「ママ友」と聞くと、テレビの影響もあってか、あまりいいイメージが浮かびません。
ところで、よくテレビで取り扱うのは「幼稚園」の「ママ友」が多くないですか?
あまり「保育園」の「ママ友」とは耳にしないような気がします。
やはり、保育園より幼稚園の方が、ママ友という概念が強いのかもしれません。
私は現在、自分で子供を見ているのですが、将来的には子供を預けて働きに出ようとも考えています。
そんな時、やはりまず考えることは「預け先が見つかるか」という事と「ママ友との付き合い」です。
預け先が見つかるかは、もう個人としてはどうしようもありませんよね。
自分がなにかアクションを起こしてどうにかなるとすれば「ママ友との付き合い」です。
今回は、ママ友との上手な付き合い方をご紹介します。
私のように、今後のママ友との付き合いに不安を抱えている方や、今現在ママ友との付き合い方に悩んでいる方には、オススメかもしれません。
ママ友との付き合い方で大変なことは?
ママ友との付き合いの中で、大変なことはたくさんあります。
とくに大変だと言われていることを、いくつかご紹介しましょう。
気を使わなくてはいけない
ママ友だけに限らず他人と付き合うという事は、少なからず気を使わなくてはいけませんが、ママ友はとくに気を使うことが多いです。
なぜかと言うと、幼稚園では送迎の時間がほとんど全員同じなので、毎日他のママと顔を合わせる時間が多くなることが理由としてあげられます。
保育園に預ける方は、仕事をしている方が多いので預ける時間も迎えの時間も家庭によってバラバラですが、幼稚園では、延長保育を利用する方を除き、ほとんどの方が送迎時間が同じではないでしょうか?
私の近所の幼稚園も、お迎えの時間になると、駐車場が狭いために、一方通行の道が大渋滞になるほどです。
子供の送迎が済んだら「さ、帰ろう」といけばいいのですが、そうもいきません。
また、服装にも気を使わなくてはいけないようです。
さすがに、ジャージにスウェットというのは言い過ぎですが、あまりだらしない恰好をしていると、他のママたちからいろいろと言われてしまいます。
ファッションセンスについて疎い私にとっては、ちょっとツライです。
このように、幼稚園ではいろいろな点で気を使わなくてはいけません。
それが、ママ友との付き合いで大変と言われるようです。
噂話が飛び交う
女性ならわかる方もいるかと思いますが、知人と会うとかならずと言っていいほど話している間に一つは噂話が出てきませんか?
私の義母は、口から生まれてきたようなタイプの人間ですが、会うたびにかならずと言っていいほど2,3個は噂話が出てきます。
つまり、女性はとにかく噂話が大好きなのです。
しかし、その噂話も信憑性に欠けるもの、つまり、相手を陥れるための噂話の場合もあることを頭に入れておいてください。
「あの人よりは私の方が上だ」というように、女性は、無意識的に順位をつけたがります。
そのため、当事者を知らない人には通用してしまうような嘘の噂話を流す人も中にはいるようですね。
噂話は、噂話と割り切って付き合う方がよさそうです。
また、なかには噂話が苦手な方も居ます。
みんながみんな噂話が好きとは限りませんので、その点をふまえていくのも得策です。
お付き合いでお金がとぶ
私の中で「ママ友=お茶会」的なイメージがあります。
子供たちを送ったあとに、ママ友で集まってから、ランチやお茶会をするという描写が、ドラマなどでも使われていますよね。
リアルにも、ママ友ランチはあるようで、その場所は、いわゆるボスママが決めることが多いようです。
つまり、自分に見合ったママ友グループに所属できず、少しランクの上のグループに入ると、出費がバカにならないという事になりかねません。
しかし、これはチリツモです。
いくら毎回安い場所での集まりでも、その分回数が多ければ、一回の出費が多いのと変わりません。
私の友人もよくママ友にランチに誘われるようで、月に5,6回は出かけるようです。
一回のランチでは、千円程度だそうですが、月にすると5,6千円になります。
ランチだけでそんなに出費が出ると考えると、恐ろしいものです。
ちなみに、一般のサラリーマンのランチ代は、平均が500円以内だそうですね。
家族のために汗水たらして働くパパが、ママ友ランチの値段を知ったらきっと怒り心頭でしょう。
また、知人の話だと、ママ友ランチだけではなく、グループ内でお祝いやお見舞いのお金を集めることもあるようです。
「今月はちょっとキビしくて」と言うのであれば、断ることも大切ですよ。
見栄や嫌われるのが怖くて、YESマンでいるのは、自分の首を絞めることになります。
一度や二度断ったくらいで、離れていくような友人は、離れても問題ありません。
それで子供に害があるようであれば、先生に相談することもできます。
それでもダメなようであれば、転園も考えることになりますが、ほとんどの幼稚園では、先生が対応してくれるので、安心してください。
習い事など幼稚園以外でも交流がある
付き合いが、幼稚園だけであればまだ気がラクなのですが、同じ習い事をさせている場合には、それ以外でもママ友と付き合わなくてはいけません。
気を使うのと同じですが、順位や優劣のついてしまう習い事だと「なんであの子ができてうちの子ができないの!?」というように、理不尽な難癖をつけてくるママさんも中にはいます。
子供の成長を優しく見守る事の出来ない、過干渉気味な方もいるので、そういった点では、習い事は考え物ですね。
ママ友に会わないために、少し離れた教室へ通わせるという方も居るほど、習い事もママ友の付き合いで大変なことに含まれます。
ママ友付き合いで疲れないためのコツ
このように、ママ友との付き合いは、大変なことが多いことがわかりました。
では、どうしたらママ友とうまく付き合うことができるのでしょうか?
