朝食の定番ともいえる「食パン」
美味しくてアレンジも自由自在なので、パンが好きな方は多いですよね。
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/娘普通.png” name=”娘” type=”r”]ママ~ パン食べた~い[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”l”]ぼくもパン食べたい![/voice]我が家も私をはじめ、子どももパンが大好きです。
ただ、「いたみやすく消費期限が短い」というデメリットもありますよね。
「気が付いた時には、期限が切れてしまっていた」という経験ありませんか?
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]安い時に、すぐ食べてしまうだろうと思ってちょっと買いすぎる時とかあるのよね・・・[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]ママ、買い物は計画的にね[/voice]美味しさと便利さゆえに常に何種類かのパンを常備していますが、気づいた時には手遅れ…という悔しい思いをした経験が多々あります。
なので、いろいろ調べてみました!
どうすればパンを長持ちさせれるのか、消費期限切れの食パンはどうすべきなのか、などなどパン好きなら知っておいて損はない!
そんな情報をまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。
賞味期限と消費期限の違い
まず始めに、食品に必ず表示されている「賞味期限」と「消費期限」違いは分かりますか?
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]今考えると自分の無知さに笑えますが、何も知らなかった、以前の私が頼っていたのは”自分の勘”ただそれだけです。なぜか冷蔵庫に絶大な信頼があり、冷蔵庫にさえ入れておけば大丈夫♪
と何の根拠もなく思い込んでいました。その結果何度危ない橋を渡ったことか (笑)
[/voice]冷蔵庫にもカビや水分は存在しますからね…
幸いお腹を壊したことはありませんでしたが、消費期限と賞味期限、2つの意味は全く違います。
農林水産省のページにとても分かりやすい説明があったので、詳しく見ていきましょう。
消費期限
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。その食品によってもちがいますが、だいたい、5日以内です。表示をよく確認して、この期限を過ぎたら食べないようにしてください。
賞味期限
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。色やにおい、味などをチェックして異常がなければ、まだ食べることができます。
ポイントは袋や容器を開けずに適切に保存していた場合、「美味しく食べられる」か「安全に食べられる」かの違いのようです。
食パンは短期間でいたみやすい食品に含まれるので、ほとんどの場合「消費期限」が表記されています。
パンの賞味・消費期限
一般的にスーパーで売られている食パンの場合(開封前)
- 食パンが美味しく食べられる期間(賞味期限)は製造から 2日~3日
- 食パンが安全に食べられる期間(消費期限)は製造から 4日~5日
無添加、手作りパンの場合
- 食パンが安全に食べられる期間(消費期限)は製造から 1日~2日
“保存料”の有無によって消費期限は大きく変わります。無添加や手作りの場合は、ほとんどが保存料を含まないので
、その分カビや劣化も早くなります。
私はホームベーカリーでパンを作っていますが、美味しく食べられる期間はやはり2日程度です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]手作りパンの扱いは意外と難しいです。あっという間にパサパサになるし、放っておくとすぐにカビが生えてしまいます。[/voice]すぐに食べきるのが難しい場合は、即刻冷凍保存するのをおすすめします。
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/娘普通.png” name=”娘” type=”l”]ママのパン冷凍庫にたくさんあるもんね![/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]いつも、ちょっと作り過ぎちゃうのよね(笑)[/voice]
消費期限を過ぎた場合は食べられるのか
ほとんどのパンには「消費期限」の方が記載されているので、期限後の判断は購入者の責任になります。
食感や風味は落ちますが、見た目と匂いに異常がなければ、だいたい1日~2日程度であれば食べられます。
ただし、季節や保存状況によっても変わりますので十分注意してくださいね。
カビが生えていたら即刻捨てましょう。
パンのカビは危険
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”r”]ママ~、なんかパンに点々あるよ~[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]あぁ~!!待って!食べちゃだめよ!![/voice]じゃが芋の芽など、取ってしまえば大丈夫!と同じ感覚で、「カビの部分だけ取って食べれば大丈夫♪」っていう考えは絶対ダメですよ!!
