サンタクロースといえば、クリスマスにトナカイのそりに乗ってプレゼントを運んでくれる天使のような長い白髭のおじいちゃん。
子どもながらに会いたいと憧れるも、手の届きそうで届かない不思議な存在。
ペガサスや天狗の様に空想上の生き物のようにも感じたりもするけれど、自分の欲しいプレゼントをどこにでも持って来てくれちゃう素晴らしさにマジ大好き!が込み上げてきます。
大人になった私には「お礼はいらないよ」って寝てる間にプレゼントを置いて去っていく渋さ。
サンタさんのかっこいい背中が目に浮かびます。
そんなサンタさんにコンタクトを取りたいと誰しもが一度は思った事が、あるのではないでしょうか。
あ!そうだ。サンタさんに手紙を書こう。
子どもの頃に見た夢が一つ叶う気がします。
サンタさんの返事にわくわく出来るなんて、今年のクリスマスはいつもと一味違うクリスマスになること間違いナシです。
そんなこんなで、サンタさんに手紙を書く為に必要な事をまとめて行きたいとおもいます。私と一緒に憧れのサンタさんに、じりじり近づいていきましょう。
まずはサンタさんを知ろう!
サンタさんへの憧れの気持ちを落ち着いて一旦横に置いてみると、知らないおじさんに自分の住所を載せた手紙を送るなんて。なんかぞわぞわ。
そう、そしてサンタさんは世界各地にたくさんいるのです。ねえねえ、どのサンタさんにする?
各国のサンタクロースの特徴
サンタクロースとは印象的な赤の衣装で常に笑顔でクリスマス・イブに良い子のもとへトナカイのそりに乗りプレゼントを持って訪れる人物の事で、白い大きな袋にクリスマスプレゼントを入れて肩に担いでいる。
笑い声は特徴的で「HOHOHO」(ホゥホゥホゥ)まねしたくなりますね。
カナダでは、サンタクロース宛て専用の「HOHOHO」という郵便局番号があります。細かく言うと”O”(オー)の所は”0”(ゼロ)ですが。
ドイツの伝承ではサンタクロースは双子で一人は皆さんご存知、良い子にプレゼントを配り、もう一人は黒と茶色の衣装で悪い子にお仕置きをするそうで、容姿や役割が日本のなまはげに似ているそうです。民俗学的には年の瀬に来訪する神様に近いらしいです。
神様に言いづらいんですが、クリスマスになまはげはごめんです。
イタリアでも良い子にはお菓子やプレゼント、悪い子には炭を配って歩くベファーナという魔女の伝承があります。
ハイチではサンタクロースと一緒にとトントン・マクート(麻袋おじさん)が回り悪い子は麻袋に入れてさらっていくそうです。
アイスランドでは、妖精としてサンタクロースに相当するユールラッズがいて、「スプーンを舐めるサンタ」など明確なキャラ設定があります。
12月12日から毎日一人ずつ山から下りてきて、良い子にはお菓子を、悪い子には生のジャガイモを靴の中にいれていくそうです。
「スプーンを舐めるサンタ」ってのも大分ツッコミ所がありますが、
プレゼント欲しいと思ってるのに朝起きて生のジャガイモ靴に入れられてるのもだいぶイヤですね。
知らないまま生ジャガイモサンタに手紙出しちゃわなくて良かったね!
知っていたはずのサンタさんの事を更にどんどん知ってくだけで、なんだか面白くてわくわくしてきましたね。
ちゃんと大好きなサンタさんに近づいてきてますよ!
私のオススメは完全に天罰下す系のサンタがいない国です。
サンタさんから返事は来るの?
基本的にサンタさんは世界中の子供と向き合っているので大忙し。返事は100%来るとは限りません。
来たとしても翌年の夏ごろにサマーカードとして来るので、来たらラッキーくらいの気持ちで気長に待ちましょう。
フィンランドのサンタさんから返事が来たという情報がちらほらあります。
そんな中、カナダのサンタさんは返事をくれる確率が高そうです。
カナダの中央郵便局は「カナダのサンタへの手紙は、どんな言語でも、同じ言語でサンタが返事をくれます。」とハッキリ返事をくれると書いてあります。絶対くれるかどうかは分かりませんが確率はかなり高そうです。
サンタさんにどんな手紙を書く?
