冬至にゆず湯に入る理由とは?知っておきたい由来や豆知識まとめ

ママ~。冬至ってなあに?
息子
なあに?
かな
冬至はね…。

我が家では、こんな風に子供たちからの質問や「なんでなんで」攻撃が日常茶飯事です。最近は、息子も娘に影響されて「なんでなんで」と攻撃力は2倍になりました。笑

今回は、「冬至」について。娘が幼稚園で冬の行事についてお話を聞いてきたんですって。

冬至って「1年で1番日が短くなる日」として知られていますが…。子供たちに分かりやすく説明できるように改めて勉強してみようと思います。

冬至の由来、冬至にちなんだ「柚子湯」の意味、海外の冬至などを調べてみました!

是非、お付き合いのほどよろしくお願いします。

 

冬至とは

ママ~。冬至ってなあに?教えて~!
息子
なあになあに?教えて~!
かな
冬至って言うのはね…。

画像引用:日本惣菜協会

毎年12月22日頃に「1年で最も日が短く夜が長くなる日」があり、これを冬至と言います。暦では冬の真ん中あたりの時期です。

ってことは、お外で遊べる時間が1年の中で1番短い日なんだね。いやだな~。
かな
そうね。でも、この日からだんだんと日が長くなるからまたお外で長く遊べるようになるよ♪

冬至は、二十四節気の1つなのですが「二十四節気」をご存知でしょうか?

二十四節気とは
  • 二十四節気は、1年を太陽の動きに合わせて24の季節に分けたものを言う。
  • 360度を24分割する為、15度おき(約15日間)でそれぞれの季節が定められている。
  • 昔は農業の目安として使われ季節を知る手段でもあり、今でも年中行事や季節の挨拶などで使われている。

二十四節気の1部をご紹介すると…。

穀雨(こくう):4/20頃】
春の雨が農作物を潤すという意味があります。この時期に農作物の種を蒔くと、雨に恵まれ作物がよく成長すると言われています。変わりやすかった春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まってきます。

大雪(たいせつ):12/7頃】
山々に雪がかぶり、平野にも雪が降る頃。本格的な冬の到来で、動物たちも冬眠を始めます。年末に向けてお正月の準備も始まり慌ただしい時期です。鰤(ブリ)といった冬の魚の漁も盛んになります。

季節に合わせて色んな時期を表す言葉があるんだね!

二十四節気ということなので、このような言葉が冬至を含め24個あります。

その他の季節の言葉を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください♪

冬至は「死に1番近い日」?!

昔は、冬至の日は「死に1番近い日」と言われていました。

冬は植物が枯れて動物は冬眠してしまう為、食料が手に入りにくくなります。それに加えて、冬至は「1年の中で1番日の時間が短い=生きる源である太陽の恵みを1番受けられない。」と考えられていました。

昔は、「陰極まれば万物みな衰えて死に…。」という言葉があったようです。

これは、「太陽の力が極限に弱まれば(日の時間が1番短いならば)、皆衰えて死に…。(人間も一時的に仮死し…。)」という意味があります。

だから、死に1番近い日って言われていたんだね。

その厄を払う為に、冬至の日になると身体を温め無病息災を祈っていました。この風習が現在も続いているんですね。

かな
実は、陰極まれば万物みな衰えて死に…。という言葉には続きがあるの。

「陰極まれば万物みな衰えて死に、太陽の帰り来る「一陽来復」によって再び甦る

これは、冬至の日を境に翌日から再び太陽の力が甦ってくるという意味です。この事を一陽来復(いちようらいふく)と言います。

かな
冬至の日は、この日を境にこれから運気が上昇する日とされていたのよ♪

その運気が上昇する前に、自分の身体を清めておく日として冬至の日が選ばれたとも言われています。

また、今となっては新年は1月1日ですが昔は冬至が1年の始まりとされていました。

この日が運気が上昇する境になるなら、1年の始まりとしても理にかなっているね。

冬至の言い伝え

余談ですが…。調べていくと、冬至の言い伝えというものがあることが分かりました。

  • 冬至に天気が良ければ翌年は豊作になる。
  • 冬至に雷が鳴れば雨が多い。
  • 冬至に南風がふけば地震・日照り・大雨になる。
  • 冬至に雪が降れば豊作である。
太陽の力を重要視していたから、農業に関する言い伝えが多いんだね!

