黒板アートの書き方を伝授!初心者でもコツと裏技で簡単に書ける!

ママ友
かなさん、これ見て。
かな
あら、素敵な黒板アートね。
ママ友
姪が、文化祭の時クラスで書いたって、写真送ってくれたの。

https://www.instagram.com/p/B2HKZ3mnFBV/

誰でも1度は目にしたことがあるでしょう、黒板アート

文化祭や卒業式などの学校行事で、教室の大きな黒板に書いたり、カフェの店頭などに美味しそうなイラストと共にメニューが書かれていたり。

最近では、趣味で黒板アートを書く方も多いですね。

ママ友
私も書いてみたいけど、初心者には難しいんじゃない?
かな
大丈夫!初心者でも簡単に書けるコツがあるのよ。

ということで、初心者にも簡単な黒板アートの書き方のコツを紹介します。

目次

黒板アートに必要な道具

黒板アートを書く時に、どのような道具が必要なのか、あると便利な小道具も合わせて紹介します。

画材

黒板

まず何より必要なのが、キャンバスとなる黒板。学校などで書く時は既にあるとおもいますが、趣味で書く時などは用意しましょう。

サイズも色々あり、通販や100円ショップで手軽に買えますよ。

次に大事なのが描画材料(書くもの)ですね。黒板アートといえばチョークですが、チョーク以外にも黒板アートに適した描画材料があるので、それぞれの特徴を見てみましょう。

チョーク

まず代表的なのが、チョークですね。チョークは色の濃淡が付けやすく、指を使って色をなじませたりぼかしたりと、チョーク1本で様々な表現ができます。

色の種類もありますが、白一色でもぼかしや陰影を使って、素敵な絵を書くことができますよ。

オイルパステル

オイルパステルは、油性のクレヨンのようなもので、発色がよくチョークよりもハッキリとした絵を書くことができます。

ただし消すことができないので、学校の黒板などには使わないよう気をつけてくださいね。

マーカーペン

マーカーペンも発色がよく色の種類も豊富です。また、水性のものは濡れた雑巾で消すこともできます。

ペン先が細いので、文字を書いたり細かい絵を書くのに適していますが、チョークのようにぼかしたりすることはできません。

あると便利な小道具

黒板とチョークがあれば始められる黒板アートですが、より良い作品を書くために、あると便利な小道具たちを用意しましょう。

ウエットティッシュ

黒板全体を消す時は、黒板消しや濡れた雑巾でいいのですが、部分的に消したい時はウエットティッシュが便利です。

また、指でこすってチョークをぼかしたりするので、手を拭くのにも使えます。

綿棒

綿棒は、塗りつぶした面に線を書く時などに使います。また、少しはみ出た部分など細かい箇所の修正にも便利ですよ。

マスキングテープ

マスキングテープで覆うことで、直線などをはみ出さずに残せます。

かな
100円ショップで揃えられるものばかりなので、初心者でも気軽に始められますね。

こちらはDAISOのチョークと黒板です。チョークはなんと、白27本、赤青黄が3本づつも入っています。

黒板はA4くらいのサイズなので、初心者の方が練習するには丁度良い大きさですね。

黒板アートを書く準備

道具も揃ったので、さっそく書きましょう。

と言いたいところですが、黒板アートを書く前に大事な準備があります。

シーズニング

シーズニングとは「慣らすこと」という意味で、黒板アートでは黒板にチョークを馴染ませる作業になります。

シーズニングをやらないと、チョークののりが悪かったり、消した線の跡が残ってしまったりします。

学校の黒板など、既に使っている黒板には必要ありませんが、新品の黒板を使う際には、必ずシーズニングをやってください。

それでは、シーズニングのやり方です。

用意するもの
  • 黒板(新品)
  • チョーク(何色でも可)
  • 黒板消し
  • 雑巾

手順

  1. 黒板全体をチョークで塗りつぶす。この時、こすりつけるよう強めにぬりましょう。
  2. 黒板消しで消す。
  3. 最後に固く絞った雑巾で、キレイに拭き取る。
かな
たったこれだけの作業をやるだけで、書き味が断然良くなりますよ。

