紫陽花には毒がある!?カタツムリに影響は?致死量や症状例は?

梅雨の季節となると、色鮮やかな「紫陽花」が沿道に咲いていますよね。

綺麗に咲いている「紫陽花」を見て、「あぁ〜もう6月かぁ〜」なんてため息が出てしまう私です。

今回はその「紫陽花」をテーマにお話ししていきます!!

かな
実は紫陽花には「毒」があるらしいよ・・・!
え!?本当に!?
かな
下手したら死んじゃうかも・・・
えぇぇぇぇぇぇ!!!

ではこれから私と一緒に紫陽花の正体を暴いていきましょう!!

紫陽花とは

日本が原産国の「落葉低木」の種類に分類されます。

落葉低木とは
樹高が3mを超えない樹木の総称のことを言います。

引用:Wikipedia

梅雨の代名詞ともいわれている紫陽花。

樹高は約1〜2mほど、葉は光沢があり、葉脈ははっきりと浮き上がっているのが特徴です。

紫陽花の開花時期は5〜7月にかけてで、梅雨の季節が最も見頃となっています。

そして、紫陽花のもう一つの特徴があります。

実は花のように見える部分、花びらではなく葉が変形したもので、「萼(ガク)」と呼ばれます。

ピンクや青などの色がついた花びらのように見えるため、萼は別の名で「装飾花」と呼ばれます。

紫陽花は中心に隠れている5枚の花びらと、10本の雄しべがくっつくことで種を実らせ繁殖します。

息子
え!?あれって花びらではなくて、葉っぱだったの!?
すごく綺麗な葉っぱだな〜

紫陽花には毒がある!?

結論から言うと、紫陽花が毒を持っているかどうかは、まだ完全に把握はされていません。

しかし、一部の紫陽花から毒が検出される結果も出ています。

現段階では、「品種や個体それぞれで、毒の有無や成分、含有量が異なる」と考えられています。

また、紫陽花を触っただけでは毒が体内に入り込むことはなく、紫陽花を食べなければ問題ないのでご安心ください。

息子
紫陽花に触ったことあるからびっくりした・・・焦った・・・

どんな毒があるの?

これまでの調査で発見された紫陽花の毒の成分は以下の3つです。

・「青酸配糖体」:植物由来の有毒成分
・「抗マラリア成分」
・「嘔吐性アルカロイド」
かな
何だか難しい名前ばかりね・・・

これらの毒が体内に入ると、症状としては吐き気や痙攣、めまい、歩行がままならない、顔面紅潮、呼吸困難、昏睡状態に陥るなどがあります。

そんなに強力な毒があるように見えない・・・

また、紫陽花の毒がある部位ですが、ほぼ全ての部位に毒があると言われています。

根や葉、つぼみ、茎、全てです。

紫陽花の毒の致死量については0.5~3mg/kg(体重あたり)と言われています。

普段の生活の中を送る中で、紫陽花を口の中に入れることはほぼないと思いますが、くれぐれも口の中に入れないように気をつけましょう。

紫陽花の毒による被害

残念なことに、この紫陽花の毒で被害に遭った事故が2件あります。

2008年、茨城県のとある飲食店で出された料理に、紫陽花の葉が添えられていましたが、それを食べた客10人のうち8人が、食後に嘔吐・吐き気・めまいなどの食中毒症状が出ました。

また同じくして、大阪府の飲食店でも、客1人が料理に添えられていた紫陽花の葉を食べたところ、こちらも食後に嘔吐・顔面紅潮などの食中毒症状が出ました。

幸いなことに、どちらのケースも命に関わる症状ではなかったため、全員数日で回復しました。

よほど大量に紫陽花を食べなければ死に至る可能性は薄いと思われます。

かな
被害に遭った事件もあったのね・・・何があっても食べてはダメね!!

犬や猫が食べても危険??

