かっこいい用語宇宙編!宇宙の定義や専門用語をまとめて解説

みなさんこんにちは!

まだまだ暑い日が続きますが、ジメジメとした感じは和らいで、ようやく秋が訪れてきたなという印象ですね。

秋の夜空は澄んだ空気に星々が瞬いて、見上げるだけで心がすっと落ち着きます。

月の浮かんだ夜空を見上げながら、遙かな宇宙に思いをはせる、なんてことも……。

そこで今回は、そんな秋の夜空にちなんで宇宙にまつわるかっこいい用語を紹介していきたいと思います。

宇宙について詳しく知って、お月見に興を添えてみてはいかがでしょうか。

そもそも宇宙って?

宇宙の定義とは?

宇宙という言葉を知らない人はいないと思いますが、宇宙って一体何なんだ、と聞かれて答えられる人は少ないはず。まずは宇宙の定義や由来について調べてみました。

宇宙の定義について、ウィキペディアにはこう書かれています。

1 コスモス。時間・空間内に秩序をもって存在する「こと」や「もの」の総体[1]。何らかの観点から見て、秩序をもつ完結した世界体系。

2 全ての時間と空間、およびそこに含まれるエネルギーと物質[1]。あらゆる物質や放射を包容する空間[2]。あらゆる物事(森羅万象)を含む全ての存在。

3 ビッグバン理論等で統一的に説明されうる、現実的、現在的に我々が暮らすひとつの広大な世界。ユニバース。もしくはその外側に仮想されるユニバースの複合体全体。(「ユニバース」という語には「ひとつ」という意味が込められているが、最近では、宇宙について論じる時、3次元的につながった空間だけではなく、平行宇宙も含めて論じられることがある。複合的宇宙もしくは多元的宇宙という意味で「マルチバース」と呼ばれる。単一宇宙と区別して複合宇宙全体を指す場合には特に「オムニバース」ともいう。)

4 3次元空間的に繋がった広大な宇宙全体を指すこともある。[要検証 – ノート]

5 宇宙空間。地球の地上約100km以上、上空の空間を指す便宜的な定義[注釈 1]。

引用元:Wikipedia

難しい言葉が並んでいるなあ……。
かな
わかりそうなところから見ていきましょう!

私たちにとって一番身近なのは、【5】の意味ではないでしょうか。宇宙というとやっぱりロケットで飛んで空を突き抜けた、その先にある場所を思い浮かべます。

けれどもそこは正確には「宇宙空間」と呼ばれる場所で、「宇宙」とは別ものであると考えられているようです。

どういうことでしょうか?今度は宇宙という言葉の由来を探ってみましょう。

宇宙という言葉の由来

漢語辞典をひもといてみると、「宇」という字には、次のような意味があるといいます。

「宇」の意味
・のき(軒)。ひさし。
・家。屋根。
・天地四方。無限の空間。
・天。空。
・ところ。あたり。
・心。魂。精神。器量。
たくさんの意味があるんだね。

この中で注目したいのは、「無限の空間」や、「ところ。あたり」という意味です。どうやら「宇」という文字には、空間的な意味が込められているようです。

次に「宙」という文字を見てみましょう。

「宙」の意味
・そら。大空。天。
・天地間の広がり。空間。
・とき。時間。過去・現在・未来に及ぶ無限の時間。

「宇」と同じような天空という意味に加えて、「宙」には「とき。時間」という意味があり、「過去・現在・未来に及ぶ無限の時間」という壮大な意味まで込められています。どうやら「宙」には、時間的な意味が多く込められているようです。

これら「宇」「宙」という二つの文字を組み合わせた「宇宙」という言葉は、「天地四方と過去・現在・未来にわたる無限の時間」という意味を持つ言葉だとわかります。ウィキペディアの定義にあった「すべての時間と空間」という意味と同じですね。

なんだかわかりにくいよお。
かな
それじゃあ具体的にイメージするために、もう少し掘り下げてみましょうか。

もともと「宇」には、「のき、ひさし」という意味があり、「宙」に含まれている「由」の字は、注ぎ口のついた壺をかたどった象形文字で、「出てくる」とか「出っ張ったもの」とかの意味があります。「由来」なんかはまさしく言葉の意味の「出てきたところ」ですよね。

