夏至のときの日の出,日の入りの時間っていつ?夏至についてご紹介

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]もうすぐ夏至だね[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]冬至はかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりするけど、夏至ってなにかしたっけ?[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]そういえばやった覚えないなあ……。なにかあるのかしら?[/voice]

夏至と言われて、あなたはなにか思い浮かびますか?正直私はぱっと思い浮かびませんでした。今回はそんな夏至についてご紹介したいと思います。

実はある地域では夏至は特別な日ってご存じでしたか?

 

夏至ってどんな日?冬至との違いは?

夏至とは太陽が1番北寄りの東から昇り、昼の12時に1番高いところを通り、1番北寄りの西に沈む日のことです。

太陽が北寄りの東西を通るということは、高い位置を通るということになります。

つまり、日の出から日の入りまでの時間がかかるので、昼がもっとも長くなり、夜は最も短くなります。

反対に冬至は1番南寄りの東から太陽が昇り、昼の12時に空の1番低いところを通り、1番南寄りの西に沈みます。

つまり日の出から日の入りまでの時間が短いので、昼が最も短く、夜は最も長くなります。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]夏至は『昼』が長い日、冬至は『夜』が長い日ってことね[/voice]

また冬至にはかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりしますが、夏至にはありません。

なぜ特別にすることがないのかというと、夏至は日本人にとってあまり重要ではなかったから、という考えがあります。

昔、夏至の時期というのは田植えで忙しい時期だったので、それどころではなかったのかもしれません。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]今みたいに機械がなくって、人の手で植えていたから、大忙しだったでしょうね[/voice]

ちなみに夏至は日の出が最も早いと思われがちですが、実は違います。
実際に日の出が最も早いのは、夏至の数日前。

それは地球が太陽の周りを回る面に対して自転の軸が傾いている、太陽の周りを回る軌道がまん丸ではないからです。

 

夏至の日の出、日の入りは何時?

日の出、日の入りの時間は地域によって多少の誤差が出ます。
ちなみに今年の夏至は6月21日(日)です。

日の出 日の入り
北海道 3:55 19:18
東京 4:26 19:00
名古屋 4:38 19:10
大阪 4:45 19:14
沖縄 5:38 19:25

各都道府県の日の出、日の入りの時間は、国立天文台の各地のこよみ、というページで検索することができます。

[box class=”blue_box” title=”国立天文台・各地のこよみ”]https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/[/box]

 

夏至を祝うところってあるの?

日本では特別に祝われることのない夏至ですが、外国ではどうなのでしょうか。
実は夏至を祝う地域があります。それが北欧です。

[box class=”green_box” title=”北欧とは”]ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、エストニア、ラトヴィア、リトアニア、ブリテン諸島、アイスランドを含む地域[/box]

北欧は日照時間が短いため、昼が長くなる夏至は特別なのでしょう。

どんなことをするの?

特別な夏至の日、北欧ではどのような特別なことが行なわれるのでしょうか。1つ1つ紹介していきたいと思います。

たき火

北欧では夏至にたき火をします。それは夏至の日を境に力が弱まっていく太陽に力を与えるため、と言われています。

ほかには、日が弱くなることで活発化する悪霊や魔女など、悪いものを追い払うという意味もあります。

たき火はただ燃やすだけではありません。火の周りを踊ったり、たき火を飛び越えたりします。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]たき火を飛び越えるなんて、度胸があるわね[/voice]

ポールを立てて踊る

大きな柱に草花で美しく飾り付けた、マイストングという柱を立てます。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]マイストングは豊穣(ほうじょう)のシンボルとも言われているわよ[/voice]

そしてマイストングの周りを回るようにフォークダンスを踊ります。また、決まっているわけではありませんが、民族衣装を着て参加する人が多いそうです。

ハーブ、薬草を摘む

夏至にはハーブや薬草を摘むことがあります。

それは、夏至の露には病気を治す力がある、1番長く太陽の光を浴びたハーブは香りもよく、薬効が高いと考えられていたからです。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]だから夏至には、たくさんのハーブや薬草を摘んでいたそうよ[/voice]

 

夏至にはどんなものを食べるの?

