マーガリンがなぜ危険なのか理由を調査!気になる成分とは?

ここ数年でバターやチーズなどの乳製品の価格が高騰しています。

お料理にバターを使うことが多かった我が家も、高騰の煽りを受けバターの代わりにマーガリンを使うことが多くなりました。

トーストに、バターをたくさん塗っていたのも今は昔…。

かな
バターもマーガリンも溶けたらあんまり変わらないよね。
でもマーガリンは体に良くないってネットで見たよ。
かな
えーそうなの!?

確かにバターに比べると、マーガリンは体に悪いと聞いたことがありました。

でも、家計の負担を考えると気づかないフリをしたい事実です。

ママ、気づかないふりをしてやり過ごそうとしてない!?
かな
バレたか…。

今回は、珍しく私よりも夫の知りたいセンサーが反応してしまう展開になってしまいました。

ということで気を取り直して、マーガリンは本当に危険なのかを調べてみました。

 

マーガリンについて

今はバター=高いというイメージが根付いていますが、実は昔からバターは高価な食品でした。

マーガリンは、そんなバターの代わりに作られた食品なのです。

当時は人造バターと呼ばれていた

1952年11月にお馴染みのマーガリンという名前になりました。

マーガリンには種類がある

マーガリンには、マーガリンとファットスプレッドの2種類があります。

かな
この2つの違いは、油脂含有率なのです。
マーガリンの種類
  • マーガリン 油脂含有率 80%以上のもの
  • ファットスプレッド 油脂含有率 80%未満

マーガリンの種類については、日本農林規格(JAS)で定められています。

実は、家庭用に販売されているマーガリンの多くはファットスプレッドです。

え、そうなの!?

マーガリンの成分

マーガリンは油脂に発酵乳、食塩などをくわえ乳化して練って作られます。

その時に水素添加をして常温で個体にしています。

  • 水素添加とは?

分子の不飽和結合に水素を付加させる還元反応。触媒による接触水素化反応と、還元剤による化学的還元法がある。マーガリンやショートニングなどの硬化油の製造に利用される。水素付加。水素添加。水添。

引用:コトバンク

バターとマーガリンの違い

バターとマーガリンの違いは、主原料です。

バターとマーガリンの違い
  • バター 乳脂肪
  • マーガリン 油脂(植物性、動物性など)
昔は鯨油を使ったマーガリンも存在していた!
かな
つまりマーガリンの主成分は油脂だということです。

やはりこの説明だけ聞くと体には良くなさそうですよね。

 

マーガリンの危険性

さてここからは、なんとなく体に良くなさそうな印象を受けたマーガリンの真実をご紹介していきます。

かな
まずはマーガリンに含まれる油脂についてご説明します!

動物性の油脂は、緩和脂肪酸が含まれていてコレステロール値がぐんぐん上昇してしまいます。

コレステロール値が上昇することで、心筋梗塞や動脈硬化のリスクを高めていくのです。

一方で植物性の油脂は、不飽和脂肪酸が含まれるためコレステロール値が下がっていくので健康的だと言われています。

油脂の働き
  • 動物性油脂 コレステロール値を上げる働きがある
  • 植物性油脂 コレステロール値を下げる働きがある

もともと植物油は酸化しやすいため日持ちしない特徴がありましたが、水素化によって個体の植物油脂ができたので酸化しにくい便利な油として定着しました。

植物性油脂のメリット
  • 酸化しずらい
  • バターよりも安い
  • 健康的なイメージ

植物性油脂は、以上の理由から人気が出ました。

マーガリンが酸化しずらい腐らない植物性油脂になったのは、水素添加したことによって植物油がトランス型脂肪酸に変化したからです。

水素原子が整列した構造になったことで、常温でも固まり酸化しにくくなった

 

1998年にアメリカで「危険な油が病気を起こしている」という本を発表したジョン・フィネガンによるとこの水素添加した脂肪の分子を顕微鏡で見るとプラスチックにたいへん似ていて、科学者たちは「オイルのプラスチック化」と呼んでいたそうだ。

