赤ちゃんってあっという間に大きくなりますよね。
寝返りやハイハイを始めると少し赤ちゃんの行動範囲が広がり、赤ちゃんの動く床の上から細かいものや触って欲しくないものはどんどん赤ちゃんの手の届かないところへ動いていきます。
つかまり立ちを始めると、さらに行動範囲が広がり、ものが上へ上へと移動していくようになります。
その頃には離乳食も進み、3回食になり親子で同じテーブルで食事もできるようになります。
家族で囲む食卓、赤ちゃんのためにどんなテーブルがいいのか悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]そうそう、うちの子が小さい頃もテーブルどうしようか悩んだわ〜テーブルの角にぶつからないかも心配だったし、ローテーブルはやけどとかも怖いし、ハイテーブルは場所とるし[/voice]
そこで、赤ちゃんのためにはどんなテーブルがいいのかいろいろ調べてみました。
テーブルの種類
テーブルと聞くと個人的にはダイニングテーブルが頭に浮かぶのですが、置く場所や用途によっていろいろな種類があります。
赤ちゃんの主な行動範囲であるリビングとダイニングに置くテーブルの種類をざっくりとご紹介しますね。
[box class=”pink_box” title=”テーブルの種類”]ダイニングテーブル
リビングダイニングテーブル
エクステンションテーブル
センターテーブル
座卓(こたつ)[/box]
ダイニングテーブル
食事の際にダイニングで使用されるテーブルです。いろいろな形状がありますが、高さは70㎝前後のものが使いやすいと言われていて、椅子に座って使用します。
近年は食事だけでなく、勉強したり仕事をしたりといろいろな用途で使われることが増えているようです。
リビングダイニングテーブル
https://www.instagram.com/p/BHJqbsHDuWF/?igshid=2k9thyawlfbp
ダイニングテーブルとソファーを組み合わせたもので、食事の後にソファへ移動せずそのままくつろげます。
テーブルトップの高さが60〜65cmくらいでやや低めでテーブルがやや小さめになる傾向にあります。
エクステンションテーブル
天板の大きさが変えられる伸縮可能なテーブルのことです。お客様が来る時などに対応でき、便利です。
センターテーブル
リビングテーブル、コーヒーテーブルなどとも呼ばれ、ソファの前に配置し、飲み物やリモコンなどを置いたりするテーブルです。
床に座る文化が無い国が多いので高さがやや高めのテーブルが多くあります。
日本では床暖房などがあったり、床に座ることに抵抗がないので、座卓と同じような高さ(約38cm)のものが多く販売されています。
座卓(こたつ)
https://www.instagram.com/p/Bu-2W-NHrQJ/?igshid=12fd6kfp76wnl
日本人の食卓として伝統的な座卓。
使わないときに収納できる折りたたみ式や、こたつとして使えるものなどいろいろあります。高さは40㎝前後が一般的です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]リビングとダイニングで使うものだけでも、テーブルっていろいろあるのね⁉︎大まかに分けると椅子とセットで使うダイニングテーブルと床に座って使うローテーブルに分かれるのかな[/voice]
そう、かなさんの言うとおり、リビングやダイニングで使うテーブルは大きく分けるとローテーブルとダイニングテーブルに分けることができます。
ここからはローテーブルとダイニングテーブル、赤ちゃんのいる生活により向いているのはどちらなのか、具体的に見ていきましょう。
ローテーブル
まずはローテーブル。
食事はダイニングテーブルを使用しているご家庭でもリビングやテレビの前にはローテーブルを置いてあるご家庭がほとんどですよね。
メリット
[box class=”pink_box” title=メリット]部屋が広く使える
掃除がしやすい
赤ちゃんがつかまり立ちをしやすい
椅子から落ちる危険がない[/box]
部屋が広く使える
一戸建てなど広いスペースがあるご家庭では用途に合わせてダイニングテーブルとローテーブルの使い分けができます。
しかし、アパートやマンションなどスペースに限りのあるご家庭では使い分けは難しく、ローテーブルだけを使われているご家庭も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが成長してくると、どんどん広いスペースが必要となります。そんな時、テーブル自体の片付けもしやすく、すぐに空間を広げられるロースペースはとても便利です。
https://twitter.com/i9zXf84c9MJM00e/status/1165180673977532416?s=20
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]部屋を広く使いたい時に広くできるのは助かる[/voice]掃除がしやすい
ローテーブルは移動がダイニングテーブルに比べて簡単にできます。テーブルの下を掃除しようとしたとき、ダイニングテーブルを移動させて掃除するのはなかなか難しいですよね。