その「由」に家屋や屋根を意味する「ウ冠」のついた「宙」は、家の中の出っ張ったもの、つまり棟木(むなぎ)のことを意味します。

このように元の字義から考えてみると、この二文字を組み合わせた「宇宙」という言葉が「のき。ひさし」と「棟木」のあわさったもの、つまり全世界を覆う一枚の屋根なのだというイメージがつくのではないでしょうか。

でもさ、ウィキペディアの定義の中に、『「こと」や「もの」の総体』ってあったよね?これって俺たちも「宇宙」の一部だって意味だろう?
かな
まさしく!そういうことね。
納得行かないなあ。俺は屋根の一部なんかじゃないぞ!
かな
「家族」って言葉を考えてみるといいわ。パパとわたしは別々の存在だけど、同じ屋根の下に暮らしているから二人とも「家族」の一部じゃない。
かな
それと同じように同じ空の下に暮らしている存在は、みんな「宇宙」の一部なんだ、っていうわけね。
あー……なるほど、なんだかちょっとわかった気がする!

宇宙の由来を探り終えたところで、それでは次に宇宙にまつわるかっこいい用語を紹介します!

知っていると知的に思われる?宇宙にまつわるかっこいい用語

ビッグバン

宇宙といえば真っ先に思い浮かべるのがこの言葉。宇宙について全然詳しくない人でもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

ビッグバンは宇宙のはじまりを説明するキーワードの一つです。

宇宙のはじまりだって!わくわくするなあ。

138億年もの昔、宇宙は非常に高温かつ高密度な状態であったと考えられています。つまり、ほんの小さな点に宇宙に存在するすべての物質・エネルギーが、ぎゅうぎゅう詰めにされたような状態だったのです。

それが、あるきっかけによって膨張し、低温低密度の状態になりながら、今もなお宇宙は広がり続けている。この膨張のきっかけとなった爆発のことをビッグバンと呼んでいるのです。

今も広がってるなんて……ちょっと怖いかも。

どのようにしてビッグバンが起こったのかについては、学者さんの間でも意見が分かれているようですが、一番有力だとされているのは、インフレーション理論と呼ばれているものです。

ビッグバンによって宇宙が爆発的に膨張する前は、何もない無の状態でした。しかしこの何もない無の状態にも、物理学的には無と有の間の「ゆらぎ」があるのだと考えられています。

かな
「ある」ともいえるし「ない」ともいえる……不思議な状態だったのね。

その状態から「トンネル効果」という現象が起こり、無と有のゆらぎからはじめの宇宙が突然生まれました。ゆらぎの状態だったものが、突然「ある」ということになったのです。

はじめの宇宙は直径10のマイナス34乗cmという、途方もなく小さなもので、真空のエネルギーを持っていました。

真空にもエネルギーが満ちているんだ………知らなかった

真空のエネルギーは膨張する性質があり、生まれたての宇宙は、そのエネルギーによって急激に大きくなります。

膨張するのと同時に、密度が低くなったため、宇宙の温度は急激に低くなります。その時宇宙は、水から氷になるのと同じように、その性質を変えようとします(相転移)。

性質を変えようとする際に、膨大な熱エネルギーが放出され、宇宙は冷やされてまもなく直径1cmほどのものすごく熱い火の玉になりました。これがビッグバンと呼ばれている現象の正体です。

つまり、ビッグバンという大爆発がいきなり起こったのではなく、生まれたての宇宙が急激に膨張し、それがものすごい高温を持ったため、大爆発のように見えたのだ、というのが今もっとも有力とされている説なのです。

高温になった宇宙は、さらに膨張を続けながら冷えて行き、やがて現在のように安定した状態のようになったと考えられています。

なんだか想像の及ばないものすごい話だなあ……。
かな
宇宙の謎はまだまだ解明されてないから、もしかするともっとすごい事実が今後発見されるかもしれないわ。
かな
次はもう少しロマンチックな言葉を見ていきましょう!

