年末の大掃除の時に冷蔵庫の中を掃除してた時の会話です。
いつ買ったか分からないアイスが冷凍庫からひょっこりはん。
いらないものは全て捨てたい旦那に対し、賞味期限切れてないならもったいないので捨てたくない私。
だからって、食べてお腹こわすなら捨てないとダメだとは思いますが。
二人でアイスの賞味期限の謎にぶち当たってしまいました。
しかしめんどくさがりの私は、
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/nigaoemaker67-1.png” name=”私” type=”l”]とりあえずそのまま冷凍庫入れといて。[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/78.png” name=”旦那さん” type=”r”]ダメ！捨てもせず、食べもせずまたずっと置いとく気でしょ。[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/nigaoemaker-6.png” name=”私” type=”l”]ギクッ。[/voice]しぶしぶですが、分かりました。来年の大掃除でまた同じアイスに会うのもなんですし、ちゃんと調べましょう。アイスの賞味期限について！
この際スッキリしちゃいましょう！
アイスクリームの賞味期限はある？ない？
アイスクリーム類に賞味期限の記載がないのは、アイスクリームに賞味期限が無いからです！
驚いたので二回言います！そう、アイスには賞味期限が無いのです！
細かく言うと、アイスクリーム類とは乳固形分と乳脂肪分の量によって四つに分類される「アイスクリーム」・「ラクトアイス」・「アイスミルク」・「氷菓」の事です。
そのすべてが賞味期限がありません。
そして、その理由はこちら。
[box class=”pink_box” title=”アイスクリーム類に賞味期限がない理由”]- 冷凍保存の－18℃以下の状態においては微生物は増殖しない。
- 品質劣化が極めて少ない。
- 安定している食品。[/box]
極端な話、きちんと冷凍庫に入れて保存状態がよければ何年でも、そう10年でも大丈夫なのです！
ただ、アイスメーカーさんとしては保存状態が良ければ長期保存しても品質的に問題はないが、商品本来のおいしさや風味を味わってほしいので購入後なるべく早くお召し上がりくださいとの事です。
[box class=”pink_box” title=”商品本来の風味が損なわれる理由”]- 冷凍庫にたくさんの商品を入れすぎる。
- 冷凍庫の開閉頻度が高い。
- 開けっ放しなど冷凍庫内の温度変化が起きやすい。[/box]
こんな感じで、冷凍庫の温度の変化が激しいとアイスの表面が溶けてまた再凍結する事により氷の結晶が大きくなりなめらかなアイスもシャリシャリになって元々の美味しさや風味が消え違うアイスのようになります。
そんな風になるのはもったいないので、賞味期限はありませんが美味しくいただく為には購入から1ヶ月くらいを目安にして食べてしまうのがオススメです。
賞味期限とは
簡単に言うと、美味しく食べれられる期限の事です。
定められた方法に従って保存した場合に、品質を十分に保っていると認められる期限の事で、衛生的に長期間保存できる加工食品に「賞味期限」が記載されています。
賞味期限が過ぎても食べれなくなるわけではありませんが、メーカーがおいしく食べられると保証している期間内に食べるのがベストです。これは未開封できちんと保存していた場合の事なので開封してしまった場合はなるべく早く食べる事をお勧めします。
消費期限と違い、賞味期限はいたみにくい商品に表示されています。
そう、賞味期限とごっちゃになりがちなのが消費期限。
ついでに説明すると、消費期限とは。
[box class=”pink_box” title=”消費期限”]- 安全に食べられる期限の事です。
- 製造日を含め、概ね5日以内に品質の低下が認められる食料品に記載。
- 痛みやすい食品に表示されているので消費期限が過ぎたら食べない方がいい。[/box]
そう、アイスは消費期限よりも賞味期限よりも更にその上。
アイスは「賞味期限なし」。賞味期限の向こう側。これはもうすごすぎるのではないでしょうか。
一度溶けたアイスクリームは食べれる？
これ、私も経験あります。
夏にアイス買ったのにうっかり寄り道して帰るころには溶けていて、とりあえず冷凍庫に入れて再凍結した頃に食べたら。
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/nigaoemakuer.png” name=”私” type=”l”]シャリシャリー！[/voice]食感変わって美味しいとかではなくて、食感が変わって風味も落ちて食べれるけどそんなに美味しくない残念な感じになってました。
私の感覚ですが、150円で買ったアイスクリームが10円で駄菓子屋で買ったかな？と思うようなアイスクリームに変わってました。
もうすでに食べた後で調べるなんて、どうかとは思いますが。
結論から言うと、食べれます！
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/nigaoemaker78yi.png” name=”私” type=”l”]ほっ。[/voice]体に影響はありません。しかしやはり私が感じたように、再凍結したアイスは表面の色も変わり氷の結晶が大きくなりシャリシャリになって風味が落ちます。
私の中で、アイスの再凍結は冷めたピザくらい残念です。
と、いう訳で溶けてしまったアイスクリームはこんな風に再利用してみる手もありますよ。
溶けたアイスクリームの救済レシピ。
[box class=”pink_box” title=”濃厚★バニラアイスで作るフレンチトースト”]
材料3人分
- 食パン（5枚切り）3枚
- 卵 3個
- アイスクリーム 1個（200mL）
- バター 適量
詳しいレシピはこちら♪アイスクリームはバニラ系がオススメです。
