大歩危小歩危名前の由来は?紅葉の見頃はいつ?遊覧船から眺めよう!

  • 2019年9月8日

私たち家族は、数年前に徳島県の大塚国際美術館に行く計画を立てました。

テレビで見て、レプリカとはいえ作品に触れることがことができるという美しい美術館に心を奪われ、飛行機も安くとれる平日月曜日を大急ぎで予約。さあ、楽しもう!と思った直前に気づいたのです。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]月曜日は美術館の定休日だった・・・[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]鳴門の渦潮とか見れたじゃない、楽しかったよ!ドンマイドンマイ[/voice]

それはそれで楽しかったのですが、私は学びました。計画はきちんとした下調べをしたうえで立てることを。(←当たり前)

徳島リベンジ~!とばかりに、徳島県のことをあれこれ調べました。そしてとっておきな場所を見つけたのです!

その名は大歩危小歩危おおぼけこぼけと読みます。(私のことではありません!)

どんな所かご紹介しますので、最後までお付き合いくださいね!

 

大歩危小歩危はどんな所?

徳島県といえば阿波踊り、鳴門海峡、鳴門金時(サツマイモ)くらいしか知らなかった私です。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]飛行機予約するまで徳島県が四国のどこかもよくわかりませんでした。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”l”]なぜか一度でも足を運んだ所は、思い入れができるもんだよね[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]そうかもしれません!私は徳島県のことを知らなくてはならないような使命感にかられます[/voice]

徳島県西部の三好市に位置する渓谷・大歩危小歩危は剣山国定公園の一部で、二億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流が作り上げた8㎞に渡る渓谷です。

美しい岩石がそそり立つ様子は大理石の壁のよう。まさに美しい自然の絶景スポットです。

その美しい岩肌やV字谷の様子からは、見かけ上、新しい岩石と古い岩石の位置関係が逆転しているのがわかるそうです。

中生代ジュラ紀から白亜紀にかけて、海洋プレートの沈み込みによって大きな圧力がかかり構成された日本列島の成り立ちがわかる場所として2014年に国の天然記念物に指定され、2015年には国指定名勝となりました。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]日本の歴史じゃなくて日本列島の歴史が見える場所ってことですね~[/voice]

大歩危小歩危の他にも祖谷渓(いやけい)など、付近には観光スポットがたくさんあります。

降水量が多いこの付近は、木々がうっそうと茂りまるで昔話に出てきそうな人里離れた秘境を思わせます。

平家の落人が都から逃れて身を隠した場所であるとの伝説や、妖怪伝説もあるそうです。

祖谷渓には自生するシラクチカズラを編んで作られた釣り橋が架けられ、昔から人々の生活路として大切にされてきたようです。

[arve url=”https://www.youtube.com/embed/qJmvUEw0r8E” /]

 

大歩危小歩危名前の由来

大歩危小歩危、ユニークな名前が気になりますね!名前の由来は

[box class=”red_box” title=””]
  • 断崖を意味する古語の「ほき(ほけ)」からという説
  • 股でくとないから大歩危(おおぼけ)、股でいてもないから小歩危(こぼけ)という説
[/box]

とあるそうです。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]漢字で書かれるとすんなり読めないよ~・・・[/voice]

 

紅葉の見頃は?四季折々の楽しみ方

美しい自然豊かなこの地は四季折々で違った美しさを見せてくれます。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]今からはやっぱり紅葉ですね![/voice]

秋:紅葉

紅葉の時期にはカエデ、ケヤキ、ナナカマド、ミズナラなどの木々が色づき、メラルドグリーンの清流とのコントラストが美しい景色を作り上げます。

紅葉の見頃は11月中旬から下旬にかけてで、ドライブ良し、ウォーキング良し、土讃線の電車の窓から眺めるも良し。遊覧船もあるので船で川から眺めるも良し。

思い思いに紅葉を楽しめますね。

 

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四季折々いろんな姿の大歩危小歩危もちょっとご紹介します!

春:鯉のぼり

大歩危駅周辺は美しい桜やイワツツジが迎えてくれます。

3月下旬~5月末にかけて、大歩危峡に鯉のぼりが泳ぎます。

吉野川の対岸沿いと国道側にワイヤーを渡し、鯉のぼりが川の上空を泳ぐのです。

ここに泳ぐ鯉のぼりは全国各地から寄贈されたものだそうですから、お家に眠っている鯉のぼりがある方は泳がせてみてはいかがですか?

 

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夏:新緑

夏は新緑が美しい季節。緑が水面に映ってエメラルドグリーン色に輝きます。たくさんのマイナスイオンを浴びて心身ともにリフレッシュしませんか。

アクティブ派にはラフティングはいかがでしょうか?

 

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冬:こたつ船

冬の寒い時期は、さすがに川は無理だろうな~と思ったら大間違い。

12月から2月までは遊覧船が「こたつ船」として登場します。

雪化粧をした渓谷の美しさは何とも言えない神々しさを感じますね。

 

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遊覧船の後は大歩危温泉でゆっくりと温まるのもよいのではないでしょうか?

