夏から秋にかけて蚊に悩まされる方は多いのではないでしょうか?
気づいたらいつの間にか刺されていて痒みがずっと続いたり、夜寝ているときにぷ~んという羽音が眠れないくらい気になったり、ペットを飼っている方は感染症も心配ですよね?
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”r”]夜寝てたら蚊に刺された~!かゆいよ~!![/voice] [voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-9.png” name=”かな” type=”l”]痕になるからかきむしっちゃだめよ。蚊っていつの間にか家の中に入ってくるのよね・・・[/voice]窓を開けてもいないのにいつの間にか家の中にいる蚊、庭やベランダで作業をするのに潜んでいる蚊、刺されたくないですよね。
そんな時は蚊取り線香を使いましょう!
蚊取り線香っていまいち効果がないと思っている方、効果的な置き方があるのを知っていますか?
いや~な蚊を遠ざけるための上手な蚊取り線香の使い方お教えします!
そもそも蚊は何で刺すの?
みなさん、蚊は人間や動物の血液をエサにして生きていると思っていませんか?
実は普段は、花の蜜などを吸って生きているんです。
では、血を吸うのはなぜなのでしょうか?
それは卵を産むためです。卵を産むために必要なタンパク質を補うために自分の体重の2~3倍の血を吸うのです。
たまに血を吸いすぎて飛べなくなってフラフラしている蚊を見かけますが、ただ欲張って飲みすぎたわけではなく、それだけ栄養が必要だってことなんですね。
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/息子普通.png” name=”息子” type=”r”]栄養が必要なのは分かったけど、かゆくするのはやめてほしいな。何でかゆくするんだろう?[/voice]蚊に刺されると腫れてかゆくなる理由、それは蚊が刺した時に人や動物に痛みを感じさせないように出す唾液が、アレルギー反応を起こさせるからなのです。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”l”]麻酔の役目のある蚊の唾液のせいで私たちは気づかない間に血を吸われているんですね。[/voice]
蚊取り線香の効果は?
いくら産卵に必要だからと言って蚊に刺されるのは嫌ですよね。
そんな蚊を近づけないためのアイテムと言えば、あのお馴染みの渦巻型蚊取り線香が思い浮かびませんか?
蚊取り線香はなんと明治時代からあるんです!
初めは普通の線香と同じ、まっすぐなかたちでしたがすぐに燃え尽きてしまい、効果の範囲も狭かったので何本も燃やす必要がありました。
そこで、できるだけ長時間・広範囲に効かせるために線香を太く長く、なおかつ収納に困らないかたちとして作られたのが今の渦巻型蚊取り線香なのです。
あの渦巻型には使う人の為を思って試行錯誤が繰り返された結果がつまっているんですね。
そして、蚊取り線香の効果は「ピレトリン」や「ピレスロイド」という成分によって蚊を殺したり追い払うことが出来るのです。
「ピレトリン」は除虫菊という白い菊に含まれている自然由来の成分です。
「ピレスロイド」は「ピレトリン」に似せて作った化合物で人や自然に優しく、蚊に対しては即効性が高いのだそうです。
蚊取り線香の効果的な置き方は?
蚊取り線香の効果が届く範囲はだいたい半径2~3m程です。
蚊取り線香の近くにいる蚊に対しては殺虫効果もあるのですが、2m程離れてしまうと効果は薄まり、蚊を追い払うくらいになってしまいます。
[voice icon=”http://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-6.png” name=”かな” type=”r”]2~3mなら部屋の真ん中に置ければ1個で十分効果を発揮できますよね。[/voice]ただ、部屋の真ん中に置くのはちょっと邪魔になってしまう・・・とか、家がもっと広い場合はどうしたらいいの?という方のために下に分かりやすくまとめてみました。
[box class=”pink_box” title=”蚊取り線香はこう置けばより効果的”]- 蚊取り線香の煙が広がりやすいよう風上に置く
- 部屋の入り口に置く
- 複数置ける場合は3~4m程離して置く
- 煙が上にのぼっていくので足元に置く
- 玄関やベランダなど人が出入りするところに置く[/box]
この置き方でかなり蚊の侵入を防げますよ。
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蚊取り線香の持続時間は?
蚊取り線香の持続時間は大きさによって異なります。
世界初の棒状の蚊取り線香を開発し、渦巻型の蚊取り線香に改良した金鳥は3つのサイズを販売しています。
大型サイズ | レギュラーサイズ | ミニサイズ |
---|---|---|
長さ:約125㎝ | 長さ:約75㎝ | 長さ:約30㎝ |
燃焼時間: 約12時間 |
燃焼時間: 約7時間 |
燃焼時間: 約3時間 |
長いものは12時間も持続するんです。
今日は1日お家でゴロゴロ~なんて日も蚊に悩まされる心配はありません。
金鳥のHPに蚊取り線香の種類が載っていますが、今はローズの香りや森の香りなんていう商品もあるんですね。
蚊取り線香を使う時の注意点
火をつけて置くだけで使える手軽な蚊取り線香ですが、使うときの注意点があります。
ここをチェックしてより、安心・安全に使いましょう。
[box class=”pink_box” title=”蚊取り線香の使用時の注意点”]- 換気の良い場所で使用しましょう。しめ切った部屋で長時間使用すると、目・鼻・のどなどに刺激を感じることがあります。
- アレルギー体質の人はまれに反応をおこすことがあるので注意しましょう。。
- 付属の線香皿や専用器具を必ず使用しましょう。
- 燃え易いものは遠ざけ、カーテンや敷きマットにも注意しましょう。
- 使用後は灰が冷めてからその都度、灰を捨てましょう。
- 観賞魚や飼育昆虫のいる部屋では使用はやめましょう。
基本的には人間や動物などには害がないと言われていますが、体質によっては気分が悪くなる方もいるとの事なので風通しのいい場所に置きましょうね。
まとめ
今回は刺されたくない方必見!の蚊取り線香の効果的な使い方を調べてみました。
今まで蚊取り線香を置いているのに刺されていた方も、置き方を変えたら刺されなくなるのではないでしょうか。
- 蚊は産卵のために血を吸い、かゆくなるのは気づかれないように出す蚊の唾液にアレルギー反応をおこすため。
- 蚊取り線香の効果は自然由来の「ピレトリン」やそれに似せて作った「ピレスロイド」という成分によって蚊を殺したり追い払うことが出来る。
- 蚊取り線香の効果が届く範囲は約半径2~3m程なので、置き方を工夫する。
- 持続時間は大きさによるので、用途時間によって選ぶ。
- 安心・安全に使うための注意点はしっかり守って使う。
虫には厳しく、人には優しいからこそ昔から使われている蚊取り線香。
置き方や使い方を守れば、もっと効果的に蚊から私たちを守ってくれること間違いなし!!
皆さんもぜひ、使ってみてくださいね。
[box class=”pink_box” title=”蚊・蚊取り線香についてはこちらも必見です”] [/box]