みなさんこんにちは!
春の日差しを感じる今日このごろ。如何お過ごしでしょうか。
いつだったかママ友さんと一緒に子どもを公園へ連れて行った時の事です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]わぁ綺麗な白い花!これモクレンだよね?![/voice]と、ガーデニングが得意なママ友さんに問いかけた所
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/11/女性社員ほほえみ.png” name=”友人” type=”r”]ううん、これはこぶしって言うのよ。似てるけど違うんだよ〜[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]ぇえ!?違うんだ・・・・(どう違うの??)[/voice]ということがありましたが
子どもたちの付き添いだった事もありそのままになっていました。
勘のいい方はもうお分かりですね。
そうです、今回のテーマは「ハクモクレンとこぶしの違いについて」です。
2つの花の違いについてや花言葉など沢山紹介していきたいと思いますので
今回も最後まで楽しんで読んでもらえるように頑張りますよ〜!
モクレンとは
まずはハクモクレンの前にモクレンの事について!
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シモクレンとも呼ばれる事もあり、モクレン目モクレン科モクレン属の背の低い木です。
冬場は葉を落とすため落葉低木の種類に属しています。
中国の雲南省、四川省が原産地となっています。
漢の国から栽培されている記録は残っていますが、それがいつ頃日本に伝来したかは分かってはいません。
江戸時代の園芸書にモクレンの事が書かれていたので、それよりも前に渡ってきているようですね。
モクレン属の祖先は私達人間が生まれる遥か昔1億年前には存在していたという化石も見つかっているんだそう。
きっとこんな感じで見つかったんでしょうね!
イメージ画像:富田林百景+
昔は蘭の花に似ているという事で「モクラン」と呼ばれていたようですが、
現在では蓮の花の方がより似ているという事で「モクレン」と呼ばれるように変化したんですって。
小型で樹高は3m〜5mで、4月〜5月に咲くみたいです。
花の色は濃い紅色から桃色になっていて、6枚の花弁と3枚のガクと多数の雄しべと雌しべが螺旋状に付いています。
ハクモクレンと比べると花びらは舌状で長いです。
強く匂いますが香りは上品です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]あれれ意外と違ってたモクレンとハクモクレン!![/voice]赤いチューリップと黄色いチューリップのように、色が違うんだろうなくらいの軽〜い気持ちで、調べていたので正直驚きの事実です(笑
庭木や公園樹として中国や日本だけでなく北米やヨーロッパでも広く栽培されており、朝鮮民主主義人民共和国では国花として扱われているようです。
日本の国花ってなんだろう?と思い浮かべるのがさくらだと思いがちですが、実は日本には法的な国花はないようですよ。
さくらで定着しているし、あえて決めないようにしているんですかね?(笑
また、菊という考えもあるようですが、こちらは皇室のイメージが強いんだそう。
花を観賞するだけでなく香水やスキンケア商品・精油の原材料としても使われているみたいです。
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ハクモクレンとは
https://www.instagram.com/p/BiOL1QKgu_h/?utm_source=ig_web_button_share_sheetモクレン属の植物で大型の品種です。モクレンの兄弟みたいな物ですね。白色の大花を付け樹高10m〜15mの高さまで成長します。見た目の大きさがモクレンと全然違うんですね!!開花時期は3月〜4月で葉よりも先に花が咲きます。葉っぱよりも先に花が咲くって事もあるんだねぇ。こちらもやはり花の部分は精油の材料になったり、石鹸などの香りとして使用される事があるみたいです。
モクレン属の植物で大型の品種です。モクレンの兄弟みたいな物ですね。
白色の大花を付け樹高10m〜15mの高さまで成長します。
見た目の大きさがモクレンと全然違うんですね!!開花時期は3月〜4月で葉よりも先に花が咲きます。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]葉っぱよりも先に花が咲くって事もあるんだねぇ。[/voice]こちらもやはり花の部分は精油の材料になったり、石鹸などの香りとして使用される事があるみたいです。
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こぶしとは
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モクレン科モクレン属の落葉広葉樹になります。冬場には葉を落とし、桜のように広がった木々の形をしています。
3月〜5月に白い花を梢いっぱいに花開かせます。その様が桜のように見える事から別名「田打ち桜」とも呼ばれているようです。
モクレン属なのに桜とも呼ばれるんですね。混乱しそう(笑
アイヌ地方では「オマウクシニ」「オプケニ」と呼ばれていたそうです。
意味は「良い匂いを出す木」と「放屁する木」真逆の意味!?放屁でいい匂いって事ないですよね・・・?
コブシの咲き始めはシャープで、まるでスースーするシップ薬のような、メチルサリシレート(サリチル酸メチル)の匂いがする。
引用元:パルファン香りの悟り紀行
なるほど!湿布薬のような香りがくさいと思われていたかもしれませんね!
苦手な人っていますよね。私は好きなんですけど・・・。
子どもの握りこぶしのようなつぼみになります。
花が咲いた後には集合果といってパイナップルのように小さな実が沢山くっついている果実になりますよ。
と、言えば食べられるの!?と思いがちですが残念ですが生では食べられないようです。
しかし焼酎や砂糖に付けると変わった風味の果実酒が作れるそうですよ!