カビは思っているより根強くて危険なんです。
なぜパンにカビが生えるのか
食品の中には、食品の成分と結合している”結合水”と結合していない”自由水”の2種類の水分が含まれています。
そのうち、微生物が利用できるのが”自由水”の方です。
食品中の自由水の割合のことを”水分活性”といい、この値が高ければ高いほど微生物が繁殖しやすくなります。
水の水分活性値1が最大となるのですが、なんと食パンの値は0.96ととても高く、カビが生えやすい食品といえます。
パンに生えるカビの種類
主にこちらの3種類が発生します。
[box class=”glay_box” title=”パンに生えるカビの種類”]・青カビ (春・秋は発育がゆるやか、低めの温度で菌が増殖)
・黒カビ (春・秋は発育がゆるやか、低めの温度で菌が増殖)
・クロコウジカビ (夏に発育が早い、高めの温度で菌が増殖)[/box]
お馴染みのカビですね…。カビの怖さは、発ガン性があるということです。
明らかにカビが見えている場合は、もったいないですが捨ててくださいね。
もし「気づかずに食べてしまった!」 という場合もご安心ください。
少量なら大丈夫です!
その場合、食中毒の方が心配かもしれませんね。もし当たってしまったら、無理に薬を使用せず、腸に溜まった毒素を出すことが先決ですよ。
以前カキに当たった時、お医者さんに言われたのが、「とにかく腸にいる悪い菌を出すしかない」ということでした。
3日間程飲まず食わずで本当に辛かった思い出しかありません。
恐るべし食中毒…
カビやすい環境
[box class=”glay_box”]・温度
・湿度
・酸素
・細菌の栄養分[/box]
以上4つの条件が揃うことでカビが生えやすくなります。
一般的に低温時はカビの発生が緩やかで、高温や湿度の高い時期は激しくなります。
梅雨や夏にカビが発生しやすいのはそのためです。
梅雨や夏はパンでなくても、食品は出しっぱなしにしていると、カビたり劣化が早いですよね。
この季節はカビが大好きな環境が揃っている、ということをいつも頭の片隅に置いておきましょう!
そして、意外と見落としがちなのが”粉”です。
ホームベーカリーでパンを作る方などは特に注意が必要です。
小麦粉などの袋はどのように保存していますか?
袋の口を丸めて輪ゴムで留めたり、洗濯バサミで留めて、常温保存しているという方結構いますよね?
私もその1人だったのですが、実はかなり危険なんです!
気が付いたらカビが生えていたということになりかねません。それに粉物は常温保存すると、粉の中に大量のダニが繁殖してしまいます。
保存の際は空気を抜いて密閉容器などに入れましょう。
お菓子などについている乾燥材を一緒に入れておくとより安心ですよ。
食パンの最適な保存方法
基本は常温保存
2日以内に食べきれそうであれば常温で保存します。その際、直接日光が当たらず湿気の少ない場所で保存しましょう。
乾燥防止のためしっかりと密封することを忘れずに。
すぐに食べきれない場合は冷凍保存
食パンの保存方法としては、冷凍保存が一番です。
[box class=”blue_box”]1、食パンを1枚1枚カット
2、1つずつラップかアルミホイルに包む
3、密閉できる容器や袋に入れる
4、しっかりと空気を抜く
5、金属トレイなどに乗せて冷凍庫へ[/box]
ポイントとしては、急速に冷やすという所です!そのため、金属トレイなどに乗せて冷凍することで、より低温で凍らせることが出来ます、
金属トレイがない場合は、食パンをアルミホイルで包むといいですよ!
ただし、1ヶ月を目安に食べきるのが理想です。
いつ保存したのかわからなくならないように、私はいつも保存した日付を袋に書いています。
冷凍していても水分は蒸発するので、乾燥が止まるわけではありません。風味もだんだん落ちていきます。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]冷凍しても早めに食べてしまいましょう![/voice]冷蔵保存はNG
パンに含まれるグルテンとでんぷんが美味しさの鍵を握っていますが、冷蔵保存するとこの2つの成分の劣化が早まります。
パンの水分が蒸発し硬くなってしまいますので、保存は常温か冷凍で行いましょう。
冷凍パンの解凍方法
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さっくりした食感が好きな方は、冷凍した食パンを自然解凍し、トーストするのがおすすめです。
もちもち食感が好きな方は、レンジで軽く温めてからトーストします。
ただし、レンジで温めすぎると硬くなるので注意してくださいね。
パンが分厚い場合はトーストだけだと中心部分が冷たいままという事がよくあるので、そんな時は少しだけレンジをかけてトーストするといいですよ。
[aside]補足レンジで温める際は600wのレンジで20~30秒を目安に行って下さい。
その際、アルミホイルで包んでいるのならば、ラップに変えて下さいね!