例えば、ペットを散歩に連れていき、道端び紫陽花が咲いていて、それをペットが食べてしまったら・・・

犬や猫などのペットが食べても食中毒症状は出ます。

嘔吐や下痢、麻痺、痙攣といった症状が出ますので、ペットを飼っていらっしゃる方は注意が必要です。

もし、万が一、大切なペットが紫陽花を食べてしまった場合には、すぐに紫陽花を口から取り出してください。

嘔吐や痙攣などの食中毒症状が現れた場合は、すぐに病院へ連れて行き、胃の中の紫陽花を吐き出させたり、胃の洗浄を行うなどの治療を行うことが大切です。

少しでも調子が悪そうだったり、いつもと様子がおかしいと感じた場合には迷わず病院へ連れていきましょう!!

紫陽花とカタツムリの関係

息子
質問があります!!
かな
何でしょう!?
息子
カタツムリっていつも紫陽花の上にいるイメージがあるんだけど、カタツムリには紫陽花の毒は効かないのかな??
かな
確かにそうね・・・

梅雨といえば、紫陽花、紫陽花といえば、カタツムリ・・・

誰もが連想するイメージですが、カタツムリは毒に強いのでしょうか?

カタツムリは紫陽花を食べない!?

実は、カタツムリは紫陽花の上に乗っているだけで、紫陽花を食べていないので、問題ありません。

そもそも、カタツムリは、紫陽花を食べません。

先ほどからお伝えしている通り、紫陽花には「青酸配糖体」という有毒成分が含まれており、もしひとかじりしても死に至ることは滅多にないと思われますが、カタツムリはその有毒成分を知っているのか、好んで紫陽花を食べようとはしません。

息子
ただ乗っているだけで、食べていなかったんだね!!
かな
あんなに乗っていたら、食べていると思ってしまうわよね!

何のためにカタツムリは紫陽花に乗っているのか

この点についても、カタツムリは好んで紫陽花の上に乗っているわけではありません。

たまたま、カタツムリが活発に活動する時期が、紫陽花の開花時期と被るため、「紫陽花にはいつもカタツムリがいる」という人々のイメージが出来上がった訳です。

では紫陽花の上に乗っているカタツムリは何をしているかというと、自分の身を隠していることがほとんどです。

カタツムリにとって紫陽花の葉は身を隠すのに最適で、風や雨から身を守るため、紫陽花の葉にくっつきます。

え?でもカタツムリはジメジメしたところが好きなのでは?

カタツムリは乾燥に弱く、確かにジメジメしたところを好みますが、「雨自体は苦手な生物」のため、身を隠す必要があります。

例えば、強風や豪雨、誤って水たまりに落ちてしまった場合には溺れて死んでしまうこともあります。

それくらい、カタツムリは雨が苦手なので、雨が降っている時は活発に動くことはありません。

まとめ

紫陽花の毒について

・紫陽花に毒があるかどうかは未だ不明

・「青酸配糖体」や「抗マラリア成分」、「嘔吐性アルカロイド」といった毒が検出されている

・紫陽花全ての部位に毒がある

・触るだけなら問題ないが、食べると食中毒症状を起こす

・症状は嘔吐や吐き気、下痢、めまい、歩行困難などがある

・紫陽花の毒の致死量については0.5~3mg/kg(体重あたり)

・犬や猫などのペットが食べても、麻痺や痙攣、下痢などの症状が出る

紫陽花とカタツムリの関係

・カタツムリは紫陽花の上に乗っているだけで、そもそも紫陽花の葉を好んで食べない

・自分の身を守るために、紫陽花の上で活動することが多い

いかがでしたでしょうか?

紫陽花に毒があるかどうかは未だ明確ではないにしろ、実際に過去の食中毒の事件が発生しているとなると、怖いですね・・・。

梅雨の季節にここぞとばかりに綺麗に咲き誇る紫陽花ですが、「綺麗な花には毒がある」とはまさにこのことですね・・・!

また、紫陽花とカタツムリの関係性も学べたのも良かったですね!

カタツムリがムシャムシャと紫陽花を食べているのかと思いきや、まさかの身を守るためだったとは!

カタツムリが安全に過ごせるためにも紫陽花にいたずらしちゃいけませんね♪

それでは皆さんもくれぐれも「紫陽花」にはご用心を!

 

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