季節の変わり目になると衣類や布団など時期に合わせたものと切り替える「衣替え」タイミングが来ます。
衣替えは結構面倒な作業でシーズンごとにしないといけないんだけど、意外とスムーズに衣替えをするコツというものを知らない…。という方多いんですよね。
今回は基本的なものをはじめ、実用的な衣替え術を皆さんに紹介します。
衣替えで失敗しない方法
衣替えで失敗しないためには始めるタイミング・方法・小技の三点をしっかりと実践する必要があります。
あなたはこの三点の具体的な内容を聞かれてすぐに答えることができますか?
すぐに答えられなかったあなたは危ないかも!
大切な衣類を傷める原因を作り出しているかも!?
しっかりと知識を身につけましょう!
衣替えを始めるタイミング
衣替えには始めるのにベストなタイミングというものがあります。
きちんと覚えておきましょう。
衣替えを始めるタイミングを計る目安は気温
衣替えを始めるタイミングを計るのに重要なのが気温です。
なぜかというと、まだ気温が10℃ほどしかないのに春夏服を着ていたり、反対に気温が25℃もあるのに秋服を着ていたり…さすがに無理がありますよね!!
やはり季節に合った服装をしていないと違和感が生まれてしまいますからね笑
一般的に衣替えは一年を通して3回行います。
1月から数えて、
・冬服から春夏服へ
・春夏服から秋服へ
・秋服から冬服へ
では、それぞれの時期の衣替えのタイミングとしてベストな気温をあなたにお伝えします。
季節別衣替えのベストな気温 | |
冬服から春夏服 | 20~22℃ |
春夏服から秋服 | 16~20℃ |
秋服から冬服 | 15℃以下 |
冬服から春夏服への衣替えのベストなタイミング
ベストなタイミングとして、20℃前後の気温がベストです。
人間の快適に過ごせる気温が20℃といわれているのですが、これは服装によって左右されてしまいます。
気温が20度前後になってきているという事は自然と薄着をしていた方が快適に過ごせるという事なのです。
しかし、季節の変わり目は昼と夜の気温の差が激しいので難しいです。
朝方や夜は肌寒くても昼間は気温が高くなります。
対策としてはTシャツなど薄着の上にシャツを一枚羽織ると状況に応じて調節ができそうです。
時期としては、4月~5月の間には衣替えを済ませておきましょう。
春夏服から秋服への衣替えのベストなタイミング
続いては暑い→寒いの衣替えのベストなタイミングです。
これもまた気温が下がってくると薄着のままでは肌寒いと感じてしまうものです。
気温が20℃を下回ってくると、薄着だとだんだん肌寒く感じてくるはずです。
言い換えれば肌寒いと感じた時こそがあなたにとってのベストなタイミングとも言えますね。
なのでだいたい、10月下旬から11月上旬までに衣替えを済ませましょう。
秋服から冬服への衣替えのベストなタイミング
冬服ともなると完全に寒さを防ぐための服装ですので、気温も低くなってからとなります。
冬服への衣替えのベストなタイミングも冬から春夏服への衣替えと同様に季節の変わり目の気温の差が激しいので難しいです。
しかし、冬服であれば季節の変わり目でも少し薄着をしてその上にコートなどを羽織ることで対策ができるので、打つ手がある分状況に応じて調節が可能です。
時期としては、11月の中旬から12月上旬までには衣替えを済ませましょう。
冬は夏と違って一気に気温が下がっていくので時間を見つけてサクッと済ませましょう!
衣替えで重要な断捨離ステップ!
