十三参りっていつやるの?由来や服装は?イベントってあるの?

いきなりですが、十三参り(じゅうさんまいり)ってご存知ですか?

私は知りませんでした…。

知っているという方はきっと関西地方出身の方なのではないでしょうか?

近年では全国区になりつつあるそうなので、この記事を読んで乗り遅れないようにしましょう!

A子さん
それはそうと、十三参りってそもそもなんなの?

そうですよね。

名前も聞いたことない人は、

いつやるのか?何のためにやるのか?どういった内容なのか?服装は?などなど疑問だらけだと思います。

七五三とはなにが違うのか。

私も十三参りというものは知らないので、今回は十三参りとはなんのか、調べ尽くして疑問に答えていこうと思います!

ちなみに、まだ小学生未満のお子さんがいらっしゃる方は必見です!

もちろん十三参りの存在は知っているけど、という人も再度服装など確認も込めて是非読んでくださいね。

十三参りとは

それでは、十三参りについて調べていこうと思います。

A子さん
十三参りって何をするの?

簡単に言えば、七五三は3歳と5歳の男の子、3歳と7歳の女の子の成長を祝う儀式ですが、

その成長版で数え年で13歳になった子供の成長を祝う儀式のことです。

A子さん
それじゃあ服装とかも七五三みたいなものなの?さすがに13歳になったらちょっと恥ずかしいんじゃない?

服装も気になるところですよね。

その前にまずは、十三参りの由来から見ていきましょう!

十三参りの由来

写真引用元:虚空蔵法輪寺HP

あらためて十三参りとは

十三詣りあるいは十三参り(じゅうさんまいり)は旧暦の3月13日前後 (新暦の3月13日から5月13日)に、男女とも数え年13歳でおこなう祝いである。子供の多福・開運を祈り、小学校を卒業して中学校に入学する春に寺社に詣でる形式が一般的。

特に京都嵯峨の虚空蔵法輪寺における虚空蔵菩薩への「十三参り」は有名である。虚空蔵菩薩は十三番目に誕生した智恵と福徳を司る菩薩とされる。これに因み別名、知恵詣りまたは智恵もらいとも云う。七五三ほど全国的に一般的ではない。

引用:Wikipedia

なんか、難しい言葉が沢山出てきましたね(笑)

菩薩の名前が出てきたあたりから、何がなんやら…

いろいろ調べていると、意味が分かってきたので分かりやすくお伝えしようと思います!

まず、京都の観光名所でもある嵐山はご存知でしょうか?

竹林も有名な観光スポットである嵐山ですが、ここに法輪寺(ほうりんじ)というお寺があります。

正式名称は虚空蔵法輪寺(こくうぞうほうりんじ)。

この法輪寺のご本尊(ほんぞん)。

つまり、信仰の対象としているのが、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)という菩薩(ぼさつ)さんです。

写真引用元:虚空蔵法輪寺HP

虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)とは

名前の虚空蔵とは、大空(宇宙)のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵という意味を持つとのこと。

人々に知恵を授けるだけでなく、自然現象なども含めて命あるもの全ての生存、育成までを虚空蔵菩薩様の御慈悲であると考えられているそうです。

つまり、大地に芽吹く植物やそこに生まれる動物などの、命あるもの全てのものに対して育成、生産し、守っているという菩薩様の事です。

十三参りは、別名知恵詣りとも呼ばれているとの事ですが、虚空蔵菩薩様が知恵を授ける菩薩様という事もあって、そう呼ばれるようになったんでしょうね!

主に京都の法輪寺で十三参りが行われるのが有名ですが、そもそも十三参りというものの由来は諸説あるそうです。

  1. 13歳は半元服(はんげんぷく)であり大人の仲間入りをする年齢だった
  2. 厄年を迎える初めての年が13歳であり厄払いの意味があった
  3. 虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)が菩薩の中で13番目に生まれた
半元服とは

元服というのが、今で言う20歳で迎える成人式のようなもので、男子が11~16歳の間で行う儀式の事。

その本元服の1~2年前に行う略式の事を、半元服という。

つまり十三参りは、

子供から大人に移ろうとする人生の転換期に、厄を払い、今後生きるために必要な知恵と福徳を授けていただけるようにと、虚空蔵菩薩様に祈願するようになった事が始まりという事ですね。

今では、ちょうど小学生から中学生にあがる転換期で、さらに勉学が難しくなる頃なので十三参りはさらなる子供の発達の為行うにはちょうど良い時期ですね!

