というわけで、今回はイースターのお祝いの仕方の中でも、とりわけ独特な飾り付けの仕方についてご紹介します!
最近になってイベントなどでも注目されるようになったイースターですが、案外どのようなお祝いなのか、知らない人も多いでしょう。
まだまだなじみの薄いイースターですが、この記事で少しでも知っていただければ幸いです!
イースターってそもそもどんな行事?
春が近づくとしばしば耳にするイースター。
名前は聞いたことがあるけど、一体何なのかと聞かれると、すぐ答えられる人はあまりいないのではないでしょうか?
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]最近になって流行り始めた印象で、正直私も詳しいことは知らなかったわ……[/voice]そこでまずはイースターについて、簡単にご説明します!
イースターはキリストの復活祭!
イースターは、キリスト教圏における伝統的な祭りで、キリストの復活を祝う行事です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]クリスマスが、キリストの誕生を祝う祭りであるのと対比的ね。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]復活という宗教的な奇跡を祝うものだからか、実は海外ではクリスマス以上に大切な行事として祝われているのよ![/voice]キリストは、聖書の言葉に新たな解釈を施し、当時のユダヤ教を批判したため、異端者として十字架にかけられ殺されてしまいます。
ところがその3日後、キリストは突如として復活し、弟子たちの前に現れます。
そして40日間、彼らの前に現れ続け、神の国について語り、奇跡を示した後、昇天しました。
実はこの復活は生前キリスト自身が予言していたことでした。
そのため、弟子たちは奇跡が本当に起こったのだと驚き、また歓喜しました。
この時の弟子たちの喜ぶ様が、イースターの始まりであるとされています。
イースターはいつやるの?
クリスマスは12月25日。では、イースターは何月何日に行われるでしょう?
実はイースターの日付は、毎年変わります。
イースターは、毎年「春分の日の後の、最初の満月の日から数えた、次の日曜日」に行われます。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]なかなか分かりにくい決め方ですよね……[/voice]そこで、ここ数年間のイースターの日付を簡単にまとめてみました!
西暦 | 日付 |
2015年 | 4月5日 |
2016年 | 3月27日 |
2017年 | 4月16日 |
2018年 | 4月 1日 |
2019年 | 4月21日 |
2020年 | 4月12日 |
2021年 | 4月 4日 |
2022年 | 4月17日 |
ちなみに、イースターの日付を計算する時は、春分の日を3月21日に固定して考えます。
これは、時差があるため国によって春分の日がずれてしまい、イースターをあらゆる国の人々が同時に祝えなくなるのを防ぐためです。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]世界的な宗教であるキリスト教ならではの考え方ね![/voice] [aside]イースターは二回ある?全世界で同じ日に祝われるイースターですが、実際の日付は、実は大きく分けて2つに分かれます。
1つはカトリックなど西方教会系の日付。もう1つは東方教会系の日付です。
上に示した日付は、西方教会系のイースターの日付で、東方教会系だと、例えば2020年のイースターは4月19日となります。
この違いは、両教会系が採用している暦の違いによるものです。
記念日などを算出する際、西方教会系がグレゴリオ暦(西暦)を採用しているのに対し、東方協会系はユリウス暦という暦を用いています。
そのため、春分の日を3月21日に固定しても、暦の違いのためにイースターの日付はずれてしまうのです。[/aside]
イースターでは何をする?
クリスマスではツリーを飾ったり、ごちそうを食べたりプレゼントを渡したりしますが、イースターでは何をするのでしょうか?
イースターでも、クリスマス同様ごちそうを食べ、部屋を独特の飾り(イースターエッグやイースターバニー)で飾り付けるて祝うのが一般的です。
https://twitter.com/joshimikan/status/1230271111503286272
今日は復活祭(イースター)で母さんと教会行ってきましたー
ごちそうがウマウマでした(´。✪ω✪。`)✧*。 pic.twitter.com/Z0cKjy7KL8— NEO (@rmgr08791) April 21, 2019
イースターでよく食べられるごちそうについては、このような記事もありますので是非ご覧ください!