ローテーブルなら簡単なので、食べこぼしや埃などを掃除したい時もテーブルの脚の下など隅々まで綺麗にすることができます。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]赤ちゃんがいる部屋は清潔にしておきたいから、掃除しやすいのは嬉しい[/voice]赤ちゃんがつかまり立ちしやすい
ローテーブルの高さは40㎝前後。
つかまり立ちを始めた赤ちゃんにとってちょうどいい高さです。
つかまり立ちを始めた頃の赤ちゃんは、ちょっとしたものにつかまってすぐに立とうとしますが、テーブルなので安定感があり、つかまった物ごと倒れる心配はありません。
「保育園行ったら、うちの子含めて、つかまり立ちが好きな赤ちゃんたちが楕円のローテーブルを囲んでつかまり立ちしていて、赤ちゃんが円卓会議してるみたいでおもしろ可愛いかった」夫談
— えま (Ema) (@stilllife) September 11, 2018
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]うちの子もなんでそれにつかまるの?っていうものを支えにして立とうとして安定が悪くて倒れることあったな〜[/voice]ついに俺もつかまり立ちという高度な技を習得した。
毎日ローテーブルにつかまり、遠くを眺めている。
しかし、俺の可愛いあんよは生まれたての小鹿の様にプルプルだ。
俺が自由を手にする日はまだまだ遠い。#赤ちゃん#育児#2017jun_baby#おっぱい工場長
— おっぱい工場長 (@paipaipai629) June 8, 2018
椅子から落ちる心配がない
テーブルが低く高さのある椅子を使う必要がないので、赤ちゃんが動いても、高いところから落ちる心配がありません。
デメリット
[box class=”glay_box” title=デメリット]赤ちゃんが机の上のものに手が届きやすい
赤ちゃんがテーブルに登る
机の角で怪我をしやすい[/box]
赤ちゃんが机の上のものに手が届きやすい
つかまり立ちするのにとてもいい高さ、ということは机の上のものにも手が届きやすい、ということですよね。
赤ちゃんの手が届きにくい位置に置いてあるつもりでも、赤ちゃんの成長は著しく、さっきまで届かなかったものに急に手が届くようになったりします。
危ないもの、触って欲しくないものは極力ローテーブルの上から排除する必要があります。
https://twitter.com/erinadragon/status/162793550852014082?s=20
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]なんでも口に入れちゃうから小さいものとか絶対置けないのよね。そのうちテーブルに登るようになってますます物が置けなくなるし[/voice]ギャーーー!
ローテーブルの上に置いておいた赤ちゃん用おせんべい勝手に食べとる (/ ゚∀゚)/なお、残りを置いておいたのが悪いなどと供述しており…(^q^) pic.twitter.com/6LHN7Kjo1M
— みぃた (@mtn32th) May 4, 2019
赤ちゃんがテーブルに登る
つかまり立ちを始めた赤ちゃんはつたい歩きをしたり、テーブルに上ったりします。
上っても上手に降りられるとは限りません。頭から落ちてきたり、転倒したり事故や怪我の危険があります。
https://twitter.com/KFFz5A38xhlIpEJ/status/1178628791007997952?s=20
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]赤ちゃんってなぜかいろいろなものに上るのよねえローテーブルは移動させやすいから、使うときだけ出してもいいかも
[/voice]机の角で怪我をしやすい
赤ちゃんにとってちょうどいい高さにあるローテーブル。
上ったりつかまったり、赤ちゃんがご機嫌に遊んでいるとき、ちょっとしたことでバランスを崩して転倒しローテーブルの角で頭を打ったり顔を打ったりという事故が起きやすいのも事実です。
https://twitter.com/chiwapuan/status/1135004540527210498?s=20
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]部屋が広く使えるし、掃除しやすいのは嬉しいけど、思ったよりローテーブルも危ないのね[/voice]
ローテーブル用のベビーチェアを利用する
ローテーブルは椅子を使わないので、食事中の姿勢が気になることもあるのではないでしょうか。
そんな時は、ローテーブル用のベビーチェアを利用するのも選択肢の一つです。
ローテーブル用のベビーチェアは1000円前後で発売されているものもあり、手軽に購入することができます。
ベビーチェア
トレイ付きのベビーチェアを使えば離乳食を食べさせる時にも便利です。トレイがあることで赤ちゃんが脱走しにくくなると言うメリットもあります。
ダイニングテーブル
次にダイニングテーブル。
子供が小さいうちは食事にしか使わないかもしれませんが、大きくなると宿題をしたり工作を作ったり、親が書き物をしたりといろいろな使い方ができるようになります。
メリット
[box class=”pink_box” title=”メリット”]赤ちゃんの生活にメリハリがでる
