毛布と羽根布団の順番はどっちが上?正しく使って睡眠を快適に!

突然ですが、寝る時に毛布、使いますか?

朝晩が冷え込みが厳しくなってきましたが、エアコンを使うと乾燥するので、夜寝るときは基本的に使いたくありません。一緒に寝ている子どもを湯たんぽがわりにして、布団だけで寝ています。

掛け布団は羽根布団です。それほど高級品ではないですが…一応羽根布団なので、それなりに暖かいです。

それでも無理!と思うほど寒い季節になると、我が家では毛布が投入されるわけですが、

…さて、毛布と布団はどのような順番でしょうか?

 

身体に毛布を掛けて、その上に羽根布団なのか。

身体に羽根布団をかけて、その上に毛布なのか…

 

実は、睡眠時に何を追求するのかによって、ふさわしい順番が違っているんです。

使い分けをご紹介しますので、自分に合った正しい順番を考えてみてくださいね!

 

羽根布団と羽毛布団

まずそもそものお話を。

「羽根布団」「羽毛布団」がありますが、違いはご存知ですが?

よく耳にするのは「羽根布団」でしょうか。それとも「羽毛布団」の方が多いでしょうか。

布団初心者さん
どちらも鳥の羽根を使ってるんだから同じようなもんでしょ?

いいえ、全然違います。

鳥の羽根のお話

画像引用元:ふとん屋さんの豆知識

そもそも羽根布団や羽毛布団の元となっているのは、水鳥の羽根です。水鳥の種類としてはダック(あひる)やグース(ガチョウ)などがあり、ダックよりグースの方がグレードが高くなります。

フェザー

フェザーは鳥の翼の部分に生えている羽軸をもった羽毛のうち、6.5cm以上の物を指します。

「羽根」と言われて私たちが思い浮かべる、いわゆる「羽根」の形をしています。

保温性はあまりなく、基本的に掛け布団には使われません。

スモールフェザー

フェザーの中で腹部などに生え少し湾曲して柔らかい、6.5cm未満の物を指します。

弾力性と水分の吸湿性・放湿性がありますが、保温性はあまり高くありません

ダウン

胸部に生えている、タンポポの綿毛のようなふわふわした形の羽毛で、一羽の水鳥から10~20g程度しか取れない希少な羽毛です。

空気を多く含むのでかさも高くなり、軽く、保温性が非常に優れています。

希少性、保温性ともに高い順から

ダウン > スモールフェザー > フェザー

 

重量は重い順に

フェザー > スモールフェザー > ダウン

このようになります。

軽くて暖かくて、ダウンがいかに優れているのかわかりますね。

羽根布団とは

羽根布団は、スモールフェザーとダウンで作られる掛け布団の中で、ダウンの含有量が50%未満の物です。

スモールフェザーはダウンのようにかさも出ないのである程度の量を入れなければならず、布団の重量が重くなります。羽軸が残っておりますので、布団の生地から軸が突き抜けてくる場合もあります

また、吸湿性・放湿性には富んでいますが、保温性はあまり高くないので、真冬では物足りなく感じる方もおられるかもしれません。

価格的には羽毛布団と比較するとリーズナブルです。

羽毛布団とは

羽根布団のダウン含有量が50%未満なのに対して、羽毛布団はダウン含有量が50%以上の物を指します。

ダウンはそのものが軽いうえに、かさも出るので布団に入れる量も少なくて済み、非常に軽く仕上がります。その上保温性が高く、非常に優れた掛け布団と言えるでしょう。

ただ、先にもご紹介した通りダウンは一羽の水鳥から10~20gしか取れない貴重な羽毛だと言うことからもわかるように、羽毛布団は高級品です。

 

暖かさを求めて冬に使うべきなのは羽根布団ではなくて羽毛布団ですね。

タイトルでは私が良く耳にしたり口にすることが多い「羽根布団」としましたが、「羽根布団」を含めた「羽毛布団」の事としてご説明していきたいと思います。

羽毛布団が暖かいメカニズム

羽毛布団が暖かいと言いましたが、羽毛自体が発熱するわけではありません。熱を逃がさないことによって、暖かさをキープするのです。

なぜ熱を逃がさないのか…それは、羽毛(ダウン)の形状に秘密があります。

羽毛(ダウン)はタンポポの綿毛のような形をしており、布団の中でこれがたくさん集まると空気の層ができます。

空気は熱伝導率が低く、つまり一度つかまえた熱が他に伝わっていきにくいので、暖かさが逃げません。その為身体の熱が布団の中に留まることになります。保温性が高い…と言うことですね。

羽毛布団の保温性を生かそうと思うなら、布団をふんわり膨らませて空気の層を作ることが大切ですね!

