キムタクの愛称で知られ、これまで数多くのドラマや映画に出演している木村拓哉さん。
その演技力と世間への絶大な影響力で幅広い世代から支持される俳優の一人です。
木村さん出演のドラマといえば、ロンバケ(ロングバケーション)、ラブジェネ(ラブジェネレーション)といった王道のラブストーリー。
そして木村さんが様々な職業を演じ話題となったドラマ、ビューティフルライフやHEROなど。
誰もが知る有名な作品が多数ありますが、本当に面白いドラマはそれだけではないんです。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]今回はキムタクといえばの王道とはちょっと違う、私のおすすめをご紹介していきたいと思います。[/voice]
プロフィール
[box class=”blue_box” title=”木村拓哉”]1972年11月13日生まれ東京都出身
身長176cm
O型
1988年に結成したアイドルグループSMAPのメンバーとして1991年にCDデビュー。音楽やバラエティ等グループとしての活動の他、個人でもドラマや映画に主演するなど俳優としての地位を確立。
以降様々な作品で高視聴率をおさめ、2016年グループ解散後もソロタレントとして活動し俳優業を続けている。[/box] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]10代から30代40代になって、大人の魅力も増した木村さん。かっこいいわ~[/voice]
おすすめドラマ
アイムホーム(2015年)
上戸彩(家路恵・いえじ かおり)
高橋來(家路良雄・いえじ よしお)
水野美紀(野沢香・のざわ かおる)
山口まゆ(野沢すばる・のざわ すばる)
田中圭(本城剛・ほんじょう つよし)
鈴木浩介(四月信次・わたぬき しんじ)[/box] [box class=”glay_box” title=”あらすじ”]
エリートサラリーマンである主人公・家路久は、ある日爆発事故に巻き込まれ過去5年間の記憶が曖昧に。そしてなぜか久には妻と息子が仮面を被っているようにしか見えず、顔や表情がわからない。
前妻とその娘に対する愛着が残るなか、自分は表情の見えない妻と息子を愛しているのか。以前の自分を知り苦悩する久と、妻と息子の仮面の謎。
記憶が曖昧になった5年の間に何が起こっていたのか。久は何をしようとしていて、なぜ爆発事故に巻き込まれたのか。
いくつもの謎を解明していくミステリー要素と、家族の愛情を描いたハートフルな展開が心地よいホームドラマ。[/box]
美容師や検事、パイロットに医師に総理大臣と、様々な職業を演じてきた木村さん。そんな木村さんのサラリーマン姿が新鮮なドラマです。
爆発事故以前の久は、バリバリのエリート営業マンで非情な事も平気で行う野心家。ですが過去5年間の記憶が曖昧な状態になってしまってからは、人が変わったように少し頼りなさげな、でも優しく思いやりのある「良い人」に。
その非情な木村さんと頼りなさげな木村さんのギャップも面白いですし、どちらも他のドラマではあまり見られない姿ですよね。
上戸彩さん演じる妻の夫に対する健気な愛情も素敵ですし、子役の高橋來くんもすっごく可愛くて癒されます。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”l”]「おっさんずラブ」で一躍人気となった田中圭さんも出演しているのよね。木村さんに負けず劣らずさわやかな青年を演じているので、こちらも要チェック![/voice]https://twitter.com/bona_ol/status/1100544620956606464
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]個人的には久たちが住む部屋のインテリアがすごく好き。シックで大人っぽくもありどこかあたたかみを感じる。テーブルコーディネートも素敵で、毎回恵さんのようにセンスの良い奥さんになりたいな~と憧れていたわ。[/voice]画像引用:ORICON NEWS
原作は石坂啓さんによる漫画で、ビックコミックオリジナル(小学館)にて1997年7月~1998年12月まで連載、上下巻でコミック化されています。
ギフト(1997年)
室井滋(腰越 奈緒美・こしごえ なおみ)
篠原涼子(秋山 千明・あきやま ちあき)
今井雅之(野長瀬 定幸・のながせ さだゆき)
忌野清志郎(田村 アキラ・たむら あきら)
倍賞美津子(朔原 令子・さくはら れいこ)[/box] [box class=”glay_box” title=”あらすじ”]
51億円を横領した代議士・岸和田の共謀者であり愛人の腰越直美。
奈緒美は岸和田のマンションを訪れるが彼の姿はなく、代わりにクローゼットの中に見知らぬ男を発見。男は全裸で血まみれになり意識を失っていた。
その後意識を取り戻し奈緒美が岸和田の居場所や金のありかを聞き出そうとするが、何も覚えていないという。男は記憶喪失となっていたのだ。
奈緒美は男に「早坂由紀夫」と名付け自分の下で「届け屋」として働かせた。由紀夫は足が速く「届ける」ということに異様な執念を持つ。
由紀夫は届け屋として様々なものを届け人に出会う中で、少しずつ記憶を取り戻していく。しかしそれは由紀夫にとって心地の良いものばかりではなかった・・・。[/box]
木村さんが単独で初めて連続ドラマの主演を務めたこのドラマ。意外にも恋愛モノではありません。
スーツ姿に長い髪を後ろで束ね、自転車で颯爽と走る姿が本当にカッコいい!
