だだちゃ豆って知ってる?種類や枝豆との違いは?!由来もご紹介!

ある夕飯のことです。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”r”]やっぱり仕事終わりのビールと枝豆は最高だね♪しかも、今日の枝豆すごい美味しい![/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]あ、それ枝豆じゃなくて「だだちゃ豆」っていうの。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]だ、タダチャマメ?無料の茶豆だったの?[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]違うわよ。ちゃ! 今日スーパーで売ってて美味しそうだったから買っちゃったの♪[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]そうなんだ。…ところで、だだちゃ豆って何?一見「枝豆」に見えるけど。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”](普通の枝豆にしたら良かったかしら…。)[/voice]

皆さんは、こんなやり取りしたことありませんか?せっかく、美味しいものを買ってきてもその美味しさを知らないで食べるのと、知って食べるでは美味しさが違ってきますよね。

今回は、「だだちゃ豆」。きっと私の夫のように意外と知らない方も多いのでは?

そんな方の為に、だだちゃ豆のイロイロを調べてみました♪

それでは、お付き合いのほどよろしくお願いいたします!!

 

だだちゃ豆って何?

画像引用:山形県ホームページ

だだちゃ豆は、江戸時代から代々引き継がれた種を使い続け大切に育てられている枝豆の品種のことです。山形県庄内地方の特産品でもあります

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]やっぱり枝豆じゃん。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”](それを言っちゃおしまいよ…。)ただの枝豆じゃないないの。[/voice]

だだちゃ豆は山形県の鶴岡市でしか手に入らない枝豆で、噛めば噛むほど旨み甘みが広がり枝豆の王様」とも呼ばれています。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”l”]茹でるとトウモロコシみたいな甘さがあるんだって![/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”r”]美味しくてやめられな~い。とまらな~い。[/voice]

お子様にも、大人気なんですね♪

だだちゃ豆の由来とは?

だだちゃ豆は、江戸時代からあるようですが…。どうして、だだちゃ豆と呼ばれるようになったのでしょうか。

[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/娘普通.png” name=”娘” type=”r”]いくつかあるみたい![/voice]
  • だだちゃ豆の種が茶色ということと、豆の品種が福島県伊達地方から伝わったということで「伊達の茶豆(だてのちゃまめ)」がなまって「だだちゃ豆」になったという説。
  • 江戸時代に、ある農家の主人が庄内藩主のお殿様に献上した枝豆があまりの美味しくて「この豆はどこのだだちゃの豆だ?」と聞いたことから「だだちゃ豆」になったという説。
  • 現在はあまり使われていませんが、「だだちゃ」とは庄内地方の方言で「おやじ」「お父さん」「一家の主人(旦那)」という意味があります。
  • 家長である「だだちゃ」にまずは食べてもらうの良いということから「だだちゃ豆」と呼ぶようになったという説。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]その中でも、お殿様の「だだちゃ豆」説がよくいわれているものだそうよ。[/voice]

実際に、お殿様説が由来だと歌っている歌がありましたのでご紹介します♪

[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=hoJF6ONOAo4″ mode=”normal” /]

お子様だけではなく、お殿様までもを虜にしてしまう「だだちゃ豆」。恐るべしですね。

 

だだちゃ豆は何種類あるの?

野菜だと多くの品種ありますが、だだちゃ豆には何種類くらいあるのでしょうか?

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]何種類あるかはっきりとは分からないんだけど、山形県には150種類以上もあるといわれているみたい。[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性泣き顔.png” name=”夫” type=”r”]そんなにあるの?![/voice]

一体何故なのでしょうか?