引用:マーガリンの危険性

かな
マーガリンって化学なのね。
それにしても、オイルのプラスチック化って怖いね…。

マーガリンが危険な理由はトランス脂肪酸

かな
トランス脂肪酸って知ってる?
うーん、なんか聞いたことがあるような、ないような。

トランス脂肪酸は、天然のもの化学的に作られたものがあります。

天然のトランス脂肪酸

牛、羊、山羊などの胃に住んでいる微生物から作られる

化学変化で作られたトランス脂肪酸
  • 水素添加で作られたもの
  • 自然界に存在しない物質
アメリカでは、化学的に作られたトランス脂肪酸を規制している

天然のものならまだ良いのですが、化学変化で作られたトランス脂肪酸は危険かもしれませんね。

オイルのプラスチック化とも呼ばれているし、各国で規制されているなんて話を聞くと少し危険な匂いがしますよね。

トランス脂肪酸は悪玉コレステロールの素?

なんとトランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させてしまうのです。

さらに、肝臓にも悪影響をあたえてしまい善玉コレステロールを減らしてしまうこともあります。

もしも善玉コレステロールが減少してしまうと、心臓病のリスクも高まります。

コレステロールについて
  • 悪玉コレステロール LDLコレステロール 悪いもの
  • 善玉コレステロール HDLコレステロール 良いもの

トランス脂肪酸は海外では規制対象

アメリカでは、2005年からニューヨークのすべてのレストランやスーパーでトランス脂肪酸を使用しないように呼びかけがはじまりました。

翌年2006年には、トランス脂肪酸の含有量を表示することが義務付けられたのです。

ヨーロッパでもトランス脂肪酸は危険だと認知されていたので含有率の規制があります。

さらに、韓国と台湾でも含有率の表示が義務付けられています。

かな
日本では現在特に規制はありません…。

ただしトランス脂肪酸の摂取量には目安があり、目安の量より多く摂取しなければ問題はないようです。

トランス脂肪酸の研究は、主に脂質を多く摂取する欧米の方を対象にしたものが多いそうです。

そのためもともと摂取量の少ない日本人は、そもそもリスクは少ないのです。

トランス脂肪酸の摂取量

総エネルギー摂取量の1%以下

  • 日本人の平均エネルギー量 / 1900kcal → トランス脂肪酸の目安:2g以下

結論大量摂取しなければ大丈夫!?

かな
やっぱりパパの取り越し苦労だったみたいね!
俺は、石橋を叩いて渡る男なんだ!!

トランス脂肪酸が少ないマーガリン

マーガリンが危険な理由の大半は、トランス脂肪酸ということがわかりました。

ここで私が思ったのは、「トランス脂肪酸が少ないマーガリンを使えばいいのではないか」ということです。

そんな都合のいいマーガリンなんてあるの?
かな
パパのために探したわよ!

実は、マーガリンが体に悪いというのは少し古い情報なのです。

今はトランス脂肪酸が体に悪いということが問題視されているため、各社トランス脂肪酸フリーのマーガリンを続々発売しています。

パッケージにトランス脂肪酸が軽減されていることが書かれているので、こういった商品を選ぶと良いでしょう。

参考:雪印メグミルク

かな
ネットで買えるものもあるのでご紹介します!
  • Nuttelex バター風味スプレッド

なんと1Kgの大容量マーガリンです。

  • トランス脂肪酸フリーのマーガリン

トランス脂肪酸含有率1%未満のにんにく入りマーガリンです。

これなら安心してマーガリンが食べられるね!

トランス脂肪酸よりも塩分の取りすぎに注意!

厚生労働省の調査結果によると、日本人の1日あたりの食塩摂取量目標量をはるかに超えてしまっていることがわかりました。

かな
こちらの表をご覧ください。
1日あたり目標量摂取量
男性8.0g10.8g
女性7.0g9.1g

男女ともに、2gくらいオーバーしてしまっていることがわかります。

1日で見るとたいしたことはなさそうですが、1ヶ月・1年と蓄積されていくと恐ろしい数値になってしまいますよね。

塩分をとりすぎるとどうなるの?

