もうすぐ私の友人が海外から一時帰国するので、私も少しは英語を話せたらいいなと最近思い始めました。
そこで家事の合間にYouTubeで聞き流しながら覚える英会話動画を見て、少しずつ勉強しようと思い毎日5分~10分ほど英会話を聞いています。
そこで夫にこんな質問してみました。




英語が得意な方は「lol」の意味は分かると思いますが、日本のネット用語としても使われているのをご存知ですか?
友人がとある生配信動画サイトを見ていた時に、私も一緒に見ていたら「lol」とコメント欄で使っている人がいました。
その時に私はコメントに書いてある「lol」の意味を、友人に教えてもらい知りました。
1990年代から携帯やネット環境の普及により使われ始めたネット用語のlolですが、一体どういう使われ方をしているのでしょうか。
今回は日本のネット用語でも使われている「lol」の意味や正しい使い方をご紹介します。
目次
lolとは

lolはどういう読み方なのか、意味はどういう意味なのかをまずはご説明します。
「lol」とは大文字の「LOL」とも表記されるネットスラングです。
(ネットスラングとはネット上で使われている用語を意味する)
なぜ大文字と小文字があるかというと、文字を変換するかしないかの違いだけなので、どちらも同じ意味で使われています。
では「lol」とはどんな意味で使われるのかご紹介します。
lol=笑、爆笑
あまり聞きなれない英単語ではありますよね。
外国人がlolと使うより「hahaha」と笑っている表現の文字を文章に入れるのを、私はよく見かけます。
lolとは日本でいう「(笑)」「www」「草」と同じ意味合いがあります。
(wwwや草も笑っている表現として、ネット用語では使います)
「lol」や「www」「草」「(笑)」は声を出して笑ってしまったという意味や、自虐発言、ナンパを失笑であしらう、侮辱する時など、様々な場面で使われます。
あくまでネット用語なので日本でも海外でも同じですが、SNSやチャットなどで使われますが、日常生活では使われていません。


こちらの動画をご覧頂くとlolの意味が、詳しく分かりますのでご覧下さい。
読み方

次に 「lol」の読み方は「ロル」「ロール」が正しいのかについてご説明します。
lolの読み方は特になく「エルオーエル」と言い、そのままアルファベット読みになるそうです。
ちなみに「lol」は略語であり、正式名称は「Laugh Out Loud(ラファラウド)」と言います。
(Out Loud(アウトラウド)とも使われているそうです。)
laugh out loud=声を立てて笑う

『brave up!! feat. DJ KOO』
DANCE PRACTICE VIDEOが公開🕺
Choreographed by PURIhttps://t.co/46iGZ3jJzX#エルオーエル #lol #braveup pic.twitter.com/sIhuLNjqmM— lol-エルオーエル- (@lol_avex) July 26, 2019


以前ご紹介した「disる」「ディスる」と同じで、「lol」も英語を略した言葉でした。
ネット用語は略語が多い気がしますね。
関連記事を合わせてお読み頂くと、他にもどんな英語を略したネット用語があるか分かるので、是非ご覧下さい。
使い方
「lol=笑、爆笑」という意味が分かったので、次にどんな時に使うのかを知りたいですよね。
その前に少しだけ名詞化についてお話します。
lolは名詞化から動詞化され使われる場合もあります。
動詞化とは日本語では○○をするという意味を、英語では○○だけで通じるという意味です。
少し分かりずらいので例文でご説明します。
単語 | 名詞 | 動詞化 |
blog | ブログ | ブログを書く |
Eメール | Eメールを送る | |
shampoo | シャンプー | シャンプーで洗う |
このように名詞化されている単語で動詞化が成立するのが英語です。
日本だと「○○する」「○○した」など、名詞の後に何かしら動詞が来るのですが、海外はありません。
ではlolを動詞化するとどうなるのかをご説明します。
三人称 | 現在分詞形 | 過去形 | 過去分詞形 |
lols | loling | loled | loled |
この様にlolが動詞化され使われる場合もあるそうです。
あまり使われる事はないので、参考程度に覚えるといつか役に立つと思います。
では「lol」の使い方を英語と日本語の両方でご紹介していきます。
なぜ両方紹介するかと言うと海外のネット用語でもあり、日本のネット用語でも使われているので、2つの使い方を比べてみると面白いと思いました。
海外での正しい使い方

