「北海道では初雪が観測されました。
なんて事をニュースで聞くと、冬がやってくるなぁ〜なんて、九州に住む私は呑気に思ってます。
雪がよく降る地域の人にとっては、雪かきとかが大変って聞くので、憂鬱に思う方も多いのでは?
学生の頃は授業中に外を見て、
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/11/nigaoemaker-12.png” name=”(ワタシ)” type=”r”]あ、この雪は積もるな、これは積もらないな…[/voice]なんて思いながら眺めていて、積もりそうな雪が降ったら、積もれ積もれ!なんて考えていました(笑)
若気の至りかな…
大人になると雪が降るといろいろ困る事が多くなって、素直に喜べないんですよね〜。
でも、たまに車のフロントガラスに降り積もる雪をよく見ると、雪の結晶が綺麗に見えて綺麗だなぁ〜なんて思う事もあります。
実は雪にもいろんな種類があるようで、さらに、名前もあるみたいなんです!
私は知らずに、積もる雪、積もらない雪の2つに分けていました(笑)
雪についていろいろ調べてみたので、この記事を読んで、今年の冬は違う角度で雪を楽しんでみましょう!
雪の名前を知る前に…
雪の名前って意識してないだけで、皆さん実は聞いた事あったりするんですよ。
ニュースだったり、歌だったり…
記事の冒頭でも言った、「初雪」
これも立派な雪の名前です!
さらに調べてみたら雪の名前や種類、表現などを合わせると100種類以上もあるらしいんですよ!
さすがに私も、そんなにあるとは知りませんでした。
雪の状態、振り方、降る時期などでいろんな呼び方があるそうです。
そこで、雪の名前をご紹介しようと思ったんですが、その前に!!!
雪について知ろうではないか!と思い、なぜ雪という名前なのか…なんて事を調べていると、素敵な話を見つけたので、まずはそちらをご紹介します。
「雪」の成り立ち
雪という時は、雨とヨって書きますよね。
雨は空から降ってくるから、雪も同じように空から降ってくるので、使われるのも納得です。
じゃあ、下のヨという字は??
実はこれは彗という字を簡単に表したものらしいのです!
彗という字で思い浮かべるのは、まず彗星ですよね。
彗星ってきくとなんだか綺麗な天体を思い浮かべませんか??
最近では映画「君の名は」でとても綺麗な映像で彗星が描かれていました!
皆さん見ましたか?
個人的に何度も観たくなる映画です!
おっと、話がそれましたね。
彗星は、ほうき星とも呼ばれています。
つまり雪という字は、「ほうきで掃くことが出来る雨」という意味で出来たという話です。
さらに、雪が一面に積もると白く染まって綺麗ですよね。
昔の人は、「神様が世の中を白くて染めて、綺麗に掃いてくれた」という意味合いも込めて、彗という字を入れた漢字を使ったとも…。
どうですか?
皆さんも綺麗な雪を見ると、心が洗われるような感じがしませんか?
私は綺麗な雪景色をみると写真に撮ったりして、なんだか気分が良くなります。
まぁ、私が雪に困らない生活をしてるからでしょうね(笑)
雪が沢山積もる地域は、雪掻きなどいろいろ大変ですもんね…。
前にニュースで、生きてる間に雪が降らない所で暮らしてみたい…なんて事を言ってる北海道の人がいました。
雪が降りすぎるのも考えものですね(笑)
では!
雪について、ちょっと雑談を挟みましたが、本題の雪の名前についてご紹介したいと思います。
ただ、100種類以上あるという事で、全てを載せると辞典か?ってなりそうなので、私なりに抜粋したいくつかを今回はご紹介しようと思います!
歌にも使われる雪の名前
粉雪(こなゆき)
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/wvwauqABX4o” mode=”normal” /]レミオロメンさんでお馴染みの粉雪!
粉のようにサラサラした雪の事で、パウダースノーとも呼ばれています。
個人的に、ガトーショコラとかに振りかける粉砂糖のような感じだなぁ~って印象があります(笑)
名残の雪(なごりのゆき)
イルカさんで有名な「なごり雪」の原型は、名残の雪という風に辞典に載ってます。
春が来ても消え残ってる雪、春が来てから降る雪、という意味みたいですね。
曲中にもやはり、名残の雪を思わせる歌詞が出てきますね。
細雪(ささめゆき)
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/2O0jF1jmAQg” mode=”normal” /]五木ひろしさんや、和楽器バンドさんが歌う曲がそれぞれあります。
私はこの細雪、調べていて発見!
言葉も曲も初めて聞きました。
綺麗なミュージックビデオでしたので、ぜひご覧ください!