実はですね…。だだちゃ豆は、育てられた土地の状態豆の種肥料手入れの仕方などの条件に左右され味が変わってきます。また、同じ豆の品種を使っていても生産する農家によって全て味が違うんです。

もともとは、生産する農家の家それぞれにだだちゃ豆の味があり「○○さん家のだだちゃ豆」というように呼んでいました。

「来年は、今年より美味しいだだちゃ豆を作る」「他の家に負けない美味しいだだちゃ豆を作る」為に、それぞれの農家独自に品種改良を続け美味しいだだちゃ豆の種を残してきたそうです。なので、農家の数だけ品種があったという事なんですね。

そして、今でも代々引き継がれ大切に育てられ、独自にだだちゃ豆の品種改良を行っているのです。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]味に微妙に違いがあるだだちゃ豆の品種が限りなくあるってことなのね。[/voice]

だだちゃ豆と認定している8品種

[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子困り顔.png” name=”息子” type=”r”]こんなにいっぱいの種類があったら、偽物とか似ている物とかあんまり美味しくないだだちゃ豆も出てきちゃうんじゃないの?[/voice]

そうならないように、鶴岡だだちゃ豆生産者組織連絡協議会という組織がルールを決めて「8品種」をだだちゃ豆と認めています。

以下のものが、ルールです。

1) だだちゃ豆の定義
鶴岡地域に実在する茶毛在来種枝豆で、特有の風味を呈するもの。

2) 品種系統
早生甘露、小真木、甘露、早生白山、白山、晩生甘露、平田、おうら 以上8品種系統 (※平成22年より早生甘露が追加。) このうち、JA鶴岡では、早生甘露→甘露→早生白山→白山→晩生甘露→おうらの6品種系統を認定しており、収穫時期は、7月下旬~9月上旬まで。

3) 商標表示生産者の範囲
鶴岡地域に住所を有する農業者が、鶴岡地域内の農地で協議会が認定する枝豆を栽培し販売する場合に、だだちゃ豆と表示できる。

4) 商標表示の方法

商標識別 表示の対象区分
商標(紫色)
JA鶴岡を経由して販売する「だだちゃ豆」
通販、百貨店、量販店等で販売
鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会推奨マーク 鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会の推奨マーク(JA出荷以外の協議会員使用)

 

引用:JA鶴岡,松浦園芸

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”r”]こんなにルールがいっぱいあったら、品質は保たれるから安心だね。[/voice]

8品種の中でも、「白山」が一番人気です。白山地域は、だだちゃ豆の発祥の地として知られていてここのだだちゃ豆は「本豆」とも呼ばれています。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”l”]香りと甘みがとっても良くて、すご~~~く濃厚な味わいなんだって。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”r”]本場の味…。食べてみたいなぁ~~。[/voice]

お取り寄せもできるみたいですね。

枝豆との違いは?

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]だだちゃ豆が、タダものではないことは分かったんだけど枝豆との違いってどんなところなの?[/voice]

それでは、「枝豆」との違いについて紹介していきますね♪

まずは、だだちゃ豆をより知ってもらう為に特徴をご紹介します。

だだちゃ豆の特徴

1枚目(左の写真)がだだちゃ豆で、2枚目(右の写真)が枝豆です。よ~く見てみてください。

画像引用:JA鶴岡Wikipedia(枝豆)

[box class=”green_box” title=”だだちゃ豆紹介”]
  • 枝豆に比べて小さめ。
  • 豆の間が深くくぼんでいる。
  • さやにしわが寄っていて表面には細かい茶色のうぶ毛がある。(見栄えはちょっとイマイチ)
  • 甘みと独特の濃厚な風味があり、香りが強い。(要は中身が大事♪)
  • 栽培する土地や育て方が合わないと風味が落ちてしまう。(わがままな豆なんです)
  • 1本のさやから、枝豆の半分くらいしか収穫できない。(しかも、枝豆は1さや3粒なのに対しだだちゃ豆は2粒がほとんど)[/box]

 

だだちゃ豆と枝豆の違い

枝豆 だだちゃ豆
栄養
  • たんぱく質、大豆イソフラボンが豊富。
  • ビタミン(A/B1/B2/C/E)、カルシウム、亜鉛、葉酸を含む。
  • 枝豆と同様の栄養素
  • 枝豆と比べて1.5〜2倍糖類(甘み成分)、2〜8倍アミノ酸(旨味成分)ある。(これらは、塩味を加えることで味が強くなる)
  • 甘みがあり、食感が特徴。
  • 特有の香りがあり、甘み濃厚さが何とも言えない。(茹でている時から、濃厚で甘い香り漂う)
時期
  • 全国で栽培され、夏が旬ではあるが冷凍技術が発達した為季節問わず美味しく食べることができる
  • 山形県の庄内地方のみでの栽培。
  • 7月下旬~9月上旬のみ出回る。(最盛期は8月中旬~下旬)
値段
  • 約800円/kg
  • 約1,000円/㎏

