扇風機を寝る時に使いたい!そんな時におすすめの使い方とは?

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]最近じめじめ暑くなってきたし、そろそろエアコンと扇風機の出番だね。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]そうねえ。夜とかちょっと寝苦しいものね。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]でも、寝る時にエアコンをつけていると少し体調悪い気がするんだよね。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]あら、クーラー病ってやつかしら?じゃあ、寝る時に使うのは扇風機ね。[/voice]

夜眠るとき暑くなってくる季節に活躍するものといえば、扇風機とエアコンですよね。

ですが、エアコンは体が冷えすぎるから苦手な方や電気代が高いから寝る時までつけられない方も多いと思います。

窓を開けたままにしていると防犯面を考えれば不安ですし、なにより夏本番になると涼しい風なんて入ってこないですよね…。

となれば、頼りになるのは扇風機でしょう。

でも、扇風機だけではどうしても暑くて寝苦しい、朝起きたら寝汗で不快、なんて経験ありませんか?

扇風機だけでぐっすり快適に眠るためには、どのような工夫をすればいいのでしょう。

今回は、寝る時に扇風機だけで快適に過ごすためにおすすめの扇風機の使い方をご紹介します。

 

睡眠中の体温変化

私たちの体温は寝ている間に大きく変化しています。

人の体には、

  • 表面の温度(表面体温)
  • 体内の温度(深部体温)

という2種類の体温があります。

眠るときに大切なのは、このうち、深部温度を下げることです。

深部温度が約1度ほど下がることで内臓や脳の活動が弱くなり、しっかり体が休むことができると言われているそうです。

眠りに入ってから4時間の間に1.5度も深部体温が下がっています。

寝ている間に手足などから汗をかいて熱を放出し体温を下げているのですが、寝室が暑いと体温を下げることができず、真夜中に目が覚めたりします。

夏の間夜中に起きてしまうのは、ただ暑くて寝苦しいからというわけではなく、深部温度が下がらないからなのです。

睡眠不足は夏バテの原因にもなりますから、できれば避けたいですよね。

この深部体温を眠りの序盤で徐々に下げることができれば、深い眠りにつくことができます。

エアコンを使用すれば手っ取り早く体温を下げることができますが、昼間の体温との差が大きすぎたり、急激に体温を下げたりすると逆に体にだるさを感じ疲れがたまってしまうことも

 

おすすめの扇風機の使い方

扇風機はエアコンと違って室内温度を変えることはできません。

そのため、「ちょっと電気代がかかるけどエアコンをつけっぱなしで眠った方が良く眠れる気がする…。」とエアコンをつけたまま寝ている方もいらっしゃると思います。

やっぱりエアコンをつけていた方が手っ取り早く室内温度が下がって快適に感じますからね。

ですが、扇風機でも風の当て方や置き場所などひと工夫することでその効果は大きく変化するものなのです!

室内温度を変えることが出来なくても、扇風機は風を作ることができます。

風を作ることによって部屋の気流を動かし、体感温度を下げることができるのです。

それでは知っているとお得な寝る時におすすめの扇風機の使い方をご紹介します!

扇風機の風を足に当てる

体感温度を下げるために体に直接扇風機の風を当てがちですが、ただ体に風を当てればいいだけではありません。

足は発熱量の大きい部分なので、足を冷やすと効果的に体温を下げることができて良く眠れるようになります。

しかし直接足に扇風機の風を当て続けていると、体が冷えすぎて逆に悪影響を及ぼしてしまいます。

そのため、足が向いている壁に扇風機を向けることがおすすめです。

足が向いている壁に向けて扇風機を回すことによって、風が壁に当たって跳ね返ってきます。

跳ね返ってきた風は実際の風より弱く優しい風になり、その風が足元に当たるようにすると体への負担も直接風に当たるよりも少なくなります。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]扇風機によっては『そよ風』や『ベビー風』といった優しい風を起こす機能があるものもありますので、もしその機能がある場合はその機能を利用して足に直接当てるのも良いと思います。[/voice]

部屋の空気を循環させるように扇風機を上に向ける

閉め切った部屋で風の流れがない場合、自分の周りにある空気が体から放出された熱でゆっくり温められていきます。

人間は体の周辺に体温よりも高い空気が滞留すると、暑さと不快感を感じ寝苦しくなります。

そんな状態を防ぐため、扇風機を体に向けるのではなく部屋の中空に向けて首振り機能をしようすることもおすすめです。

首振り機能を使用することで、ベッドや布団などの周りの空気の温度が上がるのを防ぐとともに、風で部屋全体の空気が循環して体感温度を下げてくれます

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]この時、扇風機の風の強さは『弱』に設定してくださいね。[/voice]

タイマー機能を活用する

その日の気温や部屋の喚起状態にもよりますが、扇風機を気温が下がる朝までそのまま使用し続けていると体が冷えすぎてしまいます。

体温が下がりすぎると、体温調節がうまく働かずだるさや疲労感が残ったりするクーラー病に似た症状や風邪をひいてしまう原因になります。

そのため、タイマー機能を利用して扇風機が自動で切れるようにしておくことが大切です。

大体30分~1時間程度にタイマーをセットしておけば、体にほとんど負担をかけることなくスムーズな入眠効果を得ることができます。

真夏の熱帯夜や室温が高い場合は、2~3時間程度にタイマーをセットしておけば良いと思います。

しかし、入眠したころに扇風機の風が止まってしまうと結局暑くて目が覚めてしまう方も多いでしょう。

そんな時は、気温が低くなる3時~4時頃に消えるようなタイマー設定をおすすめします。

人間が眠っている時は、眠りが深くなる「ノンレム睡眠」と眠りが浅く夢を見るという「レム睡眠」が90分ごとのサイクルで繰り返されていることはご存知でしょうか?