 

毛布の素材

掛け布団と同じく、毛布にも素材による差があります。

大きく分けると天然素材と化学繊維に分けられ、それぞれに特徴があります。

代表的な素材の特徴をご紹介します。

種類保温性吸湿・放湿性その他特徴
天然素材綿毛布肌に優しく、赤ちゃんや子どもに掛けるのにもふさわしい。保温性はあまり高くないが、吸湿性が高いので心地よい。また、家で洗濯することが可能なので扱いやすい。
カシミヤ毛布非常に繊維が細かい為、肌触りが柔らかく、空気を多く含むことができ、保温性が高い。デリケートな素材なので、家で洗濯は難しく、価格的には高価。
ウール毛布羊の縮れた毛でできているので、空気を多く含んでおり、保温性が抜群。また、天然素材の中でもかなり高い吸湿性と放湿性を持っている。静電気を帯びにくく、撥水性もあるので汚れにくい。洗濯は難しい。
合成繊維アクリル毛布×表面的な質感はウールに似ている。安価で寿命も長く、コストパフォーマンスが良い。
フリース毛布×ポリエステルを原料とした毛布。柔らかく温かいが吸湿性には低く、静電気も帯びやすい。
マイクロファイバー毛布ポリエステルを原料とした毛布だが、フリースよりも非常に繊維が細いので、軽い上に柔らかく、保湿性にも優れている。着てすぐに温かいのも特徴の一つ。ただし、赤ちゃんの肌などには刺激を与えるので直接触れないように注意が必要。静電気も帯びやすい。

やはり天然素材は肌に優しい傾向にありますね。ただし、合成繊維と比較すると高価なものが多いようです。

長男を出産する時、準備物として綿毛布を購入しました。
某雑誌に「綿毛布」と書かれていたし、母にもそのように言われたので従ったまででしたが、
肌に優しいこととか、吸湿性とかが赤ちゃん用に選ばれる理由だったんですね。
良くわからずに選んでいました。。。反省。

これらの特徴を知っておけば、好みの毛布を選ぶことができますよね!

あとは、羽根(羽毛)布団との相性の良し悪しがあるのなら、それに従えば素敵な眠りを作れそうです!

 

快適な睡眠の条件

さて、素敵な眠りとは言ったものの…心地よい眠りを作る為にはどのような条件が必要なのでしょうか?

調べ進めると非常に気になるキーワードが出てきました!

それは、「寝床内気象(しんしょうないきしょう)」と言うもの。(ルビを振るほど難しい漢字ではないのですが、あまりに耳慣れない言葉だったので…)

詳しくご説明していきます!

寝床内気象とは

読んで字のごとく、「寝床(ねどこ)」の中の「気象」です。つまり、「布団の中の天気」ですね。

もっときちんと説明すれば、「布団と身体の間の温度と湿度」と言うことになります。

例えば夏の起きている時、気温がそれほど高くなくても湿度が高いと不快に感じたりしますよね。快適・不快には温度だけではなく湿度も大きな要因だと言うことです。

それと同じようなことが寝ている時にも起きているのでしょう。

快適な寝床内気象
  • 温度:33℃前後
  • 湿度:50%前後

このように言われています。

また、当然のことながら室温も関係してきますので、季節によって布団を変える必要が出てくるわけです。

 

寒い冬に快適に過ごしたいのは布団の中だけではありません。

…お風呂…辛くないですか?

私は脱衣所が寒くて、着替えが辛くて腰が重くなってしまうこともしばしばです。

私と同じようにちょっとお風呂が苦痛な方、是非こちらの記事を参考になさってください!脱衣場の暖房器具について、省スペースな物や安全に配慮されたもの、電気代についてまで詳しく説明されていますよ♪

 

毛布と羽根(羽毛)布団の順番

しょっちゅう登場する私と夫の会話…

毛布は身体の上やろう?
それ間違ってるってテレビで見たよ。毛布は布団の上だって。
でも、毛布の感触が気持ち良いねん!!
まあ確かに。夫の言い分もわかります。どちらが正しいのか…追求したいと思っていましたが、冒頭にもお伝えした通り、何を追求するかによってどちらを上にするべきなのかが変わるのです!

暖かさを追求するならどっちが上?

とにかく暖かくしたい!と言う方。

そんな方におすすめなのは、「軽めの毛布を上に重ねる」重ね方です。

羽根(羽毛)布団は直接身体にかけることで、体温をつかまえ、暖かさを保ってくれます。その上に毛布を被せることで、より熱が逃げにくくなるのでさらに効果的に保温されます。

ただ、被せる毛布が重すぎると布団が潰れてしまい、熱を溜めるはずの空気の層が無くなってしまいます。

その為、羽根(羽毛)布団の上に重ねるのは軽めの毛布である必要があります。

快適さを追求するならどっちが上?