いつやるの

それでは、いつやるのか…。

そもそもは、旧暦の3月13日の前後に行うのが一般的でした。

現在は、3月13日~5月13日頃を目安として、虚空蔵菩薩様にお参りする事が増えているようです。

数え年の13歳の間に行うものなので、この期間にこだわらなくてもいいかもしれませんが、一般的な時期としてはこの2か月間のようです!

下に七五三を迎えるお子さんがいるご家庭では、10月11月頃に一緒に十三参りも行う人もいるそうですよ。

3月4月は意外と新生活でバタバタしていて、それどころではない!という人も、そんなに時期に縛られずお参りしても良さそうです。

ただ、一応法輪寺では参拝期間というものを設けているようです。

  • 春の十三参り*3月13日~5月13日
  • 秋の十三参り*10月1日~11月30日

是非参考にしてみて下さい。

また、他のお寺さんでも期間を設けているところもあるので、調べてみるといいですよ!

虚空蔵菩薩様のいるところ

簡単に、虚空蔵菩薩様が奉られてある場所をご紹介しますね!

北は青森から

青森県✳︎福一満虚空蔵菩薩堂(ふくいちまんこくぞうぼさつどう)

宮城県✳︎柳津虚空蔵尊(やないづこくぞうそん)

福島県✳︎圓蔵寺(えんぞうじ)

新潟県✳︎大満虚空蔵尊(だいまんこくぞうそん)

茨城県✳︎村松山虚空蔵堂(むらまつさんこくうぞうどう)

千葉県✳︎清澄寺(せいちょうじ)

神奈川県✳︎星井寺(ほしいでら)

静岡県✳︎香集寺(こうしゅうじ)

岐阜県✳︎明星輪寺(みょうじょうりんじ)

三重県✳︎金剛證寺(こんごうしょうじ)

奈良県✳︎弘仁寺(こうにんじ)

山口県✳︎湘江庵(しょうこうあん)

…おや?九州は?…おやおや?

無いのかなぁ〜と思い、調べていくと虚空蔵菩薩様を信仰していたような情報を見つけ、どこかにきっとあると思い、さらに調べました。

すると、熊本の四山古墳(よつやまこふん)は虚空蔵菩薩様降臨の地という伝説があるそうで、四山神社(よつやまじんじゃ)では、”こくんぞさん”というお祭りがあるようです。

ただ、これは十三参りとは違うのと、神社なので菩薩様ではなく神様なので、信仰も違うようです。

九州にはないのか、と諦めかけた時に、福岡で見つけました!

明星寺(みょうじょうじ)!

しかし、ここは昔は大きなお寺だったそうですが、老朽化などいろいろあり、現在では虚空蔵堂、地蔵堂、薬師堂のみがあるそうです。

十三参りの服装は?

服装が七五三のようなものならば、夏場は避けたいところですよね。

A子さん
服装は?レンタルとかってあるの?

七五三はレンタルなどありますけど、十三参りのレンタルって聞きなれないですよね。

実際はどうなんでしょうか…。

女の子の服装


大人の寸法の着物を、肩上げなどして着ます

最初は着物に慣れず歩き方などがぎこちないですが、着物を着ていくにつれて所作などが自然に振舞えるようになり、大人の立ち振る舞いが出来るようになります。

その頃には、肩上げも外し大人の寸法の着物を着れるようになり、大人になっていく、という意味合いがあるそうです。

大人の寸法を着るのも、大人の第一歩を踏み出したという事なんでしょうね。

男の子の服装

男の子の場合も羽織袴が正式な服装になります。

ただ女性の様に大人になっても着るようなものではないので、サイズはその時にあったもので大丈夫です。

親の服装

主役は子供です。

子供が和装なら親も着物などを着て行かれても良いですが、派手すぎない無地の着物が良いとの事です。

和装以外の服装は?