[aside]イースターのこちそう関連記事イースターに食べられている海外の食事とは?伝統あるレシピをご紹介! [/aside]
加えて、イースターではイースターならではの遊びを行います。
[box class=”pink_box” title=”イースターの遊び”]- エッグハント:部屋や庭に隠したイースターエッグを見つける遊び
- エッグレース:スプーンにイースターエッグを乗せ、落とさないように走るかけっこ遊び
- エッグロール:イースがーエッグを割らないように転がす遊び
特徴的なのは、イースターの象徴である「イースターエッグ(きれいに色づけした卵)」を使った遊びであると言うことです。
イースターエッグは、動かない卵から生命が生まれる点を、死(卵の殻)から復活したキリストの姿になぞらえて、復活の象徴であるとされ、イースターに欠かせないものです。
https://www.instagram.com/p/BzFhPlxn-bX/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B75KCZJFEui/?utm_source=ig_web_copy_link
イースターエッグについては、こちらの記事でもより詳しく解説していますので、どうぞご覧ください。
[aside]イースターエッグについての関連記事イースターエッグの由来とは?誰でも作れるおしゃれな作り方! [/aside]
自分で作れる?イースターの代表的な飾り付け!
ここまでイースターについて簡単に解説してきました。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]大体の雰囲気はつかめたかしら?[/voice]次は、自分の家でも祝いたい!という方のために、イースターの代表的な飾り付けについてご紹介していきます。
イースターを象徴する飾り付けは、
[box class=”pink_box” title=”イースターの象徴的な飾り付け”]- イースターエッグ(卵)
- イースターバニー(ウサギ)
- 子羊
などが挙げられます。
加えて花のリースやカラフルなリボンなども装飾によく使われます。
ここでは、イースターによく使われる飾り付けの意味や飾り付けの参考例についてご紹介します!
イースターエッグ
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イースターエッグは、先ほどもお伝えしました通り、キリスト復活の象徴として、イースターで必ず用いられる飾り付けです。
部屋の中にイースターの雰囲気をもたらしてくれるだけでなく、エッグハントのような遊びにも用いられる必需品。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]是非とも自分で作ってみたい1つよね。[/voice]準備するものと作り方は、以下の通りです。
[box class=”pink_box” title=”イースターエッグ 準備するもの”]- 卵
- ボウル
- フォーク
- 接着剤
- サインペンや絵の具
- ビーズ、スパンコール、リボンなど
- 卵にフォークで穴を開ける。
- 卵の中身をボウルに取り出す。
- 殻の中を水ですすいで卵を乾かす。
- 絵の具やビーズなどで自由に飾り付けて完成!
参考:イースターエッグの作り方|たまごでハッピーイースター|イセ食品株式会社
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/0c9DtXCycXQ” mode=”normal” /]また、中身を抜き出す方法以外にも、生卵やゆで卵をそのまま使う方法、デザインを描くのではなく卵全体を染色する方法などもあります。
https://www.instagram.com/p/B1DP59cp6mT/?utm_source=ig_web_copy_link
イースターエッグのその他の作り方については、こちらの記事も参考にしてみてください!
[aside]イースターエッグのその他の作り方イースターエッグの由来とは?誰でも作れるおしゃれな作り方! [/aside]
イースターエッグを使ったおしゃれな飾り付け参考例
さて、このイースターエッグを使って、どのような飾り付けが出来るでしょう?
例えば、イースターエッグをリボンなどで結びつけ、このように素敵なリースを作ることが出来ます!
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https://www.instagram.com/p/B8nrA52nFzN/?utm_source=ig_web_copy_link
また、糸を結びつけてフックやクリップ、あるいは木の枝から吊して飾る方法も、きれいでおすすめです。
https://www.instagram.com/p/B8XUAyiH-OX/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B8zsBrJAmi4/?utm_source=ig_web_copy_link
イースターの主役であるイースターエッグ、丸く美しいその形がはっきり目に映るように飾り付けましょう。
ポイントとして、空色などの淡く春らしい色調にイースターエッグを染色すると、よりイースターの雰囲気を味わうことが出来ます。
お部屋の雰囲気に合った色を選ぶのもよし、また玄関先にお出迎えさせるよう飾るのも、楽しく素敵な演出法です。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]単にかごに入れるだけでもかわいらしいので、お好みのやり方で飾り付けてみてくださいね[/voice]https://www.instagram.com/p/B80l7PkJv7W/?utm_source=ig_web_copy_link
イースターバニー
イースターバニー、つまりウサギもまた、イースターでは定番の飾りです。
https://twitter.com/cononecofelt/status/1228477852288311296
ウサギは子だくさんなことで知られており、生命の復活と繁栄の象徴としてイースターでは定番です。
また、イースターエッグはウサギが運んできたとも言われており、これに関してはこちらの記事も参考にしてみてください。
[aside]イースターのウサギについての関連記事イースターの卵はウサギが運ぶ⁈由来と意味から作り方までご紹介! [/aside]
イースターバニーを使ったおしゃれな飾り付け参考例
イースターバニーは、イースターエッグのデザインとして最適です!