[/aside]あと、これは裏技ですが、トーストする際事前にトースターの中を温めておくと、より美味しく焼き上がります♪
更にパンを温めている間、お皿をトースターの上に乗せておけばお皿とパンの温度差がなくなり、蒸気によってパンがしんなりなるのを防げますよ。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]しっとり派の方は、ラップやアルミホイルを外して、霧吹きなどで少し水分をパンに吹きかけてから、トーストすると良いですよ![/voice]
食パンの活用法
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もう少しで期限が切れるのに、まだまだ沢山残っているしそのまま食べるのにはもう飽きた! という方。
そんな時は、今からご紹介する動画を参考にしてみてください♪
食パンのちょっと変わったアレンジが載っていて面白いですよ。
意外な食材であの味を再現!食パンの簡単アレンジ5選
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/oN11HwxlqWA” mode=”normal” /] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]食パンに、とろけるチーズと雪見だいふく!?どんな味になるんだろう・・・[/voice]こちらの動画で紹介しているものを少しまとめてみますね♪
[box class=”pink_box”]- 食パン×とろけるチーズ&雪見だいふく
- 食パン×ぷりん
- 食パン×マシュマロ
- 食パン×マーガリン&砂糖&小麦粉
- 食パン×卵[/box]
動画だけでは味が想像できないものもありましたね(笑)
食パンの耳フレンチトースト
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/R72zZB1uuzk” mode=”normal” /] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/娘普通.png” name=”娘” type=”r”]フレンチトースト食べたぁ~い♪[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”l”]僕も僕も~♪[/voice]子供ってパンの耳は固いから嫌だ・・・なんて言って残したり、最初から切り落としてあげたりして、余らす事ってあったりしますよね。
フレンチトーストといっても甘いものから、おかずパンになるものまで様々!
パンの耳もふわふわで美味しいフレンチトーストにして食べちゃいましょう!
最近はやりのスキレットを使えば、見た目もオシャレなフレンチトーストが出来ますよ♪
残ったパン耳簡単アレンジ!レンチンラスク3種
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/Qf-aLQmAGgI” mode=”normal” /]フライパンなど使わず、洗い物も少なく、子供でもつくれる簡単ラスク!
子供のおやつから、大人のおやつまで変身可能です。
[box class=”pink_box”]- プレーン味
- きな粉味
- ガーリック味[/box]
あえてパンの耳を保存し、おやつとして変身させるのもありですね。子供の手を借りて、簡単のおやつが出来そうです!
まとめ
どうでしたか?パンを美味しく長く食べるコツ分かったでしょうか?
これで、我が家もパンを無駄なく消費できそうです!
アレンジレシピで食パンも飽きることなく食べれそうですね。
[box class=”yellow_box”]・賞味期限はおいしく食べられる期間 消費期限は安全に食べられる期間
・パンの消費期限は4日~5日 無添加、手作りの場合は1日~2日
・消費期限を過ぎたパンは食べられる(ただし自己判断で)
・パンのカビはとても危険
・カビが生えるには「温度」「湿度」「酸素」「細菌の栄養分」の4つが必要
・食パンの保存は冷凍庫がおすすめ
・食パンのアレンジは自由自在[/box]
環境によって風味や状態が激しく変化するパンですが、正しい知識さえあれば、今よりもっと美味しく便利にパンを食べられます。
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/娘普通.png” name=”娘” type=”r”]ママ!おやつは??[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”](きた!!)パンの耳で美味しいおやつ作ろうかぁ!手伝ってくれる人~[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/娘普通.png” name=”娘” type=”r”]はい!![/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”r”]はい!![/voice]みなさんも美味しくて幸せなパンライフをお過ごしくださいね。
[box class=”pink_box” title=”関連記事”]豆腐の賞味期限切れ!いつまで食べる?未開封と開封後の違いはある?