衣替えの時期に合わせて行いたいのが断捨離です。
断捨離は不要なものを減らすことで、自分に必要なものとそうでないものの線引きをはっきりさせる方法として有名です。
この断捨離を通して衣替えもスムーズかつ有意義なものにしていけます。
断捨離を通して不要なものを見つけるコツ
衣替えの際に意識すると自分にとってこれはいらないんじゃないか。というのを判断できるようになるのが「どれくらいの期間着ていないか。どれくらいの期間使っていないか。」
というポイントです。
ちなみに私は大体2シーズン(2年間)着ていないとか使っていないものに関しては、ズバズバ断捨離対象にしていきます。
2シーズンもた経っていると私の場合、新しいものを購入して使っているので笑
衣替えの際にこの「どれくらいの期間着ていないか。どれくらいの期間使っていないか。」の基準で断捨離してみてください。
驚くほど使っていないものが出てくると思います。
手放すのに抵抗があると思いますがそれはその一時だけで3日もたてば忘れちゃうものです。笑
不要なものでも捨てるのはもったいない
断捨離を紹介しましたが、断捨離=捨てるというわけではありません。
自分にとって不要なものでも中には客観的に見て、まだまだ使えるなってものもあると思います。
そういったものを捨ててしまうのはさすがに良心が痛みます。
そこで私はそれをフリマアプリで販売しています。
「え?自分が不要だと思ったものが売れるの?」って思う方もおられるかもしれませんが、
売れていきます。
不思議なことに世の中にはたくさんの人々がいてどんなに自分がいらないと感じたものでも欲しいと感じる人もいるわけです。
なので不要なものが出たら捨てるのではなく、まずはフリマアプリに出品してみましょう。
オススメのフリマアプリはメルカリ・ラクマ・ヤフオクです。
衣替えで重要な洗濯ステップ!
衣替えをする際に皆さんは仕舞う衣類等を洗濯してからしまっていますか?
もしも、洗濯せずにそのままの状態でしまっている方がおられたらこれからの衣替えではします前に必ず1度洗濯するようにしましょう
衣替えで大切な「しまい洗い」
衣替えの際にしまう衣類等を1度選択してからしまう事を「しまい洗い」といいます。
このしまい洗いの一番の目的は衣類に残った落ち切っていない皮脂汚れ・汗などの汚れをきれいに落とすためです。
こう言われても実際衣類なんかを見ても汚れているような様子はなし。
だから厄介なんですよね。
実は皮脂汚れや汗の汚れは酸化して時間が経ってから目に見える汚れとして現れてきます…。
そうならないようにしまい洗いが重要になってくるのです。
しまい洗いは汚れをしっかりと落とすのが目的なので、自宅でしっかりと汚れを落とすのが難しい場合には無理をせずにクリーニングに出しましょう。
反対に自宅での洗濯ができるものに関しては、徹底的に自宅での洗濯に徹しましょう。
その際のコツとして、お湯を使う洗濯です。
皮脂や汗の汚れは水で洗うするよりもお湯で洗った方が確実に落ちます。
また布団やシーツなどの長物ですが、実は自宅での洗濯ができるんですよ。
湯船の底から20センチ上くらいまでお湯を張ります。
そこに布団を入れて洗剤等を入れてひたすら踏みます。
コツとしては、ある程度踏んだら汚れが浮いてくるのでお湯を捨てて。
これを何度か繰り返すことでしっかりときれいになりますよ!
時間があるという方はぜひやってみてくださいね。
来シーズンでもまたきれいな状態で迎えられるようにしっかりと汚れを落とせる洗濯とクリーニングをしましょう。
大切な衣類のシミチェック
これもまた重要なんですが、しまい洗いの際に食べ物なんかのシミ汚れを見つけた場合はしっかりとした対策が必要です。
どうすればいいかというと、対策は簡単です。
⓵シミ汚れ部分下にタオルを敷いて、ぬるま湯で濡らします。
②衣類用洗剤を直接シミ汚れ部分に垂らして、軽くトントン叩きます。
これを数回繰り返してから洗濯するだけ。簡単でしょう?
実は食べ物のシミ汚れや、先ほども紹介した汚れなどは「虫食い」の最大の原因となります。
衣類の繊維というのは衣類害虫のかっこうのエサなのです。
このちょっとした対策をしていないとどうなってしまうかというと、
例えば新しいシーズンになって、いざしまっていた衣類を取り出してみると小さい穴が開いていたり、下手したら衣類害虫が幼虫の姿から成虫の姿になって衣類にくっついているかもしれません…。
考えただけで気持ち悪いですよね?