童心に戻って私も手紙書いてみました。
「サンタさん、こんにちは。
いい子にしていたので欲しい物リスト作りました。用意出来るのください。出来れば来た時、少しお話したいな。聞きたい事やお願い事もたくさんあります。ひげをさわさわしてみたいです。
トナカイは可愛い?触っていい?一緒にソリに乗りたいな。早く会いたいです。サンタさん大好き!」
少し解説をすると、欲しい物リストはサンタさんの懐具合も心配なので気を使ってリストで何品か伝えたいだけです。決していっぱい書いたらいっぱいくれるかなと思ってる訳ではありません。
いえ、やっぱり正直言うと全部くれたらいいなとちょこっと胸の奥に期待もしています。ひげは触らしてくれたら多分ひっぱると思います。痛がるサンタさんを笑いながら。
そして手紙を書いてみてふと大事な事に気が付きました。
そういえば、サンタさんにちゃんとお礼言ったが事ない!!
優しくしてもらったら「ありがとう」を言おうね。
子どもにそうやって教えてるハズなのに。なんてこった。
笑いながら、ひげひっぱってる場合じゃない!
礼を欠いた大人になってしまっていたなんて!オーマイガッ!!
すいません。少しとりみだしました。
そうだ、サンタさんに手紙を書くとはお願いだけじゃなくていいんだ。
いつものお礼の手紙書いてみない?
育児中のわたしには、なんか教育にいい匂いすらして来ました。
きっと、優しい子に育ってくれるハズ!
さぁ、みんな礼儀正しい日本の感謝をサンタさんに届けよう!
サンタさんの住所は?
まずはどこのサンタさんに出すか決めよう。
さっきも書いた通り、嫌なイタズラするサンタさんがいない方がおススメです。
いろいろ調べてみた所、返事をくれる可能性がある点も含めてオススメするのはこの2ヶ所。
世界で最も有名なフィンランドか、私の一番のオススメ!カナダのサンタさんです。
カナダの中央郵便局。
「CANADA POSTS」がクリスマスシーズンに行うサービスで、どんな言語でもサンクロースに手紙を書く事ができて同じ言語で返事をくれる。点字を含む30以上の言語に対応しています。
しかも費用は切手のみで大丈夫!返信用の送料は子供たちのリテラシーを育てる為に必要ない!との事です!なんて男前!よっ!サンタの中のサンタ!
そして住所を書くだけで笑顔になれるプレゼント付き。ホゥホゥホゥ。
住所
「To Santa Claus
North pole H0H 0H0
Canada 」
例年12月10日前後に締切があり、それまでにこちらからの手紙が届くとクリスマスまでに返事がもらえます。
ただし、カナダへの航空便の到着日数は約1週間はかかるので、クリスマスまでに返事が欲しい場合は早めに手紙を出す事をオススメします。
クリスマスシーズンはサンタさんへ世界中の子供から手紙が届くので絶対返ってくるか不安もありますが。上手く間に合わなかった場合は正月過ぎてから返ってきたなど忘れた頃に返事が来るパターンがちらほら。やっぱりクリスマスシーズンに返ってきた方が嬉しいですよね。
11月の中頃までに手紙が出せればクリスマスまでに返事がもらえる可能性が高いです。
サンタさんにお手紙を書いて返事をもらってる動画がありました。子供たちがサンタさんに絵を描いたりするのが可愛らしいです。
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/rN4Yd3c5DbA” mode=”normal” /]みなさんも子供と一緒にわくわくしながらサンタさんに手紙を書く幸せな時間をぜひ過ごしてみてください。
フィンランドのサンタクロース中央郵便局。
世界中で最も有名なサンタクロース村です。サンタオフィスがあり、
フィンランドの「サンタクロース村」には毎年9月から申し込みの受付が始まります。
住所
「Mr.Santa Claus
Santa claus’ Main Post Office
Tähtikuja1
96930 Arctic Circle,FINLANⅮ」
住所は英語で書かないとダメですが、内容は日本語のスタッフもいるので日本語で書いても大丈夫です。
海外に送る手紙の手順
エアメール出すのは慣れてないので初めは少し抵抗があるかもしれませんが、ポイントを押さえて出し方さえ分かれば簡単。
これを乗り越えればサンタさんがもうすぐそこで待っています。
①差出人の書き方(左上に記入)
フィンランドやカナダへのエアメールなら英語で書きます。
住所は日本語と順番が逆さまになります。マンション名→番地→町名→市町村名→都道府県名の順で書いていきます。最後には国名を表記します。郵便番号は住所と最後の国名表記のJAPANの間に入ります。
例
「〒151-0053
東京都渋谷区代々木1-1-1
山田 花」
↓↓↓↓↓
「From
Hana Yamada
1-1-1 Yoyogi,Shibuya-ku
Tokyo,151-0053
JAPAN」
もし、住所の書き方が分からない時は郵便局で聞けば、丁寧に教えてくれます。
②切手(右上に貼る)
エアメールの右上に切手を貼りましょう。
手紙の送料は?