そのようですね。(たま~に、まともなことを言う夫に驚いてしまいます。笑)

冬至と禊(みそぎ)

ママ~。冬至は何日なの?冬至は何かするの?

冬至は毎年12月22か23日前後です。

日本では、江戸時代の頃から冬至に柚子を浮かべた湯舟「ゆず湯」に入浴するという習慣があります。

ゆず湯に入れば風邪を引かないって昔から言われているよね。
かな
そうそう。冬至の日になると、ゆず湯を用意してくれる銭湯もあるね。

ゆず湯は身体を清める為?!

昔は現在のように、毎日お風呂に入る習慣がありませんでした。ゆず湯は、冬至の日に行う禊(みそぎ)の風習だったようです。

禊とは

身体に罪や穢れのある時, または神事(神を祀る行事)の前に,川や海の水に浸かって身体を洗い清めること。

先ほど一陽来復についてはご説明をしましたが、昔の方は一陽来復の為に身体を清めておきたいという思いがあったのですね。

現代でも新年や大切な儀式の際には、入浴する風習があるそうですよ。端午の節句の「菖蒲湯」もその風習の一つです。

 

ゆず湯の由来

ママ~。何で、冬至にゆず湯に入るの?
かな
銭湯でお客さんを呼び寄せる為だったみたい。

冬至と柚子との関連性は、絶対にコレ!とはっきりしたものは無いそうなのですが、ゆず湯の習慣は銭湯が登場した江戸時代まで遡ります。

画像引用:江戸ガイド

ある説によると、冬至は湯治(とうじ)と、柚子は融通(ゆうずう)との語呂合わせだと言われています。

「融通」とは元々は仏教用語で「融通無碍(ゆうずうむげ)」と言い「物事が滞りなくスムーズに進む」という意味があります。

そして、江戸時代に銭湯でお客さんを呼び寄せる為に「ゆず湯に入って融通良くいきましょう!」と冬至に柚子を入れたのが始まりです。

柚子を入れたお風呂に入り、年末年始の忙しい時期に「何事もなく無事に事が進みますように。」という願いも込められていたのだと思います。
江戸時代にも、パパみたいにダジャレが好きだった人がいたんだね!

他の説としては、こんなものがあります。

  • 強い香りには邪気が近寄らない。
    • 冬が旬の柚子は香りが強く、身体を清めるのに最適でした。運を呼び込む前に、柚子の香りで邪気を払い身体を清めたそうです。
  • 柚子湯に入って無病息災を祈る。
    • 柚子の木は寿命が長く病気に強いのことからの風習のようです。
  • 長年の苦労が実りますように。
    • 柚子は実るまでに長い年月がかかることから願いを込めていたようです。
息子
ゆじゅゆ(柚子湯)でいっぱいお願いごとをしていたんだね!!

ゆず湯の効果

ママ~。ゆず湯ってダジャレだけじゃなくて本当に身体に良いものなの?

娘の「なんでなんで」攻撃と質問攻めは続きます。

では、ダジャレだけではないゆず湯が私たちにもたらしてくれる効果をご紹介しましょう。

血液の流れを良くする

柚子には血液の流れを良くする効果があります。風邪の予防だけではなく冷え性、神経痛や腰痛などを和らげる手助けをしてくれます。ゆず湯に入ると身体がぽかぽかしてきて湯冷めしにくくなります。

冬には、辛~い「冷え性」の症状も改善してくれるはず!

疲労回復・美肌効果

柚子の果皮には、クエン酸ビタミンCがたっぷりと含まれています。

クエン酸は乳酸を分解し、代謝を良くするので疲労回復に役立ちます。

ビタミンCは「肌に良い」と言われていて、柚子のビタミンC含有量は柑橘類の中でもトップクラスです。ビタミンCには肌の保水性を高め、乾燥肌の予防や老化防止の効果があります。

かな
ビタミンCは水溶性ビタミンと言って、水に溶けやすい性質があるそうよ。

ゆず湯にすると果皮からビタミンCが溶け出し、簡単に肌のお手入れと美肌効果が期待できそうですね。

また、柚子の精油はアロマテラピーにも使われていて、リラックス効果がある香りと言われています。その香り成分はお湯に入れることでさらに香りが広がるのでよりリラックス効果も期待できます。

