[/voice] 毎年、節分になると我が家では子供には怖すぎる鬼が登場します。
凄いリアルな鬼が、しかも毎年リニューアルされて。
Sっ気のある旦那さんが鬼に扮し、子供が普段出来てない事の注意とこれからの約束をしながら泣き叫ぶ我が子を楽しんでおります。
私は怖がる我が子を守りつつ、豆を鬼に投げつつ、面白くも思いつつ。
[voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/nigaoemaker67.png” name=”私” type=”l”]そういえば、鬼が嫌いな節分いわしってのがあったような?[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/12.png” name=”息子” type=”r”]それって、なぁに?[/voice] [voice icon=”https://yosiaa.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/nigaoemaker-1.png” name=”私” type=”l”]ん~?なんだろう。。[/voice]
節分を楽しんでたわりには、節分いわしの事をほとんど知らない。
子供に教えてるようで、自分が知らないと教えられる事たくさんありますね。
ちゃんと知らないと説明できないですもんね。
知らないままじゃ、節分楽しみきれない!
これは、早速調べてみましょう!
節分とは。
節分と言えば、鬼に豆まき・恵方巻が思い浮かびますよね。
節分とは「季節を分ける」という意味を持ち、四季のある日本では、春夏秋冬と実は4回節分があります。
春は「立春」、夏は「立夏」、秋は「立秋」、冬は「立冬」と呼ばれ、それぞれの始まる日の前日を節分といいます。
季節の変わり目には「邪気(鬼)が生じる」と考えられていて、その邪気を追い払う儀式として慶雲3年(706年)に文武天皇の時代に初めて豆まきが行われたそうです。豆まきは中国から来た風習です。
冬から春になる時期を一年の境目とし、新年を迎えるのと同じくらい「立春」を大事な日として邪気を払う豆まきが庶民の間でも定着していきました。
節分は2月3日が多いですが、実は「立春」はその年によって変わるので日にちで覚えるのではなく立春の前日というのが正しい節分の日の覚え方です。
節分いわしとは?由来や意味。
節分いわしとは、「柊鰯(ひいらぎいわし)」ともよばれ、西日本では「焼嗅(やいかがし)」とも呼ばれます。
昔の人は病魔や災害・悪い気は鬼が持ってくると信じていました。
節分いわしは、魔除けの為に玄関や門口に飾ります。西日本ではいわしを食べる習慣があります。
昔から臭い物や尖ったものには魔除けの効果があるとされ、節分には焼いたいわしの頭をとげとげの葉の柊の小枝にさして飾ります。
そう、鬼は臭いのきつい物が苦手!そして尖った柊の葉は鬼の目を刺すので門口から鬼が入れなくなると言われています。
なので焼いたいわしと、とげとげの葉の柊で鬼を門前払い!
弱くて卑しく更に臭いなんて言われるいわしですが、私は邪気を払ってくれる節分いわしをかっこいいとすら思います!
そう、鬼退治の桃太郎が玄関にいるような心強さ!
ぜんぜん弱くない。がんばれいわし!私はいわしを応援したい気持ちでいっぱいです。
土佐日記によると、平安時代には正月に飾ったしめ縄に、柊の枝と「ボラ」の頭を刺していたそうです。
それが変化し江戸時代頃にはいわしの頭を飾る様になっていたそうです。
節分にいわしを食べる理由。
いわしの語源は、「弱し(よわし)」・「卑し(いやし)」とされています。
「弱し」は陸にあげるとすぐに死んでしまうから。
「卑し」は昔は身分の低い人が食べる魚だったから。
昔は身分の違いが大きかったですが、今の私からすると栄養満点ないわしになんて言い方!と、びっくりですね!