黒板アートのコツその①新品の黒板は、必ずシーズニングをする

下書き

書きたいものが決まったら、いきなり黒板に書くのではなく、まずは紙に下書きをしましょう。

ある程度ラフな絵でかまわないので、全体の構図と文字を入れる時は文字の配置を考えます。

下書きを書く紙は、黒板と同じサイズのものに書きます。黒板が大きくて同じサイズの紙を用意できない時は、縦横が黒板と同じ比率の紙に書きましょう。

ママ友B
縦横の比率が同じなら、上下左右のバランスを下書きと同じように書けるのね。

黒板アートのコツその②

下書きは黒板と同じサイズか、縦横が同じ比率の紙に書く

黒板アートの書き方・コツ

それでは、いよいよ黒板に絵を書いていきましょう。

全体の構図を決める

下書きを元に、黒板全体に書くものを配置していき、全体の構図を決めていきます。

この段階では、ザックリとした輪郭を書くくらいで大丈夫です。

ここで重要なのはバランスです。黒板が大きくなればなるほど、全体のバランスが崩れやすくなります。

バランス良く書くために、薄く罫線を引くのがおすすめです。縦横に何本か罫線を引いて、下書きと比べながら書きましょう。

黒板アートのコツその③

全体のバランスを取るため、薄く罫線を引く

色を付けていく

まずは大まかに色をつけます。チョークを寝かせてふわっとした感じで色をのせていきます。

全体の色味が決まってきたら、細かいところに輪郭を書き、しっかりと色を付けていきます。この時チョークは立てて持ちます。

最初にふわっと色付けしたところと、しっかり色付けしたところを、指で馴染ませましょう。

最後にもう一度輪郭をしっかり書くと、絵がハッキリとしてきますよ。

黒板アートのコツその④

色をふわっと塗る時はチョークを寝かせて、しっかり塗る時はチョークを立てて書く

黒板アートのコツその⑤

指を使って色を馴染ませる

文字の書き方

以上画像5点参照:メッセージ込め華やかに黒板アートの書き方

文字を書く時に1番大事なのは、色の選び方です。文字の周りの絵とは反対の色で書きましょう。

文字と絵の境目をハッキリさせるために、文字を縁どるように絵を消して、黒板の地を出します。

そうすることで、文字がハッキリして目立ちます。また、文字を書く時もチョークを立てて、しっかりと書きましょう。

反対色とは

図のように、円の反対側にある色をさします。

参照:色彩学講座

黒板アートのコツその⑥

文字は反対色で目立たせる

最後に

書き始めから仕上げまでを通してなのですが、少し書いたら黒板から離れて全体を見る。これを繰り返しながら、書き進めてください。

大きな黒板に書く時はもちろんですが、小さい黒板に書く時も少し離して全体を見ながら書くと、バランスを崩さずに書けますよ。

黒板アートのコツその⑦

少し書いたら離れて全体を見る

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黒板アートの裏技

初心者の方が黒板アートを書く時に、1番戸惑うのは白黒が逆になっていることではないでしょうか。

紙に絵を書くときは、黒い部分を塗りつぶして白い部分を残しますよね。

ところが黒板アートの場合は、黒い部分は塗らずに残し白い部分を塗ります。

例えば、黒板アートで人の顔を書く場合、髪の毛や眉毛、黒目の部分といったところは何も書かず、顔全体の肌や白目の部分などを塗っていきます。

この感覚が、慣れないと意外に難しいのです。

かな
そこで、ちょっとした裏技を紹介します!