また共演する出演者も豪華で、ブレイク前のクドカンこと宮藤官九郎さんや忌野清志郎さん、桃井かおりさんもゲスト出演しています。
さらに印象的だったのは、同時期に同じフジテレビで放送されていたドラマ「いいひと」とシンクロしたシーン。
主人公・草彅剛さん演じる北野優二が出演しました。もちろん「いいひと」にも由紀夫が出演しています。
そしてこちらは放送から20年以上もの時を経て、2019年にやっとDVD&Blu-rayが発売された作品。
なぜそれほどまで長い時間がかかったのかというと、理由はとある少年事件。犯人の少年が、バタフライナイフを持っていたのはこのドラマの影響だと供述したこと。
そのためそれ以降は再放送もされず、お蔵入りの作品となってしまいました。
ですが作品のファンは多く、もう一度見たいという声は常に存在していたのです。
「ビューティフルライフ」のキムタクは「ギフト」の次によかった。#平成テレビ史
— はるこて (@harukotetu) April 20, 2019
https://twitter.com/necokero/status/1106723858810171394
https://twitter.com/DollyRamone/status/977347130359660545
主題歌も洋楽でカッコよく、視聴者の印象に強く残っているようです。
あすなろ白書(1993年)
筒井道隆(掛居 保・かけい たもつ)
木村拓哉(取手 治・とりで おさむ)
鈴木杏樹(東山 星香・ひがしやま せいか)
西島秀俊(松岡 純一郎・まつおか じゅんいちろう)[/box] [box class=”glay_box” title=”あらすじ”]
大学生の男女5人の恋愛や人間関係を描く青春ドラマ。
主人公の園田なるみは一浪の末入学した大学で、掛居保、取手治、東山星香、松岡純一郎と出会い、サークルあすなろ会を結成する。
なるみは次第に掛居に惹かれていくが、掛居には既に付き合っている彼女がいた。
それでも好きだという気持ちを隠すことなく真正面からぶつかるなるみ。
そんななるみに掛居は心奪われていくのだった。
一方取手もまた明るい性格のなるみに惹かれ、なるみを想い掛居と度々対峙する。
星香は以前から掛居に想いを寄せているが、なるみに遠慮して自分の気持ちを話せずにいた。
そんな中平和主義の松岡は掛居と取手の仲裁役であり、なるみの良き相談相手。星香の掛居に対する気持ちも理解している。
そして実は掛居に対して特別な想いを抱いていた。[/box]
最近はこういった複数の男女の想いが複雑に絡みあい、人間関係がコロコロ展開するような恋愛ドラマは少なくなってきたように思います。でも見るとついはまってしまうという・・・。
スマートフォンもSNSもない時代の物語なので、今では考えられないすれ違いが起こりもどかしくてむずむず・・・。ですがそのもどかしさがエッセンスとなりドラマを面白くさせるんですよね。
木村さん出演のドラマとしてはあまりにも有名で定番ですが、実は主人公ではないんです。主要キャストであり物語に大きく絡む役ではありますが、意外ですよね。
とはいえ、今でいうバックハグが「あすなろ抱き」として流行したり、「俺じゃダメか?」というセリフが広く知られるようになるなど、木村さんがインフルエンサーの先駆け的存在であることは間違いありません。
当時ブレイク前の西島秀俊さんが出演されているのも、見所です。
先日バラエティ番組に園田なるみ役の石田ひかりさんと東山星香役の鈴木杏樹さんが出演した際、こんなエピソードを話されていました。
