果物ってお菓子よりも低カロリーで、いろいろな栄養素が含まれていて、健康にもよさそう!
そんなイメージを持って、ついつい食べ過ぎてしまいませんか?
果物の中でもみかんは人気の果物の一つですよね。
みかんの旬はだいたい11月~3月ですが、いろいろな品種があったり、
ビニールハウスで栽培されていたりするので、
価格は変動しますが、みかんは1年を通して楽しめる果物です。
皆さんにとっても身近な果物であるみかんですが、
こんなこと聞いたことありませんか?
「みかんはビタミンがたくさんでお肌にいいよ」
「みかんは食べすぎると太るよ」
「みかんは健康にもいいよ」
今回は、これらのことが本当なのかどうか確かめるべく、
みかんについていろいろ調べてみました。
みかんのカロリーってどのくらい?
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]みかんって皮をむくのも簡単ですぐに食べられるし、みずみずしいからついたべすぎちゃうんだけど、
甘みもちゃんとあるから結構カロリーがあるのかしら・・・[/voice] 一般的な温州みかん1個分のカロリーは約45カロリーです。
これはショートケーキ1つ分のカロリーノ約10分の1ほどしかないんです。
他の食べ物と比べてみても・・・
・バナナ 80カロリー
・ポテトチップス554カロリー
・ショートケーキ 344カロリー
[/box]
※ちなみに缶詰のみかんは100gあたり64カロリーで、
1缶分のシロップは120カロリーもあるのでかなり高カロリーです
じゃあたくさん食べても大丈夫よね!
おやつの代わりに食べたらダイエットにもなるし!
[/voice]
ちょっと待って!みかんを食べすぎると太る?
答えはYESです!その理由は・・・
体を冷やして代謝を落とすから
みかんの約80~90%は水分です。
なので、食べ過ぎて体内の水分量が増えることで、
体を冷やしてしまうので気を付けて!
また、体が冷えると代謝も悪くなり太る原因になります。
果糖は中性脂肪になりやすいから
みかんに含まれる果糖はエネルギーに変換されやすいという特徴がある一方で、
消費されないと中性脂肪にも変わりやすいという特徴もあります。
なので、カロリーを消費が少ない就寝前などにみかんを食べると太る原因になります。
みかんの食べ過ぎはこんなリスクも・・・
・肝臓への負担
適度にみかんを食べることは、実は肝機能の改善にとても有効なのです。
しかし、みかんを食べ過ぎてしまうと逆に肝臓に負担をかけてしまうので気を付けましょう。
みかんに含まれるビタミンCの過剰摂取は、
肝臓に負担がかかり、下痢や頭痛の原因になる可能性があります。
・手が黄色くなる(柑皮症)
みかんを食べすぎたら手や足が黄色くなってしまうことがありますせんか?
それを柑皮症といいます。原因はみかんに含まれるカロテンという成分の摂りすぎです。
カロテンは、ビタミンAのもとになる成分であり、ビタミンAは視覚や皮膚の乾燥に対して
とても必要な成分なのですが、やはり過剰摂取してしまうと、体内に蓄積され柑皮症を引き起こします。
特別な治療法はなく、カロチンの摂取を控えることで自然な肌の色に戻ります。
柑皮症についてはこちらの記事もご覧ください。
[box class=”pink_box” title=”柑皮症について”]みかんを食べ過ぎると手が黄色くなる?!その理由は?病気なの!?[/box]・糖分過多など
いくら低カロリーといわれるみかんでも糖分は含まれています。
小さいみかん10個でショートケーキ1つ分の糖分です。
ダイエット中の方は特に気を付けたほうがよさそうですね。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]適度にみかんを食べることはいいことだけど、食べ過ぎは禁物ってことね![/voice]
みかんにダイエット効果はある?
こちらも答えはYES!これにもちゃんとした理由があります。
みかんにはダイエット効果を期待できる栄養素がちゃんと含まれています。
その栄養素についてひとつずつ見ていきましょう。
ペクチン(水溶性食物繊維)
ペクチンは食物繊維の一種で、皮の内側やワタのスジ、薄皮部分などに多く含まれています。
コレステロールの吸収を抑制する作用や、血糖値の急激な上昇を防ぐ効果があります。
セルロース、リグニン(不溶性食物繊維)
セルロース、リグニンは、水を吸い込み、膨張して腸を刺激するという特徴があります。
なので、便意を促し、満腹中枢を刺激する効果が期待できます。
こちらも主に、スジの部分や、薄皮部分に含まれています。
クエン酸
みかんの酸っぱさを出しているのがこのクエン酸。
糖質を分解して燃焼させる効果があります。疲労回復の効果も期待できますよ。
みかんダイエット正しいやり方は?
https://www.instagram.com/p/BqtYh9NFLF3/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/Bsaj720gKx8/?utm_source=ig_web_copy_link
こんな感じで巷で人気のみかんダイエットですが、
ここで、みかんダイエットの正しいやり方についてみていきましょう。
そのやりかたというと・・・
いたってシンプル、
食前にみかんを1つたべるだけ!以上
ただ、いくつかポイントがありますよ。
[box class=”pink_box” title=”ポイント”]・毎食前に1個ずつ。1日3個を限度にすること・みかんについている白いスジや薄皮も一緒にたべること
・みかんを食事に置き換えないこと
[/box]
この3つを守ってくださいね。
また、みかんダイエットは無理はカロリー制限はしません。
長期的に継続することでダイエット効果を期待できるのです。
みかんにはダイエット効果以外に、美容効果や健康効果も!
風邪をひきにくくなる
みかんにはビタミンCも多く含まれています。
ビタミンC は免疫力を高める効果が高いとされていて、
みかん100g中に含まれるビタミンCの量は35㎎。
大人1人が1日に必要な量が100㎎なので、1日3つたべればオッケーというわけです。
冷え性改善
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/驚き.png” name=”かな” type=”r”]ちょっとまって、さっきみかんは体を冷やすって言ってなかった?[/voice] 冷え性改善の効果が期待できる部分があるんです。それはズバリ、みかんの皮やスジ、薄皮!
これらの部分にはビタミンPという栄養素が含まれていて、体の血行をよくしてくれる働きがあります。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]つまり、体を冷やすのはみかんの実の部分で、
温めるのは皮やスジの部分ということね[/voice]
便秘解消
みかんに含まれる食物繊維は腸内環境を整え善玉菌を増やす作用もあるので、便秘を改善したり、宿便にも効果的です。
これはダイエット中の人にとってもうれしい効果ですよね。
まとめ
- みかんは低カロリーで栄養たっぷり
- ダイエット効果も期待できる
- 健康面でも効果が期待できる
- ただし、食べ過ぎには注意!適量を守って食べよう
いかがでしたか?みかんは、適量を食べれは、いろんな嬉しい効果が期待できる食べ物なんです。
1年を通してさまざまな品種が楽しめますので、ぜひ自分のお気に入りの一品を見つけて
ダイエットや健康のために持続して食べてみてはどうでしょうか?
このほかにもみかんについての記事がたくさんありますので、
ぜひ読んでみてくださいね。
[box class=”pink_box” title=”関連記事”] [/box]