時代祭(じだいまつり)ってどんなお祭り?
時代祭って聞いたことあるでしょうか?あまり馴染みがない方も多いかもしれませんね。時代祭とは、実は京都三大祭りの一つなんです。
京都三大祭りというと他に葵祭、祇園祭、があるのですが、時代祭はこちらの二つほど歴史が深くはありません。
時代祭の歴史を見ていくと、遡ること1895年(明治28年)に第一回の時代祭が行われていますね。
この年に平安神宮が創建されて、後に神宮の管理と保存のために平安講社が作られてその記念事業として「祭り」が始められたそうです。
そして時代祭と呼ばれる所以は、祭りを盛大にするために京都の風俗を遡る時代行列が提案されて「時代祭」と呼ばれるようになったそうです。
この時代行列というのは、各時代の扮装を復元した上で行う行列だそうです。その年その年に行われるハロウィンみたいなものなんでしょうかねぇ。
歴史まつりや武者行列などの呼称で呼ばれることもあるそうです。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]パレードみたいでなんか楽しそう~![/voice]https://www.instagram.com/p/BsqURsOFBuG/?igshid=108ymcxq1d99h
時代祭の日程について
時代祭の日程ですが、以下のようになっています。
[box class=”pink_box” title=”時代祭祭事スケジュール”]- 10月15日 13:30~【時代祭宣状祭】
- 10月21日 10:00~【時代祭前日祭】
- 10月22日
7:00~ 【時代祭】
8:00~ 【神幸祭】
10:30~【行在所祭】
12:00~【行列進発】
16:00~【大極殿祭並還幸祭】
- 10月23日 10:00~【時代祭後日祭】
順に説明していきますと、時代祭宣状祭では行列の主な参役に選ばれた平安講社員の約500名が、行列の無事執行を祈願し一人一人に参役を任命する宣状が授与されます。
時代祭前日祭で時代祭の無事執行を祈り、献花などが行われます。
時代祭では平安講社総長・奉行が参列して、平安講社を代表して総長が祭文を奏上します。
神幸祭は2基の御鳳輦(ごほうれん)に御霊代をお遷しし、行列を整えて神幸列が本宮を進発し行在所に向かい建礼門前行在所に到着します。
行在所祭で市民代表の方々が参列し、神饌講社(しんせんこうしゃ)より神饌が献上され、白川女の献花が行われます。
行列進発で時代行列が建礼門前を出発します。
大極殿祭並還幸祭で全行列到着後、御鳳輦を大極殿へ奉安し、延暦文宮参朝列の三位が代表で祭文を奏上し、御霊代を御鳳輦より本殿にお遷しして終了となります。
時代祭後日祭は最後に祭具片付け格納を実施する。という流れになります。
長くなりましたがなんとなく分かっていただけましたか?これだけの日程を設けて実施しますので、大々的なお祭りだということが分かりますね。
時代祭の開催日は通常は10月22日だそうですが、2019年に関しましては10月26日に変更しているそうです。雨天順延だそうですのでその辺はお気をつけくださいね。
[arve url=”https://youtu.be/xu19839tVJU” mode=”normal” /]
時代祭の見所や穴場スポット
みなさんここまで見て時代祭がどんなものか少しはわかってもらえましたか?さて、そんな時代祭のどんな所が見所なのか、穴場などをご紹介したいと思います。
時代祭穴場スポット
時代祭の行列を見るに当たって有料の観覧席が用意されているそうです。
[box class=”pink_box” title=”有料観覧席3ヶ所”]- 京都御苑席(建礼門前南側)
- 御池通席(寺町通~烏丸通 南北両側)
- 平安神宮道席(冷泉通~大烏居 東西両側)
【一席2050円となっています】[/box]
ズバリおすすめは、出発地点になっている京都御苑席です。どうせでしたら少しお金を払ってでも座ってじっくり見たいですもんね。
なにせ先頭から最後まで見終わるのに2時間以上かかるそうですので。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/11/女性社員ほほえみ.png” name=”友人” type=”r”]2時間以上かかるんだったら有料観覧席でじっくり見た方が良さそうねぇ。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”l”]うんうん、ケチらずに座って見た方が楽しめそう。[/voice]京都観光協会の回しモノじゃないですが(*^。^*)10月22日(土曜日)は「京都時代祭り」が開催されますよ~。剛君絡みで奈良に来られるのならば、ライブ前にチョッくら京都で途中下車なんてはいかがですか?有料観覧席(二千円)はまだ発売しているみたいですよ~(*^。^*)これもご縁かと
— 小原 愛茜 (@eternal244D) October 3, 2011
有料観覧席をおすすめはしましたが、必ずしもお金を払って見なきゃいけないわけではありませんので、そういった方にはこちらの立ち見スポットをご紹介します。
[box class=”pink_box” title=”オススメ立ち見スポットエリア”]- 京都市役所前の交差点
- 京阪三条駅付近から神宮道付近までの沿道(三条大橋から東の三条通り)
- 烏丸通り[/box]
これらの場所は、比較的見やすいスポットとなっています。立ち寄ったついでに少し見ていきたいという方なんかはこちらのスポットで是非楽しんでくださいませ。
[arve url=”https://youtu.be/ONri4ub9XoA” mode=”normal” /]時代祭の見所
先ほど紹介した動画を見て頂けたでしょうか?
なんか厳かな雰囲気でいいですよね。時代祭って。
いわゆる「お祭り」という雰囲気とはまた違って大人の方がじっくり楽しめるようなそんなお祭りの様な気がします。
そしてこの行列というのが時代時代で色々な行列があるのですが、人気があるという婦人列をご紹介していきます。
[box class=”pink_box” title=”中世婦人列(鎌倉・室町時代)”]- 淀君(浅井長政娘 茶々)
- 静御前(源義経の室)[/box]
[box class=”pink_box” title=”平安時代婦人列”]時代祭2016『中世婦人列』で出演される祇園甲部の芸舞妓さんたち。京都御苑にて。 pic.twitter.com/eNOHgn8NQD
— tomtom (@tomtombeat) October 22, 2016
- 巴御前
- 常磐御前
- 清少納言
- 紫式部
- 小野小町[/box]
こちらは教科書にも載っているような女性がいっぱいいらっしゃいますね。
https://twitter.com/JM20171022/status/930050829133922305?s=19
[box class=”pink_box” title=”江戸時代婦人列”]- 皇女和宮[/box]
https://twitter.com/JM20171022/status/917563675921211392?s=19
といったような感じです。聞き覚えのある女性の名前もあったんではないでしょうか。これらの婦人列は華やかな衣装が見所ですね。
[arve url=”https://youtu.be/EwC9eRBRLuc” mode=”normal” /]
まとめ
それでは今回のこの時代祭の見所や穴場スポットについてまとめます。
- 日程は毎年10月22日(令和元年のみ10月26日)
- 穴場スポットは京都御苑席、御池通席、平安神宮道席
- 行列の見所は婦人列
こちらの有料観覧席の三ヶ所がオススメの穴場スポット(特に京都御苑席)。見所は婦人列です。
お祭りというともっぱら賑やかにお神輿を担いだり、踊ったりというように弾けたイメージを連想してしまいますが、こういうお祭りもあったんですね。
夏の暑い時期が終わって涼しくなってくる秋に、こういった歴史のあるお祭りを見るのも風流な気がしますね。
是非みなさんも京都に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。参考になれば幸いです。
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