エアメールの切手の郵便料金は郵便局でエアメール専用の「国際郵便はがき」を使えば、世界各国どこの国でも均一料金のの70円で送る事が出来ます。普通の手紙・ハガキの場合はフィンランドもカナダも2018年9月現在、定型郵便で25gまで110円でした。50gまでは190円。
大きさや重さによっても変わるのでわからない場合は郵便局の窓口で計測してもらってください。
参考 国際郵便料金表
③AIR MAILと書く(左下に記入)
AIR MAILと黒か青の字で書く。
エアメールのスタンプは郵便局で押してもらう事もできます。
④宛名(右下に記入)
住所は上記に書いてあるのでここではサンプル画像を載せておきます。
公認サンタクロース情報!日本のサンタさん
グリーンランドでグリーンランド国際サンタクロース協会が設立され、教会が認定する公式サンタクロースは現在世界に180人!
クリスマスに自分の家で過ごせない子供たちの為に、福祉施設や小児病棟などをクリスマスより一足早く訪問する。
公認サンタクロースはサンタクロースの鏡のようです。
グリーンランド国際サンタクロース協会には北欧のデンマーク、スウェーデン、ノルウェーを中心に、各地に支部があり、ちなみアジア地域には、たった1人しか公認サンタクロースがいませんが、それが日本のサンタさんなのです。ちなみにお名前はパラダイス山元さん。
みんながお手紙を書いてしまうと残念ながらパラダイス山元さんも大変そうなので、ブログがあるので気になる方は読者になってみましょう。
画像引用 パラダイス山元のサンタクロース、ライフ。
サンタさんになれちゃうかも。
ちなみにグリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロースになる方法がありました。
それはなかなか大変みたいですが、サンタさんに手紙とゆうか、もうサンタさんになっちゃおう!って方の為にお伝えしておきます。
まずいくつか条件があります。
- 結婚している事
- 子供がいる事
- これまで、サンタクロースとしての活動経験がある事
- サンタクロースにふさわしい体型である事
(衣装やその他の装備込みで、体重120kg以上)
4つの条件をクリアしてそこから体力試験等があるそうで興味のある方はこちらをクリック。
https://matome.naver.jp/odai/2135460459389777401
残念ながら現在アジア地区の公認サンタの公募はしていないんだそうですが、また公募があった時の為になりたい方はぜひ条件クリア目指しておいてください。
サンタさんから手紙がもらえるサービス
こちらから出すべきだとも思いますが、なんてったってサンタさんは多忙。
有料ですが、1,500円程で「サンタさんからの手紙」というフィンランドのサンタさんさんから手紙が届いちゃうサービスもあります。
http://santa-tegami.b-wares.com/
まとめ
エアメールでも大丈夫。大好きなサンタさんに手紙を書こう!初めはエアメールってだけで、手紙出すの惑うけどやり方さえ分かればそんなに難しくありません。
- 一番オススメのサンタさんはカナダのサンタさん。すべてが男前。サンタの中のサンタ。返事をくれる確率が一番高く、かかるのは切手代だけです。
- カナダのサンタさんは宛名におちゃめも入れてきます。
- 住所「To Santa Claus
North pole H0H 0H0
Canada 」 - 住所は上記の様に英語ですが、内容は日本語で出したら日本語で返ってきます。安心ですね。
- 送料も切手のみの価格で安心。エアメール専用の「国際郵便はがき」なら世界各国どこの国でも均一70円。普通の手紙・ハガキの場合はフィンランドもカナダも2018年9月現在、定型郵便で25gまで110円。50gまでは190円。
- 返事をもらうために大事な事。クリスマスまでに返事が欲しい場合は11月中頃までに手紙を出しましょう。そうすれば、クリスマス前までに返事がもらえる可能性が高いです。あと、サンタさんは世界中の子供達から手紙が来るので返事が来たら幸せとゆう感じの気持ちで気長に待ちましょう。
- 楽しんでサンタさんに手紙を書こう。欲しい物や書きたい事を書いた後にはいつもありがとうの気持ちもサンタさんにプレゼントしてあげましょう。
- 分からない事は郵便局で聞いてみよう。記事を読んだ後でも、大きさや重さによって変わる料金や自分の住所これであってるかな?の不安があれば郵便局の窓口で確認すれば親切に教えてくれます。AIR MAILのスタンプも郵便局で押してくれます。
- おつかれさまです。憧れのサンタさんはもうすぐそこです。あなたの気持ちが手紙と共にサンタさんに伝わりますように。そしてサンタさんが返事をくれますように。あなたと一緒にお願いします。一緒にわくわく出来て楽しかったなぁ。最後まで読んで頂きありがとうございました。返事が来ても遅くとも、楽しいクリスマスになりますように!