







エアコンが必要になった時期に、いざエアコンの電源を入れてみるとカビ臭いってことありませんか?
なので、今回は簡単に自分でも出来るエアコンの清掃やり方についてご紹介していきたいと思います。
最後まで、お付き合いして下さいね。
まずは、エアコンの清掃のやる気を高めるために、エアコンの清掃メリットから説明していきます。
目次
エアコンを清掃するメリット
エアコンは空気を冷やしたり温めたりするのに、必要に応じて部屋の空気を取り込むと同時に空気中に漂っているホコリなども吸い込みます。
通常は、吸い込んだホコリなどは、そのままお部屋に排出されるのではなく、フィルターを通して綺麗な状態にしてから排出されています。
しかし、フィルターにゴミやホコリなどが溜まっていると、エアコンが上手く空気を吸い込むことが出来ません。
なので、お部屋の空気をたくさん吸い込もうとしてエアコンがフル稼働してします。
エアコンがフル稼働するので、消費電力はあがり電気代が高くなります。
また、夏場によくエアコンがカビ臭いと感じるのは、お部屋の暖かい空気を吸って、冷たい空気を出すためにエアコンの内部に結露が出来ます。
この結露がカビの発生源となり、いわゆるカビ臭いにおいを空気中に排出してしまうことになります。
エアコンをつける時期になると、鼻水や咳が出て風邪を引いてる感じが長く続いたりしていませんか?
もしかすると、エアコンにカビが付着していて、風邪に似た症状に悩まされいるかもしれませんよ。



自分で清掃が可能なパーツ
自分でエアコンが清掃できるパーツはどこでしょうか?
エアコンは、あくまで機械なので、重要な部分を壊してしまうと、エアコンの買い替えをしなければなりません。
なので、今回は簡単に出来るパーツと注意が必要なパーツと二段階に分けて説明していきたいと思います。
- フィルター
- ルーバー
- カバー
- ファン
- フィン
清掃に注意が必要なパーツでも、自分で清掃をすることは可能ですが、エアコンの内部になってきますので注意が必要です。
エアコンのパーツの名前
先ほど、パーツの名前をご紹介しましたので、ここで具体的に画像を使って説明していきますね。

↑赤色の〇で囲っているパーツがフィルターと言います。

↑赤色の〇で囲っているパーツがルーバーと言います。

↑赤色の〇で囲っているパーツがカバーと言います。

↑赤色の〇で囲っているパーツがファンと言います。

↑赤色の〇で囲っているパーツがフィンと言います。
画像で見てもえると、分かると思いますが、ファンとフィンは本体から外すことは素人には不可能です。
なので、清掃するときに注意が必要となります。


とりあえず、お掃除に必要な道具を言っていくね~。
清掃するのに必要なもの

エアコンのお掃除に必要な道具も、簡単に出来るパーツと注意が必要なパーツの道具を分けて説明していきますね。
簡単に出来るパーツの道具
簡単に清掃が出来るパーツの道具をリストアップしていきますね。
- 踏み台または脚立(エアコンのパーツの取り外しや、清掃できるぐらいの高さのもの)
- 新聞紙
- ゴム手袋
- 掃除機
- 洗濯用の中性洗剤
- バケツ
- 歯ブラシ
- 綿棒
- つまようじ

清掃に注意が必要なパーツの道具
簡単に清掃が出来るパーツで必要な道具にリストアップされていないもので、必要なものをリストアップしていきますね。
- エアコンの洗浄スプレー
- ブラシ(先が細い360度タイプか、先が細いスポンジタイプ)
- 養生テープ
- ゴミ袋 数枚
- バケツ
- 霧吹き


その他の道具は、後で説明するね。あっ、後ゴミ袋は、エアコンの周りを囲む為に使うから一枚では厳しいと思うのよね。
だから、数枚は用意しておいた方が良いかな?
エアコンを清掃するときの手順
エアコンを清掃するときの手順を説明していきますね。
簡単に清掃が出来るパーツの方をしてから、注意をしてほしいパーツの清掃をして下さいね。
エアコンのコンセントを抜く
エアコンのコンセントは必ず抜いておいて下さい。リモコンで電源を切っていても、何かの拍子に電源が入ると危険です。
もし、エアコンのコンセントがない場合はブレーカーを落とすようにして下さい。
エアコンの周りの清掃

