ファスナーが閉まらない原因とは?ファスナーの直し方の裏技!

皆さんこんにちは!

お気に入りの洋服やバックのファスナーやチャックが突然閉まらなく(もしくは開かなく)なってしまうことってありますよね。

先日も夫がお気に入りのダウンジャケットのファスナーが壊れて困ってました。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性泣き顔.png” name=”夫” type=”r”]これから友人と遊ぶのにダウンジャケットのファスナーが閉まらない[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]それなら違うのにしたら?[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性泣き顔.png” name=”夫” type=”r”]お気に入りなんだよ。しかも見た目はまだ全然綺麗なのに捨てるなんて[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]それなら直すしかないわね[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性泣き顔.png” name=”夫” type=”r”]簡単に言うけど、専門店で直すと1,000円以上するし、いまから着て出掛けられないじゃないか[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]そんなことないわよ。ペンチ1本あればすぐに直せるんだから![/voice] 驚ということで、わたしが夫の壊れたファスナーをペンチ1本で簡単に直したので、その直した裏ワザをご紹介いたします。

 

まず知っておきたいファスナーの構造

はじめにファスナーがどのような構造になっているのかを簡単にご説明します。

ファスナーは大別すると、スライダー、エレメント(務歯)、テープ、止金で構成されています。

スライダー ファスナーを開閉するときにエレメントを噛み合わせる役割をします。
エレメント(務歯) ファスナーのギザギザ部分で、エレメントの噛み合う部分を務歯頭部といい、務歯頭部が噛み合うことでファスナーがしまります。ちなみに務歯は「むし」と読みます。
テープ 服やバックとファスナーを結合する部分で、用途によってはポリエステルテープ、合繊テープ、綿テープなどがあります。
止金 スライダーが外れないようにするためのもの。位置によって上止金、下止金といいます。

 

ファスナーが閉まらなくなる原因と直す裏ワザ

ファスナーが閉まらなくなる原因

ファスナーが閉まらない原因はいろいろありますが、最も多い原因がスライダー部の摩耗です。

スライダーが摩耗することで、スライダーとエレメントの間に隙間が生じしてまい、スライダーを上げてもエレメントをが噛み合わずファスナーが閉まらなくなってしまいます。

そのため、スライダーとエレメントの隙間を元に戻すことで、ファスナーが再び閉まるようになります。

 

閉まらなくなったファスナーを直す裏ワザ

まず、ペンチやプライヤーのような金具を準備してください。ペンチなどは工具店でも売っていますが100円ショップにあるものでも十分です。

次に、スライダーをペンチの先端で締め付けてください。

このとき締め付けすぎに注意してください。隙間がなくなりスライダーが動かくなってしまいます。コツとしては、ゆっくり締め付けてください。

もし、わからなければファスナーの修正動画もあるので参考にしてください。

[arve url=”https://www.youtube.com/embed/HDDD-RfIQ0A” mode=”normal” /]

 

そのほかのファスナー関するトラブルと対処方法

布を噛んで動かくなったファスナーを直す裏ワザ

強引にファスナーを引っ張って直る場合もありますが、それだと生地がほつれることがあります。

そんなときは布を左右に引っ張ってみてから、ファスナーを逆方向に引っ張ってください。

1人では難しいですが、生地が傷まずに直せます。

滑らかに動かないファスナーを直す裏ワザ

エレメント部分の経年劣化によりファスナーの開け閉めが滑らかに行えなくなってくるときがあります。

そんなときはエレメント部分を鉛筆で擦ってみてください。鉛筆の主成分は黒鉛であり、潤滑油のかわりになります。

鉛筆で擦っても改善しない場合は潤滑油を塗れば改善されると思います。

潤滑油を使用する場合はKURE5-56がオススメです。ファスナー以外にも自転車のチェーンや扉のヒンジなどありとあらゆるものを滑らかにしてくれます。

 

ファスナーの正しい使い方

ファスナーを直してもまたすぐに壊れてしまった意味がないですよね。

ファスナーのスライドとエレメントは可動部のため摩耗による劣化は防げません。

ですが、正しい使い方をすることで摩耗を最小限に抑えることは可能です。

正しい使い方をまとめましたので、間違った使い方をしていないか確認してみてくださいね。

 

洋服を着る時の締め方

ダウンジャケットなど上着のファスナーを締めるときは、上下の止具とつま先が一直線になるように引っ張りましょう。

引っ張るときに角度があると、ファスナーがエレメントに過度に接触して摩耗が早くなります。

やりがちなのが、上着を歩きながら着るといった行為です。この場合一直線にならず摩耗しやすいです。

 

バックや財布の締め方

バックや財布などを開け閉めするときは、2点の金具とおへそが一直線になるように引っ張りましょう。

引っ張るときに斜めになっていたり、ねじれていると摩耗が早くなります。

お会計のときや改札口で定期券を出すなど急いでいるときにやりがちですよね。

 

まとめ

  • ファスナーは、スライダー、エレメント、テープ、止金で構成されている
  • ファスナーが閉まらなくなる主な原因はスライダーの磨耗
  • スライダーの磨耗による故障はペンチ1本で直せる
  • ファスナーを故障させないためには真っ直ぐ引いて、過度な負荷をかけない

 

いかがでしたでしょうか。

お気に入りの洋服やバックのファスナーが壊れたときのショックって大きいですよね。

見た目上はいままでお同じなのにファスナーが壊れて捨てしまうなんて。。。

ですが、故障の原因によってはペンチ1本で簡単にしかも自分で直すことができます。

ファスナーが故障してしまったときは、泣く泣く捨てるのではなく直せるかチャレンジしてみてください。

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