 

遊覧船はどこで乗る?

冬にはこたつ船になるという遊覧船、気になりますね。折角ですから、遊覧船に乗りましょう!

大歩危峡観光遊覧船は年中無休で営業しています。9:00~17:00(最終出航16:30頃)です。

遊覧船の乗船券はレストラン大歩危峡まんなか1階のフロントで購入できます。

レストラン大歩危峡まんなかから川の方を見ると船の停まっているいるところがあります。そちらが乗り場です。チケット購入場所から案内看板が出ているのでそれに従って川の方へ降りていく感じですね。

乗車料金は2019年10月1日より大人1,200円、小人(3歳~小学生まで)600円です。

乗船時間は約30分だそうです。

[arve url=”https://www.youtube.com/embed/kbnTcMbQKNA” /]

船上から眺める紅葉・・・どんな様子にみえるのか・・・と、ちょっと楽しみではありませんか?




見どころいっぱい

どの季節に行っても素敵なところだということがわかりましたね!

素敵な景色と美味しい空気だけで充分贅沢な旅になりそうですが、他にも大歩危小歩危、祖谷峡付近の観光名所や施設をご紹介します。

祖谷渓の小便小僧像

 

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かつての子どもたちはここに立って度胸試しをした、という逸話にちなんで建てられた小便小僧像だそうです。

ただの小便小僧ですが、この絶景を見下ろす位置にいるのが何とも言えませんね。

私は度胸試しどころか・・・下をのぞくことも無理そうです。

アミーチアドベンチャー四国

四国初のツリートレッキング4コース全55ステージや、高さ15mからのフリーフォール型アトラクションクイックジャンプ、予約なしでできるラフティングツアーなどのある自然体験施設です。

四国の大自然の中で吉野川を眼下に臨むアクティビティの数々は他では体験できないものになっています。

 

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かずら橋

祖谷のかずら橋とは西祖谷にあるシラクチカズラという植物で作られた重さ約6トン・長さ45m・幅2m・水面上14mのつり橋です。

現在は国指定重要有形民俗文化財となっており、3年毎に架け替えが行われています。

毎晩19:00~21:30の間、かずら橋はライトアップされ、幻想的な姿になります(夜は渡橋できません)。

この橋は有料で大人550円、小人(小学生)350円です。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]渡っていいと言われても、夜は絶対渡りたくない!怖いよ~![/voice]

かずら橋の近くには琵琶の滝があり、琵琶の滝をさらに50mくらい行くと遊歩道があり、そこから川辺に下りて遊ぶことができます。

東祖谷には奥祖谷二重かずら橋というのもあり、奥祖谷かずら橋キャンプ場への通路となっています。

かずら橋が2本並んで架かっているため、通称「男橋女橋(おばしめばし)」とも「夫婦橋(みょうとばし)」などとも呼ばれます。

男橋は長さ44m、幅2m、水面上12m。 女橋は長さ22m、幅1.5m、水面上5m。

祖谷峡には3本のかずら橋が架けられているということですね。

引用先:三好市公式観光サイト

道の駅大歩危

道の駅大歩危は、お土産や軽食があるだけでなく、施設内に妖怪屋敷と石の博物館があります。

妖怪屋敷?とちょっと構えてしまいますがどことなしか愛嬌のある妖怪たちが迎えてくれます。

石の博物館では地質学的に大変価値のある大歩危・小歩危の実物の岩石を間近で見ることができます。火星の石や化石、恐竜の骨なども展示されています。

妖怪屋敷と石の博物館、セットで入館料は500円です。

 

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ここでは足湯や、天然石を選んで手作りアクセサリーを作る、などの体験もできます。

ママがアクセサリーを作っている間にパパはゆっくり足湯でも、どうですか?

四国まんなか千年ものがたり

古くから徳島の人々はお弁当を持って近くの山や浜へ出かけて1日過ごす「遊山」を楽しんでいたそうです。

JR四国が、そんな歴史に思いを馳せて、野山に遊びに出かける大人の小旅行を楽しんでもらうというコンセプトでできた本格的な観光列車「四国まんなか千年ものがたり」。

香川県多度津駅から徳島県大歩危駅の間を行き来します。

車内では、美しい景色と地元食材にこだわった色鮮やかな料理、地酒やおつまみ、工芸品など、細部にまでこだわりを持った品々が用意されています。

おひとりで、カップルで、友達同士で、団体でも、ゆったりと楽しい時間が過ごせそうです。

2点の画像引用先:JR四国

大歩危祖谷温泉郷

一軒宿が点在している大歩危祖谷温泉郷です。

山々と清流を眺めることができる大浴場やと露天風呂を備えたお宿で、季節ごとの風流を感じてください。

泉質は各宿で異なり、アルカリ単純泉、硫黄泉などがあります。

特産品として、「でこまわし(里芋のみそ田楽)」「祖谷そば」「そば米雑炊」「あめご(魚)」は食べておきたいご当地グルメだそうですよ!