裏技①

黒板を白く塗りつぶしてから、消していく。

どういう事かというと、絵を書く部分より大きめに、白く塗りつぶしてしまいます。そこから、黒い部分を消していくのです。

つまり、白く塗りつぶす事で黒板を紙のようにして、鉛筆で書く感覚でチョークを消していきます。

細い線など細かいところは綿棒を使い、広い面は黒板消しやウエットティッシュを使うと良いでしょう。

裏技②

ステンシル

ステンシルとは型紙を使う方法で、書きたいものを実物大に印刷し、白く塗る部分をくり抜いて、くり抜いたところを塗るのです。

特に文字を書く際には、便利な方法ですね。

ママ友B
ちょっとズルしてる感じがしちゃうけど。
かな
感覚をつかむまでの練習には良いと思うよ。慣れてきたら、必要ない技だよね。

いろいろな黒板アート

それでは、黒板アートを書いているところを、いくつか紹介したいと思います。

文字やお花などの書き方を、参考にしてみてください。

トロピカルな雰囲気の黒板アート

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南の島に生息していそうな鳥ですね。鳥の周りを白でぼかす事で、輪郭がハッキリしますよね。

くちばしのところも、色を塗った後に形を整えながら、上下や顔との境目の色を消しているので、黒い線を引いたように見えますね。

文字の色も赤と白に塗り分けられているのが素敵です。

かわいいイルカの黒板アート

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かわいいイルカですね。色の濃淡をつける事で、イルカの立体感や質感が表現されています。

星空も周りを濃く、中心に向かって薄くしていく事で奥行きが出てますね。

夜の海で、こんなイルカに出会えたら、幸せになれそうですね。

クリスマスに使える黒板アート

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こちらは文字だけの黒板アートですが、言葉を変えれば様々なシーンに使えますね。

アルファベットのデザインや、周りの装飾も参考にしてください。

お正月に使える黒板アート

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正月飾りの代わりに、黒板アートを書いて飾るのも良いですね。

花びらや葉っぱの書き方は、他の花にも応用できます。また、正の字とHの字がミックスしているのもオシャレですね。

お祝いに適した黒板アート

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卒業、入学、結婚、誕生日など、桜は活躍の場が多いですから、ぜひマスターしたいですね。

花びらの色の濃い部分と薄い部分を、指で綺麗に馴染ませているのが良くわかりますね。

ハート型の桜の中にLOVEの文字。素敵ですね♪

オイルパステルの黒板アート

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オイルパステルを使った黒板アートです。チョークとは違って、くっきりとした色合いですね。

光沢や立体感もリアルに表現されていますね。

マーカーペンの黒板アート

最後に、マーカーペンの黒板アートです。マーカーペンは、より明るい感じの色合いが出せますね。

書き心地も滑らかなので、初心者の方には書きやすいかもしれませんね。

かな
こちらの本も参考にどうぞ。

まとめ

黒板アートの最大の魅力は、初心者の方でも気軽に始められる事ではないでしょうか。

道具も安く揃えられますし、なんといっても黒板アートは何度も書き直しができるのです。

かな
失敗してもすぐに消せるから、1つの黒板で何回でも練習ができるのよ。
ママ友B
そうね、余計な事は考えないで、とりあえず始めてみるね。
かな
そしたら、書き方のコツをおさらいね。
必要な道具・あると便利な道具
  • 黒板
  • チョーク、オイルパステル、マーカーペンなどの描画材料
  • ウエットティッシュ
  • 綿棒
  • マスキングテープ
黒板アートのコツ
  1. 新品の黒板は、必ずシーズニングをする。
  2. 下書きは黒板と同じサイズか、縦横が同じ比率の紙に書く
  3. 全体のバランスを取るため、薄く罫線を引く
  4. 色をふわっと塗る時はチョークを寝かせて、しっかり塗る時はチョークを立てて書く
  5. 指を使って色を馴染ませる
  6. 文字は反対色で目立たせる
  7. 少し書いたら離れて全体を見る
かな
みなさんも、素敵な黒板アートを書いてくださいね。

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