ここ数年、日本でも定着しつつあるイースター。イースター前になると雑貨店や100円ショップには可愛いアイテムが並びます。
イースターのアイテムはうさぎや卵がモチーフになっていて、ファンシーで可愛いものが多いですよね。
ラッピング材料も可愛いものが多く、ついつい買ってしまいそうになります。
ハロウィーンやクリスマス、バレンタインなどにはお菓子を手作りしてプレゼントすることも多いと思いますが、イースターにも可愛いお菓子を作ってプレゼントしてみませんか?
最も簡単に作れるお菓子と言えばクッキーです。今回はイースターの由来に触れながら、クッキーのおすすめレシピをご紹介したいと思います。
イースターとは?
イースターはイエス・キリストが十字架にかけられて死んだ3日後に復活したことを記念・記憶する復活祭のことです。
日本ではイエス・キリストの誕生を祝うクリスマスの方が有名ですが、キリスト教ではクリスマスよりもイースターの方が重要視されています。
それと同時に、冬から春にかわる季節をお祝いする祭日でもあります。
復活祭がイースターと呼ばれている理由は、ゲルマン神話の春の女神「エオストレ(Eostre)」の名前、あるいはゲルマン人の用いた春の月名「エオストレモナト(Eostremonat)」に由来しているといわれています。
イースターは春分の日の後、最初の満月の次の日曜日と決められているため、毎年日付が変わります。
2019年のイースターは4月21日でしたが、2020年は4月12日、2021年は4月4日、2022年は4月17日となります。その年によってかなり開きがありますね。
イースターのシンボル
イースターと言えば卵とうさぎですよね。他にもイースターのイベントには鳥や花など春らしいモチーフが取り入れられていますが、それぞれのモチーフにはどのような意味があるのでしょう?
卵
イースターにおいて卵が重要視される理由は、見た目には動かない卵から新しい生命が生まれ出ることから、死と復活を象徴するとされているからです。
イースターの日は、クリスマスと同じように家族でご馳走を食べてお祝いをするのですが、その際にも卵を使った料理やゆで卵が振舞われます。
エッグハントなどの卵を使った遊びも行われますが、その際に使われる卵がイースター・エッグ(復活祭の卵)です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]エッグハントは庭や室内に卵を隠して子供たちに探させる遊びで、イースター・エッグは復活祭に出される彩色や装飾を施されたゆで卵のことよ。[/voice]日本でイースター・エッグといえばカラフルでポップなものが思い浮かびますが、本場では赤く染められることが多いそうです。
その赤い色は十字架にかけられた時に流れたキリストの血の色を表しており、血は生命を表すことから復活の喜びを表すとも言われています。
うさぎ
多産であるうさぎは豊穣や繁栄の象徴とされていますが、イースター・エッグが古くからの習慣であるのに比べ、イースター・バニー(復活祭のうさぎ)は西欧のみの習慣で、16世紀から17世紀にかけて定着したものだそうです。
うさぎがイースターエッグを生んだという伝承や、イースター前夜にいたずらうさぎが卵を隠したことから、エッグハントが生まれたという可愛らしい説もありますよ。
そう言われると、うさぎが卵を持って走っていたり、卵が入った籠を抱えている雑貨をよく見かけますよね。
イースターについて紹介されているので、詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
イースターの卵はウサギが運ぶ⁈由来と意味から作り方までご紹介!
その他のモチーフ
春をお祝いするお祭りでもあるため、春らしいモチーフもよく使われています。
お花や鳥、蝶などが一緒に描かれており、卵のポップな色合い、可愛らしいうさぎとよく合っています。
イースタークッキー
こんなに可愛いモチーフに溢れているイースターはみんなで楽しみたいですよね。
イースターの季節になると、店頭にはイースターモチーフの可愛らしいお菓子が並び、目を引きます。買うのもいいけれど、可愛いお菓子を手作りしてプレゼントしませんか?
型抜きクッキー
子供と一緒に作ることができて1番簡単なクッキーと言えば型抜きクッキーではないでしょうか?