まずはSNSやチャットで使うネット用語の「lol」はどのように使われるかご紹介します。
- I overslept on the train and missed my station. lol(爆睡してて、駅で電車を降りそこねたよ(笑))
- I did it again. lol (またやっちゃったw)
- lollollollol ((笑)(笑)(笑)(笑))
- you are so funny. lol (あなたはとってもおかしい(笑))
このようにチャットやSNSなどで日本のネット用語の「(笑)」「www」のように使われています。
Yooo am I too late lol #TheArtOfGore pic.twitter.com/0VtzlzpcJ0
— Kryptid (@KryptidKan9ne) August 2, 2019
ちなみに「lol」は現代であまり使われていないみたいです。
こちらの統計をご覧下さい。

「lolとは」でお話したように「hahaha」や「emoji」を使う事が多いです。
Facebook researchによると、他のネット用語がどんどん出てきているので、lolを使っている人口は減りつつありますね。
こちらの動画を見ていただくと、海外のSNSで使われているネット用語が分かりやすく説明されています。
こちらの女性はlolをどのように使うかなどを、丁寧に解説してくれるので分かりやすいですね。


lolを使う時はその時の感情を表した絵文字を付けてあげると分かりやすいです。
ただし目上の人にはSNSやチャットでも無礼に当たる可能性があるので、あまり使うのはよろしくないです。
仲のいい友人や家族にのみ使うネット用語なので、目上の方などには「hahaha」や絵文字を使うと良いと思います。
日本での正しい使い方

日本でもSNSなどで「lol」が使われているのを見かけたことがあるので、少しご紹介します。
- 友人と間違えて知らない人に声掛けちゃったlol
- lollollollol
- 今日は災難だわ lol
- そんな事あったの?アホじゃん lol
日本ではあまり馴染みがないので、少し違和感がありますね。
ちなみに「lollollollol」と使う場面は「www」に対抗して使われる事があるそうです。


そう言えばlolって調べるとゲームやオモチャが出てきた

先週の土曜に行く予定だったバーに行けなくて、アレックスからいつ来るの?ってtext来たから救急車で搬送された話をGoogle先生を頼って説明したlol😂😂😂What happen?って…いやそうなるよなlol 私も自分に起きた事が未だに信じられないよ😭😭😭今度バー行ったときにちゃんと説明します😂😂😂 pic.twitter.com/JDtJ8f8o2M
— 🌹𝚂𝚊𝚢𝚊𝚔𝚊🌹Next☞10/7 (@s_hyde666) August 2, 2019
このアプリ
完全にLOL…
森の中までLOL
ドラゴン湧くところもバロンの位置も
全部LOL
いやLOLすぎんか?wwwwwwwww pic.twitter.com/SwCEF9q0dM— ゆゆ⑅ (@_smk05) March 5, 2018
ネット用語の中でも日本では「草」「大草原」という使い方が流行っているみたいなので、lolを使う時は外国人とSNSで会話する時に使うのを個人的にはオススメします。

使う時は海外の使い方同様に、その時の感情を表した絵文字を付けると分かりやすいです。
lol以外の(笑)の使い方
lol以外にも色々な「(笑)」の使い方がありました。



lol以外にも「超爆笑」「超絶大爆笑」ではどの単語が使われているかをご紹介します。
LMAO
まずは超爆笑という意味の「LMAO」についてご紹介します。
lolは「(笑)」や「爆笑」という意味で使われていましたよね。
LMAOとは「laugh my ass off」の略語。
LMAOの読み方はアルファベット読みで「エルエムエーオー」と読みます。
こちらは「あまりにも笑いすぎてお尻が取れる」という超爆笑の時に使うネット用語です。

「laugh my ass off」とは直訳すると「お尻が取れるくらい笑う」という意味になります。
- This movie was hella funny LMFAO!(この映画超爆笑した!)
- LMAO! That is so funny!(超爆笑した!それすっごく面白い!)


こちらの動画をご覧いただくと発音なども詳しく分かりますので参考にしてみて下さい。
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal modeROTFLMAO
次に超絶爆笑という意味の「ROTFLMAO」についてご紹介します。
lolよりもLMAOよりも、更に笑ってしまう事が起きた時に「ROTFLMAO」と使われます。
ROTFLMAOとは「rolling on the floor laughing my ass off」の略語。
「ROTFLMAO」はアルファベット読みで「アールオーティーエフエルエムエーオー」と読みます。
「ROTFLMAO」「ROTFL」と使われています。
こちらは床を転げ回る位笑ってしまったという時に使われるネット用語です。
- I was ROTFL at the last comment he made!
(お父さんに彼氏がいること言ったら、てんぱってた。超絶大爆笑!) - I was ROFL after that last comment he made!(あいつが最後につけたコメントにはマジで超絶大爆笑)
Dorian in his room looking at the rising sun rotflmao pic.twitter.com/c7vtaCIjXx
— Total News junkie running bull grin and bear it (@dartgunintel) August 2, 2019