そのためのコツは3つです。
噂話はシカト
女性は噂話が好きと言いましたが、中には苦手な方も居ます。
また、噂話の真偽を知るのは、言っている本人だけかもしれません。
そんな話、シカトで十分です。
ただ話したいだけの方も居るので、話半分で聞いてあげるのもいいかもしれません。
深入りしすぎない
ママ友は、幼稚園の間だけの付き合いです。
卒園後は、同じ小学校に通わない限り、パタリと会わなくなることもあります。
タレントの千秋さんは、ママ友とはフランクな付き合いをしてきたそうですが、そういった付き合いの中でも、継続的な付き合いをしているママ友も居るそうです。
つまり、ママ友は一過性の付き合いなので、深い付き合いはしなくても、ついて来てくれる人はついてくるということですね。
断る勇気
前述もしましたが、ママ友とは幼稚園以外での付き合いも多いことがあります。
家計簿を見直して「このランチに行かなければ」と後悔してしまうなら、そのランチを断る勇気も必要です。
ママ友との付き合いのために、家計が火の車では本末転倒ですね。
断ると子供に被害がいくかもと心配な方は、先生に相談しましょう。
先生たちは、そういった問題には慣れっこなので、うまくやってくれます。
ランチやお茶会に参加するのが難しい場合は、しっかりと断りましょう。
悪い事ばかりじゃない!ママ友がいてよかったこととは?
ここまで見ると、ママ友って最悪じゃん!!と思う方が多くなるかもしれません。
ですが、ママ友との付き合いは、悪い事ばかりではないのです。
育児の相談ができる
子育ては孤独ですが、同じ年齢の子育てをしているママに会える幼稚園は、相談するのにもってこいの場所です。
子供の成長や、オススメの遊び場など、気楽に話せるママ友がいるといいですよね。
学校について聞ける
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいるママ友だと、小学校ではどんな催しがあるのか、部活や課外活動などどんなことがあるかの詳しい事を聞くことができます。
また、受験の傾向や対策などが聞けると、お受験を考えているママさんには、とても役立つ存在ではないでしょうか?
まとめ
- ママ友だけではないが、他人との付き合いには気を使わなくてはいけない
対処するには、ほどよい距離をとるのがいい - 女性は噂話が好きなので噂話が飛び交う
噂の真偽は、話した本人しかわからないので聞き流す程度がいい - お付き合いでお金がとぶので、無理して付き合うよりも断る勇気をもつ
- 習い事など幼稚園以外でも付き合いが増えると大変
- ママ友との付き合いはツライことばかりでなく、育児の相談ができたり、小学校のことを聞けるという利点もある
幼稚園のママ友は、ギスギスしたイメージもありますが、ふたを開けてみればそれだけとは限りません。
ほどよい距離でうまく付き合えば、ママ友も悪いものでもありません。
また、幼稚園は子供の成長を助ける場所で、ママ友を作る場所ではありません。
ムリしてママ友を作らずとも、子供は成長しますし、生きていけます。
いままで友人を作る際に、無理して作ったことはありますか?
そう、ママ友も無理して作る必要はないのです。
ステキな幼稚園ライフを、満喫しましょう!
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