実際に作っていた人を探してみました(笑
参照元:6月なんよ
花の部分は香水に使用される事も。
参照元:Parfum Satori
つぼみの部分は漢方の材料や精油などで使われる事もあり、鼻水、鼻づまりに効くんですって。
また樹皮を煮出してお茶として飲む事もあるそう。
ハクモクレンとこぶしの違い
読んだ感じだと同じ白い花を付けるし、花や実の部分が色んな物に使われていたりで
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]さほど違いは感じませんよねぇ・・・?[/voice]違いを確認出来るように表にしてみました。
品 種 | 開花時期 | 樹 高 | 花びらの数 | 花びらの形 | 咲く向き |
ハクモクレン | 3月〜4月 | 10〜15m | 9枚 | 幅広く分厚い | 上に向かって咲きます。 |
こぶし | 3月〜5月 | 18m | 6枚 | 幅狭く薄い | 上を向いたり横を向いたりばらばらに咲きます。 |
細かく比べてみると色々と違いがありましたね!白い花というだけでなくこぶしの方が樹高が高い事や花はハクモクレンの方が花びらに
厚みがあったり開花時期も一ヶ月の差がありますね!
観察するのが楽しくなりそうです。近くの公園にあれば是非見比べてみてくださいね。
花言葉について
ハクモクレンの花言葉
『気高さ』『高潔な心』『荘厳』『崇敬』『崇高』『慈悲』『自然への愛』『自然な愛情』
『気高さ』は、モクレン属の中でも、ハクモクレンにつけられた花言葉なんですって!
イギリスの王宮植物園園長だったジョセフ・バンクスさんがモクレンを中国から取り寄せた時に
「枝先にゆりが付いているようだ!」
と言った事が始まりだとされています。
白百合の花言葉には「純血」や「気高さ」とついているので、彼が言いたかった事が伝わってきますね。
参考:HORTI
こぶしの花言葉
『友情』『自然の愛』『友愛』『信頼』『歓迎』『愛らしさ』『自らの愛』
同じ白い花なのに花言葉の内容もだいぶ違いますね!
こぶしの花が白く美しく薄く広がって咲く事などがこぶしの花言葉の由来となっているようです。
参考:暮らしーの
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]どちらの花も素敵な花言葉です!友人や家族へのプレゼントなどにぴったりですね。[/voice]
[box class=”green_box” title=”他の花言葉はこちら”]スイセンの花言葉や意味って知ってる?意外と怖い由来もご紹介!
[/box]お勧めスポット
色々とわかった所で今年はハクモクレンとこぶしを見に出かけてみませんか?
植物を見るだけでも脳のストレスが解消されるんですって!
サボテンなどの観葉植物がオフィスに置かれているのは、実はただのインテリアとしての効果だけではありません。
植物からは「フィトンチッド」と言われる物質が放出されています。
このフィトンチッドには、副交感神経を刺激して、脳をリラックスさせる効果があるのです。
グリーンの色合いそのものにも、同じく脳をリラックスさせる効果があります。緑が多いところにいると、
緊張せず仕事に取り組めて、集中力が高まってくるのです。 どんな人でも緑が多い空間にいると心を和ませることができます。
引用元:新日本速研究会
目にも良いしストレス解消にもいいなんていい事づくしですね。
では張り切ってお勧めスポット紹介していきますよ〜!
ハクモクレンのお勧めスポット
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樹齢600年強のハクモクレンです。県の天然記念物に指定されているそうで、日本で一番大きなハクモクレンにもなっているそう。
海寺跡のハクモクレン 〒859-4825 長崎県平戸市田平町山内免(武野氏宅) |
画像参照:新宿御苑
新宿御苑 〒160-0014 東京都新宿区内藤町11 |
園内に25本あり、その中でも江戸時代に植えられた古木は日本随一とも言われているそうですよ!
こぶしのお勧めスポット
四十九院 松本方面から国道148号線沿い |
こちらは国道148号線を走っていると見えてくるスポット。こちらは最近になって観光客の人が見つけて有名になっていったみたいです。
写真を撮る人の為に田んぼに水を入れたり菜の花を植えたりして景観をより綺麗に手入れしてくれているようです。
ただ咲いていただけのこぶしが少しずつ観光スポットに変わっていったのは素敵な話ですね!
参照画像:街ペディアふじみ野
こぶしの里 〒354-8555 埼玉県入間郡三芳町大字藤久保1100番地1 |
こちらは埼玉県三芳町にある散策型の公園です。
季節によって子どもが川で遊べたりホタルを見ることもでき、年中楽しめるようになっているようですよ!
まとめ
- モクレンは中国から渡ってきた植物で花の色は紫です。
- ハクモクレンの特徴について。
- こぶし特徴ついて。
- 2つの花の違いとして花びらの数に始まり、上を向いているかバラバラに咲いているか違いが色々ありました。
- ハクモクレンとこぶしの花言葉について
- ハクモクレンとこぶしのお勧めスポット
以上今回も盛りだくさんの内容でお送りしました。いかがでしたか?
私は花に関して本当に何も知らなくて、子どもに聞かれても情けない事に答えられないでいましたが、今回の事でハクモクレンとこぶしに沢山知る事が出来ましたし、胸を張って答えられそうです(笑
これからが見頃になっていくハクモクレンとこぶし。
素敵な香りに包まれながら心の栄養を摂りに2つの花を観賞しに行ってみませんか?!
私も子どもを連れて行ってみたいと思っています。ではまた別の記事でお会いしましょう〜!
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