北欧では特別な日である夏至。なにか特別に食べるものはあるのでしょうか。国ごとに見てみましょう。

スウェーデン

スウェーデンでは夏至のお祭りにはニシンという魚の酢漬け、ジャガイモをゆでたものサーモンやスペアリブを食べます。

[box class=”green_box” title=”ニシンとは”]別名春告魚(はるつげうお)の海の魚。こぶ巻きの、真ん中で巻かれている魚。卵は数の子として加工される。[/box]

食後にはこの夏始めて採れたイチゴを食べます。北欧ではイチゴは夏が旬の果物です。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]イチゴを売る屋台も出るそうよ[/voice]

ノルウェー、デンマーク

ノルウェーやデンマークではたき火の周りで、ホットドックプルソ(ソーセージのこと)を食べます。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]たき火の周りでホットドックだなんて、想像するとなんだか明るい感じがするわね[/voice]


夏至の日のおまじないをご紹介!

夏至の日にはマイストングを立てたり、たき火をしたりするだけではありません。北欧では夏至の日にしかできない、おまじないがあります。

そんなちょっと特別なおまじないをご紹介したいと思います。

将来のフィアンセに会うおまじない

夏至の日に一言もしゃべらずに、7種類の花を摘みます。種類はどんなものでも大丈夫です。摘んだ花々を枕の下に入れて眠ります。

すると夢で将来のフィアンセに会うことができます。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]女の子が喜びそうなおまじないね[/voice]

ほかのやり方もあります。

夏至の日の早朝に起き、朝露で顔を洗ってから再び眠りにつくと、夢の中で将来のフィアンセに会えるそうです。

婚期を占う

結婚をする時期を占うのに使うのは花輪です。
花輪を湖や川に浮かべます。早く沈むとまだ相手に出会えない、もしくはまだ結婚できません。

長く浮かんだり、遠くまで流れると素敵な相手と出会えたり、1年以内に結婚できるそうです。

幸運になれるおまじない

夏至の夜だけに咲く魔法のシダの花を見つけると、幸運を掴み、幸せになれるそうです。ちなみにシダは種子植物ではないので、花は咲きません。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]だからこそ見つけると幸せになれるって言われているんでしょうね[/voice]

恋人同士のおまじない

カップルで手をつないで、たき火を飛び越えると、そのカップルは結婚できるそうです。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”r”]火を飛び越えることができたら、なんでもできそうよね[/voice]

魔の力を追い払うおまじない

悪霊や魔女を追い払うためのおまじないです。

山盛りにした木々のてっぺんに、等身大のカカシで作った魔女を立て、燃やします。

燃やすことで、魔女はドイツのブロッケン山(魔女が年に1度宴会を開く場所)に帰ると言われています。

[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]魔女は恐ろしいもの、っていうイメージは一説には13世紀ごろから出たそうよ[/voice]

 

まとめ

夏至の日の出や日の入りの時間は地域によって差があることはわかっていただけたでしょうか。

日本ではあまりなじみのない夏至も、海外では大事な日としてお祭りが開かれたりしています。ところ変われば、というのですね。

[box class=”pink_box” title=”夏至の日の出、日の入りの時間”]

日の出          日の入り
北海道 3:55      19:18
東京  4:26      19:00
名古屋 4:38      19:10
大阪  4:45      19:14
沖縄  5:38      19:25[/box] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]夏至ってあんまり馴染みがなかったけれど、北欧では大事な日なのね[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/30代男性普通.png” name=”夫” type=”l”]いろんなおまじないもあるんだね[/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-7.png” name=”かな” type=”r”]できそうなものは、娘にも教えてみようかしら[/voice] [box class=”pink_box” title=”関連記事まとめ”]




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