[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”r”]だだちゃ豆は、きちょーな枝豆だから値段も高いんだね。[/voice]

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”](貴重なんて言葉を知っているのね、息子よ。)8月のお盆頃の数週間が一番美味しく食べられる時期なんだって。値段は高いけど、狙い目はそこね![/voice]

だだちゃ豆を美味しく食べる方法

せっかくの美味しい「だだちゃ豆」。一番美味しい方法で一番美味しく食べたいですよね。

一番美味しく食べられるのは、紛れもなく「塩ゆで」。

ポイントは、3つ!

  1. 茹ですぎない!
  2. 届いたらすぐに茹でる!!(生のままだと劣化が早い)
  3. 茹で上がったら素早くすぐ冷ます!!!

 

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]ポイントを抑えた手順を紹介しますね。[/voice] [arve url=”https://www.youtube.com/embed/IX7XM2Qjx-I” mode=”normal” /]

茹ですぎると風味も美味しさも半減してしまうそうです。煮立ってから1~2分で火を止めるのがポイント!

また、すぐに食べない時でも茹でてから冷蔵保存しておくと2~3日は美味しく食べられるようですよ♪「ずんだ餅」「だだちゃ豆ごはん」「だだちゃ豆味噌汁」にアレンジしても良いですね。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”r”]加工品としては、パン、おかき、プリンとかも販売されているみたい!![/voice]

私としては…。これ!!

https://www.instagram.com/p/Bhqqg7Pl5cc/?utm_source=ig_web_copy_link

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”l”]ジェラート!!![/voice]

甘いものに目がないんです♪ソフトクリームもあるみたいなので、両方食べてみたいところですね。

 

まとめ

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”r”]いや~、誰だよ「だだちゃ豆」を「タダチャマメ」とか言って普通の枝豆とか言ってたの。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”]そうよ~。もう無料(タダ)ちゃ豆なんて言わせないんだから。[/voice]

パソコンを開いて、注文♪の豆にもう一度「だだちゃ豆」のイロイロを復習しておきましょう。

[box class=”blue_box” title=”だだちゃ豆”]
  • だだちゃ豆は、江戸時代から代々引き継がれた種を使い続け大切に育てられている枝豆の品種のこと。
  • 噛めば噛むほど旨み甘みが広がり別名は「枝豆の王様」。
  • だだちゃ豆の由来は、江戸時代のお殿様に献上された豆が美味しく「この豆はどこのだだちゃの豆だ?」と聞いたことから「だだちゃ豆」になったという説がよく言われている。
  • 「だだちゃ」=「おやじ」「お父さん」「一家の主人(旦那)」。
  • だだちゃ豆の品種は、「育てている農家の数だけ」ある。その中でも、だだちゃ豆として認められているものは8種
  • その中でも、「白山」が一番人気で「本豆」とも呼ばれている。
  • 枝豆との違いは、「見た目」「栄養素の含有量」「香り高さと甘み・濃厚さ」「出荷時期」「値段」。
  • だだちゃ豆は「塩ゆで」が一番美味しく食べられる。
  • ポイントは3つ。(①茹ですぎない②届いたらすぐ茹でる③茹で上がったら素早くすぐ冷ます)[/box]

 

[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”r”]聞いてるだけで、早く食べたくなってきちゃったよ。[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/娘普通.png” name=”娘” type=”r”]早く注文しよ![/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”r”]だ~だ~ちゃ~まめ。また明日の夕飯で食べたいな♪[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”]そ、そうね!(皆そんな簡単に言って~。毎日は用意できないんだけどなぁ~。)[/voice]

美味しいものは、美味しさを知ってから食べる。心掛けたいものですね♪

今回も、お付き合いいただきありがとうございました!!

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