漢字も魚へんに弱いと書いて、「鰯(いわし)」と読みます。
そして、いわしには独特の臭みがあります。
弱くていやしく臭いのある、鰯を食べる事で「陰の気を消してしまう」という意味合いもあります。
いわしには、DHA・タウリン・カルシウムとたくさんの栄養を豊富に含んでいます。
病気の予防にも効果的で健康であることは邪気を寄せ付けない事にもつながります。
また、節分は旧暦の大晦日にあたるので、大晦日にいわしを食べて魔除けをする意味もありました。
地域によっては、臭い物の種類も様々でニンニクやらっきょう、鰯のしっぽを飾る地域もあります。
いわしを食べるのは主に西日本の風習で、他にも関東地方ではけんちん汁を食べたり、四国地方ではこんにゃくを食べたりします。
いわしを焼くとけむりが出るので、そのけむりも魔除けには有効です。いわしは焼いて食べましょう!
節分いわしの飾り方。
節分いわしは魔除けなので、悪い物が入ってこない様に玄関や門口に飾ります。
最近では近所の事を考えて玄関に飾るお宅も増えているそうです。
[box class=”pink_box” title=”節分いわしの作り方”]- 葉がついた柊の小枝を用意する。
- 焼いた鰯の頭を用意する。
- 鰯のエラから目の方向に柊の小枝を突き刺す。
鰯を焼いて食べた後に行うといいでしょう。[/box]
節分いわしを作っている動画がありました。
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/6ZQNuutJNik” mode=”normal” /]簡単に作れますが、こんなのも売っていたりもします。
節分いわしの飾る日は?
地域によって違いがありますが、一般的には節分の当日に飾ります。
小正月の翌日の1月15日から飾る地域もあります。
節分いわしを外す日は?
こちらも地域によって違いがあります。
節分の翌日や2月の終わりに外す地域、立春(2月4日頃)までやひな祭りまで、次の節分まで一年中飾るという地域もあります。
飾ったいわしを猫に持っていってもらうのがいいとされる地域もあります。
魔除けの必要がなくなったと感じたら外すといいのではないでしょうか。
一年中飾るってゆうなら玄関に柊置いちゃうとかどうでしょうか?こんな可愛い柊もあるんですよ♪
外した節分いわしはどうするの?
[box class=”pink_box” title=”節分いわしの処分の仕方”]- 神社に持って行く。
- 玄関先に埋める。
- 焼いて灰にして玄関まえに盛る。
- 塩で清めた後に半紙でくるんで捨てる。[/box]
神社でお焚き上げしてもらう場合は、神社によっては行っていない場合もあるので確認が必要です。
塩で清めて半紙にくるんで捨てる場合は、家を守ってもらった感謝の気持ちを持って捨てるといいそうです。
こんな動画もありました。こどもと一緒に折り紙の節分いわしも楽しそうです。
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/JLeue2D-bbA” mode=”normal” /]
まとめ
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- 節分いわしとは、魔除けの為に焼いた鰯の頭を柊の小枝につけたものを玄関に飾ります。昔から臭い物や尖ったものには魔除けの効果があるとされています。西日本ではいわしを食べる習慣があります。
- 節分いわしを食べる理由は、弱くていやしく臭いのある、鰯を食べる事で「陰の気を消してしまう」という意味合いもあります。病気の予防にも効果的で健康であることは邪気を寄せ付けない事にもつながります。いわしを焼くとけむりが出るので、そのけむりも魔除けには有効です。いわしは焼いて食べましょう!
- 節分いわしの作り方も簡単!焼いた鰯の頭を柊の小枝につけるだけです!
豆まきの必要なくなってしまうんじゃないかとも思いますが、子供は鬼が来て欲しくないから、私は家に病魔や悪い気が入ってこない事を願って、節分いわしの大事さを知ったからにはやらなくちゃ!
いつも節分に恵方巻ほおばってお腹いっぱいになっちゃうので、小さめの恵方巻にして今年からしっかり節分にいわしを食べて飾りたいと思います!
節分いわしとは、家族が健康であるようにと家を守る優しい気持ちでした。
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