はっさくの保存方法!食べきれない時は冷凍できる?その他の食べ方は?

八朔(はっさく)は粒がしっかりしていて独特の苦みと酸味が美味しいですよね。しかしいくら美味しいものでも消費しきれない時があります。

私には時期になると何十個ものはっさくを届けてくれる知り合いがいるので、ありがたいのですが毎年消費に追われます。

そのまま食べるのももちろん美味しいですが、色んな食べ方をしてできるだけ長く飽きずにはっさくを楽しみたいですよね。

大量のはっさくも無駄にすることなく最後まで美味しくいただく方法を考えたいと思います。

 

はっさくの保存方法

はっさくは冷暗所においておくだけでも2~3週間は大丈夫と言われており、かなり日持ちする果物です。

はっさくは12月から2月頃に収穫され1、2か月ほど冷暗所で熟成させて酸味を落ち着かせた後に出荷されるので、出荷時期は12月から4月で最も美味しく食べられる旬は2月から3月と言われています。

旬である冬から春にかけてならそれほど室温が高くなる心配もなく常温保存で大丈夫でしょう。

気温が高い場合は冷蔵庫での保存がいいですが、その場合は乾燥しないようにラップで包むか、袋などに入れておくと良いそうです。

 

冷凍保存

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]うーん、これは食べきれなさそうだなぁ[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]じゃあ早めになんとかしないとね!はっさくも冷凍できるんじゃない?[/voice]

食べきれないものはまず冷凍できないかと考えてしまうのですが、はっさくも冷凍できます。難しくはありません。

[box class=”pink_box” title=”冷凍保存の仕方”]・外側の皮と薄皮を剥く

・ジップロックに入れて冷凍庫へ[/box]

皮を剥く

まず外側の皮ですが、分厚いのではっさくのお尻の部分に包丁で十字に切り込みを入れて手で剥きます。

じょうのうと呼ばれる薄皮も硬いので剥きます。果肉離れはよいので剥きやすいと思います。

他の柑橘類にも使えますが、大量に柑橘類を剥くときはこのムッキーちゃんを愛用しています。小さいので場所も取らずとても便利ですよ。

冷凍庫へ

皮を剥いたら次は冷凍です。

私は食べきれそうな分量ずつそのまま小さめのジップロックに入れて冷凍します。その際、空気をしっかり抜くことが大事です。

上の方法より手間はかかりますが、ステンレスのトレーに重ならないようにひと房ずつ並べて、ラップをして1度凍らせます。その後、凍ったらジップロックに入れるようにするとひと房ずつバラバラで保存できて良いですよ。

酸味の強いはっさくにあたってしまったときは、砂糖をまぶしてから冷凍すると甘みが添加されて美味しくいただけます。

冷凍保存の期間

冷凍しているからと言っていつまでも保つものではありません。

1か月くらいは美味しく食べられますが、日にちが経つ毎にはっさくの水分が抜けてぱさぱさになったり味が劣化したりします。

長期保存が可能な冷凍でもできるだけ早く食べきりたいですね。

冷凍後の食べ方

完全に解凍してそのまま食べるより半解凍で色々なものに混ぜると美味しく食べられます。

サラダやヨーグルトに入れるのも美味しいですし、私はよく半解凍のものをミックスジュースにいれます。

バナナベースのミックスジュースにりんごやイチゴ等色んなものを入れると思いますが、柑橘類が少し入るだけで後味がよく爽やかな味わいになりますよ。

そのまま食べるなら新鮮なうちに生のまま食べるのが1番ですが、冷凍するからこそできる食べ方もたくさんありますね。

 

冷凍以外の食べ方

私は大量に果物が手に入った時はよくジャムにします。はっさくで作るマーマレードも美味しいですよ。

ジャムなら数か月もちますし、ジャムをさらに冷凍することもできます。

果実酒にするなら漬けてから1か月ほどで飲めて数年もつので長期保存には良いですね。

絞って瓶詰めするとジュースやポン酢のように使用できますし、ドレッシング等に使用するのもいいと思います。

はっさくの皮

大量に消費できるものではないので少し作るくらいですが、はっさくピールもよく作ります。はっさくをそのまま食べる時には捨ててしまう外側の分厚い皮もピールやジャムにすれば食べることができます。

柑橘系の皮の健康効果がすごいとのことで少しご紹介したいと思います。

  • 柑橘の皮に含まれる香り成分に認知症予防が確認され、愛媛県等が河内晩柑のジュースを開発し、機能性表示食品と認可されました。
  • 八朔など柑橘の皮や薄皮などに含まれている苦味成分は、抗アレルギーとして花粉症を緩和血中の脂肪酸分解免疫力アップなどに効果があると言われています。
  • みかんなどに含まれるオレンジ色のカロテノイドの血中濃度が高い人は、肝機能障害動脈硬化インスリン抵抗性骨粗しょう症メタボ酸化ストレス等へのリスクが低くなることが実証実験で証明されました。
  • 柑橘の皮や薄皮、筋にはポリフェノールが多く含まれ、毛細血管の強化血流改善効果があり、冷え性肌荒れむくみ自律神経のバランスリウマチなどの改善に役立つと言われています。

みかんを食べていると風邪をひかないとよく聞きませんか?こんなに良いこと尽くしだと思うと皮を捨てるのはもったいないですよね。

 

まとめ

いかがでしたか?はっさくを美味しく長く楽しむための方法をまとめてみたいと思います。

[box class=”yellow_box” title=”冷凍保存”]・皮を剥いてジップロックでの冷凍保存

・甘みが少ないものは砂糖をまぶして冷凍

・半解凍で色々なものに入れて利用する[/box] [box class=”pink_box” title=”その他の加工方法”]・加熱処理をしてジャム等に加工する

・度数の強いお酒に付け込んで果実酒にする

・絞ってジュースやポン酢のような調味料にする[/box]

新鮮なうちにそのまま食べるのもいいですが、冷凍でしか味わえないものや加工したものにしかない美味しさもあります。せっかく手に入ったはっさくを無駄にすることなく最後まで美味しくいただきたいものですね。

[box class=”pink_box” title=”関連記事まとめ”]




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