ワインとグラスの大事な関係!味が変わる理由を徹底調査!

秋や冬になると、ワインのイメージありませんか?

11月のボージョレー解禁、12月のクリスマス。

普段の夕食にもシチューやグラタンなど、なんとなくワインが合うメニューが並び始めます。

我が家は夫が

クリームシチューとお米は合わない!

…と言うので、シチューの時はパン。

食パンよりは…とバゲットを用意して、ちょっとサラダを添えてみたりなんかすると、

オシャレ!オシャレディナーや!ワイン!ワイン!!

となるわけです。

私はあまりお酒が飲めない…と言うか下戸と言っても良いくらい弱いのですが、夫はまあまあいける口だし、私もオシャレっぽい事は好きなので、一応ワイングラスは持っています。

なんとなーく購入したグラスですが、このグラスって…何用!?

ワインによってふさわしいグラスがあるんですよね!?皆さん知ってますか!?

これからのワインシーズン(個人的見解)に向けて、ワインとグラスの関係について詳しくなりましょう!

 

ワイングラスに様々な形がある理由

私はワイングラスに対して、何となく丸っこい形と細長い形と、その間のものと…くらいの知識ともいえないほどの印象しか持ち合わせておりません。

なぜ形や大きさにたくさんの種類があるのでしょうか?

そして、なぜ赤にはこれ、白にはこれ…と決まっているのでしょうか?

ワイングラスについて調べていたところ、まずグラスの各部に名称があることが判明!特徴のお話をするにも名称がわかっていたほうがよさそうなので、まずはそのお話から始めましょう。

ワイングラス各部の名称

ワイングラスの各部位の名称は画像の通りです。口をつけるところ…持ち手…なんて言うより、ものすごく格好良いですよね(笑)それぞれの意味をご紹介していきます。

リム

グラスの縁のことで、唇が直接触れる部分。ワインの味を決める部分である。

この部分が薄いほどに口当たりが滑らかになる。

またリムの直径がボウルの直径より狭くすぼまった形をしているほうが、ワインの香りを閉じ込めておくことができる。

ボウル

ワインが注がれ、留まる部分。

ボウルの高さや広さによって、ワインの香りが変わる。

ステム

ワイングラスの脚で、持ち手になる部分。

ステムが長いほど、持った時の手の温度がワインに影響しにくくなるとともに、グラスを手に持った時状態でワインの色を観察する時に手が邪魔になりにくい

プレート(フット)

ワイングラスの土台。安定するようにボウルの直径と同じ程度のものが一般的。

ソムリエがテイスティングをする際などは、プレートを持つ。

これらの呼び名を知っていたからと言って、デートの時にひけらかすのはちょっとキザかもしれませんが、知識として知っていると恥をかかなくて済む場面もあるかもしれませんね。

なぜワイングラスに種類があるのか

さて、基本知識を頭に入れたところで話を戻して…なぜワイングラスに種類があるのか、でしたね。

ワイングラスに種類がある理由は、味覚にうったえるためと、視覚にうったえるためです!

味覚にうったえる

グラスの形によって、ワインの味わいは大きく変化します。ワインのどの特性を引き出すのかがグラスの形によって変わるのです。

ワインの魅力を最大限引き出すために、それぞれにふさわしい形のグラスがある…と言うわけですね!

なんだか女性のファッションとかメイクみたい!

視覚にうったえる

また、例えばシャンパンのような泡の立つワインは縦長のグラスに注ぐ事が多いです。それによって泡が真っ直ぐ上がって行く美しい様子がよく見えます。

赤ワインなら丸く広いグラスに注ぐ事が多いですが、その方が美しい赤色を目で楽しむことができますよね。

…えっ、ほんとに見た目の問題!?でもまあ、女性にとってのアクセサリーみたいな役割ってことかな♪

ところで余談なのですが、ワイングラスって高級なものは一つ一つ手作りなんです。ガラス製品の有名ブランドリーデルの製造工程の動画がありました。私、こうゆう職人技の映像っていつまでも見ていられるんですよー!

繊細な作業にドキドキしちゃいますよね!