写真のように、カーテンの横にエアコンがある場合はカーテンを外すかエアコンがない方の端に寄せておくと、カーテン汚れす心配がなくなります。
まずは、赤い丸で囲んだ部分をモップでホコリを取りましょう。
先にエアコンの外側をお掃除することによって、ホコリが飛び散ることを防ぐことができます。
ホコリがたくさんあるときは、掃除機などで吸い取ると良いですよ。
固く絞った雑巾でエアコンの周りを拭きます。
このとき、雑巾を固く絞っておかないと、雑巾についている水分がエアコンの内部に入り込み故障の原因となります。
水拭きをした後にから拭きもしておくとさらに良いでしょう。
簡単に清掃が出来るパーツ
エアコンのカバーを取り外します
動画で、エアコンのカバーの取り外し方を見て、機種が違うので、カバー上手く取れない場合は、決して無理に引っ張らず説明書を読んで下さいね。
カバーを開けて中をよく見ると、カバーの外し方の説明等を書いてるエアコンもありますよ。
- バケツに中性洗剤と水を混ぜます。
- そこに雑巾を入れて固く絞ります。
- カバーをふきます。
- 固く絞っている雑巾で水拭き(中性洗剤と混ざっていない単なる水)をします。
- 最後に、乾いた雑巾で拭きます。
フィルターを外します
フィルターを取り外す前に、掃除機で、フィルターのホコリを吸い取って下さい。
フィルターの外し方も機種によって異なります。
フィルターの外し方もエアコン内部に記載してくれいることが多いので見てみて下さいね。
フィルターを外したら、新聞紙の上においてホコリがまき散らないようにしましょう。
ルーバーを取り外します
ルーバーも取り外せるので取り外しましょう。
ルーバーは、真ん中、右端、左端で固定がされています。
まずは、真ん中の方から曲げて取り出す感じでしてみて下さい。
割と思いっきりした方が外れやすいですが、壊れないように注意しながらしてみて下さい。
もし、外れないようなら、カバーと同じようにお掃除をしてくださいね。
取り外したパーツを掃除機でホコリを吸い取る
エアコンから外せたパーツについているホコリを掃除機で吸い取って下さい。
この後に、洗剤で洗うので、綺麗に掃除機で吸う必要はありません。


言い忘れてたけど、フィルターに水分があったらホコリを掃除機で吸わないでね。掃除機が壊れちゃうからね。
濡れたホコリを乾いた雑巾で拭き取ってね。
掃除機でフィルターのホコリを吸うときは、表側からかけましょう。
裏側からかけてしまうと、ホコリがフィルターの目に詰まりやすくなります。
取り外したパーツを洗剤で洗います
バケツ若しくは、湯船に中性洗剤と水を混ぜたものを作っておきます。
このとき、中性洗剤が軽く泡立つぐらい混ぜておいて下さいね。
取り外せたパーツを歯ブラシで洗っていきます。
歯ブラシで、ゴシゴシと強く洗いたくなりますが、傷をつけてはいけないので、傷がつかない程度に優しくこすって下さいね。
フィルターのホコリを掃除機で吸うときは、表側からと説明しましたが水洗いをするときは、裏側から洗うとホコリが取れやすいです。
水洗いをします
中性洗剤で洗ったパーツをしっかり水洗いして、洗剤がパーツに残らないようにしましょう。
完全に乾かします
乾いた雑巾等で、しっかりと拭きます。
この時に、完全に乾かさないと、エアコンが故障したり、せっかく綺麗にお掃除をしたのに、水分が残っていることで、カビの繁殖原因にもなります。
フィルターは、乾いた雑巾等で挟むように拭くと良いです。
よくふいたパーツを新聞紙の上で自然乾燥を30分から1時間させて下さい。
お外の天気が良ければ、お外で30分程度乾燥させて下さい。


でも、本体の清掃もするなら外したパーツは、もとに戻さないでね。


清掃に注意が必要なパーツ
簡単にできるパーツが一通り終わり本体に戻す前の状態から、始めて下さいね。
動画をみてもらえれば、だいたいやり方が分かってもらえたと思います。
今回は、少し簡単な方法をご紹介していきますね。
エアコンクリーニング時の一般的なエアコンの方法を紹介していきます。
エアコンでも、ハイグレード機のお掃除ロボットや空気清浄機がついている場合は簡単にはいきません。
養生をしてきます

画像のように養生して下さい。
赤い丸で囲っているのが電装部分になりますので、そこもかからないようにゴミ袋と養生テープでしっかり保護しておいてください。
エアコンのフィンの部分にスプレー

エアコンをそうじするときはまずフィン部分に洗浄スプレーをしていきます。
しつこいですが、電装部分にはかけないように注意しがら、上下に隙間なくしっかりとかけていきましょう。
一本使い切る感じでいいです。
ちなみに、排水は排水ホースから出てくれるので心配は無用です。
送風口のファンを清掃