ちょっとした対策で大きな効果を得ることができるのできちんと対策して、来シーズンでも気持ちよく衣類と顔を合わせられるようにしましょう。
衣替え最終ステップ!重要な収納ステップ!
いよいよ衣替えの最終ステップである収納です。
このステップをしっかりと押さえればあなたの衣替えスキルは確実にレベルアップしますよ!
衣類の縦置き収納法
衣類を大切にされている皆さんにぜひ紹介したい衣類の収納術として「縦置き収納」があります。
どういう収納術かというと、衣装ケース等に衣類をしまう際に通常なら下から上方向に向積み上げる収納をしてしまうところを、縦ではなく横方向に並べていく収納です。
こちらの動画が出分かりやすく解説されているのでぜひご覧ください!
横置き収納をするメリットとしては、衣類を積み上げないので見やすいという点が大きなポイントです。
さらに積み上げていないので、積み上げる収納では下の方の衣類が上に積み上げた衣類の重みでつぶれてしまいますが、その心配もないという事です。
しかも衣装ケースは高さが限られているので、積み上げる収納法では収納スペースを多少無駄にしてしまいますが、横置き収納法なら無理せずすっきりと収納が出来るのも魅力だといえます。
セーター類のふわふわな生地感を守りたい!という方はぜひこの収納法を実践する価値アリ!
衣類の吊るし収納
続いて吊るし収納です。
吊るし収納は簡単です。ただ、衣類をハンガーにかけて吊るすだけ。
この収納方法は例えば衣装ケース等を置くスペースがないという方やたたむ時間がもったいないという方にお勧めの収納です。
それでは吊るし収納のコツというものを紹介していきます。
吊るし収納の最大のメリットは衣装ケースの収納に比べて、使用するスペースを節約できる点にあります。
コツというコツはありませんが、しいて言うならシャツのボタンを閉めてハンガーにかけることです。
これによってシャツの型崩れを防ぐことにつながるので、長時間吊るして収納していても類のダメージを少なく済ませることができます。
ニットやセーターなどは重みで簡単に伸びてしまうのでハンガーでの吊るし収納は厳禁です。
収納時は衣類と一緒に防虫・防湿剤を入れておく
最終仕上げとして衣装ケースでの収納時には防虫剤と防湿剤を一緒に入れておきましょう。
いくらきれいに皮脂汚れ・汗の汚れ等を落としていても油断はできないので、念には念を入れましょう。
目安としては衣装ケース1つに対しては、防虫剤・防湿剤をそれぞれ1つずつ入れておくといいです。
これだけでもしっかりとした効果を発揮してくれます。
布団・毛布類の収納
布団などの首脳に関しては意外と簡単です。
よく圧縮袋を使うという方がおられますが、これはスペースを極力埋めないための方法として使われています。
もし、圧縮袋を使った収納が面倒だという方は市販のブランケットケースを活用するのがおすすめです。
その際は一緒に衣類用・防湿剤と消臭剤を入れておくと、時間が経っても湿気によるにおいの発生を抑えることができます。
衣替えをきちんとして来シーズンを気持ちよく迎えよう(まとめ)
ここまで記事を読んだあなたはシーズンごとに訪れる衣替えを難なくこなすことができるでしょう。
それでは最後に要点をまとめます。
⓵衣替えはそれぞれ季節ごとのベストタイミングで行う。
②衣替えの前には必要なものと不必要なものを分別する断捨離を行う。
⓷収納前にはしっかりと汚れを落とす。シミ汚れは放っておかない。
④衣類の収納は積み上げるのではなく、横に並べて収納する。
⑤収納時には防虫剤・防湿剤を入れる。
今回は衣替えを円滑に乗り切る方法をご紹介しました。
ここに書いている知識と方法を実践することで「正しい方法なら衣替えは簡単だったんだ」と感じることができるでしょう。
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