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https://www.instagram.com/p/B8xdeLrhsIy/?utm_source=ig_web_copy_link
また、リースのデザインにウサギを組み込んでみるのも良いかもしれません。
https://twitter.com/nana870163/status/1229012342127509506
できました~
イースターのリース!!素敵なタグに便乗
(♡´艸`).+*:゚+。.☆#わーこの人知ってるわアレだTLにRTで流れてくる人だ知ってる知ってる気になってたんだよねぇって方そこのハートマーク押して回ってる矢印押してみ #イースター #ハンドメイド好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/dFYTBUA6IZ— いとさんのお部屋 (@suzurinimukaite) March 24, 2018
ウサギのぬいぐるみなどがあれば、イースターエッグの隣に添えておくだけでも、ぐっとおしゃれな雰囲気が増します。
ぬいぐるみがなくても、リースやイースターエッグに耳をつけるなどして、かわいらしくイースターを演出しましょう!
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]デザインの一部にウサギをあしらうだけでも、ぐっとイースターらしさが引き立つわ![/voice]子羊
子羊は、古代の風習で神様への捧げ物として用いられた動物であり、キリスト教世界ではイエス・キリストの象徴として知られています。
子羊もまた、イースターの飾りの定番です。
https://twitter.com/P_Ponchocho/status/978755503705632769
何より子羊は、イースターで食べられる料理やお菓子で、素材としてもモチーフとしてもよく使われます。
https://twitter.com/GermanyinJapan/status/980304005032304645
https://twitter.com/jukiko08/status/980709732469141504
イースターでよく食べられる料理については、こちらの記事もご覧ください!
[aside]イースター料理の関連記事イースターに食べられている海外の食事とは?伝統あるレシピをご紹介! [/aside] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]これらのモチーフを組み込むだけで、イースターの雰囲気がより楽しめますので、是非皆さんお試しください![/voice]
まとめ
いかがでしたでしょうか?それでは、今回の内容をまとめます。
[box class=”pink_box” title=”イースターについて”]- イースターはキリスト教の復活祭。
- イースターが行われるのは、「春分の日の後の、最初の満月の日から数えた、次の日曜日」
- イースターではごちそうを食べたり飾り付けをするほか、エッグハントなどの独特の遊びを行う。
- イースターの象徴として、イースターエッグ(卵)イースターバニー(ウサギ)子羊などがある。
- イースターエッグは復活の象徴。
- イースターバニーは、復活と繁栄の象徴。
- 子羊はイエス・キリストの象徴。
- これらのモチーフをイースターの飾り付けに組み込むと、イースターの雰囲気が引き立つ!
- イースターエッグはイースターの顔。目立つように飾り付けする。
- イースターエッグは春らしい淡い色調に染色するとよい。
- イースターバニーは、イースターエッグのデザインにぴったり!
- イースターエッグの隣にぬいぐるみを添えたり、リースなどのデザインの一部にウサギをあしらい、イースターらしさを演出する。
- 子羊は、イースターエッグのデザインとして、またお菓子や料理のモチーフ、素材に使うとよい。
最近はイースターも春の定番イベントとなりつつあり、飾り付けなどどうすればいいのか戸惑ってしまうことがありますよね。
是非この記事を参考にして、素敵な飾り付けを目指してみてください。
それでは、ハッピー・イースター!
[box class=”pink_box” title=”関連記事”]- イースターエッグの由来とは?誰でも作れるおしゃれな作り方!
- イースターの卵はウサギが運ぶ⁈由来と意味から作り方までご紹介!
- イースターに食べられている海外の食事とは?伝統あるレシピをご紹介!
- 春の雑学まとめ