まずは、ファンの部分全体にスプレーをして汚れを浮き上がらせるために5分程度放置しましょう。
次に歯ブラシで表面に浮き上がった汚れを取り除いていきましょう。
中途半端に清掃をしてしまうと、浮き上がらせたカビをエアコンを稼働させた際にまき散らしてしまいます。
なので、ここは大変な作業ですが、1枚1枚丁寧にかつ念入りにカビを取っていきましょう。
再度スプレー
綺麗にカビを落としたところで再度、スプレーをまんべんなくかけていきましょう。
再度、スプレーをすることにより、カビをきっちりと落としてくれます。
ファンの泡を洗い流す
霧吹きの水で泡を洗い流していきます。
ひたすら、霧吹きでシュッシュッと丁寧に根気よく洗い流していって下さいね。
電装部分には気をつけながら。しつこいぐらい言ってますよ!
送風口をふきます
送風口を乾いた雑巾で綺麗に拭き取りましょう。
清掃の作業はこれで終わりなので頑張って綺麗に仕上げて下さいね。
養生をはずします
養生していたゴミ袋を外していきましょう。
外すときに気が抜けて、電装部分を濡らしてしまはないように、丁寧に外していきましょう。
外したパーツをもどす
自然乾燥を終えたら、エアコンにすべてのパーツを戻して下さい。
ゴールは目前です。
エアコンを乾かす
エアコンの送風運転を最強にして3時間ほどで水分が飛んでいきます。
急いでいるときは、暖房の最強で一時間ほどで乾きます。


エアコンの洗浄スプレーの注意点
エアコン洗浄スプレーは、簡単にはできますが、注意をしてほしいので、あえて見出しを作らせてもらいました。
もし、スプレーがエアコンの電装部分に付着し、それに気が付かずないままエアコンを使用し続けると、半年から一年でいきなりエアコンが動かないってことがあります。
原因を調べてみると、電装部分が腐食。
エアコンの洗浄スプレーが電装部分にかかっていて放置した結果、腐食していたというこです。
せっかく、自分で掃除して安くすませたのに、このような事態は避けたいですよね。
でも、しっかりと養生をして、電装部分にかからないようにさえすれば大丈夫です。
- 養生をしっかりしてスプレー液などが、電装部分にもしかかっても、たれ流せる逃げ道を作っておくこと。
- エアコンのコンセントは、絶対に抜いておくこと。
- 清掃後、送風運転を必ずすること。
この3つをしっかりと守ってもらえれば、まずは大丈夫です。
その他は、ホコリやゴミが大量にエアコンについている状態で、エアコンの洗浄スプレーを使用すると大量の汚れが室外機のホースに一気に流れようとします。
そのことにより、ホースにホコリやゴミが詰まってしまい水漏れや逆流する恐れもあるようです。
エアコン洗浄スプレーは、値段が安く簡単に出来ますが自信のない人は、安易に使わないでおきましょう。
お財布に余裕があるときは業者に依頼するのも良いですね!
業者に依頼するときの値段は、エアコンを使用しない時期が安くなるみたいです。
ちなみに、エアコンを業者に依頼するのは、2~3年に一回を推奨しているようです。
まとめ
今回はエアコンを自分でクリーニングの方法をご紹介してきましたがいかかでしたか?


実際、自分で清掃をしてみると、色々な感想が出てくるとは思いますがいい経験にはなると思います。
エアコンの清掃について、箇条書きにまとめていきますね。
- エアコンのコンセントを抜く。
- カバー、ルバー、フィルターを外す。
- 外したパーツを水によく溶かした中性洗剤で洗い、水で綺麗に洗剤を流す。
- 洗ったパーツを拭いてから乾かす。
- パーツをもとに戻す。
- エアコンの送風で30分くらいする。
- エアコンのコンセントを抜く。
- カバー、ルバー、フィルターを外す。
- 外したパーツを水によく溶かした中性洗剤で洗い、水で綺麗に洗剤を流す。
- 洗ったパーツを拭いてから乾かす。
- エアコンとエアコンの周りに養生をする。
- エアコンのフィンの部分にスプレーをする。
- エアコンの送付口のファンにスプレーし、5分後に歯ブラシで清掃する。
- 再度スプレーをしてから、水のスプレーで洗い流す。
- 送風口を拭いて、養生を外す。
- 乾いたパーツを戻して送風運転で3時間若しくは暖房を最強にして1時間。