てるてる坊主に顔って書かないの?その理由も併せてご紹介します!

かな
明日子どもたち遠足なのよねえ……。そうだ、子どもたちとてるてる坊主作ろうっと!

どうしても晴れてほしい日に作られるのがてるてる坊主。そんなてるてる坊主、私も含めて皆さんがやってしまっている『あれ』を実はしてはいけないのです。

さて『あれ』とはなんのことなのか。答えは『顔を書くこと』です!今回はてるてるぼうずについて調べたあれやこれやをご紹介したいと思います。

顔を書かない理由ももちろんご説明するので、最後までお付き合いください!

 

てるてる坊主ってそもそもなに?

てるてる坊主とは平安時代もしくは江戸時代に中国から伝わったとされている、晴れを願う人形のことです。

てるてる坊主の原型は中国の『掃晴娘』(そうせいじょう)という、ほうきを持った少女の人形だと言われています。しかし中国ではその風習はほとんど残っていません。

かな
そのため、てるてる坊主は日本独自の風習とされているのよ

その後日本に伝わると神職が神様の前で祈祷をしてから南天の木に吊るしていました。それをまねして作られたのです。

なぜ『坊主』なのかというとその姿が修行僧に似ているからとも、お坊さんのほうが魔力が強く願いが叶いやすくなるからとも言われています。

実は怖いてるてる坊主の成り立ち

実はてるてる坊主の起源にはこんな怖い話もあります。

雨がとても長い間続いたため、人々はとても困っていました。

「誰か止ませることはできないか」という為政者(いせいしゃ:政治を行う人のこと)の言葉に、ある僧侶が名乗りを上げました。

「私が雨を止ませてみせましょう」

そう言って僧侶はお経を唱え始めました。しかしいつまで経っても雨が止みません。

「ええい、この嘘つきめ!」

怒った為政者は僧侶の首をはねて、見せしめとして布にくるんで吊るしたところ晴れたそうです。

かな
ひどすぎる!これからもうちょっとてるてる坊主、丁寧に扱おう……

 

てるてる坊主に顔を書いてはだめ?

実は、てるてる坊主にしてはいけないことがあるのをご存知ですか?それは『吊るすときに顔を書くこと』です。

顔を書いて吊るすと雨でにじみ泣いたような顔になって雨を降らすからだそうです。

ほかにも正式な祈祷行事だった頃、無事に晴れたときに目を書き、お神酒と一緒に川に流していたので先に行うと雨が降るから、とも言われています。

では顔はまったく書いてはいけないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。きちんと顔を書くタイミングがあるのです。

顔を書くタイミングと処分の仕方

のっぺらぼう状態のてるてる坊主に顔を書くタイミング、それは『晴れたその日』です。晴れた日に感謝の気持ちをこめながら顔を書きましょう。

かな
どうせなら笑顔のほうがいいわよね

ただし雨だった場合顔は書きません。

ちなみに晴れたかどうかによっても処分の方法が変わってきます。

晴れた場合

まずは晴れた場合。顔を書いたてるてる坊主にお神酒を供えて川に流します。けれどそれは川も汚れてしまうし、なかなか難しいですよね。安心してください。ほかにも方法があります。

てるてる坊主の頭からお神酒をかけてあげて捨てる燃やして天に返すというやり方です。

かな
燃やすときは火事にならないように十分注意してね

雨だった場合

残念ながら雨だったときには顔を書いていないてるてる坊主に、『次は晴れますように』と願いをこめながら捨てましょう。お神酒をかける必要も顔を書く必要もありません。

ちなみにてるてる坊主を吊るす日数は、1日だけです。晴れてほしい前日に吊るし、晴れようが雨が降ろうが、次の日には処分をしましょう。

短いような気もしますが、短期集中型のおまじないなのだと考えれば、納得できます。



てるてる坊主を使って雨を降らせるやり方

本来てるてる坊主は晴れるようにお祈りするものですが、あることをすると雨を降らせるおまじないに変わります。

参加したくない行事があったり、長いあいだ雨が降っていないなーと思うときに試してみてください。

逆さに吊るす

逆さに吊るすと晴れの反対の意味=雨を願うことになります。呼び名も地域によってあるようです。

逆さに吊るすてるてる坊主の呼び名
  • るてるて坊主
  • ふれふれ坊主
  • あめあめ坊主

顔を書く

晴れを願うてるてる坊主に顔を書いてはいけないことは先述したとおり。つまり顔を書けば雨が降るおまじないになるのです。

黒いてるてる坊主をつくる

奈良時代の神事に晴れを祈るときには白い馬を、雨ごいするときには黒い馬を奉納したという話があります。

それがもとになっているのかどうかはわかりませんが、黒い紙や布でてるてる坊主をつくると雨ごいになるとされています。

かな
黒いてるてる坊主がたくさんあるのを想像すると、なかなかの迫力ねえ

切りこみを入れる

頭から下の部分にたくさんの切りこみを入れるという方法もあります。これはたくさんの切りこみが雨を降っているのを表現しています。

 

てるてる坊主のつくり方

てるてる坊主をつくるときには以下のことに気をつけてください。

気をつけること
  • 必ず晴れてほしい日の前日に吊るす
  • 吊るす前に顔を書かない
  • 白い布や紙を使う
  • 吊るすのは南側で空がよく見えるところ(窓辺や軒先など)

用意するものはこちらになります。

使うもの
  • 大き目のハンカチや布
  • ピンポン玉か丸めた紙もしくは布
  • 白い糸

作り方は以下のとおりです。

  • ハンカチもしくは布の真ん中に、ピンポン玉か丸めた紙・布を置いて包む。
  • 頭の部分を持ち、首辺りを糸で縛る。
  • 軒先や物干し竿に吊るす。
かな
とても簡単よね

ちなみにティッシュで作る場合は2枚を互い違いに置いてから、丸めたティッシュを包むとうまくできますよ。

番外編

晴れにするおまじない目的ではなく、部屋の壁に貼り付けて明るくしてくれるのが、折り紙のてるてる坊主です。

こちらはなんとリボンの作り方まで紹介してくれています。おまじない目的でないのなら顔も書いていいし、かわいくしちゃってもいいですよね!

次はなんとキャラ弁!雨の日でもこんなかわいいお弁当なら心が晴れやかになりますね。

かな
やだかわいい!これくらいなら私にもできるかも

 

まとめ

てるてる坊主に顔を書いてはいけないとは知りませんでした。けれど雨になってほしいときには顔を書こうかと思います。えへっ。

てるてる坊主の起源
  • 中国の掃晴娘という人形
  • 魔力があって願いをかなえてもらえそうなので坊主になった
  • てるてる坊主は日本独自の風習

 

てるてる坊主に顔を書いてはいけない理由、書くタイミング
  • 顔がにじんで泣いているように見え、雨を降らせるから
  • 神事だったときと行いが逆になって雨を降らせてしまうから
  • 晴れたその日に感謝をしながら顔を書く

 

てるてる坊主の処分の仕方

晴れの場合

  • お神酒を供えて川に流す
  • お神酒をかけてから捨てる
  • 燃やす

雨の場合

  • 顔を書かずに次は晴れることを願って捨てる

 

かな
顔も書いてないし逆さにもなってない。これでよし。明日の遠足が晴れますように

 

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