バリウムが流れない!対処法でトイレも安心!バリウム検査教えます

30代も半ばになり、そろそろ家族の健康に気を使わなくちゃと、思ったりする今日この頃です。

先日は我が家の大黒柱であるパパが健康診断で初めてのバリウム検査(胃部エックス線検査)を受けました。

前日の食事制限から検査当日まで緊張で青い顔をしてましたけど、終わったその日はケロッとしていましたのでそんなに大変じゃなかったんだな~なんて思っていました。ら…。

翌日、トイレから出てきたパパが青い顔をしています。

[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/07/nigaoemaker-2.png” name=”夫” type=”r”]ママ・・・大変だ・・・[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/nigaoemaker-4.png” name=”かな” type=”l”]ど、どうしたの!?具合悪いの?[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/07/nigaoemaker-2.png” name=”夫” type=”r”]バリウムが流れない・・・[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”]・・・・・・[/voice]

この話をママ友にそれとな~く話したら、バリウムが流れなくて困ったというのは結構あるらしいのです!

そんなに困る人がいるなら解決策もきっとあるはずだと思ったので、しっかり調べることにしました。

バリウム検査なんてしないわ~と思っている人も、いつ何があるかわかりませんので知っていて損はありません。ぜひ一緒に調べていきましょう!

 

バリウム検査って何?

[arve url=”https://www.youtube.com/embed/JoWV58_bhRw” /]

バリウム検査を受けたことがありますか?

胃がんの早期発見、また、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃ポリープ・胃炎なども発見することができる検査です。

検査の〇時間前からは何も食べないでね~と、指示を受け、検査当日は胃を空っぽにした状態でバリウムを飲みます。

バリウムは美味しくないです。

昔を思えば随分美味しくなったとか、以前よりも飲まされる量が少なくてよくなったとかいろいろ聞きますが。

私が飲んだことがあるのはヨーグルト味(?と言われました)の白い生暖かい液体でした。美味しくありませんでした。

検査技師の指示に従って飲み、へんてこな検査台の上でゴロゴロさせられたり、逆さまにされたり。

そうそう!胃を膨らますためにバリウムを飲む前に炭酸を飲むのですが、そのおかげでゲップが出そうになるのです。

それなのにゲップ出さないで我慢して!と言われ、右回り!ハイもう一回!そこで止めて!と・・・。

何の苦行なの?拷問か!と突っ込みたくなる検査ですが、これの厄介なところは検査の終わった後もバリウムが全部排出されるまで面倒が続くということです。

 

バリウムが流れない

バリウムは排便となって排出されますが、うっかりするとトイレに残ってしまうことがあります。

[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/07/nigaoemaker-2.png” name=”夫” type=”r”]はい、その通り[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/nigaoemaker-3.png” name=”ママ友” type=”r”]家もそうよ!そのうち流れると思ってほっといたら底の方に固まっちゃって![/voice]

私はバリウムの後は3回くらい連続でお水を流して、姿は見えないと思って安心していましたけど。

よーく見るとその底にバリウムが残っていることもあるようです。

便器の中のたまり水が白く濁っていたら排水管などに付着している可能性が高いそうです。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”l”]私そこまでよく見てなかった・・・[/voice]

 

バリウムを流す対処法

バリウムが便器にくっついてしまうとなかなか流れず困ります。いつまでも残っているとトイレ詰まりの原因にもなりかねません。

洋式トイレは下の図のように複雑な形をしているので、排水管の奥まではブラシなどは届きませんし。

万一、奥の方で詰まってしまったら業者を頼んで便器を取り外す…ということにもなりかねません。

 

引用先:水回りのカイケツ君

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”l”]来ていただくと結構な額のお支払いをすることになります・・・[/voice]

そんなことにならないためにも、しっかり流してしまう方法を調べました!