源泉の数 お湯の色 お湯のにおい 源泉のpH
5 無色透明 ほのかな硫黄臭 アルカリ性

 

奥祖谷周遊モノレール

引用先:阿波ナビ

東祖谷いやしの温泉郷敷地内をゆったりと進むかわいらしい姿の奥祖谷周遊モノレール。

このモノレールで約70分の森林浴を楽しんだら自然の雄大さを実感できるのではないでしょうか?

全長・高低差・最大傾斜度・最頂標高の全てが「世界一」でとても人気があり、チケットが売り切れてしまい乗れない日もあるそうです。

フォレストアドベンチャー・祖谷

全国展開している森をそのまま利用したレジャー施設です。

レジャー施設というと大規模な開発で自然を壊しかねませんが、フォレストアドベンチャーは環境への負荷を最小限に抑え、その土地の森を生かした施設づくりをしています。

森が違えば全く違った施設ができあがり、一つとして同じものはありません。

フォレストアドベンチャー祖谷の360mのロングジップラインで、眼下にエメラルドグリーンに輝く美しい川を眺めながら祖谷渓谷をひとっ飛びしてみませんか?

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]気分爽快!ってなりそう~[/voice] [arve url=”https://www.youtube.com/embed/xyuPq2Th3yc” /]

 

計画してみた

四国は、関東からはかなり遠いイメージがあります。具体的に東京から大歩危小歩危に二泊三日で旅行の計画を立てました。

[box class=”green_box” title=”1日目★”]
  1. 羽田から飛行機で徳島阿波踊り空港へ 朝8時55分発 10時10分着(フライト時間は1時間15分です)
  2. レンタカーを借りて大歩危へ直行 高速利用で約1時間40分(バスと電車で行くこともできます。つなぎが悪いとかなり時間がかかりそうです)
  3. レストラン大歩危峡まんなかでお昼ご飯(レストランで遊覧船チケット購入)
  4. 遊覧船に乗る
  5. かずら橋へは(レストラン大歩危峡まんなかから車で約25分)
  6. 道の駅大歩危へはレストラン大歩危峡まんなかから徒歩5分程度なので道の駅の妖怪屋敷と石の博物館を訪れる
  7. 大歩危祖谷温泉郷で一泊

(④~⑥は遊覧船の時間に合わせてフレキシブルに行動する!)

[/box]

画像引用先:大歩危峡まんなかレストラン

[box class=”green_box” title=”2日目★”]
  1. 奥祖谷二重かずら橋へ(大歩危からは車で約1時間10分)
  2. チケットがとれたら奥祖谷周遊モノレールへ(二重かずら橋からは車で約20分)
  3. 大歩危方向へ戻ってフォレストアドベンチャー祖谷へ(二重かずら橋からは1時間弱)
  4. 鳴門市へ移動(車で約2時間弱)し、宿泊
[/box] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]

パパ隊長!奥祖谷から鳴門へ向かうと険しい山道を通るみたいで、時間も30分は余計にかかる模様

よって、朝、奥祖谷へ向かい、大歩危へ戻って鳴門へ向かうコースを考えました[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]ママ隊員、了解[/voice]

Googleマップストリートビューすごい役立ちます!

[box class=”green_box” title=”3日目★”]
  1. 念願だった大塚国際美術館へ
  2. 徳島阿波踊り空港から羽田へ 15時25分発 16時40分着
[/box] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]このくらいの予定だと3日目もゆっくり遊べ、東京に戻ってからも通勤ラッシュ時間前に何とか帰れるかな?と思います

子連れで混雑はツライので・・・[/voice]

 

まとめ

行く気満々で計画立てましたけど…。まだ息子ちゃんが十分楽しめる年齢ではなかったのでした。

途中で寝てしまいそうだし、無理に起こしたらぐずって大変ですし。

もう少し大きくなって、お昼寝が必要なくなるくらいになったら実行したいと思います!

さて、大歩危小歩危まとめます!

[box class=”red_box” title=””]
  • 大歩危小歩危は徳島県西部の三好市に位置する剣山国定公園一部で、四季折々の美しい自然を見ることができる
  • 日本列島の成り立ちがわかる場所として国の天然記念物に指定、国指定名勝でもある
  • 断崖絶壁の谷間を流れる吉野川を遊覧船に乗って遊覧できる
  • 山深い地域で平家の落人伝説もある
  • かずら橋や自然を利用した施設、温泉も楽しめる
[/box]

大人の旅行っぽく、四国まんなか千年ものがたりにも乗ってみたいですけど、それはもう少し先に取っておきます!

11月中頃からは真っ赤に染まった山々が見れることでしょう!是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?

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