ちなみに、細雪とは細かい雪、まだらに降る雪の事を指すようです。
降る雪の事よりも、表現として使われる事が多いみたいですね。
水分量で変わる雪の名前
湿雪(しっせつ)
水分を多く含む雪の事を言います。
べた雪、濡れ雪、水雪など、呼び名も様々。
湿雪は雪だるまやカマクラやどが作りやすい雪です。
見た目も水分を含んで、なんだか固そうな雪ですね!
乾雪(かんせつ)
湿雪の対義語で、水分が少なく乾いた雪のことを言います。
ドライスノー、パウダースノーという表現もあり、サラサラした雪です。
粉雪も乾雪の仲間ですね!
この雪は、ギュッ!と握っても固まりにくいので、雪だるまなどを作るのには不向きな雪です。
スキー場の雪は、サラサラした雪の方が良いとされています。
ゲレンデでよく雪が舞って綺麗な風景を目にしますよね~
雪の振り方による名前
・にわか雪
にわか雨ならぬ、にわか雪。
一時的に降ってすぐ止むような雪のことです。
にわか雨と同じ天気予報用語ですね。
・斑雪(まだらゆき)・はだれ雪
まばらに降り積もった雪や、まだらに消え残った雪の事です。
まだら模様なんていいますよね。
雪が止んで数日経ったら写真みたいに、所々残ってるのをよく見ます。
・霧雪(きりゆき)
霧のように細かい雪のこと。
霧は細かい水蒸気のようなものだから、霧の中を通ると若干濡れますよね〜。
霧雪は霧より一粒が大きいので少し当たる感じがあるんですかね?
視界が悪いのは変わりなさそうです(笑)
・風花(かざはな)
積もった雪が、晴天時に風によってちらちらと舞うことを言うそうです。
なんだか綺麗そうですね!
サラサラの雪が太陽の光を浴びてキラキラ舞う姿を見てみたい!
雪の事なのに、雪ってつかないのも不思議です。
キラキラといえば・・・
ダイヤモンドダストって聞いたことありませんか?
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/aGIYrqR1NhM” mode=”normal” /]風花は、積もった雪が舞う事で起きる現象ですが、ダイヤモンドダストは大気中の水蒸気が冷やされて氷晶となり、降る雪が太陽の光で輝くことで起きる現象です。
ダイヤモンドダストが起こる条件は非常に難しく、なかなかお目にかかる事が出来ないとか…。
[box class=”pink_box” title=”ダイヤモンドダストが起こる条件”]- 氷点下10℃以下
- 快晴
- 早朝
- 無風
- 湿度がある[/box]
別名「天使の囁き」とも言われるそうです。
北海道にある川湯温泉は、ダイヤモンドダストが起こる氷点下10℃以下の日が、頻繁にある事からイベントも開催されてるみたいです!
動画で見ても綺麗な光の柱。
ぜひ生で見てみたいものですね!
天気予報でよく聞く雪の名前
・霙(みぞれ)
雨と雪が混じったもので、ちょっと湿った雪ですね。
実はみぞれは初雪とみなされるんですよ。
みぞれの見た目は、料理にも表現されてますね!
みぞれ煮、みぞれ鍋などなど。
みぞれのように、大根おろしは水分が多いですからね。
霰(あられ)
直径5mm未満の氷の粒。
童謡にもでてきますね。
雪やこんこん、あられやこんこん
昔は積もるほど降ってたんでしょうか…(笑)
霰は地面に落ちる時、跳ねるみたいです。
霰が降ってきたらちょっと注意して見てみては?
そう言えば、お菓子のあられも小さな丸の形してますね!
・雹(ひょう)
あられより大きい、直径5mm以上の氷の塊。
この大きさになると、ニュースになりますね。
人や家屋への被害も出てくるほどです。
世界最大の雹は、大正6年に埼玉に降ったものだそうですよ!
直結29.6センチ、重さ3.4キロものが降ってきたそうです。
かぼちゃくらいの大きさらしいですよ!
こんなもの降ってきたらと思うと…
家に居ても貫通してくるでしょうから、逃げ場が無いですね。
・大雪(おおゆき)・豪雪(ごうせつ)・吹雪(ふぶき)
大雪→豪雪→吹雪の順に強さを表してます。
視界が遮られるような時の事を吹雪というそうです。
強さも細かく分けられてますね~。
初冠雪
山の山頂付近が雪で白く見えることを冠雪といい、その山で初めて冠雪が確認されることを、初冠雪とするそうです。
私はてっきり、富士山のことだけを言うのかと思ってましたが、それぞれの山で初冠雪と言えるんですね~。
音が可愛い個人的に好きな雪の名前
粒雪(つぶゆき)
字の通り粒の様になってる雪の事。
あ、これ積もりそうな雪だな〜ってやつが、粒雪です。
私が勝手に「これは積もる雪だな」と判断していたのは粒雪だったんですね!
