クーラーつけながら寝る?[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/07/nigaoemaker-1.png” name=”夫” type=”r”]え!つけながら寝ちゃって平気なの!?
体に良くないって昔から聞かない?[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/07/nigaoemaker.png” name=”かな” type=”l”]もちろん聞いたことはあるけど、もう昔とは違うのよ!
上手に使わないと逆に熱中症になったりして危ないんだから![/voice]
夫の言う事はよくわかります。
私も小さいころに親から「つけっぱなしは体によくない!」と怒られた覚えもあります。
ですが、ここ近年の暑さは一昔前とは違っているように思います。
そこで気をつけたいのが熱中症です。
日中は水分補給や室温を気にしたりと対策している方は多いとは思いますが、寝るときはどうでしょう。
寝ているだけだし!と安易に考えていませんか?
その考えはちょっと危ないです!!
使い方によって設定温度を調節することで、熱中症を避けて快適な睡眠を確保できます!!
熱中症にならないためにもクーラーの使い方を改めて考えていきましょう♪
熱中症とは
まずは簡単に熱中症のことを確認しておきましょう♪
熱中症とは、体温が上がってしまう事で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなってしまう状態のことをいいます。
熱中症の主な症状
体温の上昇はもちろん、めまいや頭痛、けいれんなどがあります。
また症状によって3つの重症度に分けられます。
[box class=”blue_box” title=”Ⅰ度”]- 立ちくらみ
- 筋肉痛や筋肉の硬直
- 大量の発汗
これらは現場での応急処置で対応できる軽症とされています。
[/box] [box class=”yellow_box” title=”Ⅱ度”]- 頭痛
- 気分の不快
- 吐き気
- 嘔吐
- 倦怠感
- 虚脱感
このような症状がでると病院への搬送が必要とされる中等症といえます。
[/box] [box class=”red_box” title=”Ⅲ度”]- 意識障害
- けいれん
- 手足の運動障害
- 高体温
ここまでの症状がでると入院して集中治療が必要な重症とされています。
[/box]重症となれば命の危険にさらされているともいえます。
甘く考えてはいけません!!
どんなときになりやすい?
炎天下での運動はもちろん気をつけなくてはならない状況の一つです。
ですが、真夏の屋外だけではなく身体が暑さになれていない時期にかかりやすい病気でもあります。
また気温や室温だけでなく湿度も関わってくるので、室内や電車の中などでも熱中症になることはあります。
むしろ、ここ最近は室内での熱中症が増えてきているとも言われています!
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/nigaoemaker-4.png” name=”かな” type=”r”]熱中症の発生場所で室内が最も多かった年もあるようです。太陽が当たってなければ大丈夫というわけではありません。[/voice]
熱中症についてもっと詳しく知りたい方はこちらもぜひ読んでみてください!
[box class=”glay_box” title=”関連記事”] [/box]
寝ているときでも熱中症になる?
日中よりはなりにくいでしょ?と軽く考えてしまうかもしれませんが、実は夏の熱中症の約4割が夜間に発生しています。
さらに軽症である症状に寝ていて気付かないことも多く、重症化しやすいとも言われています。
熱中症で亡くなってしまった方の約3割は夜間に発症した方なのだそうです!!
夜に熱中症になる原因
主な原因としてあげられるのは2つです。
①昼間に壁や天井が暖められ、蓄えられた熱が夜に放射熱となり室温が上昇する
直接日が入らなくとも、部屋が暖められてしまうということです。
また、夜になると防犯のために部屋を閉め切る場合も多いですよね。
そのため自然の風なども入らないので室温はなかなか下がらなくなってしまいます。
②睡眠中は水分が補給されず排泄のみとなるため、脱水状態になりやすい
寝ている時にも汗はかくというのは聞いたことありませんか?
冬場でもコップ1杯分は汗をかくそうで、暑い日になってくると2、3杯分にもなることもあるのだとか。
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/07/nigaoemaker-1.png” name=”夫” type=”r”]コップ2、3杯!?そんなに汗をかいているのに気付かないなんて!![/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/nigaoemaker-4.png” name=”かな” type=”l”]気付きにくいからこそ夜は怖いのよ!![/voice]
熱中症にならないために
熱中症にならないためにできることはどんなことでしょうか。
①適切な温湿度の調整
人が快適に眠るには、温度26度以下・湿度50~60%の環境が良いとされているそうです。
なんと夜間熱中症で亡くなる方のほとんどがクーラーをつけていなかったそうです。
特に日中気温が高かった日は、入眠前よりも睡眠中に室温が上がることを考えクーラーで調節しましょう。
また設定温度と室温は同じにはなりません。
温湿度計を枕元に置き、快適に眠れた日の設定を確認できるとベストです。
②入眠前、起床時の水分補給
目安はどちらのタイミングでもコップ1杯ずつです。
気をつけたいのが飲み物の種類です。一番良いのは水です!!