扇風機のタイマーを2時間に設定した場合、1サイクル目の時はまだ扇風機は回っていますが、2サイクル目のレム睡眠の途中で扇風機が止まってしまう計算になってしまいます。

実際には寝る時間や睡眠サイクルは人それぞれなので一概には言えませんが、自分に合ったタイマー設定をしましょう。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]ただ、タイマーの設定を長くする場合は直接体に風が当たらないように扇風機を置き、極力体への負担を減らしましょう。[/voice]

エアコンと併用する

真夏の熱帯夜になると、やっぱり扇風機だけでは寝苦しくてよく眠れないという方はエアコンと併用すると良いと思います。

エアコンを使用する場合、あらかじめ1時間ほど前から部屋の中を冷やしておきます。

扇風機を中空に向けて首振りにしておいて寝る時にエアコンだけ切ると、部屋の中が効率よく涼しくなり入眠をスムーズにすることができます。

本当に暑くてどうしようもなく眠れない時にはこの方法がおすすめです。




暑さに耐えられない人におすすめの扇風機の使い方

ここまで、寝る時に扇風機を使用するときに涼しく体の負担を極力減らすおすすめの方法をご紹介しましたが、きっと「それだけじゃ満足に眠れない!」という方もいるでしょう。

エアコンは電気代が高いから極力使いたくない、どうにか扇風機でもっと涼しくなる方法はないのかという方。

実は、自宅にあるものを使って工夫すれば扇風機でも冷風扇のように冷たい風を発生させることができます。

それでは、暑がりの方におすすめの方法を紹介します。

扇風機の後ろに保冷剤を置く

扇風機の後ろ、持ち運びの際に取っ手になる部分があると思います。

その取っ手部分に保冷剤を乗せておくだけで、かなり冷たい風を発生させることができるのです。

もし取っ手部分がない扇風機や取っ手部分に置けない場合は、テープで保冷剤を貼り付けたり、フックが付いたワイヤーボックスに保冷剤を入れて扇風機のワイヤーに設置するなどの方法があります。

実に簡単な方法ですが、保冷剤から放出される冷気と蒸発による「気化熱効果」で扇風機の風がエアコンのような冷たい風になります。

保冷剤にタオルを巻くか、保冷材の下にタオルを敷いておけば、保冷材から出た結露の水滴が扇風機本体や床に落ちることもありませんし、簡単に冷たい風を発生させたい方にはおすすめの方法です。

扇風機の前に凍らせたペットボトルを置く

先程紹介した保冷剤を使用する方法とは逆に、扇風機の前にあらかじめ水を入れて凍らせたペットボトルを置く方法もあります。

ペットボトルが解凍される際に放出される冷気を、扇風機の風で私たちに届けてくれる方法です。

この方法を試す際は、扇風機の羽部分の前になるようペットボトルの高さを調節する必要があります。

段ボールの空箱や踏み台を利用すると良いと思います。

凍らせたペットボトルからは、解凍されるにつれて結露で水滴が多く発生するのでペットボトルの下にタオルを敷いたり洗面器の中にペットボトルを入れて置くなど工夫する必要があります。

扇風機専用の保冷剤を設置する

これはちょっとお金がかかる方法にはなるのですが、実は扇風機専用の保冷剤というものが販売されています。

U字形になっていて、扇風機のモーター部分にピッタリ収まるように設置することができる保冷剤や、扇風機の前に取り付けるタイプもあります。

普通の保冷剤のように冷凍庫で凍らせるだけで何度も繰り返し使うことができます。

もし興味があれば、こういった専用の保冷剤を利用するのも良いですね。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]扇風機専用の保冷剤なら、落ちにくく水滴が発生するのも抑えられるので便利ですよね。[/voice]

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

暑くなってくるとエアコンに頼りがちになる方もいらっしゃいますが、機種にもよるとは思いますが扇風機の約10倍の電気代がかかると思うと、ちょっと控えようかな…となる方もいらっしゃるはず。

電気代やクーラー病が気になったりエアコンが苦手な方は、寝る時はやっぱり扇風機を利用すると思います。

でも節約や健康のために扇風機を使って、暑苦しくてよく眠れなくて夏バテになったら元も子もありませんよね。

[box class=”pink_box” title=”寝る時の扇風機のおすすめの使用方法”]
  • 足を向けている壁に扇風機を風を当て、跳ね返ってきた風を足に当てる
  • 部屋の空気を循環させるように扇風機を上に向けて首振りにする
  • タイマーを活用する
  • エアコンと併用する
[/box] [box class=”green_box” title=”どうしても暑くて眠れない方は…”]
  • 扇風機の後ろに保冷剤を設置する
  • 扇風機の前に凍らせたペットボトルを置く
  • 扇風機専用の保冷剤を設置する
[/box]

できる限り扇風機だけでも快適に過ごせたら嬉しいですよね。

もし興味がわいたら参考にしていただければと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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