 

ワインの味を構成する要素

ワインの味…と一言でいっても、どのような要素から構成されているのでしょうか?私はソムリエでもないし、きっとこの記事を読んでくださっている方もソムリエさんではないと思うので…あまり専門的なことではなく、一般的な内容を表にしてまとめてみました。

要素特徴
甘み白ワインの方が甘みが強いものが多いが、辛口の赤ワインにも甘みは含まれている。

甘みは温度が高いほど感じやすい。また、極甘口のワインは粘度が高くなる。

酸味酸味は爽快感を感じさせる。酸味が強いと、アルコール度が高いと勘違いされることも多い。

ワインの温度が高くなると、酸味は甘みと混ざってしまい感じにくくなる。

渋み渋みの正体はワインに含まれるタンニンであり、赤ワインに多く含まれる。

後味に苦みを残す。

ボディボディはワインの味の豊かさやコクを表す。

ヴィンテージ・アルコール度数・タンニン・糖・品種などによって決まり、ライトボディのワインよりもフルボディのワインの方がアルコール度数が高いことが多い。

ライトボディ渋み・コク・色・味わいなどが控えめでフレッシュな印象。
ミディアムボディ渋み・コク・色・味わいなどが中程度
フルボディ渋み・コク・甘みなどを強く感じやすい。樽で熟成されているものも多く、アルコール度数も高いものが多い。

ワインは基本的にこれらの4つの要素で味ができています。4つの要素のうち、どれを引き出すのかがグラスの腕の見せ所…と言うわけですね!

 

あの…ところで、タンニンって赤ワインに多く含まれていて、その正体はポリフェノールなんですけど、赤ワインで健康に影響するほどのポリフェノールを取ることは難しいってご存知でした?

興味のある方はこちらの記事をどうぞ!

 

ワイングラスでワインの味が変わる

グラスの腕の見せ所…とは言ったものの、グラスの形でワインの味わいが変わるとは、具体的にどのような理由からでしょうか?

舌の触れる位置で味が変わる

人が味を感じるのは舌の味蕾(みらい)と言う器官によるものです。でも味蕾なら「なんでもどこでも同じ」ではありません。

舌の部分によって、どのような味を特に感じやすいかが決まっています。

舌の味を感じる構造
  • 舌先:塩味
  • 舌の側面:酸味
  • 舌の中央:甘み・果実味
  • 舌の奥:苦味

つまり、例えば酸味の強いワインを飲むときに舌の側面に一番にワインが触れると、

すぅっっっっっっっぱっっっ!!

となってしまいますね。その為、リムが広がったグラスよりも細めのグラスのほうが合っている、と言えます。

なぜなら細めのグラスであれば、少し傾けただけではワインが口の中に入って来ず、顔ごと上を向く必要があります。顔が上を向いていると、流れ込んできたワインは舌の中央に乗り、そのまま喉へと流れていく為、ワインが舌の先や側面に触れる時間が短くなりますよね。その為、酸味よりも甘みを感じることができるわけです。

嫌なところよりも、良い部分を引き出そうと言うわけか。

もちろん酸味を感じたい場合には、リムの広いグラスで飲めば舌の側面に触れる時間が長くなるので、酸味を楽しむことができますよ。

同じワインでも、グラスによって味わいが変わるのはそのような理由なのですね。

温度で味が変わる

他の飲み物・食べ物でも同じかもしれませんが、ワインは温度によって味が変わります。

大ぶりのグラスでは飲み切るのにも時間がかかるので、少しずつワインの温度が上がっていきます。常温で香りや味わいが深くなるワインにふさわしいですね。

逆に小ぶりのグラスであれば、大ぶりのグラスと比べると注ぐワインの量が少なくなり早く飲み切ることができますので、キリリと冷やして飲むワインと相性が良いといえます。

 

ワイングラスの種類一覧

さて、理屈がわかったところで、グラスの種類についてです。

ワインの特性によってふさわしいグラスが用意されている事はわかりました。

そのワインの特性は、原料となるブドウの種類によって決まってきます。その為、ブドウの品種によってグラスが用意されており、大手メーカーやブランドによっては、100種類以上のグラスがラインナップされています。

人生で100種類のワイン飲む人なんて、世の中にどんだけいるんよ!?
…と言うわけで、一般的な…と言うか代表的な種類をいくつかご紹介していきます。

赤ワイン用グラス

ブルゴーニュ用グラス

引用先:ツヴィーゼル公式オンラインショップ

  • ブドウ品種:ピノ・ノワール
  • 色:赤ワイン
  • 特徴:ピノ・ノワールを原料とした赤ワインは、タンニンが少なめなので渋みが少なく、酸味も繊細です。リムが狭い形状によって、顔を少し上げてワインを飲むことになり、ワインが横に流れず下から喉へと流れ、酸味を制御することができます。また、香りが芳醇なので、グラスのボウル部分が丸く膨らんだ形をしていることで、その香りを逃がさずに楽しむことができます。

 

ボルドー用グラス

引用先:ツヴィーゼル公式オンラインショップ

ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨンを主に複数品種をブレンド

色:赤ワイン

特徴:カベルネ・ソーヴィニヨンを主に複数品種をブレンドして作るボルドーは、甘み、酸味、渋み、ボディの要素がバランスよく仕上げられています。その為、ワインを口の中にまんべんなく広げ、すべての要素を感じることが好ましく、グラスのリムは広いことが求められます。

ブルゴーニュとボルドーの見分け方

ブルゴーニュもボルドーも赤ワインなので、ボトルワインを購入する時に、どちらなのか私には見分けがつきません。

でも実は、ボトルの形に違いがあるそうですよ!