注意事項

ママ~。なんで身体がヒリヒリするの~?
息子
ママ~。ぼくは、身体がかゆいよ~。

ゆず湯に入った時に、このような「ヒリヒリとした痛み」や「かゆみ」が出てしまうのは柚子の皮に含まれている「リモネン」という成分が原因です。

リモネンは柚子の香り成分のひとつで、主に皮の部分に含まれています

また、リモネンは油分を落とす効果も持っているので洗剤などの成分としてもよく使われています。

柚子湯に入るとお肌がスベスベになるのもリモネンが肌の余分な皮脂を取り除いてくれるおかげなのですが…。

かな
リモネンは油の洗浄力が強いので、余分ではない皮脂も必要以上に落としてしまうことも…。

それが原因で、肌の弱い方や乾燥肌の方、肌の薄い子供などは柚子湯にはいると刺激を感じやすくなってしまうんですね。

子供たちがゆず湯に入る時には、注意が必要だね。

少しでも刺激を和らげる為に気を付けたいことは以下の点です。

注意

  • 柚子の表面をよく洗う。
  • 柚子の数を減らす。
  • 柚子は丸ごとか大きめにカットして入れる。
  • 柚子を湯船の中で絞らない。
  • 長風呂をしない。
  • なるべく無農薬の柚子を使う。

赤ちゃんや小さな子供がいるご家庭では、湯船に柚子を浮かべるのではなくお風呂場に柚子を置いて香りだけ楽しむ方法でも良いのかもしれませんね。




ゆず湯の作り方

続いてゆず湯の作り方についてご紹介していきます。

作り方は簡単♪

お湯に柚子を浮かべるだけ

そのまんまじゃん。

って思いますよね。笑

ただ、柚子の切り方次第で香りが変わってくるようです。

方法特長
柚子を丸ごと入れる
  • 柚子を多く使用し、エキスをもみだして香りを調節する。
  • 1個や2個ではあまり香りを感じない為5~6個あると良い。
  • カットするより刺激が減る
  • 掃除がしやすい。
  • 見た目を楽しめる。
柚子をカットして入れる
  • 輪切りや半分にカットする。
  • 柚子は、丸ごと使用するよりも少量の使用でOK。
  • 香りや成分が出やすい
  • 形が崩れ果肉や種がお湯に浮いてくる。
  • 掃除が大変。
柚子をカットし袋に入れる
  • 輪切りや半分にカットする。
  • 丸ごと使用するよりも少量の使用でOK。
  • 中身が出ないようにガーゼなどで袋を作る。(洗濯ネットでもOK)
  • 香りや成分が出やすい。
  • 掃除が楽
  • 柚子が見えない為気分が盛り上がらない可能性がある。
切り方1つで、香りだけではなく掃除の楽さも変わってくるんだね。

他にも様々な方法があります。先ほどご紹介した柚子の切り方だけではなく、以下の方法を組み合わせてゆず湯を作る方もいるそうです。

その他のゆず湯
  1. 皮を何ヶ所か削いでから丸ごと入れる。
  2. 浅く切り込みを入れてから丸ごと入れる。
  3. 皮をスライスして入れる。
  4. 果汁のみ入れる。
  5. 何か所かフォークで刺してから入れる。
ママ友
柚子を用意するのは面倒だから雰囲気だけ味わいたいわ。

そんな方には、こちらがお勧め!柚子湯のもとを使って「簡単・楽ちん・手早く」柚子湯を楽しみましょう♪

残り湯を○○に活用!

せっかく作ったゆず湯を翌日に捨ててしまうのはもったいないので、残り湯は洗濯に活用してみてはいかがでしょうか。

洗濯の「すすぎ」時に残り湯のゆず湯を活用すると洗濯物にほんのりと柚子の香りが移り、洋服でも香りを楽しめます。

ママ友
でも、洗濯にはちょっと…。

洗濯としてゆず湯の残り湯を使うことに抵抗がある方は、お風呂の洗剤代わりに柚子湯を使う事もお勧めです。

柚子や柑橘類の皮に含まれる成分は汚れを落とす効果があるので、汚れもさっぱりと落ちると言われています。

かな
環境にもお財布にも優しい掃除方法ね♪

 

おまけ~冬至にかぼちゃを食べる理由~

祖母
冬至だからね。皆で良かったらかぼちゃの煮物を食べてね♪
ママ~。おばあちゃんが、かぼちゃをくれたよ。なんで冬至だからかぼちゃをくれたの?

