秋の七草ってなに?簡単な語呂合わせやリズムでの覚え方をご紹介!

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]そういえば秋にも七草ってあるのよね。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]そうなんだ。なにがあるの?[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]え?えっと……なんだっけ?[/voice]

春の七草は聞いたことがある人も多いでしょう。でも秋の七草はどうですか?今回はそんな秋の七草についてご紹介していきたいと思います。

 

秋の七草って食べられるの?

春の七草は新芽の滋養を食し無病息災を祈るものですが、秋の七草はちがいます!秋の七草は咲き誇る美しさを愛でるものなのです。だから秋の七草粥なんてものはありません。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]あったらちょっと食べてみたかったかも[/voice]

 

秋の七草ってなにがあるの?

次は秋の七草をご紹介します。

萩(ハギ)

花言葉は「想い」でマメ科の植物です。草地、林などによく見られます。庭木としてもよく使われており、おはぎの由来にもなった木です。濃いピンク色の花を咲かせます。

ススキ

花言葉は「活力」でイネ科の多年草。ちなみに多年草とは同じ株で何年も咲く花のことです。日当たりのいい草地、山野に生えています。「すくすく立つ草」という意味だそうです。

葛(クズ)

花言葉は「根気、努力」でマメ科のツル植物。山野に生えています。葛餅はこの葛の根からとったデンプンを使っています。根を乾燥させると漢方の葛根、葛根湯の材料になります。赤い花を咲かせます。

撫子(ナデシコ)

花言葉は「貞操」でナデシコ科の多年草。日当たりのいい草地や河原に生えています。花壇で見かけることがある人もいるかもしれません。

「我が子を撫でるようにかわいい花」という意味があります。大和撫子の由来にもなっている花です。別名は形見草というそうで、ピンクの花を咲かせます。

女郎花(オミナエシ)

花言葉は「美人」でオミナエシ科の多年草です。日当たりのいい山野に生えています。黄色い花を咲かせますが、花にはきついにおいがあります。

美女を圧倒するほど美しいという意味の「姫おみなえし」とも、粟粒に似ているので「女飯」が転じてその名がついたとも言われています。ちなみに白だと男郎花(オトコエシ)と呼ばれるそうです。

藤袴(フジバカマ)

花言葉は「思いやり」でキク科の多年草です。河原や堤防などに生えています。野生のものは準絶滅危惧種に指定されています。袴に似た藤色の花をつけるため名付けられました。

桔梗(キキョウ)

花言葉は「変わらぬ愛、清楚、気品」でキキョウ科の多年草です。日当たりのいいところに生えます。こちらも野生は絶滅危惧種に指定されています。星の形で紫色の花を咲かせます。



どうやって覚えるの?

それでは秋の七草の覚え方のご紹介です。秋の七草は語呂合わせで覚えることができます。

語呂合わせ① おすきなふくは?

1つ目は語呂合わせです。「お・す・き・な・ふ・く・は」で秋の七草の頭文字が入っています。

お→オミナエシ
す→ススキ
き→キキョウ
な→ナデシコ
ふ→フジバカマ
く→クズ
は→ハギ

と、なります。

語呂合わせ② ハスキーなおふくろ

2つ目も語呂合わせです。「は・す・き・ー・な・お・ふ・く・ろ」です。いらない文字もありますが、こちらで覚えてもいいでしょう。

は→ハギ
す→ススキ
き(ー)→キキョウ
な→ナデシコ
お→オミナエシ
ふ→フジバカマ
く→クズ
(ろ)

と、いう風になります。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]個人的には「おすきなふくは?」のほうが余計な文字がなくて覚えやすいかな[/voice]

五七五七七のリズム

3つ目は短歌のリズムである五七五七七に乗せて覚える方法です。

ハギ・キキョウ/クズ・フジバカマ/オミナエシ/オバナ(ススキのこと)・ナデシコ/これぞ秋の七草

なんだか百人一首の札を読んでいるみたいですね。節につけて何度か言ってみると覚えられそうです。

 

秋の七草の由来は?

なぜ上記の植物が秋の七草になったのか。それは奈良時代の貴族であり歌人の山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ短歌2首が由来となっています。

・秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花

(秋の野原で咲いている美しい花を指を折りながら数えてみたら七種の花があった)

・萩の花 尾花 葛花 瞿麦(くばく)の花 女郎花また藤袴 朝貌の花

(それは萩の花、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗)

尾花とはススキ、瞿麦とは撫子のことです。朝貌の花とありますが、この歌が詠まれた当時には朝顔の花はまだ渡来していないので、桔梗だと言われています。

なぜ朝貌なのかというと、当時は朝に咲く美しい花はすべて朝貌と呼ばれていたからなのです。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]朝顔って日本の植物じゃないのね。ちょっとびっくり[/voice]

 

新・秋の七草!?

古くから伝わる一般的な秋の七草のほかに、新秋の七草というものがあるのはご存知でしょうか。昭和10年に当時の名士たち七名が七種類の花を指定しました。

・葉鶏頭(はげいとう)
・秋桜
・彼岸花
・犬蓼(いぬだて。別名赤まんま)
・菊
・おしろい花
・秋海棠(しゅうかいどう)

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]き、聞いたことがないものがちょこちょこある……[/voice]

画像は秋海棠です。シュウカイドウ科で花言葉は「恋の悩み」「片思い」です。ちなみに秋海棠はベゴニアの一種だそうです!これにはとても驚きました。

新秋の七草は納得するものもあれば聞いたことがないものもありますね。でもそれは古くからある秋の七草も同じかもしれません。

 

まとめ

秋の七草は食べるものではなく、愛でるものだとは思いもしませんでした。それに新秋の七草まであるとは驚きです。昔から花を美しいと思う人の気持ちにそう変わりはないようです。

[box class=”pink_box” title=”秋の七草の覚え方”]・秋の七草は語呂合わせで覚えることができる。
(おすきはふくは? ハスキーなおふくろ)
・五七五七七のリズムでも覚えることができる。
(ハギ・キキョウ/クズ・フジバカマ/オミナエシ/オバナ(ススキのこと)・ナデシコ/これぞ秋の七草)[/box]

いかがだったでしょうか。皆さんも素敵な秋を過ごしてくださいね。

[box class=”pink_box” title=”関連記事まとめ”] [/box]




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