  • ブルゴーニュ:ボトルの形はなで肩
  • ボルドー:ボトルの形はいかり肩

ですって!ご存知でした!?

白ワイン用グラス

引用先:ツヴィーゼル公式オンラインショップ

  • 色:白ワイン・スパークリングワイン
  • 特徴:白ワイン用グラスは赤ワイン用グラスより小ぶりですが、これには温度が関係しています。一般的に白ワインは赤ワインより飲み頃の温度が低く、辛口のワインでは約6℃~12℃が飲み頃。グラスがワインの味を変える説明の際にも書いた通り、温度が高くなる前に飲み切ることが望ましく、その狙いでグラスも小さく作られています。

 

シャンパン用グラス(フルートグラス)

引用先:ツヴィーゼル公式オンラインショップ

  • 色:シャンパン・スパークリングワイン
  • 特徴:細長く背が高い形状が楽器のフルートに似ていることから名づけられました。シャンパンやスパークリングワインの泡が綺麗に見える形状となっており、泡が立つように底部に傷を付けているものもあります。またシャンパンなどは酸味が強い為、ブルゴーニュグラスと同様にリムが狭いことによって酸味を制御する役割も持っています。最近は、美しい泡も愛でながら香りも楽しみたいという要望に応えるべく、ボウルに少し膨らみを持たせたデザインのグラスも現れています。

ところで、シャンパンとスパークリングワインの違いってご存知ですか?この2つは同じようで違う…と言うか違うけど同じ…と言うか。

詳しくはこちらでとってもわかりやすく説明されていますよ!

テイスティング用グラス

引用先:ツヴィーゼル公式オンラインショップ

なんとビックリ!テイスティング用のグラスと言うものが存在するんですって!

ISO(国際基準協定)で、寸法などの仕様が決められています。

テイスティング用グラスのISO規格
  • 最大容量:215ml
  • 高さ:155㎜
  • 口径:48㎜
  • 最大径:65㎜

ソムリエ試験の実技の際にも使われているそうですよ!

残念ながらシャンパンの泡を楽しむことはできませんが、赤ワインでも白ワインでも汎用性があるので家庭やお店で用意するには便利なグラスと言えるでしょう。

 

ここまでワインとグラスの正しい組み合わせについてご紹介してきましたが、もちろん好みの飲み方がある方はそれでも良いと思います。ワインの酸味を楽しみたい方はリムの広いグラスを使えばよいと思います。

ライター仲間にも白ワインの飲み方に並々ならぬこだわりを持った方がいます。

詳しくはこちらをどうぞ。ワイン愛を感じますよ!

 

ワインを美味しく楽しむためのマナー

好きなワインをどのグラスで飲むかは決まった!

いっただっきまーす♪

ちょっと待って!マナー大丈夫?恥かかない!?

ワインの注ぎ方

ちょっと良いお店に外食に出かけたりすると、お店の方が格好良くワインを注いでくださいますよね。なんかちょっと恥ずかしくてどこ見てたら良いのかわからなくなりますけど(笑)

だいたい、ボトルの底を持って静かに傾けて注ぎ、ボトルをちょっとひねって注ぎ終わります。量はちょっと…少なくないっ!?

これらにはちゃんと理由があります。ワインの正しい注ぎ方をまとめますね。

ワインの注ぎ方
  • ボトルは片手でも両手でも構わないが、片手で持つなら底を持つ。両手なら反対の手でボトルの下を支える。
  • ワインは静かに注ぐ。勢いよく注ぐと跳ねる恐れに加え、空気に触れてワインの風味が変わったり、オリのあるワインの場合、オリが舞い上がってしまう
  • グラスは置いた状態で、ボトルの口はグラスに触れないように、且つグラスの近くから注ぐ。グラスが倒れるのを防ぐ。
  • あまりなみなみと注がない。1/3~1/4程度まで
  • 注ぎ終わりにボトルを少しひねって注ぎ終わる。ボトルの口からの「ぽたっ」を防ぐ。

※おもてなしの場面なら、ラベルを上に向けてお客様に見せるようにする。

格好をつけてゆっくり注いでくれるわけではないのですよね。ワインの状態を保つためなのです。ボトルを少しひねるのも、雫が垂れるのを防ぐためでした。白いテーブルクロスに赤ワインの「ぽたっ」は目立ちますものね!