[aside type=”boader”]西島さんがスマスマに出演し木村さんと再会したことがきっかけとなり、久々にあすなろ会のメンバーが集合。その際一番初めにお店に到着していたのが、当時ドラマ撮影中の木村さんだった。
[/aside] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]あすなろファンにはたまらないエピソードね![/voice]また主題歌で藤井フミヤさんが歌うTRUE LOVEも名曲であり、この作品の象徴となる曲になっています。
ぴったんこかんかんで、藤井フミヤさんがTRUE LOVE♫
あすなろ白書思い出す❤️❤️
取手くん好きやったー!— ☆つくちゃん☆ (@daniil_chika921) July 9, 2019
原作は柴門ふみさんの漫画で、「ビックコミックスピリッツ」(小学館)にて1992年~1993年に連載され、単行本は5作発売されています。
BLACK ROOM(世にも奇妙な物語)(2001年)
父(志賀広太郎)
母(樹木希林)[/box] [box class=”glay_box” title=”あらすじ”]
アメリカ留学中のナオキは、両親を驚かそうと内緒で実家に帰省する。
しかしその実家は自分の知っている実家とはまるで様子が違っていた。
家の中は真っ暗。キッチンにお茶を淹れに行ったはずの母が何メートルも先まで走っていったかのような足音が聞こえる。そして戻ってきたときには息切れ。
明らかに家の面積が果てしなく広がっているのだ。
父の退職金で増築したというがどこかおかしい。どういうことかと説明を求めるがはぐらかされてばかりで実態がつかめない。
この家の全貌はどうなっているのか。両親は何を隠しているのか。そしてラストに待ち受ける衝撃的な結末とは。[/box]
こちらは「世にも奇妙な物語 SMAPの特別編」の作品の中の一つ。
世にも奇妙な物語はその名の通り、どの作品も奇妙で不思議な物語のオムニバスドラマ。しかしこちらは他の作品とは少々テイストが違います。
両親役の志賀さんと樹木さんのボケ(?)と、木村さんの鋭いツッコミ。コメディなのかミステリーなのか・・・。
変わり果てた実家と両親の不可解な言動の真相も気になりますが、親子3人の会話がただただ面白おかしくこの世界観がクセになります。
こういったテイストのドラマや映画が好きな方におすすめです。
いやぁ最高だったBLACK ROOM
キムタクと樹木希林さんと志賀廉太郎さんの掛け合いも面白すぎてもう一回初見に戻ってリアクションしたいくらい
初めて見たとき最後の展開で死ぬほど笑ったよね— レックロ (@J_Formation1994) December 24, 2016
今日は待望の世にも奇妙な物語SMAP特別編じゃ
キムタクのBLACK ROOMだけでもいいから是非見てほしいあの世界観もう腹爆発するほど爆笑必至だから— レックロ (@J_Formation1994) December 24, 2016
まとめ
[box class=”pink_box” title=”おすすめキムタクドラマ”]アイムホーム・・・ミステリーホームドラマギフト・・・サスペンスミステリー
あすなろ白書・・・恋愛青春ドラマ
BLACK ROOM・・・コミカルミステリー[/box]
なんとミステリー系のドラマが多い結果となってしまいました。
恋愛モノや職業モノのイメージが強い木村さん。こういった作品に出演していることを意外に思う方も多いのではないでしょうか。
今後も様々な一面を見せてくれることに期待ですね。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]なんだかどれも久しぶりに見たくなってきたわ!DVDレンタルしてこようっと♪[/voice]