割りばしで取り除く

固まってしまったバリウムは割りばしでつまんで取り除きましょう。「流す」でなくてすみません。けれど、物理的に流れないものは取り除くのが一番です。

ブラシでこすり取る

トイレ掃除ブラシでゴシゴシと磨きましょう。金属タワシなどは便器を痛めてしまう可能性があるので避け、通常のトイレ掃除用でゴシゴシしてください。

1回でダメでも何度もトイレの度にゴシゴシしたら流れていきます。

ぬるま湯を流す

お風呂の残り湯など(40℃くらいのお湯)を流してみましょう。

最近のトイレはどれも節水仕様になっているので水が少なく流す力が弱いと、修理業者の方が言っていました。なので、普段よりも多めのお水を流すことで僅かな詰まりは解消できるそうです。

バリウムのような固まりやすく流れにくいものはぬるま湯を使ったらいいと聞きましたので是非ためしてください。

気になる時はなるべくこまめに流すことを心掛けた方が良さそうです。

[box class=”pink_box” title=”トイレ掃除気になる方はこちらも参考にしてみてください”]

年末大掃除!トイレの簡単お掃除法で気持ちの良いキレイな便座に!

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バリウムを詰まらせないための対処法

流れない!と困ってからの対処法を調べてきましたが、バリウムが流れにくい物質であることが分かったのですから、詰まらせない予防策はないものか?と思いますよね。

トイレットペーパーを先に敷いておく

バリウムを飲んだ後のトイレ使用時には先に便器の中にトイレットペーパーを敷き、バリウムが直接便器につかないようにするのが良いです。

トイレットペーパーと一緒にきれいに流れてくれます。

但し、あまり大量のトイレットペーパーを一度に流すのは詰まりやすくなるので気を付けましょう。

水を流しながら使用する

水を流しながら用を足せば、便器にくっつく暇なく流れてしまします。

どれもスマートな、とか、画期的な方法ではないですが、バリウムが流れなくなってから困るよりはずっと良いと思います。

 

バリウムが出ない

ずっと体の外に排出されてからの話をしてきましたが、そもそも排出が困難になってしまいやすいのがバリウムです。

検査が終わると直ぐに看護師さんから下剤を飲むように勧められます。日ごろから便秘気味の人には通常の倍量の下剤(2回分)を渡すことも。

とにかく指示通りにすぐに飲むこと。水分もたくさん摂ることが大切です。

うっかり忘れると、バリウムがなかなか排出されずに、カチカチの便秘になってしまうこともあるようです。

私が検査を受けた時は、検査の後すぐに大量の水分と食事を摂りました。何も食べていない時間が長かったので食べたかっただけ、なのですが。

おかげでその日のうちにかなり排出しました。

知人は下剤を飲んで帰宅途中でお腹が痛くなったら困るし~と、下剤を飲まずにいたらひどい便秘になり再び病院に行くことになりました。

医療機関の処方される薬によっても、また個人の状態でも下剤の効き方の差があるようですが、通常は6~12時間で出るようです。

早い人は2時間くらいで出てしまうことも。

15時間以上バリウムが全くでないようなら下剤を追加服用します。

追加して24時間以上たっても排便が無ければ、病院に行った方が良いです。

バリウムが消化管で固まって排便が困難になったり、消化管に孔(あな)が開くこともあるのだそうです。

腸閉塞になることもあるそうですから怖いですよね。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-10.png” name=”かな” type=”r”]聞いているだけで冷や汗出そう…[/voice]

そうそう、バリウム検査の後はバリウムが全部排出されるまでアルコールは控えた方が良いです。

アルコールは利尿作用が高いので腸内の水分が不足してバリウムが固まりやすくなるからです。

カフェインやタンニンが含まれているコーヒーや紅茶、緑茶なども利尿作用があるので控えた方が良いでしょう。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性怒り.png” name=”夫” type=”r”]コーヒー好きにはツライ[/voice]

・・・どうですか?検査が終わってもバリウムを全部排出するまで、厄介でしょう?




バリウムって何なの?なぜバリウム飲むの?

そもそも、なぜこんな面倒なことになるバリウム検査が必要なんでしょう?バリウム以外に方法無いのでしょうか?

その辺も気になりますよね?

X線撮影で胃の状態を見るのがバリウム検査ですが、胃は何も飲まないで撮影すると透過してしまいます。

バリウムはX線を吸収する性質を持つ鉱物を原料としており、これを飲むことによって消化管の状態を撮影することができるようになるのです。

またバリウムは消化管に吸収されません。すべてを排泄できるので利用されています。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]せめてもう少しサラッとしてたら飲みやすいかも…[/voice]

隅々を撮影するために、胃の壁面に上手く付着する粘度が必要です。サラッとしていると胃壁に付着しないで流れてしまうのです。ドロッと程良い粘度になっています。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]もっと美味しくするとか、冷たくするとしたらどうなの?