着物や羽織袴を準備するのが難しいという方は、13歳と言えば中学生になっているので、制服がありますよね。

制服も立派な正装の一つですので、制服でもOKみたいですよ!

男の子はスーツでもOKです。

3月に行こうと思われている方は、まだ中学生の制服がないですよね。

その場合は、小学校の卒業式で着た服でも大丈夫だそうです。

子供が洋装なら親も洋装で合わせましょうね!

主役はあくまで子供ですので、親の洋装も派手な色合いは避け、ネイビーやブラック、淡いピンクや白など派手すぎないものを選んでくださいね(笑)

レンタルでもOK?

いまや着物などは、普段着として着られなくなりました。

着るとしたら、成人式や結婚式などではないでしょうか?

そのため、十三参りで女の子が着る”大人の寸法の晴れ着”は、本人に合わせて肩上げして着るので、

レンタルだとちょっと難しそう…って思いますよね。

そう思い、親が持っている着物を肩上げして着るという人も多いようで…。

ですが、安心して下さい!

いまではレンタルで借りるという事も出来るそうですよ!

どうせ成人式でも着るから、という事で購入する方もいるようですが、値段も安いわけではないですし、子供の好みが変わる可能性もあるので、レンタルが出来るのは心強いですよね!

大事なのは参拝することですので、レンタルでも十分という考え方も浸透しているようですね。

十三参りってなにをするの?

時期や服装について下準備はできましたね!

では、一番大事な参拝内容はどういったものなのでしょうか?

お写経(しゃきょう)の奉納

十三参りでは、自分が大切にしている漢字や、願いを込めた漢字一字を写経し、一字写経として虚空蔵菩薩様に奉納するのが丁寧な参拝方法とされています。

写経とは

仏教のお経を書き写す修行のこと。

いろんな写経があるが、通常300字程のものを1時間かけて丁寧に書き写すのが一般的。

一字一字丁寧に書くことで、心の安定や、脳の活性化、字が丁寧になると言った効果がある。

十三参りでは一字写経といって、丁寧に心を込めて漢字一字を書き上げる。

十三参りでは、一字写経を本人の身代わりとしてご祈祷(きとう)してもらいます。

十三参りで有名な京都法輪寺では、祈祷する期間によって、祈祷料がかわってくるそうです!

  • 1週間  5,000円
  • 1ヶ月  7,000円
  • 1年  13,000円

1ヶ月と1年で、金額が2倍くらいしか変わらないなら、せっかくなので1年間祈祷してもらった方が良いですよね。

祈祷料が期間によって変わるとは…

奉納する漢字の意味

A子さん
漢字はなんでもいいの?

写経とは、基本的にお経を写すものですが、十三参りの一字写経は、お経に出てこない漢字でも大丈夫です。

願いを込めながら、その願いに意味する漢字を書けばいいという事なんですが、その場で思い浮かぶものよりは、

せっかくなので、虚空蔵菩薩様に何を授かりたいか、きちんと考えて漢字を考えていきましょう!

思いつかなければ、好きな漢字でもいいですが、せっかく知恵もらいとも呼ばれる程なので、「知」などを書いても良いですね!

知恵に似た漢字で、「賢(賢い)」「才(才能)」や、「夢」「健(健康)」「愛」などの一字も良いですね。

なんにせよ、意味・願いを込めて一字を書く事が大事なので、思い付きはやめておきましょう(笑)

振り向いてはダメ⁉︎

これは、十三参りの決まり事ではないのですが、法輪寺に行くには渡月橋を渡っていきます。

その渡月橋ですが、祈祷をしてもらい本堂を出て帰るときに、”渡月橋を渡りきるまで振り向いてはならない”と言われています。

後ろを振り返ると、授かった知恵を返さなければならないという言い伝えがあるそうです。

「振り返っちゃだめよ」と言われるほど、振り向きたくなるのが性と言いますか…。

子供はダメと言われると余計にやりくなっちゃいますよね(笑)

でも、そういったまわりの誘惑に耐えながら言いつけを守るのも精神力が鍛えられますし、約束を守るの大人への第一歩ですよね!

京都法輪寺では渡月橋がありますが、他の寺院では”鳥居をくぐるまでは振り返るな”、などもあるそうです!

