- 貝ノ口
- 浪人結び
- 兵児帯
着付けから帯の結び方まで男性も意外とバリエーションがあるんですね。
個人的には、解けそうな危うさがある浪人結びが大人の男性の雰囲気が出ていて好きです。
女性の浴衣の着付け
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]続いて後攻!女性の着付け動画をご覧ください♪[/voice] [arve url=”https://www.youtube.com/embed/8iRirOZj3I0″ mode=”normal” /]
最初に専門用語の紹介をしてから、着付けの説明に入ってくれていてとっても親切です。
念のために、専門用語もおさらいしておきましょう。
<帯の結び方>
- 広瀬すずCM風『浴衣帯結び』
- 兵児帯『金魚草』
- 兵児帯『花文庫』
ご紹介した結び方以外にも、本当にたくさんのかわいい結び方がありました。
お持ちの帯の種類や浴衣の雰囲気に合わせて研究してみるのもおすすめです!
普通の浴衣帯だと、上手く結べていないとバレてしまいそうですが兵児帯の場合ふわふわしている分、少し失敗してもバレなさそうだと思いました。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]そんな少しズボラな理由で、私は今年兵児帯に挑戦してみようと思っています。[/voice]
浴衣のヘアレンジ
かわいい浴衣をバッチリ着付けできたら、ヘアアレンジもかわいく仕上げたいのが女心ですよね。
でも浴衣の時のヘアアレンジをどうするか、迷っている方もたくさんいると思います。
そこでInstagramで浴衣の時のかわいいヘアアレンジを探してみました。
よかったら参考にしてみて下さい。
https://www.instagram.com/p/Bz0TPFHnEcF/
これは鉄板のモテヘアですね。
大人気の編み込みとシニヨンのアレンジで男性受けもばっちりです!
https://www.instagram.com/p/Bz0O-qKHJti/
無造作に仕上げていますが、おくれ毛の出し方が絶妙でとってもかわいいですよね★
https://www.instagram.com/p/Bzz8CqsHrHW/
髪が短くてもこんなアレンジなら浴衣にも相性抜群です!
https://www.instagram.com/p/Bzz5ivuFXo2/
波ウエーブなアレンジもこなれ感が出ていていいですね♪
どれも本当にかわいいアレンジですよね。
浴衣の雰囲気がかわいい系なら、編み込みやふわふわ系のアレンジが合いそうですね。
大人っぽい浴衣なら、ナチュラルに崩しているような作り込みすぎない感じがいいと思います。
ちなみに、着付けとヘアアレンジどちらを先にするのかでも意見が分かれているようです。
着付けを先にしてしまうと、着崩れしてしまったり、浴衣を汚してしまう可能性があるので私は先にヘアアレンジを済ませた方が良いと思います。
浴衣で行きたい花火大会
浴衣に着替えたらやっぱり行きたくなるのが花火大会ですよね。
そこで全国各地で人気の花火大会も簡単にご紹介します。
この夏、ぜひ浴衣を着てたくさんお出かけしてみましょう♪
東京都:足立の花火大会
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/bjKaj9JU2Is” mode=”normal” /]荒川河川敷で毎年行われている花火大会です。
レーザーの演出や音楽花火が楽しめ、Wナイアガラと言う仕掛け花火が目玉になっています。
大阪府:天神祭奉納花火
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/I26BCo0cKYE” mode=”normal” /]大阪都心で開催される花火大会で2か所の公園から花火が打ち上げられます。
夜空に文字の花火が打ち上げられる仕掛け花火は天神祭ならではです。
岐阜県:全国選抜長良川中日花火大会
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/S6gJdq5MvoY” mode=”normal” /]東海地区で最大級の花火大会で、全国選抜と言うだけあってたくさんの花火師が集うそうです。
ファイナルスターマインは必見です。
東京都:江戸川区花火大会
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/Rq-IabNWqWI” /]とにかく迫力があり、大きな花火がたくさんと口コミが多い江戸川の花火大会。
江戸川の花火大会の記事です!
こちらの記事も合わせてご覧ください。
[box class=”yellow_box” title=”関連記事”]江戸川花火大会をみるならここで決まり!穴場スポットをご紹介!!
[/box]栃木県:足利花火大会
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/EBrbwZ2fQsc” mode=”normal” /]関東からとにかくたくさんの人が集まる花火大会です。
大ナイアガラと大スターマインが目玉で、なんと2万発以上もの花火が打ち上げられるそうです。
広島県:あしだ川花火大会
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/bbeV7I2fh3M” mode=”normal” /]年々、迫力が増し見ごたえがあると話題の花火大会です。
クライマックスに近づくにつれ、どんどん盛り上がりが増すそうです!
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]全国でたくさん素敵な花火大会が開催されているんですね!
今年はどの花火大会に行こうか、今からとっても楽しみです★
[/voice]
まとめ
今回の記事では、男女の浴衣の違いから着付け方法やおすすめの花火大会まで盛りだくさんでご紹介しました。
ご紹介した内容をおさらいしてみましょう。
[box class=”green_box” title=”まとめ”]
- 浴衣は男女で仕立て方に違いがある
- 浴衣の衿の合わせは男女共通で右前
- 事前の準備は忘れずに!
- 着付けや帯を結ぶのはコツさえ掴めば意外と簡単
- 浴衣を新調しなくても小物を変えるだけで雰囲気が変わる
- ヘアアレンジをしてから浴衣に着替える
この夏も全国各地でたくさんの花火大会や夏祭りが開催されます。
今から準備をしておけば、当日の準備もばっちりです。
たくさん浴衣を着て楽しい夏の思い出を作りましょう♪
[box class=”yellow_box” title=”関連リンク”] [/box]