そしたら飲みやすいよね~[/voice]

甘みや酸味が強くなると、胃が活発に活動し胃酸を出してしまいます。そうすると上手く撮影ができません。

また、冷たくすると粘度がさらに上がって飲みにくくなってしまうそうです。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]今のでも十分考えられたものなんだね

それでも飲みにくいけど[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]そうだねぇ。せめてトイレに残らないような物にはならないのかしら??加工できないのかな??[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]どうなんだろう?体の中に入れるものだし、使用できるものとか限りがあるんじゃないのかな?

製薬メーカーとかが考えているのかもしれないけどね…[/voice]

バリウムには稀(まれ)にアレルギー反応のでる人もいるようです。

症状はじんましん・気分が悪い・顔色が青白くなる・手足が冷たくなる・喉がつまる・息苦しい・息がしにくいなど。

万一アレルギー反応が出た時はすぐに病院に連絡が必要です。

副作用についての詳細はこちら:KEGG MEDICUS

 

バリウム検査の代わりは?

検査そのものも拷問?苦行?みたいな感じですし、バリウムをスッキリ出せなくて苦しんだり、トイレが流れなくなったり、稀にアレルギーまで起こす人もいるというのに、なぜこの検査をするのか?

と、疑問に思ったのでちょっと調べてみました。

私のような素人が聞いてもわかる胃ガンなどの他の検査方法は胃カメラです。

直接胃の中にカメラを入れる検査で、カラーで胃の中を見ることができるため病変の発見がしやすく、胃がんの早期発見については胃カメラの方がバリウム検査より優れています。

腫瘍や潰瘍のような組織は、その場で採取をして精密検査を行うこともできます。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性うれしい.png” name=”夫” type=”r”]おおお~~~胃カメラ良いじゃないの![/voice]

ではなぜ、胃カメラ検査をせずにバリウム検査をするのでしょうか?

一つには医療機関側の都合もあります。胃カメラは医師でないと扱えませんが、バリウム検査は医師でなくレントゲン技師ができること。

医師が不足していて集団検診などではとても検査しきれないのです。

それに医師とレントゲン技師では人件費も大きく違います。費用の面でも差があるということです。

簡単ですが比較表を作ってみました。

バリウム検査 胃カメラ検査
比較的費用が安い

胃全体の形がわかる

スキルス性などの特殊な癌を見つけやすい場合もある

バリウムをきちんと排出するまで大変

検査に痛みはないが不快や苦痛はある

病変を見つけることができるが、別に精密検査が必要になる

放射線を微量に浴びる

費用が高い

医師の技術力によって発見に多少の差がある

病変がわかりやすい

 

 

 

調べていたらこんな本を見つけました。

この本がすべて正しいのか私には判断がつきかねますけど、そうなのか~と思うところもあります。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”r”]医師の中には自分はバリウム検査は受けないという人もいるって・・・[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]バリウム検査が悪いわけではないと思うけど。

アレルギーがあって受けられない人や、受けたくない人は胃カメラ検査にした方が良いよね。[/voice]

どちらにも一長一短があると思いますから、上手に併用した方が良いのかもしれませんね。

 

まとめ

パパのバリウム流れない事件から、随分いろんなことを調べてしまいました。

けれど、これから健康に年を重ねていくために必要な情報だったかな~と思っています。

[box class=”blue_box” title=”トイレでバリウムが流れないときは”]
  • 割りばしで取り除く
  • トイレ掃除ブラシでこすり取る
  • ぬるま湯を流す[/box]
[box class=”glay_box” title=”トイレにバリウムを残さないために”]
  • 先にトイレットペーパーを敷いておく
  • 水を流しながら用を足す[/box]

それからバリウム検査を受けたときは

  • 医療従事者の指示通り下剤を使用し、水分を多めに取りましょう。
  • アレルギー反応が起きているときや、長くバリウムが排出されないときは病院に連絡しましょう。

バリウム検査を受けるか受けないかは、医師との相談や自分自身でもよく調べて判断していくことも必要なのかもしれないと思いました。

集団健康診断であっても、バリウム検査を受けずに自身で胃カメラ検査に変更することなども可能です。

すべてを受け身で行うのではなく、自分の体の状態と専門医の知識とを受け止め判断ができるようになりたいと思いました。

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