カッシーニの間隙

何だか小説か映画のタイトルみたいなこの言葉。カッシーニの間隙とは、土星の輪にある隙間のことを意味します。

土星の周りに水や氷の粒でできた輪があることはみなさんご存じかと思いますが、この輪は実は何重にもなっています。そのうちのA環、B環と呼ばれている二つの輪の間にある隙間が、カッシーニの間隙と呼ばれているものです。

カッシーニって何のこと?
かな
人の名前よ。ジョヴァンニ・カッシーニさんが発見したから、カッシーニの間隙って呼ばれているの。

ジョヴァンニ・カッシーニは1625年生まれの、イタリア出身の天文学者です。1675年に彼は最大で幅4800kmにもわたる土星の輪の隙間を発見しました。今から300年以上も前のことです。

そんな昔に発見されたんだ!じゃあ、現代の望遠鏡を使えば家からでも見えるのかも……。
かな
土星の向きとかの条件がそろえば、市販の望遠鏡で見えるらしいわよ。
ホント!じゃあ今度望遠鏡買って見てみようよ!
かな
……(余計なこというんじゃなかった)

ちなみにカッシーニの名は1997年に打ち上げられた土星探査機にも、その功績にちなんでつけられています。土星探査機カッシーニは、これもジョヴァンニが発見した土星の衛星レアテティスの姿をとらえました。

かな
300年の時を超えてカッシーニがレアとテティスに出会うだなんて、感動的ね。

土星探査機カッシーニは、2017年に20年間の仕事を終えて、地球に帰還しました。その成果は、宇宙の謎を解明すると同時に、新たな謎を呼び起こし、研究者のさらなる探究心を駆り立てています。

ワームホール

こちらは打って変わって、不気味な響きを持った言葉です。

ワームホールとはブラックホールとホワイトホールをつなげる時空のトンネルのことで、くぐると一瞬のうちに一方の口から他方の口へ移動できるとされています。

瞬間移動できるってことか!?
かな
その通り!
へえ~なんだかわくわくするね。

ブラックホールというのは宇宙空間にぽっかりあいた穴のような天体で、近づくものをすべて飲み込んでしまう恐ろしい天体です。逆にホワイトホールは、近づくものをすべて跳ね返してしまう天体だといわれています。

ブラックホールについては、2019年の4月にイベント・ホライズン・テレスコープという国際協力プロジェクトによって観測が成功、その実在がついに画像で直接証明されました。一方ホワイトホールは、理論上あり得るのだというだけで、観測されたことはいまだにありません

ちなみに、2019年に撮影されたブラックホールの画像はこれです!

引用:イベント・ホライズン・テレスコープ

うわ~すっごい!
かな
周りに光が見えるでしょ?あの光もいずれブラックホールに吸い込まれてしまうのよ………。
……(こわいなあ……)

さて、肝心のワームホールですが、ホワイトホールが理論上の仮説である以上、ワームホールの存在もやはり観測されていません。本当にあるのかどうか、まだわからないというのが現状です。

でも、あるかもしれないんだよな?もしあったら、宇宙を自由に瞬間移動できる時代が来てもおかしくないよな?
かな
それが、ちょっと問題があるらしくって……。

実はワームホールは非常に不安定な構造を持っており、ほんの小さなものが通っただけですぐに壊れてしまうもろいものなのです。

壊れてしまったワームホールはブラックホールに変化してしまい、仮に通れたとしても行っただけで二度と帰ってこられなくなってしまいます

帰ってこられなくなるのはいやだなあ……。

とはいえ、ワームホールは「負のエネルギー」を持った物質があれば強度が高まると理論上示されており、今後研究が進めば、もしかすると人工的にワームホールを作ることが可能になるかもしれまさん。

最近の研究では、ブラックホール二つを、混じり合わないよう適切な距離に離しその間をワームホールでつなぐことができるのではないかとされています。ブラックホールを離し、ワームホールの強度を高めるために、「宇宙ひも」という変化しにくい安定した物質を用いれば、もしかするとワームホールを作ることが可能になるかもしれない、というのです。

かな
近い将来、本当にワームホールをくぐって自由に宇宙を行き来する時代がくるかもしれませんね。

まとめ

みなさんいかがでしたでしょうか?それでは今回ご紹介した内容をまとめます。

まとめ
・宇宙という言葉の意味や由来
・宇宙にまつわるかっこいい用語
・ビッグバンとは
・カッシーニの間隙とは
・ワームホールとは

宇宙って本当に神秘的で、調べるだけでもわくわくしてきますよね。今回ご紹介できなかったものの中にも、魅力的な用語はたくさんあります。ご興味のある方は、こんな本を手に取ってみてもいいかもしれません。

秋の夜空を見上げながら、宇宙へ思いをはせるのも、なかなか風流なことでしょう。みなさんも一度試してみてはいかがでしょうか。

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