こちらの動画は「Face swap」というアプリで顔交換をした時に、超絶爆笑したという動画です。
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode中には「○○ laughing my ass off」とも使われているそうです。
この様にネット用語の笑い方でも数種類ある事が分かりました。
その他のlol
先程夫が言っていたように「lol」は「(笑)」「爆笑」以外にも略語、名称として使われています。
lolという略語、名称は他にはどんな使われ方があるのかを調べてみました。
Lots Of Love

Lots Of Love(あなたに愛を送ります)という言葉を略して「lol」になります。
素敵な意味がこもっているネット用語ですね。
チャットやメッセージなどで最愛の方に伝えてあげると喜ばれますよ。
League Of Legends
League Of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)というPCゲーム名の略称で、lolが使われています。
人気のある多人数参加型のPCゲームです。
League Of Legendsの場合は「LOL」と大文字で略します。
こちらのゲームは世界大会が開かれるほど人気ゲームです。


ちなみに日本プロリーグの略称は「LJL」と呼ばれています。
【News/Week9:いざ、初のプレーオフへ】ここまで首位争いに絡み続けておきながら、Week8でのまさかの2連敗を喫したV3 Esports。その逆境からプレーオフをかけて臨んだWeek9にて、快勝を勝ち取ったV3にフォーカスする。https://t.co/kYdBhapmrr pic.twitter.com/Hyy2iADZJW
— LJL (@Official_LJL) August 2, 2019
https://twitter.com/yomogi_chann/status/1156775339009298432?s=21
lol(アーティスト)
「読み方」の章で少しお話したのですが、lolはアーティスト名でも使われています。
日本で若者に人気の男女混成5人組ダンス&ヴォーカルグループのlol。
avex所属のアーティストで2014年に結成されました。
中高生に凄く人気で、若者の間で「lol」と聞いたら最初に思い浮かぶのは、この男女混成5人組アーティストだと思います。


L.O.Lサプライズ!
海外で人気のL.O.Lサプライズというオモチャが今日本でも大人気です。
渡辺直美さんが商品アンバサダーとして選ばれ更に話題になり、日本版はタカラトミーから発売されました。


海外版と日本版では中身の人形のデザインなどが違うそうなので、子供にプレゼントしてあげると喜ばれます。


英語のネット用語

これはlol以外のネット用語になるのですが、少しだけ参考にご紹介します。
もしかしたら見た事があるネット用語があるかもしれません!
- OMG(Oh My God)意味は「なんてことだ」
- WTF(What The Fuck)意味は「どういう事だ!」
- BFF (Best Friend Forever)意味は「永遠に親友」
- IRL (In Real Life)意味は「実生活」
- YOLO (You Only Live Once)意味は「1度きりの人生」
- OIC (Oh I See)意味は「ああ、分かった!」
- coz (Because)意味は「なぜなら」
- AMA (Ask Me Anythings)意味は「なんでも聞いて!」
- BAE (Baby)意味は「最愛の人」(海外では赤ちゃん以外にも最愛の人をbabyと呼びます)
これは一部のネット用語や略語ですが、実はまだまだあります。


日本と同じようにネット用語はどんどん生まれていきますね。
多分1番よく目にするのは「OMG」かなと思います。
https://twitter.com/rozzanxd/status/1157516570769481728?s=21
他にも沢山面白い海外ネット用語があるので、こちらの動画をご覧下さい。
この動画は71歳の俳優と34歳の俳優がネット用語を、どこまで知っているかというレッスン動画です。
字幕があるので英語が苦手な方でも勉強にもなり、ちょっとしたコメディーを見ている感覚で楽しめます。
まとめ
今回ご紹介した「lol」について思ったのは、まさかlolの上をいく笑い方の単語がある事に驚きました。
夫が「OIOI(マルイ)」と「lol」を間違えたのには笑ってしまいました。
今回ご紹介した「lol」以外にもネット用語についての関連記事がいくつかあります。
関連記事では「ネットスラング」や「ネット用語はいつできた」などが詳しく書いてあるので参考にご覧下さい。
では今回の 「lol」についてまとめました。
- 1990年代から広まったネット用語。
- lol=「Lough Out Loud(ラファラウド)」の略語。
- lolの読み方は「エルオーエル」
- 意味は「笑」「爆笑」
- 声に出して笑ってしまう時。
- ナンパをあしらう時。
- 自虐的発言。
- 侮辱する時。
- 私生活では使わず、あくまでSNSやチャットのみで使用するネット用語。
もし使う機会があれば是非試してみてください。


皆さんはネット用語はどれ位使う機会がありますか?
年代によって使う頻度は様々だとは思いますが、使い始めると便利なネット用語は沢山あるのが分かりましたね。
色々調べてまたネット用語についてご紹介出来たらいいなと思います。