緑茶やアルコールは利尿作用があるので避けましょう。
クーラーの設定温度はどうする?
夜間も室温や湿度に気をつけなくてはいけないということがわかりましたね。
ちなみに熱帯夜と言われる日はクーラーを一晩中つけておくことがおすすめです。
熱帯夜とは夜間の最低気温が25℃以上のことをいいます。
室温が28℃を超えると熱中症の危険性があがるので、その状態を避けるためにつけておく方が良いでしょう。
熱中症を予防しつつ、快適な眠りのための使い方を見ていきましょう!
朝まで同じ設定温度でつけておく場合
設定温度は○℃がベスト!!ということはありません。
ですが、目安は25~28℃です。
快適な状況の感じ方は人により様々なので好みの温度を見つけましょう。
例えば設定温度を少し低め(25℃)にして、長袖長ズボンのパジャマに毛布などをかける。
もしくは設定温度は高め(28℃)にして夏用のパジャマを着るというのもあります。
2段階で温度を調節する場合
2段階設定とは
- 就寝1時間前、低めの温度(25℃など)で設定し部屋を冷やす
- 寝る時に設定温度を快適な温度(26~28℃)まで上げてそのまま付けておく
という方法です。
この方法のおすすめなところは熟睡の助けにもなるという事です。
涼しい部屋だと、体温が下がりやすく寝付きが良くなります。
設定温度を上げた後は、室温はゆっくりと上昇していくので、寝ている間は身体が冷えすぎずに済みます。
おやすみモードを使う
最近のクーラーなどにはよくついている機能です。
設定温度は機種によって様々なようですが、2段階設定と同じような温度調節をしてくれます。
また、体温の変化に合わせて温度を調節してくれるような機種もあるそうです。
気になる方はぜひ取扱説明書を確認してみてください♪
つけっぱなしはしたくない場合
やはり一晩中つけておくのは身体に合わない、電気代が気になるから避けたいという方もいるかもしれません。
そのような場合に使えるのがタイマー機能です。
- 3時間後に切れるように設定する
- 早朝3~5時頃切れるように設定する
このような使い方が熱中症を避けつつ、快適な睡眠を確保できる使い方とされています。
この時の温度は低めではなく、快適と感じる温度に設定することをお勧めします。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]自分に合った使い方を見つけて快適な夜にしましょう♪[/voice]設定温度で揉めてしまう・・・
1人1つの部屋で寝る場合は自分の好きに温度を調節することができます。
ですが寝室は家族やパートナーと一緒という方も多いですよね。
そうなると暑すぎる、寒すぎると部屋の温度が合わない場合もあります。
そのような時は暑がりな方が快適と感じられる温度にします。
寒いと感じる方が服装やかけるもので調節する方が良いでしょう。
また1人ずつそれぞれのベッドや布団で寝る方が寝具の調節がしやすいのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
熱中症の怖さを知っている人は多いですよね。
ただ、それが寝ている間にも気をつけなくてはいけないという事は見落としがちなことでもあります。
設定温度を気をつけながら、熱中症にならないように上手にクーラーを使っていきたいですね!
[box class=”pink_box” title=”熱中症とは”]- 体温が上がってしまう事で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなってしまう状態のこと
- 主な症状は体温の上昇、めまいや頭痛、けいれん
- 重症になると命にかかわる
- 屋外だけでなく、室内でも熱中症になることもある
- 夏の熱中症では約4割が夜間に発生している
- 寝ている時は症状に気づきにくい
- 原因は夜間でも室温があがりやすく、脱水が進みやすいから
- 熱中症にならないためには室温、湿度、寝る前の水分補給が大切
- 一晩中つけておく場合は25~28℃
- 2段階設定は寝る1時間前には低めの25℃程度にし、寝る時には26~28℃に上げる
- おやすみモードは2段階設定を自動でおこなってくれる
- タイマー機能を使うときは26~28℃
- 設定温度は暑がりな方に合わせる
- 寝具での調節が大切になるので、1人1つのベッドや布団を使う
避けた方が良いのかなと思いがちなクーラーですが、地球の環境だけでなく住居環境も変わってきた現代では必要なものと言えそうですね。
身体を冷やしすぎることはもちろんよくないですが、暑いのを我慢するのも危険という事です。
暑いと感じる日は上手に使って自分の身体を守りましょう♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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