https://cookpad.com/recipe/4428240[/box] [box class=”pink_box” title=”アイスクリームで簡単ストロベリーシェイク”]
材料1～2人分
- アイスクリーム 1個
- 豆乳（牛乳でもOK) 200㏄
- 冷凍いちご 30g～40g
- 氷 2個
詳しいレシピはこちら。
https://cookpad.com/recipe/3897492[/box]
シェイクはバニラアイスに牛乳足して、好きなジャムとかでも気軽にできそうですね。
もったいない精神で、それすら利用してなんでも美味しく食べれるのが一番ですね！
食べかけのアイスクリームの賞味期限は？
カップアイスとかでいっぱい入っててお得とか思って買ってみたら、食べてる途中で。
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/おばさま2.png” name=”Aさん” type=”r”]思ったより多い。[/voice]なんてことありますよね。
後で食べようと冷凍庫に入れたは良いけどそのまま忘れちゃってる事もありますよね。
食べかけのアイスクリームでもちゃんとした保存方法を守っていれば健康上問題はありません。
が、食べるときに出して温度も変わってしまっているので出来るだけ早く食べるにこした事はないでしょう。
目安は1週間くらいです。あまり長く放置しすぎると気持ち的にも食べたくなくなるので、それくらいで食べきることをお勧めします。
開封後のアイスクリームは未開封の物より温度の変化を受けやすいので表面が乾燥したり風味が損なわれる恐れがあります。乾燥を防ぐためには表面に凸凹を平らにした方がいいです。
しかも、アイスクリームを含む乳製品は他の食品の匂いが移りやすい性質があります。
匂いが移ったアイスなんて考えただけでも美味しくなさそうですね。
そう、開封後のアイスでも冷凍庫に入れてきちんと保存していれば健康上の問題はありませんが、長く放置すればするほどおいしくなくなるという事です。
匂い移りを防ぐ方法としては、フリーザーバックなど密閉容器に入れて空気を出来るだけ抜いてから冷凍庫に入れる事をお勧めします。
アイスクリームを家庭で上手に保管する方法！
- －18℃以下で冷凍保存する。
- 冷凍庫の開閉をすばやくする。（冷気を逃がさない為）
- 冷凍庫の開閉回数を少なくする。
- 冷凍庫に商品を入れすぎない。（冷気の循環を妨げない）
- 臭いの強い物と一緒に保管しない。（臭いが付きやすい為）
- 冷凍庫の奥の方に入れておく。
- アイスクリームの出し入れを繰り返さない。[/box]
やはり温度変化がアイスクリームにとって大敵なのです。
家庭用の冷凍庫はだいたい－20℃前後で設定されている事が多いのですが、過度な冷凍庫の開閉は温度変化をもたらします。
アイスクリームが溶けたり、酸化が進んだり、水分が蒸発する原因になります。
特に夏は要注意ですね。
うちの旦那さんは夏に暑くなりすぎると冷凍庫を開けて、その前で涼んだりしています。
完全にやめてもらいましょう。
いくら賞味期限なしといっても、風味が損なわれてしまえばせっかくの甘くおいしい幸せなひと時が、もったいないから食べるだけの時間に変わってしまいます。
美味しい物をおいしく食べれるように、出来るだけ早く食べるように心がけましょう。
賞味期限のない食べ物。
アイスの賞味期限が無い事は分かりましたね。
これだけ食品の表示が厳しくなっている中、賞味期限なしの商品があるという事が自分的にビックリだったので他にもあるのかな？という素朴な疑問をついでに調べてみました。
[box class=”pink_box” title=”賞味期限のない食べ物”]- 砂糖
密閉出来る容器に入れておかないと湿気や虫がつく可能性があります。 - 塩
湿気に弱いので、高温多湿な場所は避けましょう。 - ガム
水分が少ないので安定していて長期保存が可能ですが、こちらも高温多湿は苦手です。特定保健用食品の許可を受けているガムに関しては賞味期限の記載は義務づけられています。 - 塩分の高い梅干し（塩分濃度20％前後）
塩だけを使って作られた梅干しに限りますが、梅干しも塩の殺菌効果により長持ちします。減塩タイプなどの塩分濃度15％以下の商品は賞味期限があります。 - ウィスキーなどの蒸留酒
アルコール度数の高い蒸留酒は賞味期限がありません。未開封で湿度と温度の高くない場所であれば長期間保存可能です。 - 野菜・果物
賞味期限の記載表示義務はありませんが長く置いておくと、いたんでくるのでそうなる前に早めに食べましょう。
[/box]
賞味期限のない食べ物がこんなにあったんですね。調べてみて感じたのは保存方法の大切さです。
きちんとした保存方法を守っていれば、長持ちする食材がこんなにあるんですね。
まとめ
- アイスクリームに賞味期限はありません！[box class=”pink_box” title=”アイスクリーム類に賞味期限がない理由”]
・冷凍保存の－18℃以下の状態においては微生物は増殖しない。
・品質劣化が極めて少ない。
・安定している食品。[/box]極端な話、きちんと冷凍庫に入れて保存状態がよければ何年でも、そう10年でも大丈夫なのです。 - 一度溶けたアイスクリームでも食べれます。
健康上問題はないのですが、再凍結したアイスクリームは氷の結晶が大きくなり風味が落ちます。 - 食べかけのアイスクリームの賞味期限は？
1週間を目安に食べきりましょう。開封後のアイスクリームは温度の変化を受けやすいのです。
身近で誰しもが一度は食べた事のあるアイスクリーム。
そんなアイスクリームのあまり知られていない事実を知ってなんだか、なんだかわくわく面白く感じています。
こんな風に面白い雑学を知るたびに、まだまだ知らない事いっぱいあるんだろうな～。と思って、もっといろんな雑学知りたい気持ちでいっぱいです。
これからも人に話したくなるような、面白い雑学いっぱい調べちゃいます！
ぜひ、一緒に楽しんでいきましょう。
[box class=”pink_box” title=”関連記事まとめ”]