牡丹雪(ぼたんゆき)・花弁雪(はなびらゆき)
「ぼたんの花」
この様に、雪の雪片が集まってボタンの花のようになりながら降る事。
花びらの様に雪の雪片が集まる様を表現しているようですね。
こちらも積もる雪らしいです。
私は牡丹雪と粒雪の違いなんて分かっていなかったってことですね。
あ!この雪デカイ!位に思ってました(笑)
・綿雪(わたゆき)、餅雪(もちゆき)
牡丹雪よりは少し小さい雪の雪片の集まり。
綿をちぎったような雪という事ですが、クリスマスツリーに飾る雪のような感じですね。
これだとかなりデカイので違うか…(笑)
綿も餅も、雪の名前になるとなんだか可愛らしい感じに聞こえますよね!
・泡雪・淡雪・沫雪(あわゆき)
泡のようにふわふわで柔らかく、すぐに溶けてしまう雪のこと。
ビールの泡もフワフワですぐ無くなるので、こういう意味もあるのかな・・・
某メーカーさんも「淡」って使ってますもんね!
綺麗な雪景色が見える温泉宿
雪の名前や種類を理解した上で、雪景色を楽しんでみませんか?
雪と花、雪と木など、雪とのコラボが綺麗な風景って多いですよね!
そんな中でも私は温泉と雪の組み合わせが好きというか…憧れてます。
なかなか雪×温泉に行けないので、行く時のために今のうちに調べてみました(笑)
御宿 やなだ屋
画像引用元:じゃらん観光ガイド
山形県にある銀山温泉です。
ライトアップもされてとても綺麗です!
ここは冬だけでなく、四季折々の景色が楽しめるようですよ!
近くに足湯もあるそうで、足湯で暖まりながら雪景色を楽しむこともできそうですね。
万座プリンスホテル
画像引用元:じゃらん観光ガイド
万座プリンスホテルの露天風呂からの風景は壮大ですね!
お湯も白濁色で、標高1800メートルにもなる場所の露天風呂なので、景色は最高ですね。
空気が澄んでるので、夜の星空も凄いみたいですよ!
緑の風リゾート きたゆざわ
画像引用元:じゃらん
北海道にある温泉宿です。
なんと大露天風呂は150坪もあり、いろんなお風呂で雪見風呂が楽しめるのです!
行ってみたい!!!
紅葉の季節もロケーション最高みたいですよ。
白骨の名湯 泡の湯
画像引用元:じゃらん
長野県にある白骨温泉の宿です。
珍しく、混浴の露天風呂だそうです。
入浴用のバスタオルもあるので、カップルや夫婦も相手と一緒に楽しめますね!
貸切露天風呂もあるので、家族で貸し切っても良いですね〜
名湯の森ホテルきたふくろう
画像引用元:じゃらん
ダイヤモンドダストの時にご紹介した、北海道の川湯温泉!
こちらも勿論雪見風呂が出来ます。
というか、もはや森林浴の露天風呂ですね!
ダイヤモンドダストが見れなくても、この雪見の露天風呂を楽しめるんだからいっか!ってなりそうですね。
地獄谷温泉 後楽館
画像引用元:じゃらん
お猿さんと温泉に入れるかも!?
温泉に入る猿の姿が見られる、地獄谷野猿公苑って有名ですよね!
実は一緒に入れるかもしれない旅館があるんですよ!
お猿さんが来るのは気分次第なので、お猿さんと混浴できるのは運次第ですけどね。
雪見風呂をしているお猿さんを見に行くも良し、お猿さんと混浴するもよし(笑)
お猿さんと混浴なんてちょっとドキドキしますね(笑)
どうでしたか?
大人になると、雪が降ると憂鬱〜みたいな気持ちになる人も多いと思いますが、せっかくの冬です!
日本の良さを最大限に楽しみましょう!
まとめ
- 雪の由来について
- 雪の種類や表現は100種類以上!
- 雪だるまが作りやすい雪とそうでない雪がある
- 世界最大の雹は日本で観測!
- 雪を最大限に楽しむには、ぜひ雪見温泉を!
雪の名前って調べれば調べるほど出てきて、キリがないくらいでした(笑)
この記事をきちんと読んだあなたは、今年の冬は少し違った角度で雪を楽しめるはずです!!
そして冬だからと家に籠らず、ぜひ雪景色が綺麗な場所へ出かけてみてはいかがでしょうか?
私も来年以降、娘も大きくなっているので旅館にも泊まれるかな…
娘と一緒に冬を楽しみたいと思います!
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