今回は甥っ子が卵アレルギーなので、私がよく作る卵抜きの生地をご紹介します。
材料(50~60枚)
コーンスターチ | 180g |
薄力粉 | 180g |
砂糖 | 100g |
バター | 160g |
牛乳 | 大さじ3 |
バニラオイル | 適量 |
イースターに卵を使わないクッキーとは皮肉な気もしますが、扱いやすい生地で卵を使ったクッキーより美味しいといつも好評です。
クッキー型はイースターの時期になると100円ショップでも取り扱う店舗があるようですし、通販では年間を通じて販売されています。
上の卵を使わない生地以外でも、お気に入りの生地を型で抜いて焼くだけなので子供とも楽しく作れそうですよね。
画像引用:クックパッド
型が手に入らなくても牛乳パックでこんな風に代用できますよ。
アイスボックスクッキー
見栄えの良いカラフルなクッキーをたくさん作って色んな人に配りたいならこのレシピがおすすめです。
アイスボックスクッキー☆イースターエッグ by sacoママ
材料(3×4㎝の卵型で50~60枚分)
薄力粉 | 180g |
無塩バター | 100g~ |
粉砂糖(他の砂糖でも可) | 50g |
卵黄(M~Lサイズがベスト) | 1個 |
食紅など | 適量 |
実際に作ってみると生地の材料が少なく、生地作りまではとても簡単でしたが模様が上手く出ませんでした。何度か挑戦するときれいに模様を出すコツを掴めそうです。
冷凍する工程もあり時間がかかりそうだと感じるかもしれませんが、10分ほど冷凍庫に入れるだけでも潰れないかたさになるのでそれほど時間はかからないと思います。
レシピには「意外と難しくない」と書かれていますが、きれいに模様を出そうとすると難しいかもしれません。ですが、ある程度アバウトに模様を作る工程を進めても可愛く仕上がります。
あまり難しく考えず作業をすると良いですね。カラフルで子供はとても喜んでいましたよ。
今回は普通の上白糖を使い、甘さ控えめが好みなので砂糖50グラムのところを40グラムにしましたが、十分美味しくいただけました。無塩バターもお手頃な製菓用マーガリンで代用しています。
ちなみに私はこの着色料を使っていますが、色んなお菓子などに使えるのでとても重宝していておすすめです。
アイシングクッキー
手間はかかりますが最高に可愛いのがアイシングクッキーです。
これほどのクオリティは難しいかもしれませんが、アイシングクッキーは初心者でも意外と形になると思います。
材料(天板2枚分)
クッキー生地
無塩バター | 100g |
砂糖 | 40g |
卵黄 | 2個 |
薄力粉 | 160g |
アーモンドプードル | 100g |
アイシング
粉糖 | 100~150g |
卵白 | 1個 |
レモン汁 | 少々 |
食紅 | 少々 |
このレシピは初心者にも分かりやすい内容になっています。
次にご紹介する、卵を使わないアイシングのレシピもありますよ。
材料
粉糖 | 適量 |
牛乳 | 適量 |
食紅 | お好みで |
牛乳を少しずつ足しながらかたさを調節すると簡単に微調整ができますよ。
アイシングをするクッキー生地はアイシングをすることを考えて甘さ控えめが良いと思います。
卵アレルギーの甥っ子に作る時はアイシングもこの卵なしのレシピで作ります。卵白を使った時の生臭さが気になる方にもおすすめです。
ちなみに私はアイシングの時も前述したフードカラーボックスを使用していますし、絞り袋は100円ショップのセリアで購入できるこちらがおすすめです。
ラッピング
せっかくクッキーを作ったならラッピングも可愛くしたいですよね。イースターの時期には可愛いラッピング材料がたくさん販売されています。
たくさん作って配りたいならイースターらしいこのようなシールも良いですよね。
特別なプレゼントにはこのような可愛い箱も良いですね。
クッキーがカラフルなら、ラッピングはシンプルでも十分可愛いですよ。ラッピングの方法は無限大です。可愛く仕上げてプレゼントして下さい。
まとめ
いかがでしたか?イースターに作って欲しいクッキーの種類とおすすめアイテムをまとめたいと思います。
[box class=”pink_box” title=”おすすめクッキーの種類”]- 型抜きクッキー
- アイスボックスクッキー
- アイシングクッキー[/box]
- スタンプ付き抜き型セット
- フードカラーボックスアソート
- セリアのアイシング用絞り袋[/box]
簡単にたくさん作れてプレゼントにも最適なクッキー。この時期だからこそ作りたい特別なクッキーを作ってプレゼントしてみましょう。
[box class=”green_box” title=”関連記事まとめ”]