ただただ暖かい事よりも、快適な睡眠を追求するのであれば、先ほど紹介した寝床内気象について考えましょう。

大切なのは温度だけではなく、湿度も大切だとご説明しました。

もちろん羽根(羽毛)布団にも吸湿性はあります。ただ、ここで曲者なのが布団の生地!布団の側生地がポリエステルなどでは、残念ながら吸湿性は落ちると言わざるを得ません。

その為、寝ている間に布団の中の湿度が高くなり、蒸れてしまうことがあるのです。

湿度が高すぎると寝床内気象が良い状態ではありませんから、なんとか湿度を下げたい!

そこで登場するのが天然素材の毛布です。表でも紹介した通り、天然素材は吸湿性・放湿性に非常に富んでいます。身体と羽根(羽毛)布団の間に入れてあげることによって、汗などの湿気を吸いとって、寝床内を快適な湿度に保ってくれるわけですね。

毛布は掛けるのではなく敷く

すみません、根底から覆すお話を一つ…

実は、布団の中の熱が逃げていくのは掛け布団からだけではありません。敷布団からもかなりの熱が逃げていきます。

そこで、毛布を上にかけるのではなく、敷布団と身体の間に敷くことが力を発揮します!身体の下に敷くことで、熱が逃げるのを防ぐことができるのです!

羽根(羽毛)布団と毛布の最強の順番

調べを進めて、私が見つけてしまった最強の順番…

敷布団 → ウール毛布 → 身体 → 羽根(羽毛)布団 → 軽めの毛布

これですよ!!

暖かく、湿度も調整され、静電気も起こりにくい!まさに最強ではないでしょうか?

赤ちゃんも一緒に寝る時には、ウールではなくて綿毛布が良いかもしれませんね♪肌にも優しいですし、赤ちゃんの粗相があった時にもお洗濯ができてしまいます!

 

羽根(羽毛)布団の手入れ

羽根(羽毛)布団のお話をするにあたって、私がどうしても触れておきたかったこと…お手入れについてです。

特に、羽根(羽毛)布団を干すことについて。

結論、羽根(羽毛)布団は基本的に天日干ししません!

私はこれがずーーーーっっと気になっていました。だって、いまだに間違っている人がとても多いと思うんです。

全然布団干さないよな?
だから、羽根布団はそんな頻繁に干さないんだってば!

…とまあ、こうなるわけです。

直接日差しを浴びてしまうと羽毛が劣化してしまうので、天日干しはあまり好ましくないのです。

とはいえ、羽根(羽毛)布団も手入れすることによって長持ちします。手入れの注意点をご紹介しますね。

羽根(羽毛)布団を干す際の注意点
  • 天日干しではなく陰干しにする。
  • 良い天気が続いた湿気の少ない日に干す。
  • 裏表それぞれ1時間ずつ程度にする。
  • 陰干しができない場合はカバー(シーツでも可)をかけて干す
  • パンパンと叩かない
干すことができない場合のお手入れ
  • 布団乾燥機を使用する。
  • 温度の調節ができるなら、70℃以上にならないよう調節する。
  • 温度調節ができないなら、間に一枚毛布などを挟む。
  • シーツはこまめに洗う。
毎日のお手入れ
  • 起きた後の布団は湿気を含んでいるので、すぐには片づけない。
  • しばらくそのままにして湿気を飛ばす。
  • もしくは畳んで上に乗ってギューッと抑え、空気と湿気を抜いてから片づける。
私は毎日、ギューッと空気を抜いてから収納しています。
これできっと、少しは長持ちしてくれるはずです!

また、日々の事ではないですが、コインランドリーで丸洗いすることもできるようです。

ちょっと勇気が無くて私は出来ないのですが…方法を紹介している動画を載せておきますので、気になる方は参考になさってください。

 

まとめ

羽根(羽毛)布団と毛布の使い方について、わかっていただけたでしょうか?

毛布・羽根(羽毛)布団の特徴
  • 羽根布団はダウン含有率50%未満。
  • 羽毛布団はダウン含有率50%以上。
  • ダウン含有率が高いほど温かい。
  • 毛布には天然素材と合成繊維がある。
  • 保温性は合成繊維も優れているが、吸湿・放湿性は天然素材の方が断然優れている。
快適な眠りの環境には
  • 寝床内気象を快適に保つことが大切。
  • 温度33℃前後、湿度50%前後が快適な寝床内気象。
毛布と布団の順番
  • 暖かさを重視するなら 敷布団 → 身体 → 羽根(羽毛)布団 → 軽めの毛布
  • 快適さを重視するなら 敷布団 → 身体 → 天然素材の毛布 → 羽根(羽毛)布団
  • 最強の組み合わせは 敷布団 → 天然素材の毛布 → 身体 → 羽根(羽毛)布団 → 軽めの毛布

これが私の結論です!

寒がりな方、ムシムシが苦手な方…いろんな方がおられると思います。

一生の1/3は眠りに費やしている私たち…睡眠は身体だけではなく、心の健康のためにもとても大切な物です。

是非、自分が一番求めている環境を作ってくれる毛布と羽根(羽毛)布団の組み合わせを見つけて快適な睡眠を手に入れましょう!

 

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