十三参りに関するイベント

お参りだけだと、子供はつまらなそう…なにかイベントやってないの?

十三参りは子供というよりは、大人が子供の為に行う行事に近いですからね。

子供はなんだかちょっとつまらない、なんて事もあるかもしれません。

そこで、イベントなどあると良いと思いますよね!

おめかししてるし、家族が揃ってるし。

そこで、何かイベントはやっていないのか調べてみました!

 

 

 

 

……残念ながら、イベントは行っていないようです。

そもそも、十三参り自体がイベントみたいなものですしね。

きちんと知恵を授かって、大人しく家まで持ち帰りましょう(笑)

でも、せっかくおめかしして、家族も揃っているので、記念に家族写真なんてどうでしょう?

フォトスタジオでは、貸衣装やメイク、写真も含めたセットなどもありますし、

写真だけという方は、出張サービスでプロのカメラマンが写真を撮ってくれるサービスもあります。

スマートフォンなどで簡単に写真が撮れる時代ですが、やはりプロのカメラマンさんが撮る写真は一味違います。

人生の中の大きなイベントでもあるので、是非思い出も残してください‼︎

子供の為のイベントについて

十三参りという存在、私は初めて知りました。

調べてみると、子供の為に行う大切なイベントだなぁ、と感じ、実は知らないだけで他にもあるのでは!?︎と思い

ライフステージで訪れる様々なイベントをまとめてみました。

  • お七夜(おしちや)
    *産まれた日を含めて7日目に行う、名づけの行事
    (枕元に尾頭つきの鯛をのせたお膳を置き、「産まれたばかりの柔らかい頭が早く固まり、しっかりするように」との願いをこめた石をのせる。)
  • お宮参り
    *生後30日前後に氏神様(うじがみさま)に守って頂けるよう、お祓いを受ける行事
  • お食初め(おくいぞめ)(100日記念)
    *産まれた子どもが、初めて大人と同じものを食べるという成長の節目のお祝い行事
    尾頭付きの鯛などを用意し、食べる真似をさせます。「しっかりご飯を食べて、健やかに育ってほしい。」という願いや、「歯がため」といって、丈夫な歯が生えるように、お膳に歯固め用の石をのせます。
  • 初正月
    *祖父母などの親近者が、男の子には破魔弓を、女の子には羽子板を贈り、子孫繁栄を願う行事
  • 初節句
    男の子は「端午の節句」女の子は「桃の節句」に無病息災を願う行事
  • 初誕生
    *満1歳の誕生日に一升餅を背負わせ歩かせ、子供についた邪霊を追い払う儀式
    地域によっては、物選びというものをやらせたりもする。
  • 七五三
    *3歳、5歳、7歳の時に子供の成長を祝う行事
  • 十三参り
    *13歳の時に、大人への第一歩となる儀式

私はお七夜と初正月の存在をしりませんでした…。

これは親だけでなく、じぃじ、ばぁばになる方も知っておく必要がありそうですね!

まとめ

今回は十三参りについて調べていきました。

子供の時は様々なイベントがありますが、十三参りも関西だけでなく全国に広まりつつあるそうなので、

これを機に近くにある、虚空蔵菩薩様を本尊としている所を探してみると良いですね!

それでは簡単に十三参りについてまとめていきたいと思います。

  • 十三参りとは満13歳になる男女が対象
  • 時期は3月13日~5月13日がメジャー(秋にも行うところもある)
  • 虚空蔵菩薩様に知恵を授かる儀式
  • 服装は女の子は大人の寸法の着物、男の子は羽織袴(中学の制服や小学校の卒業式の服装でもOK)
  • 主役は子供、大人は子供に合わせて和装、洋装など合わせる
  • 一字写経を奉納し、祈祷してもらい知恵を授かる
  • 別途イベントは行われていない

このような感じですね。

子供の為のイベントは、なるべくしてあげたいのが親の気持ちですよね。

メジャーではない地域でも、もしかしたら知らないだけでひっそりと行われているかもしれませんね。

中学に上がると思春期にもなり、多感な時期ですのでなかなか子供とでかける事も少なくなってくると思います。

こういったイベントを理由に家族の時間を作ってみても良いかもですね!

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