猫背になりにくい
赤ちゃんの手がテーブルの上に届きにくい[/box]
赤ちゃんの生活にメリハリが出る
ダイニングテーブルを置くことによって、食事をする場所と遊ぶ場所が明確に区別され、赤ちゃんの生活にメリハリがでます。
ダイニングテーブルは食事をする場所、と赤ちゃんが認識するようになることで、食事中うろうろしたり走り回ったりということが少なくなります。
猫背になりにくい
椅子に座って食事をしたりする事で、動きが制限され、自然と姿勢が固定されるので、猫背になりにくいと言われています。
先日、大きなダイニングテーブルを購入。それまで、大きめの座卓を使っていたけど、子供の食事の姿勢が悪くて(いわゆる犬喰い)。おかげで、犬喰いは無くなったけど、回転チェアのため、別の意味で姿勢が悪くなった(涙)。
— 3maru (@3maruMb) July 1, 2010
ただし、大人用の椅子にそのまま子供を座らせたのでは椅子が低すぎるので、姿勢が悪くなる可能性があります。赤ちゃんの成長にあったハイチェアを使用する事で正しい姿勢が保てます。
ハイチェアを選ぶときには、赤ちゃんが力を入れやすいように、足が置ける台があることも大事です。
座面や足置きが移動でき、大きくなっても使えるものもあるので、そういったものを選ぶと長く使えていいですね。
赤ちゃんの手がテーブルの上に届きにくい
ダイニングテーブルの1番のメリットは何と言っても危ないものや触って欲しくないものを置いておくことができること、ではないでしょうか。
高さがあるので、赤ちゃんの目にはテーブルの上のものは見えないことが多く、当然、テーブルの上のものに触るということも少なくなります。
火傷の危険がある熱いお茶や小さな部品など誤飲の可能性のあるものなどちょっとしたものを避難させておくことができます。
とはいえ、赤ちゃんの成長は著しいので、成長に合わせて注意は必要です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]生活にメリハリがついたり、姿勢が悪くなりにくいのは嬉しいなあ。危ないものを避難させられるのも便利[/voice]
デメリット
[box class=”glay_box” title=”デメリット”]場所を取る
椅子やテーブルから落下する危険性がある[/box]
場所を取る
ダイニングテーブルの1番のデメリットは場所を取ることです。
十分な広さがあるご家庭なら、ダイニングテーブルを購入しても配置も自由自在です。
スペースを確保するのが難しいご家庭では、無理に配置すると動線が確保できなかったり、他の家具が置けなくなったりと生活に不具合が生じる可能性もあります。
赤ちゃん動き回るようになって初めて気付く。
書類関係、食事、などなど。
ダイニングテーブルあったら楽勝だったな、って。
うちは貧乏で狭いからダイニングテーブルなんて置けないんすよね。— 沙弥@5歳♀2歳♀ (@zanaha) November 10, 2019
椅子やテーブルから落下する可能性がある
ダイニングテーブルに椅子はつきものです。
大人用のダイニングチェアにブースターやクッションをセットして使用されていたり、ベビーチェアを使用されていたり、子供の成長に合わせて様々な椅子を使用されているのではないでしょうか。
どのような椅子を使用していても共通しているのはある程度の高さがあることです。
赤ちゃんの動きは予測不能で、例えベルトがしてあっても器用に脱出したり、外したりして椅子から落ち、思わぬ事故が起きることがあります。
https://twitter.com/gunchaaan/status/1135820496132423680?s=20
また、椅子などを台にしてダイニングテーブル自体に上ってしまうこともしばしば。
そうなると落下の危険性はもちろん、ダイニングテーブルに避難させていたものも置くことができなくなり、ますます目が離せなくなります。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]赤ちゃんってなぜか高いところへ上りたがるのよね。そして落ちてくる…ダイニングテーブルを置くスペースの確保も大変だし、危ないのも嫌だなあ[/voice]
まとめ
赤ちゃんとの生活の中でのローテーブルとダイニングテーブルについて調べてみましたが、いかがでしたか?
ローテーブルは、
- 部屋が広く使え、掃除がしやすい
- 赤ちゃんが落下する可能性が低い
などのメリットがありますが、反面
- 赤ちゃんの手が机の上のものに届きやすい
- 赤ちゃんがテーブルに上りやすい
- テーブルの角などで怪我をする可能性がある
というデメリットがありました。
ダイニングテーブルは、
- 生活にメリハリができる
- 姿勢が悪くなりにくい
- 机の上に物を避難させておくことができる
などのメリットがありましたが、
- 場所を取る
- 赤ちゃんが椅子やテーブルなど高い位置から落下する可能性がある
などのデメリットもありました。
ローテーブルとダイニングテーブル、どちらもメリットデメリットがあり、それぞれのメリットは裏を返せばデメリットにつながっていました。
赤ちゃんの成長や生活スタイルにあったテーブルがみつかるといいですね。
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