こちらに動画もありますのでご参考に。

上手に注げるとワインがさらに楽しくなりそうですね♪

ワインをグラスに注ぐ量

続いてグラスに注ぐ量についてです。グラスのボウル部分の説明に、「ボウルの高さや広さによって香りが変わる」とありました。

例えば膨らみのあるボウルの場合、ワインを揺らして空気と触れさせることで香りが生まれ、その香りがボトル内の空間に溜まります。そうして香りを十分に楽しむことができるのです。

もし、並々にワインを注いでいたら、ワインを揺らすこともできませんし、香りを溜めておくこともできなくなってしまいますね。

空間を作るために、「目安としてはグラスの一番太い部分から指一本分下のあたりまで」となるようで、おおよそ1/3~1/4程度の量になります。少なく感じますが、ワインを生かすためなら仕方がないですね。

ワイングラスの持ち方

ワイングラスを持つ…と言うと、こちらの画像のようにボウル部分を掌で支えるような持ち方を思い浮かべませんか?お笑い芸人さんにもおっきいグラスをこの持ち方で持っている人がいますよね。

でもこれ、本当はブランデーの持ち方です。

このように掌でボウルを包んでしまうと、ワインの温度が上がってしまいます。

ブランデーは温度を上げて、くゆる香りを楽しむ飲み物でもあるので良いのですが、ワインでこの持ち方をしてしまうと、温度が上がりすぎてしまいます。

ワイングラスの正しい持ち方は、ステムをつまむ持ち方です。

こんな感じですね!

 

初心者やプレゼント用のワイングラスの選び方

ワインそれぞれにふさわしいグラスがあることはわかりましたが、毎回ワインに合わせてグラスを新調するわけにもいきません。

本当にワイン好きでグラスも集めたい方は、

  • ブルゴーニュグラス
  • ボルドーグラス
  • 白ワイン用グラス
  • フルートグラス

の4種類を備えておけば良いのでしょうね。

ただ、重ねて収納することもできない繊細なワイングラス…食器棚の中にそれだけのスペースを確保するのもなかなか大変です。

また、

何ワインが好きとか、まだよく分からない。

そんな私のような初心者さんも多いわけです。

これからグラスを購入しようと考え中の初心者さんには、

  • 白ワイン用グラス
  • テイスティング用グラス

このどちらかがおすすめです。

テイスティング用グラスはもちろんですが、白ワイン用グラスも汎用性が高く、軽めの赤ワインも十分楽しむことができます。

…と言うよりは、大ぶりのブルゴーニュグラスやボルドーグラスは、ある程度力強いパンチを持ったワインに合うグラスですので、自宅での普段使いには向かないと言うことでもあります。

初心者なのに最初っからフルボディでヴィンテージの高級赤ワインを…なんてことはあまり考えられないですよね。

汎用性が高いということは、プレゼントとして贈りやすいということでもあります。もちろん、好みがわかっている方にお贈りするのであれば、好みに合わせたグラスのチョイスは…もうできちゃいますね♪

 

まとめ

ワインは保存の仕方なども難しいイメージがありますが、グラスも味を左右するとっても大切なツールでしたね。

  • 人の味覚は舌の味蕾によって感じるが、舌の部分によって感じやすい味が決まっている
  • グラスの形によってワインを飲んだ時に舌のどの部分に長く触れるかが異なる為、ワインの味が変わる
  • グラスはブドウの種類によって非常に多くの種類があるが、代表的なものはブルゴーニュ用・ボルドー用・白ワイン用・シャンパン用・テイスティング用の5種類がある。
  • そのうち白ワイン用とテイスティング用の2種類は汎用性が高い為、初心者やプレゼント用としても使いやすい。
  • ワインの味を左右するため、ワインの注ぎ方やグラスの持ち方にも注意!

ところで、冒頭で登場した我が家のワイングラスですが、

これなんですよね。

…で、結局…これ何!?

左のグラスはおそらく白ワイン用だと思うんです。でも右は…

テイスティング用かと思ってサイズを測ってみましたが合わなくて。雑貨屋さんで購入したものだったので、「何用」と定まったものではないのでしょうね。

ここまで調べて結論わからなかった悲しい結末(笑)

でも次にグラスを購入する時には、「なんとなく」ではなく知識を持って検討することができそうです♪

皆様のお役にも立てたら幸いです!

 

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