突然ですが、みなさんは「ちょっち」って言う言葉を、見たり聞いたりした事はありますか?
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]うーん、私は聞いたことないかも?[/voice]「ちょっと」って言う言葉でしたら、良く耳にしますし、割と頻繁に使う印象があります。
それに「ちょっち」は、どういう意味で使われていて、どこの方言なのか気になりませんか?
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]確かにどんな意味で、どこの方言か気になるね![/voice]今回は「ちょっち」って言う言葉を、色々と調べていきます。
ちょっちの意味は?
ちょっちの意味を調べてみた結果、こんな意味の言葉でした。
- すこし
- ちょっと
- ちょっぴり
身近な言葉と同じ意味だったんですね!
ただし、ちょっちの場合は「ちょっと」よりも少ない量を表現しているそうです。
因みにちょっちは、漢字で「少っち」と書きます。
ちょっちに漢字があった事に驚きましたが、漢字で書くと、意外に難しくて読めないものですね(苦笑)
ちょっちはどこの方言?
これは、探すのがとても大変でした!
どんなに探しても見つからなくて、途方にくれていたところで、なんとか見つかりそうになったのですが…
ちょっちは、北海道方言らしい??と言う、なんともあやふやな情報。
更に調べてみたら、北海道ではちょっちはあまり使われていない様子でした。
色々調べてみましたが、どこの方言なのか?という事は、残念ながら最後まで解明する事はできませんでした。ごめんなさい。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]どこの方言かは、わからずじまいでした…。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]わかったのは、意味だけだったのか…。ところで、ちょっちってどういう風に使う言葉なのかな?[/voice]それでは、早速ちょっちの使い方を説明します。
ちょっちの使い方
ちょっちの意味は、「すこし・ちょっと・ちょっぴり」と先程説明をしました。
つまり、これらの言葉を使う場面を想像していただければ、なんとなくイメージが湧くと思います。
いくつか例を挙げます。
- 今回の仕事は、ちょっち厳しいね。
- この洋服、ちょっちきついね。
- ちょっち待っててくれない?
なんとなく、気さくなような砕けたような感じに聞こえませんか!?
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]身内やお友達との会話には使えそうね。なんだか気さくな感じがするわ![/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]しかし、ビジネスシーンには使えないな。うっかり使ったら、周りからの視線が冷たくなりそうな気がするよ。[/voice]確かに親しい間柄同士であれば、ちょっちを使ってもさほど問題はありません。
しかし、ビジネスシーンにこの言葉を使う事は、抵抗を感じるかと思います。
砕けた言葉を嫌がる方が話し相手だったり、ビジネスシーンの時は、うっかり使わないように注意しましょう。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]それじゃあ、ちょっちを使う時は、使い方を気をつけた方が良いって言うことだよね?どんな事に注意したら良いの?[/voice]それでは、気になる注意点に行ってみましょう。
ちょっちを使う時の注意点
実はちょっちと言う言葉…なんと死語なのです!!
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]それじゃあ、ちょっちを全然聞かないのも、なんだか納得できるわ…。[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]なるほどね。死語だった事にはさすがにびっくりしたよ。そうなると、ちょっちは多用しない方が良いって言うことかな?[/voice]はい、その通りです。
ちょっちを多用する事は、どことなく古くさく感じられますし、ちょっちを知らない人が聞いたら「えっ!?この人は何を言っているの??(ちょっちを言った人に)何だかついていけないから、お付き合いはちょっと距離をおこうかしら…」って思われてしまうリスクもあります。
そうならない為に心がけたい事。
- なるべく親しい人(家族や友人)の間で、ちょっちの意味をわかっている人との会話の時だけに使う。
- 親しい人でも、あまり砕けた表現を嫌う場合は使わない。
- ビジネスシーンの時は、ちょっちに限らず、砕けた言葉は使用しない(あまり砕けすぎた言葉を使うと、軽い人に見えたりしますし、あなたの信用にも関わりますよ)
普段はちょっちを使うのはやめておいて、プライベートの時に、お互いに心を許しあっている人に限って使う方が安心です。
ちょっちに限らず、気に入った言葉を使う時は、その時の場面や相手に気をつけるようにしたいものです。
「流行していたから」とか「響きが格好いいから」っていう安易な理由で、その言葉の意味や使い方を知らずに気軽に死語を使ってしまうと、あなたの評価が下げてしまうかもしれませんので、くれぐれもご注意下さい。
まとめ
ここで、ちょっちのおさらいをしましょう。
- ちょっちの意味は、すこし・ちょっと・ちょっぴり
- 北海道の方言らしいと言う説もあるが、北海道ではあまり使われていない。
- ちょっちは、実は死語だった!!
最後の死語だった事が、インパクト大ですね。
言葉の流行は、とても早いスピードで変化していきますから、気をつけていないと、死語を平気で使う時代遅れの人と周りに見られてしまいます。
死語かどうかをいちいち調べるのは面倒ですから、むやみに流行していた言葉を使わない方が安全です。
ちょっちのように、響きでその意味が推測出来る言葉でも同様ですので、トラブルを避けるためにも、言葉は慎重に選んで使うようにしたいものですね。
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