塩分を取りすぎることで起こる病気のリスク

  • 高血圧
  • がん
  • 脳卒中

他にも糖尿病がんなどの生活習慣病になってしまうといったリスクもあります。

よく食べ物などで「減塩、減塩」と言われている理由が、おわかりいただけましたでしょうか。

トランス脂肪酸を予防するのも大事ですが、減塩にも気を使いましょう。

かな
脂質と塩分の取りすぎには注意しましょう!

私なりの「マーガリンは危険なのか」ということについて結論が出ました。

結論マーガリンは適量なら問題なし

気になる場合は、トランス脂肪酸フリーのものをチョイスして!

あくまで私なりの結論なので、記事を読んで「危険だ」と思う方もいるかもしれません。

自分なりの結論を見つけてみてくださいね。



マーガリンの歴史

かな
最後に少し豆知識をご紹介します。

1952年11月にお馴染みのマーガリンに名前が変わったとお話しましたが、もう少しマーガリンの歴史について解説したいと思います。

マーガリンが発見されたのは、今よりも200年以上も昔の1813年のことでした。

フランスの化学者であるミシェル=ウジェーヌ・シュヴルーンが動物性脂肪の研究をしていた時にマーガリンの素となるマルガリン酸を発見したのがきっかけでした。

ミシェル=ウジェーヌ・シュヴルーン
  • フランスの化学者で脂肪酸の研究が有名
  • 動物性脂肪とアルカリ性の石けんの開発者
  • なんと102歳まで生きた

体に良くないと言われていたマーガリンの生みの親が、とっても長生きしただなんてなんだか矛盾を感じてしまうのは私だけでしょうか。

かな
ちなみにマルガリン酸のマルガリンはギリシャ語のmargariteが由来です!
margariteの意味は真珠なんだって~!

つまりマルガリン酸は、真珠のように美しい見た目が名前の由来なのです。

マルガリン酸の発見からマーガリンになるには、その56年後でした。

1869年、ナポレオン3世がバター不足に悩み「何か代用できるものはないのか」と公募したところフランスに住んでいたイポリット・メージュム=ムーリエという人が牛脂に牛乳を入れて固めたものを考案します。

なんとその牛脂と牛乳を入れて固めたものが採用されて、オレオマーガリンと命名されたのです。

そしてそれから18年後の1887年、マーガリンが日本に輸入されました。

マーガリンが日本に輸入されると、1908年横浜の帝国社という会社から国産化に成功し世に広まっていきました。

国産化とは?

輸入しかできなかったものを日本で生産できるようにすること

かな
帝国社という会社はのちに、あすか製薬と社名を変更し今も健在です。
かな
マーガリンには、こんな歴史があったのです!

 

まとめ

マーガリンについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

マーガリンはバターよりも安いというイメージがありましたが、まさかバターの代用品として作られたとは思いもしませんでした。

マーガリンができるまでの歴史についても、興味深いものでしたね。

では、記事の内容を振り返っていきましょう。

まとめ
  • マーガリンは、油脂含有率が80%以上のもの
  • 油脂含有率が80%以下はファットスプレッドと呼ばれる
  • 販売されているマーガリンの多くはファットスプレッド
  • マーガリンは油脂を水素添加し常温で固めたもの
  • マーガリンが危険視される原因の多くはトランス脂肪酸
  • ただし過剰摂取しなければ問題はない
マーガリンは、そこまで危険ってわけじゃないんだね。
かな
パパの疑問が解消されてよかった。

マーガリンの歴史もまとめてみましたので、おさらいしましょう。

マーガリンの歴史まとめ
  • 1813年 マルガリン酸が発見される
  • 1869年 牛脂に牛乳を入れて固めたものが考案される
  • 1887年 日本にマーガリンが輸入される
  • 1908年 帝国社から国産化に成功する
  • 1952年 マーガリンに名前が変わる

ということで我が家では、これからもマーガリンを使っていきたいと思います。

明日の朝食はトーストで決まりです。

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