何故、冬至にかぼちゃを食べるかというと「風邪を引かない」「しもやけにならない」と言われていたからのようです。

かぼちゃはとても栄養価の高い野菜です。免疫力を高めるカロテンやビタミン類が豊富に含まれているだけでなく、ビタミンEやビタミンAには血行を良くして脳卒中を予防し、肩こりなどの症状を改善する効果もあります。

かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから冬に食べる野菜として昔から重宝されていたようですね。

また、冬至に「」のつく食品を食べると幸運が得られるとも言われています。

かな
かぼちゃは、なとも言うね。
「ん」が2つあるから幸運も2つ分だね!

かぼちゃだけではなく、「にんじん」「れんこん」「ぎんなん」「きんかん」「かんてん」「うんどん(うどん)」なども食べると良いとされています。

 

おまけ②~海外の冬至~

日本では、「かぼちゃ」と「柚子」が定番である冬至ですが海外ではどうなのでしょうか?

少し気になったので調べてみました。

中国

中国では冬至を「冬至(ドォン ヂィー)」と言います。

北方地域に住む方々は「水餃子」を食べ、南方地域に住む方々は「湯圓(タンユエン)」という「お団子」を食べる習慣があるそうです。

水餃子

湯圓

かな
湯圓は、もち米で作られたお団子で中身は胡麻が多いみたい。

中国では地域ごとに習慣が若干違っていて様々なものが食べられているのですが、「家族が集まって無病息災を願う」ことは共通の習慣だそうですよ。

韓国

韓国では、冬至を「동지(トンジ)」と言い「小豆粥」を食べる習慣があります。中国から伝わった習慣で、小豆スープに入った団子を年の数だけ食べると1年を無事に過ごすことができると言われているそうです。

韓国の小豆粥は日本のように甘いものではなくて、小豆とお米を一緒に炊くものなんだって~。

 

まとめ

いっぱいの「なんでなんで」が分かったよ!ありがとう、ママ!
息子
ママ、ありがとう!
かな
それは、良かった!

冬至について子供たちに説明できたところで、今回のおさらいといきましょう!

冬至のあれこれ
  • 冬至とは、毎年12月22日頃にある「1年で最も日が短く夜が長くなる日」のこと。
    • 冬至は二十四節気の1つ。
  • 昔、冬至の日は「死に1番近い日」と言われていた。
    • 厄を払うために身体を温めて無病息災を祈る。
    • 一陽来復の考えから運気が上昇する前に、身体を清めておく。
  • 冬至には一陽来復の為に「ゆず湯」に入る習慣がある。
ゆず湯のあれこれ
  • 冬至に柚子湯に入る理由は、語呂合わせ。
    • 冬至と湯治(とうじ)、ゆずと融通(ゆうずう)。
    • 融通=物事がスムーズに進む。
    • 「ゆず湯に入って融通良くいきましょう!」が始まり。
  • ゆず湯の効果は絶大!
    • 血行促進。
    • 疲労回復・美肌効果。
    • 刺激が強い場合もある為、敏感肌や乾燥肌小さな子供は要注意。
    • ゆず湯は柚子の切り方次第で香りが変わる。
海外の冬至
  • 中国:水餃子や団子を食べる。
  • 韓国:小豆粥を食べる。(テキスト)

皆さんも冬至の日は、融通良くゆず湯に入ってみてくださいね♪もちろん、かぼちゃを食べることもお忘れなく!!

よ~し!今年の冬至は、ばあばにかぼちゃをもらったことだし、珍しく皆でうどんでも打ってみようか。
パパ~。うどんはどうやって作るの?なんで、太いの~?
息子
なんでなんで~?
え~っと。それはね…。

我が家の「なんでなんで」攻撃は続きます。今度の標的は、パパのようですね。笑(パパ~!頑張れ~!)

今回もお付き合いいただきありがとうございました!では、またお会いしましょう!!

 

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